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『ホステル2』

2008年01月24日
ホステrう2
ホステル業界の意外な内幕を、ペーソスたっぷりに描く話題作。 (ウソです)


先日 『28週後...』 を観るにあたって、嫌ホラー家の世帯主と不毛な押し問答を繰り広げたアガサ。
今回は、もう一本の問題作へ。
ア   「ねぇねぇ、もう一本観に行ってもいいかなぁ?」
世   「何観るの? どうせまたゾンビだろ?」
ア   「・・・ゾンビではないよ」
世   「じゃあ何?」
ア   「え?!  え・・えっと・・ こ・怖い映画・・・」

「怖い映画て・・・小学生か。」 (世帯主談)

と、華麗につっこまれたのですが、
「スロバキアで女子大生が人身売買されて拷問される映画」
だなんて、嫌バイオレンス家の世帯主さまには口が裂けても言えませんよねぇ・・。怖くて。(色んな意味で)
とりあえず今度聞かれたら、「切り株映画だよ」と言おうと思います。
何となくカントリー風な響きですし。

てな訳で、紆余曲折(?)を乗り越えて無事鑑賞出来た 『ホステル2』 。
切り株映画の名に恥じない弾けっぷりの本作を、大オチを解放しつつレビュー!

あらすじ・・・
エリート・ハンティング運営委員会がやらないといけない事。
その1 ・・・密告に気を付けつつ会員集め
その2 ・・・契約書作成
その3 ・・・司法への目配せ
その4 ・・・ハンティング施設のメンテナンス
その5 ・・・温泉のメンテナンス
その6 ・・・逃亡者の後始末
その7 ・・・会員へのメールマガジン発行
その8 ・・・関係者(特にサクラ)への圧力
その9 ・・・現場の証拠隠滅
その10・・・税金対策でヘリ購入
その11・・・兵役経験者を警備員として勧誘
その12・・・警備員の労災申請
その13・・・ヨーロッパ各地の施設に潜入し、獲物選び
その14・・・獲物の行く先々にサクラを配置し、スロバキアに誘導
その15・・・スロバキアの温泉内にも多くのサクラを配置
その16・・・会員の送迎サービス(専用ジェット機使用)
その17・・・会員へ刺青サービス(ただし強制)
その18・・・獰猛犬の一括購入
その19・・・獰猛犬の散歩(一日最低1時間以上)
その20・・・獰猛犬のトリミング

結構カツカツなんですよ。(支出バランスが)

そんなエリート・ハンティングの愉快な仲間たちが、新たな獲物にロックオン。
ターゲットはローマの美術大学に留学中のアメリカ娘3人組。
なにせアメリカ人は高値がつく。
しかも女。 女子大生。
計算通り、女子大生3人組はまんまとスロバキアの温泉地にやって来た。
全世界の会員から選りすぐったメンバーに、入札の案内も済ませた。

あとは獲物の入札をスムーズに執り行い、世界の特殊な嗜好を持つエリートたちに思う存分狩りを楽しんで貰う。ただそれだけ。

なお、当クラブに於いては返金・途中辞退・苦情は一切受け付けておりませんので、くれぐれもご留意のほど宜しくお願いいたします。

では、心ゆくまで狩りをご堪能下さい。


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前作で登場し、全世界のホラーファンの肝を凍りつかせた「エリート・ハンティング・クラブ」。
人殺し願望を持つお金持ちに、思う存分人殺しを満喫して貰う為に結成された組織ですが、今回の続編ではその全容がかなり詳しく描かれています。
細かい所まで行き届いた気配り・・・。
予想以上に世界規模な組織のネットワーク・・・。
大量のわんこ・・・。
社員も大量・・・。
こりゃあ、かなりの必要経費ですぜ!ダンナ!

当然の事ながら、経理の人や総務の人、施設内の蛍光灯を変える人やたまった新聞をくくる人など多くの従業員も抱えているでしょうし、人件費だけでもかなりのモノなのではないでしょうか。

そんなカツカツ組織・エリートハンティングの、今回知った新たな規約。
それが
「獲物にはキッチリ止めを刺すべし」
と言う事。

いくら常々「人を狩ってみたい・・」と思ってはいても、実際に我が手を汚せば心が動揺するのが人間と言うもの。
狩りが初めての人間なら尚の事です。
しかし、どんなにビビリでも後戻りは出来ない。 それがこの組織。
途中で現実と空想の違いに気付いて退場しようとなんてしたら、いくらエリートであろうとも速攻でわんこがじゃれ付いて来るのです。
しかも、ただじゃれ付くだけならいいのですがエリートな贅肉まで齧ってくれるので、ヘタしたら失血死モノです。

と言うか、旅先で一般人が行方不明になるのと、会社社長や役員が居なくなるのとでは、後の騒ぎの規模にかなりの開きがあると思うのですが・・・。
たとえばアッコがある日突然失踪したら、竜太は死に物狂いで捜索するだろう。 と言う事ですよ。

・・いや、探さないか。 (逆に)

峰竜太の野望はさておき、もしも旅先でそんなエリート・ハンティングに捕まったら、もう二度と太陽の光を拝む事は出来ません。
前作で指を失いつつも何とか脱走に成功した青年も、折角帰国して田舎に潜伏していたのに、結局追っ手に捕まって派手に首を刈られていましたし。

と言うか、猟銃自殺かなんかで死体が見つかるのと、首ちょんぱの変死体が見つかるのとでは、後の警察の捜査規模にかなりの開きがあると思うのですが・・・。
たとえればアッコにまかせっきりだったMCをある日突然まかされてしまったら、竜太のストレスは如何ほどか。と言う事ですよ。

・・いや、発奮するか。 (逆に)

峰竜太・・・怖い子・・!

それはさておき、どんなホラー映画に於いても、観客が一番感情移入するのはズバリ 「反撃」 。
不死身の殺人鬼、冷酷無比な犯人に追い詰められた時、主人公はどうやって脱出&決着をつけるのか?
この 『ホステル』 シリーズも、前作でまんまと脱走者を出してしまった猛省の甲斐あってか、今作では警備の本気度がさらにアップ。
各部屋の防犯カメラに始まり、廊下に仕込まれた防護柵、殺人わんこ、などなど、まさにネズミ一匹通さない鉄壁のディフェンスっぷり。
普通はどの映画でも、「ここを突けば逃げられるかも」という余地を残してくれるものですが、この 『ホステル2』 にはそれが無いのです。

何度もエリートハンターの裏を掻こうとしながらも、結局どんなに足掻いてもこの施設から脱出する事など不可能だ。という絶望的な空気に包まれるヒロイン。
さて、彼女はは一体、どうやってこの窮地を脱するのでしょうか。

それはなんと、普通に大金。 
捻りが無くて、どうもスミマセン。


中盤付近で伏線として、
彼女だったらスロバキア(国)ごと買えるわよ
と言う、ヒロインのお金持ちっぷりを解説するセリフがあったのですが、その設定をそのまま持って来て、
自分を狩ろうとしていたハンターよりも高額で、ハンター自身を買い直す
と言うビックリな反撃に。
いえ、当然すぎる反撃に。

そりゃあお嬢様は充分なお金を持っていらっしゃるのだから、使うなら今を逃していつがある?ってなものですよね。
きっとこの人の口癖は、「パンが無いならキャビア丼を食べればいいじゃない。」でしょう。(若干意味不明)

力を持つものが、その力を行使する事に躊躇する理由などないのです。
それが弱肉強食という、この世の定め。

観る人を激しく限定させる“切り株天国”に於いて、そんな人の世の無情や恐ろしさをきっちり映し出してくれたイーライくん。
やはりケッチャムの「オフシーズン」を映画化出来るのは君しかいない!
そう確信したアガサだったのでした。


※参考までに・・・
スロバキア共和国の国内総生産(GDP)は約550億ドル(2006年度)だそうです。

・・・550億ドル・・・

・・・・6兆円くらいか・・・?

結論。
ヒロインの正体は、女装したビル・ゲイツだったに違いない。
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