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『悪魔の沼』

2008年01月19日
あくまのぬま
ホラー史に輝く迷サブキャラがここに。 “サンバイザーの悪魔”をとくとご覧アレ! (※ちなみにワニとは無関係です)

ご機嫌いかがですか?アガサです。
世にも楽しいホラーチャットから早や1週間。
楽しい時間が過ぎるのは早いと言いますが、大して楽しくない生活も早く過ぎて行くものなのですね。
要は、時間なんてこっちの都合はお構いなくジャンジャン流れて行くと言う事ですよ。

今、学校や職場でヤな事があっても、その時間は一生は続かないんです。
いやな事にはきっと終わりがあるんです。
自分で終わらせなくてもいい。 それはある日、勝手に終わるモノなのです。
だから大丈夫。
君ならきっと、乗り越えられるよ。

・・て、なんじゃこのスピリチュアル感。(-_-;

ええと・・・、まぁ乗り越えられなかったら、この映画でも観て気分転換してみたら如何でしょうか。
ワニがき○がい屋敷の池で大暴れする映画ですよ♪ 

では、あらすじ・・・
ワニがき○がい屋敷の池で大暴れする。

ああ!そこの方、これは手抜きでは無いんですよ!断じて手抜きでは!!(じゃぁ何?)

ただ、これ以上言い様がないのです。
もうちょっと補足するならば、
ワニが棲む池の持ち主がドき○がいで、且つ大暴れする。
・・・変わんないか・・・。(そして補足になっていない)

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と言う訳で(どういう?)、先週のチャットで話題に登っていた 『悪魔の沼』 がまだ未見だったので、早速借りて参りました。
Tょレニ⊃レェ! 走召面白レヽωT=〃け`⊂〃!

と、思わずギャル語が飛び出してしまう面白さ!
と言うか、↑読めん!
ゴメン!

(※訳:なにこれぇ!超おもしろいんだけど!)

ストーリーは先述した通り、いたってシンプル。
 訳あり娼婦登場
 ワニに娼婦が喰われる
③ 訳あり家族登場
 ワニにペットが喰われる
 訳あり家族内紛
 ワニに父ちゃんが喰われる
 訳あり娼婦の家族登場
 ワニに父ちゃんが喰われる
 訳ありカップル登場
 ワニに男の方が喰われる
 ワニにワニの飼い主が喰われる
と、退場方法は概ねワニ頼みと言う程、出てきては喰われ、また出てきては喰われる登場人物たち。
わずか1日の間にこれだけの食べっぷりとは・・・。
さすがは“アリゲーター”ではなく“クロコダイル”、恐るべきダンディーっぷりですね!(意味不明)

そしてまたこのワニくん、なんと機械内臓型ではなくただのハリボテ。
自分の意思では動いてくれませんので、ワニ池に飛び込んだ登場人物たちの自己責任に於いて、壮絶なワニとの戦いが繰り広げられるのです。
しかしそんなエドウッドスピリッツ全開のワニワニパニックにも関わらず、この作品は心底怖い。
それは何故か?

ズバリ、き○がい度合いが突き抜けているからなんですよ! お客さん!

この作品の監督トビー・フーパーさんの代表作 『悪魔のいけにえ』 が傑作と言われる所以。
それは画面から漂いむせ返る様な “圧倒的な狂気” なのですが、それがこのワニワニパニックでもしっかり健在。
ワニを飼うモーテルの主人・ジャドはもとより、そのモーテルを偶然訪れる家族の父親もまた完全なドき○がい。

子供だからと言って容赦はしない。
縁の下に逃げ込んだ子供を、大鎌を持って追い回すジャド。
大人げねぇ~!
・・ま、き○がいですからね。  「大人げ」なんて、ある訳無い無い!
で、結局子供を捕まえる事が出来なかったジャドおぢさんは、迷う事無く縁の下にワニをリリース。
ね、どうですこの鬼畜っぷり。

そして、我が子が目の前でペットを喰われパニック発作を起こしていると言うのに、妻に向かって
「どうせオイラが悪いんでしょ。へぇへぇ、全てオイラのせいでござんすよ。郵便ポストが赤いのも、地球温暖化現象も、何もかもオイラの責任なんでがんしょ?なんならそのタバコ、オイラの目を灰皿代わりに使ったらいかがスか?ほんで目をジューって。アチいよ!そして灼熱だよ!目が取れちゃうよ。ポロって。ああ!目が!目がぁぁぁぁぁぁぁあっ!!
って、暴走をかます父ちゃん。
ね、どうですこのウザさ加減。
うん、そういえば確かにどことなくムスカに似てましたよ。この父ちゃん。

そんな2人の狂人が織り成す狂気のシンフォニーは、そのBGMである耳障りなピコピコサウンドと共に、観客の神経を大いに逆なでしてくれるのです。
ホント、イヤーな気分です。

トビーさんは、この2人と他の訳あり登場人物たちが嵌まり込む恐怖の一夜を、胃がもたれるくらいねちっこく、とことん狂った映像で魅せ付けてくれます。
ワニは怖くなんかないのです。
この堂々たるき○がいが、ギラツつく眼差しで大鎌を振るう姿に勝る恐怖など・・・。
やっぱトビーさんは狂気を描かせると天下一品ですね。
・・ま、最近の「塩」のやつなんかはさて置き。

ジャッドが大鎌を振い、哀れな宿泊客に衝動的に襲い掛かるたび、いざ傷を負った客を見てビビリまくりな所も本当に怖いです。
だって本当は殺意が無かったように見えてくるから。
ジャッドもまた、精神を病んだ哀れな病人だったのかもしれません・・・。
ま、病人だったとして、ワニはともかく鎌はどうかと思いますが。

我らがホラーアイドル ロバート・イングランド も、中村獅童に似た若さ溢れるピチピチ姿で登場。
大した活躍もなく、活き活きとワニの生餌となっていました。(それが何よりの活躍か)
しかし、キャリアの初っ端がコレや 『ゾンゲリア』 で、ブレイク時が 『エルム街』 で、円熟期が 『2001人の狂宴』 とは・・・。
一(いち)ホラーファンとして、イングランド氏に足を向けては寝られませんね!

非常に怖く、面白い作品だったと思います。
まぁ欲を言えば、最高にいいキャラの「売春宿のやり手婆」がもっとたっぷり見たかったですが・・。
ホンの脇役のクセに、無駄にキャラが立っているサンバイザー婆
出来る事なら彼女のサイドストーリーが観てみたかったデス。

ああ・・・トビーさん、またこう言うの作ってくれないかなぁ・・。
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