『バイオハザード』
2007年11月15日

困った時には「記憶喪失顔」。 さあ!みんなも修羅場で活用してみよう!!
(大オチを含んだ上での)あらすじ・・・
おれ、スペンス!
世界に羽ばたく大企業・アンブレラ社に雇われて、特殊部隊員やってます。
相棒のアリスは、女ながらに滅法強い。
そして美しい。
おれたちは夫婦のフリをしながら、(有)ハイブの秘密保全の為、日夜アホな市民団体を追い払っていた。
えー、ちなみに(有)ハイブとは、世間に公表できないヤヴァイ兵器などの開発に勤しむ、アンブレラ社の最高機密組織です。
黒いです。
おれの履歴書、かなり黒いです。
でもまぁいいよね!
世の中金だもんね!
みんなもそうだよね!!
ところがある日、そんなおれと恋女房アリスの密月を邪魔するヤツが現れた。
なんと(有)ハイブの悪事を暴こうと、アホな市民団体のメンバーがアリスに接触を図ったんだ。
しかもアリスはそれに合意。
そして、こっそり(有)ハイブ内から、証拠となる細菌兵器を盗み出す代償に、一つの条件を提示。
「徹底的に(有)ハイブをぶっ潰して。」
そ ・ そ ・ そうだよね!
そっち側だよね!
やっぱ世の中愛と平和だよね!!
いやおれも最初っからそっちだと思って(以下略)
恋女房アリスと、崇高な思想の持ち主である市民団体様のやり取りを、一部始終盗聴させて頂いたおれは迷う事無く行動に出た。
これしきの事、愛するアリスの手を煩わせるまでもないさ。
(有)ハイブの研究室から細菌兵器を根こそぎ盗み出し、去り際にそのウィルスの一本を部屋にばら撒いてやったさ。
これで(有)ハイブ内の人間は全て皆殺し。
アリスの願いも叶うって算段さ。
なんならこの盗んだ細菌兵器は、どこかの企業に高値で売りつけてもいいかもね。
でもって、おれとアリスはセレブなライフを満喫だ。
それもアリだよね!
世の中愛と金だもんね!
みんなもぶっちゃけそうだよね!!
さて、ウィルスの入ったカバンと共に、無事(有)ハイブから逃げ去ろうとしていたおれだったんだが、最後の最後に予期せぬ事態が訪れた。
(有)ハイブのマザーコンピューターが、緊急時のマニュアルにのっとり、神経ガスを噴気させた為、逃亡中のおれまで一時的な記憶喪失状態に陥ってしまったんだ。
もちろんアリスも同じく。
かくして、おれがやっと記憶を取り戻した頃には、そこらじゅうゾンビだわ、アリスはすっかり武闘派になってるわ、開発中だった“リッカー”という怪物までウロチョロしてるわ、もう何がなんだかさっぱりわからない。
まぁもういいや!
世の中金だけでいいや!
とりあえずおれだけ逃げればいいや!!
愛がなんだ平和がなんだ。
ホント言うと、最初からアリスはタイプじゃなかったんだよね。
どっちかっつったら、もうちょっとポッチャリとした井川遥タイプが(以下略)
という話をアリス目線で描いたのが本作です。
(※ハイブは有限会社ではありません。念の為。)
よろしかったら今日もここらで一押し・・・!

只今絶賛公開中の 『バイハザード3』 。
その鑑賞にあたっての、“おさらい企画”第1弾ですが、おさらい指数は極めて低いともっぱらの評判だそうです。(どこで?)
まぁあれですよ。本格的な解説ブログさんとか沢山ありますし・・ねぇ・・。(←若干投げやり)
アガサが初めて「バイオハザード」なるゲームを知ったのは、麗らかな春の日の午後の事でした・・・。(何年前かは省略)
ゾンビがワンサカ出てくる洋館に潜入してとにかく撃ちまくるらしい。ちなみにゾンビ犬も出るらしい。
という最小限の情報を仕入れたアガサは、友人にゲーム一式を借り、早速ゾンビ掃討作戦に着手。
ところが、
主人公プレイヤーを右に動かそうとすれば壁に当たり続け、ドアを開けようとすればドアノブを掴み損ね続け、階段を上がろうとすればロビーをグルグル回り続けるなど、操作のコツが全くつかめない。
結局、燦々たるゲーム内容と共に小一時間で「バイオ」人生から脱落したわたしでしたので、映画化となった作品を観たところで馴染みのキャラクターがいるはずは無く、観るもの全てが新鮮な、とても楽しい映画体験となった訳です。
あにつらかった過去も、今はいい思い出に・・・ ありがとうポール・・・ありがとうミラジョボ・・・!
だからいいじゃない・・・
たとえ500人が勤める研究所なのに、ゾンビの数が50人程度だったとしても、
主人公・アリス様ご一行が度々ゾンビに追い込まれるのに、次のシーンになるとアッサリ逃げ遂せていたりしても、
シーンが変わるたびに、転がっていた筈の死体があちこちから消えていたとしても、
リッカーの舌が、凄まじい張力に耐えれるミラクル舌だったとしても、まぁいいじゃない・・。
ミラジョボがミニスカでゾンビを蹴り倒しているんだから、それでいいじゃない。
そしてこの1作目は、ミラジョボの他にも「アメリカが誇るミス三白眼」ことミシェル・ファイトガール・ロドリゲスも登場。
記憶が戻りきらないミラジョボをバックアップしてくれています。
強い女好きにはたまらない映画ですねぇ。
まぁそれに引き換え男連中ときたら・・・。
アレ?どうでしたっけ?あいつら何か役に立つ事してましたっけ?
ミラジョボの背後でウロウロしていただけじゃなかったでしたっけ?
あぁ、そういえば「研究所内が寒そうだよ」とか何とか言って、皮ジャンを羽織らせてあげていましたね・・・
・・まぁ結局ミラジョボ途中で脱いじゃってましたけどね!!
使えない事プライスレスですね。男連中。
・・・ともかく、主人公も女、共闘するのも女、敵のボス(というべき存在)もマザーコンピューター、つまり女と、女だらけの101分。
女たるもの武闘派たれ。
と言う小気味いい程直球のメッセージを、あなたもきっと感じる事が出来るはず・・・!
(↑ あくまで予想)
では、次回は 『2』 のおさらい行ってみます。

