ブログパーツ

『マシニスト』

2007年10月16日
20071015222136.jpg
※ MACHINE(機械) IST(する人)
マシンイスト・・ マシンニスト・・ ・・・マシンスト!!
(←誤答)

あらすじ・・・
マシンストマシニスト(機械工)のトレバーは、かれこれ1年は寝てないね。
隙を突いて居眠りしようとしても、必ず誰かが邪魔するしね。
蛇足だけど、上客以上恋人未満の娼婦・スティーヴィと、日参している空港内カフェのウェイトレス・マリアのどちらが本命か決めらんないんだよね。

そんなこんなでやせ細っていくトレバーの前に、謎の男・アイヴァンが現れる。
工場の同僚だと言い張っているけど、どうにもこうにも見覚えが無い。
眠い目をこすりつつ一生懸命労働しているのに、視界にアイヴァンがチョコチョコ入り込んでくるのでウザいったらない。
蛇足だけど、アイヴァンって、造形が雑なモーフィアスみたいだなぁ。

そんなこんなで、同僚・ミラーの腕をついウッカリ機械で切断してしまったり、意中のマリアとコブ付きデートをしていたら子供が癲癇の発作で泡吹いたり、自宅の冷蔵庫に変なメモ用紙が貼られていたりと、災難続きのトレバー。
これらのトラブルは、全てアイヴァンのせいなのか?
そもそもトレバーは何故、眠れなくなったのか?

全ての謎を解く為、トレバーは意を決して車道に飛び出すのでしたが・・・


よろしかったら今日もここらで一押し・・・!にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ ← ←

何とかネタバレにならない様に書いてみましたが、いかがでしょうか。

ではここからは思う存分ネタバレで・・・。

ハネケおじさんの真心こもったドS講義を受けた為、少々荒んだ心を落ち着かせる意味で 『マシニスト』 を借りてみたはいいのですが、どうやらコチラは正真正銘ドM根性の解放だったようです。

監督に要求されてもいないのに、自主的に体重を30キロ落としてきた(らしい)クリスチャン・ベール。
まぁ、脚本に「棒みたいにガリガリ」と書いてあったそうなので、これぞ役者根性!と言えばそうなのかもしれませんが、あまりに病的な痩せ具合のせいで、スタッフ間で「この姿は存分に映しておかないと祟られるかも」という強迫観念が発生したのではないかと思われます。
それくらい、ふんだんに映し出されます。
ベールのヌードが。(上半身限定)

ここぞ! と言う時に骨皮一枚がババーンと登場すれば、いいインパクトが与えられたかもしれないのですが、いかんせん「お前は裸族か?」と言うくらい、何かにつけベールが半裸でウロチョロしてくれますので、だんだん物語の邪魔的存在になってくる有様。
みてみて! オレの体!!
すごい骨でしょ?
ねえねえ! すごいでしょ?

と、ベールの目の奥が輝いているのがわかってしまう。
・・・正直、ちょっとウザいかもネ。

で、そもそも何故1年間も眠れなかったのかと言うと、わき見運転で子供を撥ねてしまい、そのまま逃げてしまった事による良心の呵責が原因だったんだそうで。

事故の事を記憶から消して何事も無かったように生きて行こうとする

深層心理では罪の意識に苛まれている

寝れねぇ

食べた気がしねぇ

そんなの関係ねぇ
体重激減

寝不足によるイライラ・幻聴・幻覚

幻覚の世界で、雑なモーフィアス(自分の良心)に追い込まれる

周囲に八つ当たり

と、はた迷惑な激ヤセ騒動を繰り広げるトレバーは、
轢き逃げしながらのうのうと暮らす(鉄面皮)なのか
自責の念に苛まれる(小心者)なのか
どっちつかずなトコに感情移入出来ず、ただただ腹だたしい限り。

結局、ラストは無事(というか何と言うか)警察に出頭する事で良心の声が止み、1年ぶりに眠りにおちる事が出来たトレバー。
彼としては一件落着なのかもしれませんが、散々頼ってこられ、娼婦業すら廃業させられ、平凡な専業主婦の夢を抱いたのも束の間 「お前が黒幕か?!」 とばかりにビッチ呼ばわりされ、揚句ポイ捨てされたスティーヴィの事を思うと涙で前が見えません。

・・・お前、呑気に寝てんぢゃねぇぞ!!(`Д´)ゴルア!!

と、コッテリとした怒りに見舞われた事で、ハネケ祭りでのやり場のない怒りが、少し消化された様な気がしないでもない麗らかな秋の一日だったのでした。
     ♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ →   にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

Trackback
ダイエットに失敗ばかりしている人、不眠症の人にオススメ!?人間の最長不眠記録は11日なのに、この男は365日眠っていないのだ!と言っても、かなり居眠りしていたようけど。

※当ブログで使用しているイラスト等の著作権は、全てはアガサにありますので、転載、二次加工、再配布の際は一言ご連絡下さいませ。