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『クリムゾン・リバー2/黙示録の天使たち』

2007年10月03日
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・・・ベッソンくん、いいから筆を置きたまえ。


あらすじ・・・
ある日、フランス・ロレーヌ地方の由緒ある修道院で、壁に掲げられたキリスト像から血が流れ出すという奇怪な事件が起こります。
てな訳で、早速パリから派遣されたニーマンス警視が捜査を開始し、たちどころに壁に埋め込まれた死体を発見。
その死体は十字架のキリストと同じ体勢がとられ、横には紋章のような印が残されていました。
一方同じ頃、若手刑事レダは麻薬捜査中、キリストに似た傷だらけの男と遭遇し、彼を病院へ運びます。
やがて、その男は修道院の事件を調べているニーマンスの捜査線上にも浮かび上がってくるのですが・・・。


どうです? この簡潔なあらすじ書き・・・。
アガサもやれば出来る子なんですよ! (←?)

最近、レビューの長文化に歯止めがかからない事に苦悩しております。アガサです。

てな訳で、今回は数年前に鑑賞した 『クリムゾン・リバー2』 を、ググっと簡潔にレビュー!

フランスの若き天才作家リュック・ベッソンはその昔、
俺はさぁ、生涯で10本だけしか撮らないよ、映画。
と宣言した事があり、事実、只今絶賛上映中(?)の 『ミニマム』だか 『ケアルガ』 だかを最後に、メガフォンを置く事を高らかに宣言したそうです。

しかし、それ(監督業)より何より、もっと撤退した方が良いモノがあるのではないでしょうか。

それはずばり“脚本”業

最近のフランス映画でつまらなかったモノに石を投げれば、すさまじい確立で当たるのではないかと思われる、「ベッソン脚本作品」。
真面目に辻褄を合わせる気を早々と放棄したとしか思えない、適当&リラックス&ラグジュアリー&コンテンポラリーなストーリー。
言葉の意味は判りませんが、とにかく凄い自信(ベッソンの)に満ち溢れています。

「オレ・・、コレ、好き。 ・・キミはどう?」20071002225442.jpg

という感じの 「主演女優陥落率80%」 のベッソン流し目線でお送りされる、カッコイイ・・ような、スリル感溢れる・・・ような、先が読めない・・・ような、様なような雰囲気だけはたっぷりの作品に仕上がっているのですが、当時、上映中の映画館ではさぞかし
「結局、真犯人の目的はなんだったんだよ?!」
「ラストがファイト一発~!ってどうなんだよ?!」
と、お客さんが健気に突っ込む声が響き渡ったのでしょうねぇ。

キリスト教に絡めた謎を、懸命に追う刑事たち。
そのストーリーを、懸命に追うお客さんたち。
しかしその全てが、御大クリストファー・リーが登場した瞬間に吹き飛ぶ事に。

何故ならどっからどう見ても、黒幕にしか見えないから。

で、なし崩し的に何もかもがどうでもよくなって来る、ある意味大団円なラスト。

この作品、世界一脚本を選ばない名優・リー様や、フランス一脚本よりギャラを選ぶ男ジャン・レノはさておき、見るからに真面目そうなブノア・マジメルくんが何故出演を決心したのか、すこぶる疑問です。

・・・金か・・?

やはり世の中金なのか・・?

どちくしょうっっ・・!!ヽ(*`Д´*)ノ

まぁ、ムチャクチャなストーリーをギャグと採れれば、それなりに楽しめるのかもしれません。
作中で不必要に飛んだり跳ねたりする謎の集団も、この作品が製作されたのが同じく「ベッソン印」の『ヤマカシ』のちょっと後だと思えば、「なるほど・・ある意味続編なのか」と納得できるでしょうし。

しかし、無駄を覚悟でコレだけはハッキリ言わせて頂きましょう。

「もうリュック・ベッソンに脚本書かせちゃダメ!絶対!!」

・・・書くんだろうなぁ・・やっぱ・・(ノ´_`)。。
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