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『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』

2007年09月21日
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やたらと中1臭い、インチキ・ベスト・キッド登場! だが、そこにしびれるぅ!あこがれるぅ!!

アガサの頼れる映画友達 ・ wataruさんが、先日のブログで大絶賛されていた 『スモーキン・エース』 を、相変わらず貸し出し中だった 『パフューム』 の代わりに借りてみました。

実はこの 『スモーキン・エース』 、劇場公開当時そのあまりにイカシたポスターに惹かれてはいたのですが、いかんせん月1ペースでしか劇場鑑賞出来ない身。
その月は既に一本鑑賞していたので、泣く泣く諦めていたのでした。
えぇっと、ちなみにその一本とは、 『リーピング』 でしたねぇ・・・。

・・・アレか。
あのイナゴ少女のやつか・・。


・・・バカ!バカ!・・・オレのヴァカ!!。・゚・(*ノД`*)・゚・。

あらすじ・・・
死にかけホヤホヤのマフィアの大ボスが、自分の組織にドロを塗った魔術師・イズラエルの抹殺指令を出した!
懸けられた賞金は100万ドル!!(1億円ぐらいなのか・・・?)
地道な盗聴活動によりその情報を入手したFBIのみなさんは、イズラエルが篭っているホテルに急行。
同時に全国各地から、名だたる暗殺者たちも全員集合。
誰がイズラエルを殺るのか?
誰が莫大な賞金を手に入れるのか?

しかしその頃、FBI副長官の元にマフィアの大ボスから一冊のファイルが・・・。
副長官の顔色を一変させた、そのファイルの中身とは?!


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なにはともかく、固有名詞がたーんと出てくる本作。
ざっと書き上げてみただけでも、
 コーザ・ノストラ (マフィアの組織名)
 スパラッザ (マフィアの大ボス)
 エース・イズラエル (コーザ・ノストラをヒッチャカメッチャカにしてしまったチンピラ手品師)
 メクレン (イズラエルのマネージャー)
 リード (イズラエルの弁護士)
 デュプリー (イズラエルの保釈保証人)
 ホリス (元刑事・暑苦しい頭)
 ディークス (元刑事・涼しげな頭)
⑨ メスナー (若きFBI捜査官)
 カラザーズ (古きFBI捜査官)
 ロック (鬼のFBI副長官)
 ヘラー (元祖潜入捜査官。60年間潜伏中)
 ジョージア (凄腕黒人女性暗殺者・お色気担当)
 シャリス (凄腕黒人女性暗殺者・射撃担当)
 アコスタ (元傭兵・毛が濃い)
 トレモア3兄弟 (ノッポ&チビ&お調子者)
 スート (変装の達人)
 ヒューゴ (イズラエルのお世話係)
 ヴィトリ (イズラエルの部屋の掃除係)
 謎のスウェーデン人 (すべてが謎なのだぁっ!)
etc.etc...

て、覚えきれんわ!・・ヴォケ!!ヽ(`Д´#)ノ

まぁしかし、この様に次々と現れては消えてゆく濃いキャラ図鑑を、やっとこさ灰色の脳細胞に叩き込んでいるうちに、根限り派手な銃撃戦が始まってしまいますので、観ている方は 「ま、いっか」 と言う寛容な気持ちで収まってしまうのですよねぇ。

終わりよければ全てよし だなんて、昔の人は上手い事言ったものです。(違うのか)

しかし、「ま、いっか」 では済ませたくない点もいくつかあり、それはタイトルにもなっている「いっぱいの暗殺者」たちだったりします。
世界各国から呼び集められた、最高の腕を持つ暗殺者たち・・・。
最高の・・・
さいこうの・・・

さ・い・・

・・こ・・う・・

・・・ホントに最高か?

世界の暗部で、数々のイイ仕事をこなしてきたツワモノたちのはずが、あちらこちらで発生するハプニングにごっそりハマリ、そのまま抜け出せず自滅してゆくとはこれいかに。
ひょっとしてこの人たち、過大評価・・モゴモゴ

中でも一番アガサが納得いかなかったのは、「自称・中国マフィアを壊滅させた女」のジョージア&シャリス。
雰囲気マンマンに登場 → お色気マンマンに銃器を装備 → 思いがけない撃ち合いに遭遇してしまい自滅(ジョージア) → 思いがけない撃ち合いの場で相方をフォロー出来ず自滅(シャリス) って、
・・・お前等やる気あんのか?(`Д´)  (ない事は無いか)

これは、鑑賞前日に 『デス・プルーフ』 を観てしまっていたのも良くなかったのでしょうね。
なにせアチラは「正真正銘・出来る女」でしたし。(色んな事が)

とまぁ色々書きましたが、面白くなかったと言う訳ではないのです。
スタイリッシュな映像にシビレ、
派手なガンアクションに圧倒され、
マンガな登場人物に心をわしづかみにされ、
小ネタの数々はいちいち面白い。
ただ、それらを堪能していると当然飛び込んで来るのです。
“登場人物のあっけない死” が。
頼れるパートナーが、物語の語り部が、やたらと無情に死に行く様がその直前のマンガな展開とあまりに相反しており、観ていて少々複雑な心境になってしまうのです。

それはまるで、
ポップコーンを食べていたら、突然カントリーマアムを捻り込まれた
様な感覚とでも言いましょうか。

なんか重いよ・・・! そして胃に来るよ・・!と言う感じ。(ちなみにアガサは非甘党)

で、派手な銃撃戦で再び濃いキャラたちがハジケまくった後、何となくテンションが低くなって行き、ラストで主人公が直面する「暗殺者がいっぱいだった理由」がまた、とことんへヴィ。
命の重さとは・・・。
本当の正義とは・・・。
そんな「白黒ハッキリつけられない」問題がドドーンと提示され、またもやアガサの脳内ではカントリーマアムのご登場(の様な感覚)となる訳なのですねぇ。

それ(そういう対照的な描写)がメリハリになっている。 と言えばそうなのかもしれません。
どっちも中途半端だ。 と言えばそれもそうなのかもしれません。
結局の所、これはもう観た方の「好き嫌い」でしかないのですが、アガサの場合で言うと「キライになれない憎いあんちくしょう」程度でしょうか。(煮え切らなくてスミマセン)

物語はそんな感じでしたが、やはりなんだかんだ言っても、登場人物の皆さんはどなたも面白過ぎますので、可能ならばスピン・オフ(100%おちゃらけバージョン)でもう一度お目にかかりたいような気もします。
特にインチキ・ベスト・キッドに・・・。(爆)
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