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『ゴーストライダー』

2007年08月25日
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女祭りをするつもりが、何故かハゲ祭りに。
それがアガサクオリティ (←特に意味なし)

あらすじ・・・
150年ほど昔。
カーター・スレイドと言う有能な騎馬警官が、つい出来心から悪魔と取引し、ゴーストライダー(以下GR)となりましたそうな。
GRとは要は、悪魔の親分(メフィスト)の現世での使いっぱしりの事であるそうな。
きびきび働くGRでしたが、ある日、サン・ヴェンガンザと言う街から回収して来た1000人分の魂が、必要以上に性悪である事に気付いてしまいます。
いくら悪魔の使いっぱとは言え、元は気高き騎馬警官。
メフィストに手渡すには性悪すぎる“魂の契約書”を片手に、そのまま姿を消してしまったそうな・・・。

時は流れて150年後。
青年の頃、病気の父を救う為メフィストに魂を売ってしまったジョニー・ブレイズは、結局父を事故で失い、恋人とも別れると言うつらい過去を引きずりつつ、今や立派な中年・バイクスタントマンへと成長していました。
自らの悪しき運命に挑むかのように、危険極まりないスタントを繰り返すジョニー
しかしそんなジョニーが、昔別れた恋人・ロクサーヌと再会した時から、運命は大きく変わり始めます。
悪魔界の鼻つまみ者・ブラック・ハートが、150年前から紛失したままになっている魂の契約書を手に入れての“打倒!メフィスト”を画策。
対するメフィストは、地上では力が使えない自分に変わって、魂を奪うだけ奪って放置状態だったジョニーを、満を持しての新・GRに任命。
うまい事ブラック・ハートを始末すれば、奪われた魂を返却して貰える事になったジョニーは、果たして無事“魂の契約書”を死守し、ブラック・ハートを返り討ちにする事が出来るのでしょうか?


その筋では知らない人がいないと思われる、熱狂的アメコミヲタのニコラス・ケイジ。
熱い想いとは裏腹に、そのビジュアルが災いしてことごとくアメコミ映画の出演がボツっていたニコラスさんでしたが、ついに悲願を達成いたしました!
と言う事で、完成した本作は頭からシッポの先までギッシリとニコラス餡が詰まった、100%ニコラス映画であり、しかも暑苦しいほどのアメコミ愛もひしひしと伝わって来る、とても微笑ましい作品となっております。

オレ、アメコミの主役なんだよ!
ライダーなんだよ  ゴーストなんだよ!!

さぁ、みて!みて! こんなすごいオレを観て!!

クララが立った!クララが立った!!(←意味不明)

と言うリアルな舞い上がりっぷりは、そのまま演技にもきっちり反映。
「原作はコメディなのか?」と思うような小ネタの応酬(ニコラス発案だそうです)や、ゴーストライダーに変身する時のブチ切れ高笑いは、オスカー俳優としての実力を最大限無駄に放出している瞬間でした。
そしてその熱演は、ゴーストライダー状態なってからも遜色する事はありません。
ジョニー・ブレイズ(ニコラスさん)は、ゴーストライダーに変身する時その都度地獄の業火に焼かれる為、いちいち髪の毛(とその他の部位)が消失してしまいます。
従って、本編の約3分の1はCGによるドクロ状態となるのですが、骨丸出しにも関わらず、猛烈に感じてしまうニコラス臭・・・。

頭か?

頭の印象が似ているからなのか?


それとも、コレがオスカー俳優が魅せる、“真のなりきり演技”と言うモノなのか?! (多分関係ない)

そんな微笑ましい作品ですが、、アメコミモノの中ではかなり地味な印象を受けてしまいます。
ヒーローのクセに、いつも泣き出す寸前の様な面持ちのニコラスを筆頭に、
若さの盛りを過ぎた、ずんぐりむっくり豊満な肉体が熟女臭を感じさせるヒロイン・ロクサーヌ。
どう考えても、「ライダー繋がり」と言う強引な理由しか見当たらないキャスティングが胸を締め付ける、元・不良ライダーのメフィスト(ピーター・フォンダ)。
パワーアップを謀って吸い込んだ、邪悪な魂たちで猛烈にむせ返し、涙目になってしまう若手ナンバー1悪魔・ブラックハート。
その子分で、風のエレメントを持つ強敵だけどどう見ても「なすび(芸人)」にしか見えない下級悪魔・アビゴール、 などなど、今ひとつオーラの足りない出演者たちが続々登場する所に問題があるのでしょうか?

はたまた、バイクで街中を徘徊するか、無法者の胸ぐらを掴んでガン見するだけ、と言う地味なヒーロー活動に問題があるのでしょうか?

ホントのところはよく判りませんが、ハッキリ言えるのはこのこじんまり感がとてもイイ!と言う事。
そこはかとなく漂うアットホームな雰囲気が、この作品の好感度を思いっきり上げていると言う事。

“チープさ”とは明らかに違う、“出来る範囲で頑張りました”感は、地味目な出演者と相まって、観る人の心をガッシリ捉えて離さない事でしょう。

とにかく、私は好きです。この映画。
ドクロもひたすらカッコイイですし。


それにしても、約20年前『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で、デロリアン号が走った後に炎の跡が着いている映像を観て、感嘆の声を挙げていた年代からしてみれば、この作品のバイクの描写などは「圧巻」の一言しかないですねぇ。
もはや、CGで描けないものは何も無いのでしょうか?
空想を実像に出来る魔法の道具・CGには、余りでしゃばって欲しくない、昔堅気なアガサなのですが、こういう風に熱く使ってくれる分には、どんどんやっちゃって下さい!と言いたくなってしまいます。
先代ゴーストライダー(馬)と新ゴーストライダー(バイク)が併走して、荒野を疾走するシーンなんて、これで燃えなくて何で燃えろと言うのか?と叫びたくなる程、とことんシビレる名シーンです。

まずいなぁ・・・。
女力を上げるハズが、またもや対極にある部分を上げてしまいました。
・・・まぁ、本来の嗜好としてはコチラの方が正しいのですが。

それが、アガサクオリテモゴモゴ
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魂を奪われても髪の毛は奪われなかったニコラス・ケイジ。何度燃えても生えてくるんだぜ・・・
全米2/16日公開 興行収入初登場首位!。。。う~む。。。。。いちばん面白かったのは今回のニコちゃんのアタマ!(ヅラ、、、){/face_en/}若返りすぎ{/ee_1/} (笑)期待はしないながらもちょっと楽しみにしてた『スパイダーマン』『X-メン』『ファンタスティック・フォ
「ゴーストライダー」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ウェス・ベントリー、サム・エリオット、ドナル・ローグ、ピーター・フォンダ、他 *監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン 感想・評価・批評 等、

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