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『呪怨 パンデミック』

2007年08月20日
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この親(無責任エクソシスト)にして、この子(粘着女王・カヤコ)あり。
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こんにちは、アガサです。
8月も残るトコ2週間。
思い返してみれば今年の夏は、トシオで始まりカヤコで終わったような気がします。
階段を、ふと振り返ってみればそこでは、いつもの白塗り親子が微笑んでくれそうで・・・。

・・・くれそうで・・・

・・・そうで・・

・・で・

・・・・


そんなひと夏の想い出いやじゃぁぁぁぁっ!!

まぁ、誰が選んだのでもない、自分が選んだ想い出作りなのですが。

そんな訳で、アガサの呪怨祭りのラストを飾りますは、只今絶賛上映中 『呪怨 パンデミック』 でございます。
ってアレ・・・?   ・・・絶賛・・なんですよ・・ね・・  ・・え・・?

あらすじ(時間軸並べ直し版)・・・
 前作の主役・カレンは、佐伯家放火と恋人・ダグの殺害の容疑を懸けられ、精神病院に収監中。
 アメリカ本土の母が、カレン奪還の為カレンの妹・オーブリーを日本に派遣。
 妹との再会も束の間、カレン伽椰子にしつこく追い回されて死亡。
 姉の死を、かぶりつきの席で見てしまったオーブリー、カレンの弔い合戦を決意。
 日本初上陸の為右も左も判らないオーブリー、“ルポライター”かつ“日本通”かつ“佐伯家通”のイーソンとタッグを組む。
 イーソン、偶然見つけた伽椰子の日記から、彼女のルーツは東北にあり! と断定するも、伽椰子アタックに遭い死亡。
 日本初上陸の為右も左も判らないオーブリー、渋々一人で東北ぶらり旅。
日本語が判らない分際で、電車とバスを乗り継いでド田舎まで辿り着いたオーブリー。
・・・もしや彼女は、海を越えてやって来た“鉄子”なのでしょうか?!
“鉄ドル”界に、黒船来襲!!


 鉄ドル界のリア・ディゾンことオーブリー、田舎道でも迷う事無く伽椰子の実家に到着。
 「お宅の娘さん、かなりやりたい放題ですけど・・育て方に問題あったんとちゃいますの?
と、粘着女王の産みの親に直談判を始めたオーブリーに、2ヶ国語が堪能な元エクソシストの伽椰子の母は、
昔、お客に憑いていた悪霊を、幼い伽椰子に喰わしていたけど、別に虐待とかじゃないからね。むしろおやつ感覚?
と衝撃告白。
突撃! となりの悪霊ご飯!!
・・・しゃもじを持つ、ヨネスケの右手が震えています。


 一日3食悪霊の活け作りと言う食生活がイマイチ理解出来ないものの、何とか解決策を求めようとするオーブリーに「あたしゃなんも悪くねぇ。伽椰子の自業自得だべ」とだけ言い残し、伽椰子・母もまた死亡。
 打つ手ナシのオーブリーは、捨て身の攻撃を試みて佐伯家に突進。“秘技・逆ギレ”で伽椰子に食って掛るものの、伽椰子・夫の亡霊に反撃され、あえなく撃沈してしまうのでした。

 時は流れて、インターナショナルスクールに通う非モテ系のアリソンは、モテ系のヴァネッサミユキに誘われ、佐伯家で肝試しをした揚句、伽椰子アタックに遭遇。
 例の如く、ミユキヴァネッサが白塗り親子のえじきに。
 衰弱しきったアリソン、悪霊学園と化したインターナショナルスクールから遁走、辛くも帰国を果たします。

 母国アメリカのアパートに帰って来たアリソン、毎夜窓から覗くゾンビミユキゾンビヴェネッサの影に怯え、ゴミ箱から漁ってきた新聞紙で窓を塞ぐ日々。
 アリソン家の隣室に住むジェイク少年、その頃から夜中に聞こえ始めた“壁を叩く音”に興味津々。
 ジェイクの父義母は、日に日に性格が“シャイニング化”し始める。
(医学名:ジャックニコルソン現象)
 同じアパートに住む住人たちも皆、例外なく“シャイニング化”して行く。
 ジェイクの義母が、ウザイ父(つまり夫)をフライパンで攻撃。
 アリソンに引っ付いて来た事で、見事渡米を果たしていた白塗り親子、全米進出の足がかりとして、アパートの掃討作戦に着手。
これからも頑張れ! 白塗り親子!!
目指すは世界制覇!! ただひとつ!!!


『ビデオ版』 、 『日本劇場版』 と、共に2作目で凄まじい暴走(迷走?)を魅せて来た 『呪怨シリーズ』 。
『ビデオ版2』では、雨に濡れたカヤコが大繁殖し、『日本版2』ではノリピーの子宮から(文字通り)カヤコが生まれ変わっていましたが、果たして今回の『ハリウッド版2』でも、観客の度肝を抜く様な大暴走を見せてくれるのでしょうか?!

・・・答えは、NO。

彼女達の待機場所である旧佐伯家が、半焼してしまった事が裏目に出てしまい、今まで以上に縄張りを感じさせない出没っぷりを披露する白塗り親子。
ついには、「うちの家を覗いたから」という超絶的な言いがかりを武器に、アメリカまで着いてきてしまった白塗り親子は、図々しいと言うか、ちゃっかり者と言うか・・・。

“呪いの家”という制約を気にしなくても良くなったカヤコ&トシオは、この先更に際限なく、ワールドワイド&グローバブルに呪って行くのでしょうか?
どう考えても、大きく広げ過ぎた感のある『呪怨と言う名の風呂敷』を、清水監督はこの先どうやってたたむつもりなのでしょうか?

・・・と、思っていましたら、次回 『ハリウッド版完結編』 からは、手を引く(メガフォンを執らない)らしいですねぇ、清水監督。

なるほど・・後はアメリカの諸君に任せた!と。

・・・丸投げかよ・・モゴモゴ

今回目を引くのは、初出典となる「カヤコ出生の秘密」エピソードなのですが、これまた正直微妙ですねぇ。
今までの流れで行くと、カヤコが最強怨霊となったのは
「昔の知り合いをストーキングしていたのが、粘着質でDVな旦那にバレて、息子共々殺された」
からであり、
無念の死+カヤコの本来のネッチョリとした性格
が、ナイフみたいに尖っては触るものみな傷付けた筈だったのですが、そのカヤコ自体が幼少期に、
「エクソシスト業を生業にしていた母から、依頼主に巣食っていた悪霊を食べさせられていた」
と、つまり母ちゃんが「採取した悪霊を、カヤコの体内に不法投棄していた」事が判明してしまうからさあ大変。
無念の死+カヤコの本来のネッチョリとした性格+長年蓄積されてきた悪霊の食べカス
と、何だか聞くだけで胸焼けしそうな負のパワーが、今のカヤコを形成していた訳なのだそうです。

えーっと、と言う事は、実母に「悪霊うんぬん」の部分だけでも片付けて貰えれば、最強怨霊→並の怨霊 くらいには格下げされるのかもしれませんね。

よし! 頑張れ母ちゃん!! 
しかし、肝心の母ちゃんは自分が娘にやって来た事を完全に棚上げ。
「悪いのは浮気をして亭主にシメられたカヤコ自身だよ!」と、責任放棄。
揚句、目の前に現れたカヤコの怨霊に、さっくりと瞬殺されてしまいました。

うん・・ええと・・ほら、アレだ・・ 清水監督、どどんまい!

今度からは「このエピソードが入れたいから」じゃなく、「必要かどうか」を考えてみたらいいんじゃないかな? な、崇ィ!!(←何様?)

とまぁ、中途半端なエピソードや過去のシリーズの焼き直しのエピソードが、惜しみない程の白塗り親子と共に、大音量で繰り広げられる本作。
総合的に観るとソツなく出来ている良作だと思いますし、シリーズ初見の方はそこそこ怖がれるのではないでしょうか(←なんかこれ前にも書いたなぁ)。

ただ、過去の作品を全て観ていらっしゃる方などは、「このシーンの初出典は、ビデオだったか日本版だったか、はたまた前作だっただろうか・・」と、根限り頭を悩ます事になりかねませんので、あまり本編に集中出来ないかもしれませんね。(実例:アガサ)

さて、やっとこさ『呪怨シリーズ』からお別れ出来る事に、色んな意味の涙が止められないアガサですが、この反動で今度は少しまともな映画を観たいと思っています。
とりあえず、女力の高い映画(例:マリー・アントワネット プラダを着た悪魔)が観たいデス・・・。

長々と(白塗りレビューに)お付き合い頂き、ありがとうございました。
次回、アガサの女力アップ企画。お楽しみに!
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