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『呪怨2』(ビデオ版)

2007年08月16日
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正確に言うと、「よつんばいで全力疾走」。イラストに事実と異なる箇所があります事を、心よりお詫び申し上げます
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『呪怨-パンデミック-』の公開に先駆けて始めました、アガサの呪怨祭り
ところがなんと、アガサの身に予想外の事態が!!
連日の白塗りコンビに、もうおなかいっぱい状態ナノデス・・・(´д`;)

この、『ビデオ版』 → 『劇場版』 → 『ハリウッド版』 と言う展開が、かなりの曲者なんでしょうねぇ。
一度、一通り済ませた事を、チョビットづつ手を加え、大幅にお金を加え、何度も何度も繰り返す。
もう、どのエピソードがどこで初出典だったのか、アガサの頭の中は混乱の一途を辿っております。

で、『パンデミック』に関しても、「これもどうせ今までの分の焼き直しなんでしょ」と、ヤサグレ半分な先入観しか抱けない事態に・・・。

一挙鑑賞が、完全に裏目に出てしまいましたねぇ・・・。
果たしてこんなんで、『パンデミック』を堪能する事が出来るのでしょうか?

次回、ハリウッド版パート2 『呪怨-パンデミック-』 レビュー、乞うご期待!!


・・
・・・ってな具合に終わるわけにもいかないので本題に入りますね・・・



『ビデオ版2』のあらすじ・・・
小学校教師の小林先生は奇遇にも、大学時代の同級生・伽椰子の息子・俊雄の担任となっておりました。
ところがその俊雄くんは、最近めっきり学校に来ません。
心配になった小林先生が訪れた俊雄くんの家(佐伯邸)には、伽椰子がミッシリと書き込んでいた「ラブリー小林くんのストーキング日報」と、それが原因で殺されたと思われる、当の伽椰子の惨死体。
自分が数年越しでストーキング行為を行われてたと言う、“寝耳に消防士による放水”レベルな出来事に戸惑っていた小林先生を襲う、さらにショッキングな出来事。
なんと、伽椰子に輪をかけた様な粘着質&誇大妄想スキルを持つ夫・剛雄が、小林先生をにっくき恋敵と思い込み、小林邸に乱入。
小林夫人とそのお腹の中に居た胎児を虐殺してしまったのでした・・・。

時は流れて数年後。
霊能力を持つOL・響子は、不動産業を営む兄・達也に頼まれ、売り出し中のいわくつき物件・佐伯邸に潜入を試みます。
しかし、入ったと同時に強烈な怨念を感知。
自分との余りのパワーの違いに、スタコラサッサと敗走したのでした。
その後、佐伯邸が人の手に渡った事に不安を感じた響子は、独自調査から兄・達也の住むアパートこそ、過去に怨念の源泉である佐伯伽椰子の、これまた粘着質な夫・剛雄による母子虐殺が行われた場所だと知り、現場に急行。
そこで彼女が目にしたモノは、精神錯乱状態に陥ってしまった達也の息子・信之の姿と、部屋中に焼き付いていた虐殺の残像だったのでした・・・。
かくして、余りの怨念パワーにより廃人となってしまった響子信之は、田舎にある実家で療養する運びとなったのですが、24時間、全国どこでも駆け付けます!がモットーの白塗り親子の魔手は、その旧家をも例外とはしません。
霊能力を持つ響子の父は、いち早くそのヤバそうな気配を察知し、達也に「一刻も早くアパートを処分しねぇと、お前までもってかれっぞ!」と命ずるのでしたが・・・。

時は流れて数ヵ月後。
関係者が次々と失踪&謎の死を遂げるなか、一人奇跡的に生き残っていた信之は、いつもの様に学校で一人たそがれていました。
しかし、突然降り出した雨により、見慣れた校内の景色は一転、悪夢の様相を見せ始めるのでした・・・。


結局沢山書いてしまいましたが、この本編、実にこの3分の1が前作の使いまわしおさらいになっております。
撮り直しなどではなく、正真正銘前作のまんまです。

・・・いいんですか? コレ、いいんですか?
早送りしちゃいましたが、いいんですか?(それはよくないかも)

この、“冒頭30分使いまわし再利用”については、清水監督のコメンタリーによると、
「前作を観ていなくても通じるように。」と言う思惑があったようですね。
ちなみに、
「多くの方が、“前作を借りようと思ったら軒並み貸し出し中だったのでこのパート2を先に観た”と言っていた。」とも言っていました。(コメンタリーで)

・・・何気に自慢してますか?コレ。

俺の傑作ビデオが大人気でゴメンよ全国のベイベーたち・・・
と言うそこはかとない自己顕示欲が・・・(モゴモゴ)・・イヤ、まぁ別にいいんですけど・・・。

さて、では残りの付け足し部分はどうかと言うと、コレがまたなんとも微妙。
今までのどの作品でも、怨念パワーを全開させていたのはカヤコその人だった(トシオはパシリ的存在)筈なのですが、この『パート2』のメインとなる響子&信之&達也・全壊へのきっかけは、なんとカヤコの夫・剛雄にあるのです。
信之たちの新居で起こっていた、過去の惨劇。
響子と信之は、部屋の中でその主犯である剛雄の凶行を目の当たりにし、廃人街道まっしぐら。

・・て事はアレですか?
ただの鬼畜な妄想狂だと思われていた剛雄は、実はカヤコ並の怨念パワーを秘めていた、と。


やるなぁ・・剛雄。
だてに松尾スズキにソックリな訳じゃないんですねぇ。(いつみても似ている)

しかし、他の男(小林先生)にうつつを抜かし旦那に関心ナシだったカヤコと、そんな妻と大した会話もせずに一足飛びで浮気と断定し、関係者を皆殺しにする剛雄・・・。
一見相性最悪に見える2人ですが、結果的にやっている事(手当たり次第呪い殺す)はほぼ同じなんですね。
しかも、この『パート2』では、剛雄が響子&信之を廃人に落とし込み、仕上げにカヤコが呪い殺す。と言う凄まじい連携プレーを披露。

なんだよ・・おまえらホントは仲いいんじゃん。


こんな夫婦の元に生まれてきたトシオくんが、道を踏み外してしまうのも仕方の無い事なのかもしれません。
いや、もしかすると世襲制度なのでしょうか? 呪怨体質は。

とかなんとか、若干のやりすぎ感はあるものの、佐伯邸の新住人・良美がカヤコに人格を乗っ取られてしまうくだりや、霊能力を持ちながらもなす術無く発狂死してしまう響子(とその両親)のくだりなど、程よく背筋を刺激してくれるいいエピソードばかりで、実はなかなか面白かった(怖かった)本作。
しかし、響子の甥・信之が何故か惨事の中生き残り、学校内でカヤコアタックを受けるエピソードだけ、どうにもいただけません。
なんと、
カヤコ、窓から校内に侵入

信之を追いかけて、廊下を全力疾走

雨に打たれてカヤコ大繁殖

と、完全にコントのノリになってしまうのです。

惨殺された割には、まっさらのように見えるワンピが目に眩しいカヤコーズの皆さんが、スカート丈をものともせず前かがみで全力疾走。
・・・何と言うか・・、清水監督は、なにかイヤな事でもあったのでしょうか・・?

てな訳で、迷走・珍走・大爆笑な結末を迎えてしまった『パート2』。
もはや恐怖映画と言うよりは、怪奇映画と呼ぶべきモノに変わってしまった、『呪怨』シリーズの明日はどっちだ!!

次回、アガサの呪怨祭りもいよいよクライマックス。
ハイウッドリメイク版 『The JUON-呪怨-』 に続きます・・・。
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