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『ゾンビ・ナイト』

2007年07月19日
20070716220332.jpg ← ※ 思い出しても腹が立つので、写真も極小サイズ。

どえらいものを掴まされてしまいました。

いいえ、掴んだのは他でもない私。
選んだのも私。
誰のせいでもありゃしない、全部あたいが悪いのさ・・・!

・・・

・・

。・゚・(*ノД`*)・゚・。ウワァァァン!


いつものレンタル屋で、いつものホラー棚で、いつものように何気なくゾンビタイトルをチェックしていた時(いつもなのか)、それは目に飛び込んできました。
『ゾンビ・ナイト』
激しくB級の香りを漂わせるそのパッケージを裏返すと、
ゾンビ映画の歴史を塗り替えた、伝説のゾンビホラー!
との文字が。

・・・そんな伝説あったけナァ・・?

若干の疑問が過ぎりつつも、「ひょっとしたら思わぬ拾いモノかも」という一抹の期待が捨て切れなかったアガサは、ためらいながらもレジへと直行。

・・・で、・・まぁ、・・・予想どうりクソ駄作だった訳ですね。(涙)

あらすじ・・・
小粋なおっさんマイクと訳アリ美女のアンバーは、娘のエミリーを連れて全米縦断ドライヴの真っ最中。
しかし、突如ラジオから聞こえてきた放送を聴いてビックリ仰天します。
「えー、こちらは某一流テレビ局。只今入った情報によりますと、パキスタンがインドに核ミサイルを発射。中東地帯はパニック状態になり、中国も俄然ヤル気を出して来たらしく旧ソ連に対し侵略を始めた模様です。皆様は引き続き厳重な注意を・・・」

・・て え゛ぇ゛ぇぇぇ!!

何故だか一斉にヤル気を出してしまったアジア諸国のせいで、地球は危機的状況に陥ってしまったようです。
ちなみに、ラジオをつけたのにテレビの放送が入ったのも、きっとアジア諸国のせいなのでしょう。
慌てたマイクたちを更なる危機が襲います。
なんと車が訳もなく動かなくなってしまったのです!
きっとその故障も、アジアのどこかの国が原因なのでしょう。
マイクたちはとりあえず近くの倉庫に侵入し、その地下室に立て篭もります。
食料も水も無いまま2日間が過ぎ、業を煮やしたマイクは下界を探索する事に。
女子供を残して外のフレッシュな空気を吸っていたマイクは、偶然出逢ったデイヴと合流。
デイヴが言う事には、なんとアメリカ全国民は総ゾンビ化しつつあるらしいのです。
言うまでもありませんが、それもやっぱりアジアの国のせい・・(モゴモゴ)
既に家族を喪っていたデイヴや、途中で合流した生存者たちと共に、何とかゾンビをかわしつつアンバーとエミリーを回収したマイク。
一行は、ゾンビから逃れる方法を探りながら、生存への道を模索するのですが・・・。


この映画を観て、一番驚いた事。
原題も『Zombie Night』だった事。

ここまで邦題くさい原題に出会ったのは、ゾンビ人生で初めてです。

主演:ダニー・テクノヴィッチ。
・・・120%初対面の俳優さんです。おそらく最初で最後の対面でしょう。
製作:デヴィッド・J・フランシス&アンバー・L・フランシス。
・・・お前ら、自分の名前を主人公に付けやがったな!コンチキショー!

なんですかねぇ・・・。
このデヴィッドとアンバーは、映画の編集が済んでから一度でも通しで鑑賞してみたのでしょうか?
映画のエンドクレジットを観ていると、「アンバー・フランシスに捧ぐ」と出ていましたので、今は亡きアンバーに試写鑑賞は不可能だったのかもしれません。
ひょっとするとデヴィッドも一連のショックで鑑賞せず、そのまま出荷してしまったのでしょうか?

そんな考えが浮んでは消え、消えては浮びしてしまう程、圧倒的な低さを誇るクオリティ。
シーンが変わるたび、行動を共にする生存者たちが増えていったり、誰かが死んでいたり、ゾンビが現れたり、消えたり、予想不可能な展開の連続。
先の読めないこれぞまさしく、ジェットコースター・ムービー!!

・・・そんなコースター
乗りたくないんじゃぁぁ!!ヽ(`Д´#)ノ


撮り方がヘタクソおかしい為、一行が逃げ込む住居の間取りも判らず、観ていても誰がどこに向かって歩いているのか、さっぱり見当がつきません。
セリフもクソグダグダで、説明セリフが出てきても説明になっていないと言う破綻っぷり。

終盤、生死を共にして固い友情で結ばれていた(ハズ)のマイクとデイヴだったのですが、マイクがゾンビに噛まれて負傷。
感染を覚悟し、自ら命を絶とうとするマイクは、親友のデイヴにアンバーとエミリーを託すのですが、その時のセリフが泣かせます。

「デイヴ、一つだけ頼みがある。おれの家族の面倒を看てくれないか?」
「もちろんいいともさ。」
「こんな危機的状況下でない時なら、お前の様なヤツにはせいぜい家のタイル貼りくらいしか頼まないんだが・・・

ね。 泣かすでしょ?
色んな意味で泣けてきます。
お前ら親友やったんちゃうんか?!
貶したいのか褒めたいのか、どうしたいんじゃい!

到底、いい年こいた大人が言う事では無いセリフを遺して、(主役だと思っていた)マイクは死亡。
でもって、残ったアンバーとエミリーはさぞかし打ちひしがれて・・
・・ない!
主役級のキャラクターが亡くなったと言うのに、何の感涙も何の慟哭も無く、続いて行くストーリー。

演技がマズイのか、演出がマズイのか、はたまたアジア諸国が悪いのか・・。
きっと借りてきた私が悪いのでしょうね。

全編通して、どこもかしこも辻褄の合わない本作。
もしかすると合わせる気そのものが無いのかもしれません。
なぜならコレ、allcinemaのデータベースで検索すると、ジャンルがコメディになっていますから・・・。

ちなみに配給元はアートポート。
ちまたで噂の『レイク・オブ・サ・デッド』や最低映画『バタリアン4&5』を配給していた会社です。
劇場公開作品は、かなりいいラインナップを配給している(マーダー・ライド・ショーやバタフライ・エフェクトなど)のですが、未公開作となると壮絶なラインナップですね。
もう金輪際、アートポートの未公開モノには手を出すまいと思います。(と言ってもまた借りてしまうホラー好きの哀しい性)
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監督:デヴィッド・J・フランシス出演:ダニー・テクニヴィッチ   サンドラ・サゴヴィック   ゾンビホラーの佳作お勧め度:★★☆☆☆92分 2004年 アメリカ内容ジョージ・A・ロメロのゾ

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