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『13日の金曜日』

2007年07月13日
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ママン=殺人鬼界ナンバー1の美しい歯ならび。


今日は13日の金曜日。

と言う事で、ホラーの殿堂 『13日の金曜日』 を堂々鑑賞です。

何が「堂々」なのか? と言うと、なんと正規のシリ-ズだけでトータル10作もあるんですねぇコレが。
昨年の年末、アガサがひっそり着手していた 『ヘルレイザー』 一挙上映の際も、実は 『13金』 一挙上映を候補に挙げておりました。
しかし、延々ホラー棚の前で悩んだ揚句、 『ヘルレイザー』 がトータル8作だったと言う気軽さが決定打になり、我が家で正月早々ピンヘッド祭りが開催されてしまった、と言う訳なのです。
(・・・まぁ、結局ピンヘッドシリーズ・6作目のみがレンタル屋に置かれていなかった為に、一挙上映の野望もついと消えてしまっているのですが)

しかし、今日はせっかく“リアル13日の金曜日”
年に2回しかないジェイソン・ボーヒーズくんの記念日を、精一杯祝おうではありませんか!

なんだかんだであらすじ・・・
パメラ・ボ-ヒーズは怒っていた!
愛する息子が湖で溺死したのも、旦那さんに逃げられたのも、夏なのに暑そうなセーターしか着るものが無いのも、みーんなキャンプ場に来るアホな若者たちのせいだと。
あいつらさえいなければ、この世はハッピーなのさと。

そんなこんなで、“パメラ・ボーヒーズ”こと“ジェイソン・ママン”・・・起動!


もはや何の解説もいらない程、世界の常識非常識状態の 『13金』 こと 『13日の金曜日』 。
誰もが知ってるこの作品を、
「ホッケーマスクのジェイソンくんが、あっちでチョロチョロこっちでコソコソする脱力コメディ」
だと思っている方がもしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、現代ホラーの傑作 『スクリーム』 の冒頭シーンでも確認されている通り、 『13金Part1』 で豪腕を披露しているのはジェイソンのママンですのでそこの所お間違いなく。
“世界3大怖い母ちゃん”でもトップを誇る凶悪な母、パメラ・ボーヒーズ
しかしその素顔は、実に息子(ジェイソン)想いの、ちょっぴり過保護な愛情溢れるママンなのです。

ママンは我が子が溺死した際、注意を怠っていた湖の監視員(=アホな若者たち)が憎くて憎くてたまりません。
一般的に “逆恨み” と呼ばれる、やり場の無いその怒り。
そこでママンは迷う事無く、キャンプ場に来るアホな若者をやり場に指定。
いいぞ、ママン!
やったね、ママン!


なにせ血祭りに挙げられるのは“アホな若者”たちですので、コチラも何の構えも無く気軽に観ていられます。
どれ位アホなのかと言うと、
犬相手にハイテンションな会話を繰り広げたり、人が傍に立っている射撃の的に矢を射ったり、溺れたフリしてキスをゲットしたり、イチャコラしたり、半裸で踊ったり、ボードゲームに野球拳を織り込んだり、パンイチ(パンツ一丁)で外出したり、それよりなにより一番アホなのは、良識ある大人が「行くな」と止めているのに全く聞く耳持たない所ですが、とにかくまぁ「アホ」の称号に相応しいヤンチャっぷり。

聞く耳を持ってしまうとホラー界は絶滅の危機に瀕してしまうので、コレはコレで正しいホラーの形なのですが、それにしてもムカつくと言うか、痛々しいと言うか・・・。
断然ママンに加勢したくなる事請け合いです。(それは私だけ?)

本編は、適度なエロを交えつつ、合間合間にママンが斬ったり突いたり割ったりと、バランスの摂れた正統派スプラッターとなっております。
最近メキメキとハバをきかせている 『いけにえビギニング(テキチェン)』 や 『ジグソウおじさん大活躍(SAW)』 や 『実録!ユーゴスラビアに気を付けろ!(ホステル)』 などに比べると、なんとも謙虚なレベルの血量ですが、特殊メイクを何気にトム・サビーニが担当しているだけあって、その完成度はとても高いです。

ただ、若者がジャンジャン血祭りに上げられて行き、いよいよヒロイン・アリスが孤立無援状態! と言う段になって颯爽と現るママンの存在が、唐突すぎて不自然といえばそうかもしれません。
仲間を何者かに皆殺しにされて、動揺しまくりのアリスに優しく近寄るママン。
さっきまでは、影でこっそり殺戮を繰り広げていたのに、アリスの前に立つといきなり自分とジェイソンくんの不幸な生い立ちを語り出すママン。

・・ルックルックか?
・・・ドキュメント・女ののど自慢 なのか??


ママンも「母である前に一人の女」、と言う事なのでしょうね・・・きっと。

そんなんやってるから、アリスごときに寝首をかかれるんだ。なんて、可哀想でとても言えません。
なんと言っても相手(ママン)は実の子を亡くしているのですから。
A賞は確実です。

と、女ののど自慢を知らない若い世代の方にはトコトン優しくないレビューになってしまい、ちょっぴり申し訳ない気持ちなのですが、とにかく少し拙い所はあるものの、レジェンドの開幕に相応しい、小気味いいスプラッターとなっておりましたので、ルックルックこんにちはを知っている方も知らない方も、是非パメラ・ボーヒーズさんの勇姿を堪能して頂ければ、と思います。

いよいよ次回作 『Part2』 より、ジェイソンくんの本領発揮です。
アガサの根気が続く限りレビューして行きたいですね。
でもホントはその前に、途中止めになっている 『ヘルレイザー』 を何とかしたい・・・。
TSUTAYAの英断を期待します。

追記・・・
若かりし日のケビン・ベーコン(通称・鼻ソケット)が、頼まれもしないのにまたまたお尻を丸出しして、潔い死に様を披露してくれます。
やはり映画界の露出狂キングは、生まれながらの脱ぎたがりだったのですね。
もしかして、出演作全部で脱いでいるのでしょうか・・・?
どなたか、熱狂的な鼻ソケ・マニアの方からの情報をお待ちしております。
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