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『ゴースト・オブ・マーズ』

2007年07月07日
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幽霊なのだそうです。

全国の血に飢えたスプラタファン垂涎の極悪映画 『シー・ノー・イーヴル/肉鉤のいけにえ』 。
先日レンタル開始となったこの作品を鑑賞する為、3日連続で近所のレンタル屋を日参しているのですが、なぜかいつ行っても貸し出し中だったりします。
もしや今、岡山でもちょっとした『肉鉤』ブームが到来しているのか?(いや、全国規模なのか?)
早くアガサもその波に飲み込まれたいものです!!

・・・で、とりあえず今回は、先日コメント欄でwataruさんとMINさんが絶賛されていた 『ゴースト・オブ・マーズ』 で、スプラタ心を落ち着かせる事に。
さてさて、果たしてどんなゴーストが飛び出してくれるのやら・・・。


あらすじ・・・
① 火星警察・副隊長のメラニー、希代のワル・ウィリアムの移送の為、遠方にある炭鉱の町に向かう。
② メラニー、行きの列車の中でレズの女隊長若ハゲの同僚に口説かれる。
③ メラニー、丁重にお断り申し上げる。
④ 炭鉱の町に到着するが、そこには首を刈られた死体が放置され、残った町民もなにやら様子が変。というかゴスっ子風メイク。
⑤ 探索に出掛けたレズの隊長、首を刈られる。
⑥ ゴスメイクを施した町民たちは、実は炭鉱の奥から抜け出した“なんか悪そうな気体”に寄生され、悪の総大将に率いられて人間どもを皆殺しにしようと目論んでいたのだ!
⑦ 不良町民軍団に包囲されたメラニー、生き残る為、渋々ウィリアムと手を組む。
⑧ この後に及んでエゲツない性欲を発揮する若ハゲに、メラニー、貞操の危機!
⑨ メラニー、得意の組み手で(性欲からも不良町民からも)脱出成功。
⑩ 辛くも列車に逃げ込んだメラニーたちですが、不良町民軍団にとどめを刺すべく、炭鉱に逆戻り。
⑪ 若ハゲ、活躍も虚しく不良町民に襲われ貪り喰われる。
⑪ メラニー、炭鉱の施設に核爆弾を仕込み、何とか町全体を爆破。
⑫ ところがどっこい、“なんか性悪そうな気体”は火星全土に感染し、それを知ったメラニーとウィリアムは、生き残りをかけた全面戦争に突入するのであった・・・。


人物紹介・・・
メラニー asナターシャ・(スピーシーズ)・ヘンストリッジ
・・・スキル:ツンデレ
レズの隊長 asパム・(ジャッキーブラウン)・グリア
・・・スキル:肉襦袢
若ハゲ asジェイソン・(トランスポーター)・ステイサム
・・・スキル:中途半端な毛根
希代のワル・ウィリアム asアイス・(アナコンダ)・キューブ
・・・スキル:ちょい悪イウォーク
役に立たない警官 asクレア・(パラサイト)・デュヴァル
・・・スキル:男顔
役に立たない科学者 asジョアンナ・(レプリカント)・キャシディ
・・・スキル:頭がロッド・スチュワート
悪の総大将 asリチャード・セトロン
・・・スキル:パッと見マリリン・マンソン


個性がある様な無い様な、なんだかよく判らなくなるような俳優陣を揃えて、鬼才ジョン・カーペンターが非道の限りを尽くします!

火星の原始的な微生物に寄生された町民は、何故だかよく判りませんがとりあえず首を刈りたいんですね。

時には手刀で、時には電ノコの替刃160265.jpg(←こんなの)でシュパーンと飛び交う首・首・首。


パム・グリアもクレア・デュヴァルも、意味ありげに登場する割には容赦なく晒し首になってしまい、何の為に出てきたのかさっぱり判らない。
まさに非道。
火星の菌に憑依され、マリリン・マンソン状態になっちゃった敵の総大将(ビッグ・ダディ・マーズと言うらしい)は英語が話せないらしく、決起集会で「ウンジャラゲー!ハンジャラゲー!」と一人盛り上がっている所が、非常に絡みづらい。(いや絡まなくてもいいのか)
そして総大将のクセに大いにヘタレで、常にメラニーたちの後手後手に回り、しまいにゃぁ“ちょい悪イウォーク”ごときにボコられる有様。
これまた非道。
そして、凄まじい死闘の末、なんとか町ごと核爆弾で葬り去ったメラニーに男前な別れを告げ、日活ニューフェイスばりの去り際を魅せた“ちょい悪イウォーク”は、何故かラストで、再び窮地に陥ったメラニーの住居にいきなり何の断りもなく飛び込んで来る始末。
・・・住所、確か教えていなかったよね。
激撮! ヒーローがストーカーに成り下がる瞬間!
もうなんか寝ても冷めても非道。

ヒドイ、ホントひどいッスねー、カーペンターさん。
1時間半かけて、えっとこさ不良町民と死闘を繰り広げて仕上げに核爆破までしたにも関わらず、何事も無かったかのように更にパワーアップした火星人菌が全人類に広がってしまう。と言うラストは、映画史に残る非道なラストなのではないでしょうか。(色んな意味で)

あの1時間半は、オレたちの幻だったのか・・・?
パム・グリアがレズ役だった事に、何の意味があったと言うのか・・・?
この話って、舞台を火星にする必要ホントにあったのか・・・?

エンディングで脳裏を過ぎる様々な戸惑い。
しかし、戸惑う観客の瞼に浮んでくる、アイス・キューブとナターシャ・ヘンストリッジの 『ゆうひが丘の総理大臣』 みたいな爽やかな笑顔は、そんなモヤモヤを全て吹き飛ばしてしまう事でしょう。

うん・・・ま、いっか。
そう思わせてしまうジョン・カーペンターのごった煮マジック。
ホント、おもろいオッチャンですね。

余談ですが、鑑賞中
「ゴースト・オブ・マーズなのに幽霊出て来ないじゃん」
と、てっきり“火星菌に因る感染モノ”なのだと思っていたのに、ラストに登場した火星政府のお偉いさんが
「幽霊の仕業だったなんて・・・!((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル」
と思いっきり“感染”ではなく“憑依”だった事を説明してくれた事が、アガサにとっては一番の衝撃だった事をお伝えさせて頂きます。
そうかいそうかい。 そう言えば炭鉱の入り口にお札みたいなのが貼ってあったしね・・・。
でもなんか、火星に幽霊ってとっても不似合い・・
モゴモゴ
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監督 ジョン・カーペンター 主演 ナターシャ・ヘンストリッジ 2001年 アメリカ映画 115分 SF 採点★★★ 子供の頃から宇宙だの惑星だのに興味があった私は、TVで放映されたカール・セーガンの“コスモス”にいたく感激し、親にねだって“コスモス”の本を買ってもらう

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