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『300<スリーハンドレッド>』

2007年06月12日
むせ返るような漢臭(おとこしゅう)。
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映画館で映画を観る。 という事が、とってもゴウジャスな行為だと思わずにはいられない今日この頃。
皆さんは月にどれ位のペースで、劇場に足を運んでいらっしゃるのでしょう?
アガサも若さ爆発20代の頃は、家で映画を観るのと変わらないペースで劇場に通っていたものですが、今ではもっぱら自宅鑑賞メインでございます。
大スクリーンで鑑賞出来るのなんて、月に1本あれば御の字・・・。

そんな貴重な劇場鑑賞を、毎回全身全霊をもって楽しもうとしているアガサなのですが、なんと今回は信じられない出来事が、その鑑賞中に起こったのです!

信じられない出来事・・・。
それはタ バ コ 。
なんと、どこかのアホが鑑賞中に、タバコを吸っていやがっていたのです!

意味がわからんわ!

上映前に、場内放送で「喫煙禁止」って言われてたのに、もう忘れたんか?おっさん?(どう見てもカタギに見えないおっさんだった)

で、そんな暴挙をしこたま働いた上、なんとそのおっさんは連れの若い衆を引き連れて、本編を5分以上も残した段階で、さっさと場内から出て行ってしまったのです!

だから、意味がわからんわって!

確かにクライマックスは過ぎた(感はあった)。
でも、まだ登場人物が喋っているのに退室て!
なんや? 「オチが気に入らんかったから途中退場」って、
カンヌか? ここは?!

とっても残念なおっさんのせいで、折角の貴重な劇場鑑賞に大きなケチがついてしまった事が、無念でなりません。
しかし、そんなケチもなんのその!
真に力を持つ物(『300』)の前では、小ざかしい虚勢など吹き飛んでしまうのである!
と言う訳で、今年に入って目にした予告編の中で、最もアガサの心を鷲掴みにしたサンダル・アクション大作 『300』 を、念願かなって鑑賞する事が出きましたので、こざっぱりとレビューなど行ってみたいと思います。

あらすじ・・・
紀元前480年、ギリシャの都市・スパルタ。
そこでは病弱に産まれてきた者は赤子のまま捨てられ、健康な男子は幼い頃から“闘う事”を強く教え込まれて育てられました。
数多の苦難を乗り越えて、無事戦士として成人を迎えた彼らは、スパルタ人としての誇りを一番の武器に、数々の戦争に勝利して来た。
彼らの辞書には、 「降伏」 「退却」 「服従」 の3文字は無いのである!

で、ある日そんな血気盛んなスパルタ国に、アジア全域を降伏させてきたペルシャ軍が接触を図ってきます。
降伏するか全滅するか、どっちがいい?
と、およそ外交とは程遠い上から目線に、スパルタ国王レオニダスがキレた!
ペルシャ軍の偉そうな使者を、丁度近くにあったおあつらえ向きな井戸に突き落とし、宣戦布告をしてしまったレオニダス。
しかし、スパルタの法律を決める有権者会議で、レオニダスの「戦争やろう」案はあっさり却下。
納得行かないレオニダスは、スパルタが誇る新進気鋭の猛者をチョイスして、僅か300人の精鋭部隊でペルシャ軍を迎え撃つ事を選ぶのでした。
もちろん、生きて帰れる保障など、ゼロに等しい事は判っていても・・・。
たとえ最後の一人になっても、国の為に戦い抜く・・・。
それがスパルタ人の魂だから・・!


かっこいいいいいいいいーーーー!!(泣)
もう一回言っとこ
スパルタンかっこいいいいーーーーーー!!!(爆泣)

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もう、文句なし、アガサの今年のベスト1決定です。(6月10日調べ)
原作は『シン・シティ』のフランク・ミュラー。
ならば当然と言えば当然ですが、それにしても映像のかっこよさと言ったら、もう何ものにも比べようがありません。
“ 『マトリックス』以来の映像革命 ”とか言われていますが、ホント、ワーナーブラザーズさんの仰る通りですね。
アノ映画を観た時に感じた、胸の動悸、手足のしびれ、関節の痛み(それは違うか)、眩暈すら覚える戦闘シーンの美しさ。
それらがパワーアップして、徒党を組んで帰って来た!
それが 『300』 なのだ!

スパルタの男たちは、みんな(顔が)濃い。
そしてパンイチ(パンツ一丁)。
そしてサンダル。
何より筋肉隆々。

ステキです。
アガサの中の漢(おとこ率)が、グングン上がっていくような気がします。(※通常時40% → 70%)
『ロッキー・ザ・ファイナル』といい、この作品といい、なんだか「今年のアガサは体を鍛えよ」と、大きな陰謀による働きかけがなされているようで、気もそぞろな昼下がり。(意味不明)

「戦場で祖国の為に死ぬ事こそ、一番の名誉」
と言う、どこかの都知事が聞いたら嬉し泣きするんじゃないかと思うような、一見痛すぎる思想を、大真面目に胸に刻んでいるスパルタの兵士たち。
しかしそれは、ただ単に頭の中が筋肉パラダイスで「男の美学」なんて自分に酔っているのではないのです。
彼らは生まれもっての戦士であり、祖国や愛する者に対して恥ずかしくない生き様を刻む事が、彼らの人生の最終目標なんです。

それはすなわち、正しき事をする。
自分の信念を裏切らない。
祖国を救う道ではなく、祖国もろとも滅びる道であろうとも、彼らは人間としての誇りを捨てない。
はたから見れば、甚だ迷惑な漢(おとこ)道ですが、これが小気味いいと感じてしまう、まさに「スパルタ・マジック」。
アガサはその魔力に、首までどっぷり漬かってしまいました。

地面を埋め尽くすような敵の大軍を前に、自分の本気モードを披露出来る喜びにほくそえむスパルタの漢(おとこ)たち。
不死身の特殊部隊が襲ってくれば、「ホントに不死身かどうか試してみよう」と息巻くスパルタの漢(おとこ)たち。
強いです。
絶対的に強いのです。

これはもう、「観ていて気持ちいい」としか言い様が無い程の、圧倒的強さ。
肉体的にも・・。 精神的にも・・。
私は“名誉の戦死”を美しい事とは思いません。
しかし、スパルタンたちが持つ“強さ”と言う物は、私たちがもっと持つべき“強さ”なのではないかと言う気がしてなりません。

フランク・ミラーと言う希代の天才作家と、映画表現の最新技術が最高の形で結ばれて生まれた、漢たちの信頼と絆とプライドの物語。
この作品が、映画史の中の『スターウォーズ』や『ジュラシック・パーク』、『マトリックス』の様に、 
「『300』前と『300』後」 
と言う言葉でこれから先、色んな所で引き合いに出される事は間違いないのではないでしょうか。

で、また劣悪な二番煎じモノも登場するのでしょうね、きっと。(予想例『スパルタン300』『301スパルタン』)

映画を観る。 という事の幸せを、改めて実感した一本でした。
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スパルタと聞くと、戸塚ヨットスクールを思い出す。
 上映開始までの時間潰しに本を読んでいました。 読んでいた本は寺山修司の『ポケットに名言を』。この本自体は名言、格言集なので冒頭から順番に読んでいく必要は全くありません。適当にページを開いてはそのページに掲載されている名言・格言に目を通していたのです。..
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「300 スリーハンドレッド」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディ、デヴィッド・ウェンハム、ドミニク・ウェスト、ビンセント・リーガン、マイケル・ファスベンダー、トム・ウィズダム、アンドルー・プレビン、
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去年から気になっていた「300」、ようやく観ることが出来ました。大好き「シン・シティ」のフランク・ミラーと、リメイク版「ドーン・オブ・ザ・デッド」のザック・スナイダーがタッグを組んだこの作品、期待も大きかったのですが、不安も大きく・・・劇場公開を見逃し...
いやあ、ブログって本当、いいかもにゃ。 遡って書けるから、所謂筆不精の青竜には大

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