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『妖怪大戦争』

2007年05月12日
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戦争といふよりむしろ・・・お祭り?

いまだに花粉症に苦しんでおります、アガサでございます。

花粉でギャフン!

ホントすみません。
花粉症が抜けきらず、どうにも頭の中の霧が晴れない状態が続いております。
3行上を見ていただければ、どれくらい重症かお判り頂けるかとは思いますが・・・。
もうしばらく、フンガフンガ頭で頑張ります

ところで、最近テレビでやたらとウェインツくんを見ると思っていたら、どうも主演作『ゲゲゲの鬼太郎』が公開中なんだそうですね。
観に行った友人に聞くところによると、ウェインツくん扮する鬼太郎はばっちり両目が開いていたんだそうです。
・・・やっぱりアレですかね。
みんなのアイドル・ウェインツくんの美貌を損ねる事なんて、でけません!と。 そう言う事なんでしょうかね。

・・・だったら、実写版鬼太郎なんて・・
やめちまえコンニャロメー!!


で、両目がある鬼太郎を観る気は殆ど湧いて来ないのですが、同じ様な作品が少し前にあったのを思い出して、このたび鑑賞してみることにしました。

類似品に注意しつつあらすじ・・・
 大魔人・加藤さんが、中国山脈のどこかに大きな工場を作りました。
 とっても怖い加藤さんは、“大怨霊・ヨモツモノ”なるモノを呼び出して、人間界にケンカを仕掛けようとしていました。
 平凡な小学生・タダシくんが、人間界の代表に選ばれました。
 カッパと色っぺぇ姉ちゃん(川姫)と、おまけに真っ赤な近藤正臣までが味方になってくれました。
 加藤さんが東京に出張したので、タダシくん達もジェット機にしがみ付いて追い掛けました。
 東京で沢山のロボットと闘っていたら、日本中からお祭り気分の妖怪がわんさか上京して来ました。
 タダシくんは、大切なペットを取上げられたのが許せなくて、加藤さんに斬りかかりました。
 でも加藤さんはスゴーク強かったです。
 加藤さんは、川姫さんと知り合いだったようで、そしてどうやら好きだったようで、さっきまでイチャついていたアギさんと言う色っぺえ姉ちゃんを、ボロ雑巾のようにポイ捨てしていました。
 加藤さんがあんまり強いにで、もうダメだと思ったのですが、小豆パワーでやっつける事が出来ました。

《結論》・・・やっぱりお豆は大切なんだなぁ、と思いました。
おしまい


何だか、書いている内に自分が小学生になったような気分になってしまいました。
この作品はもしかして、小学生向けだったのでしょうか?
でも、小学生にはちとキツ過ぎるような、えげつない特殊メイクはどげんしたらよかですか?
冒頭でいきなりお目見えする、謎の牛人間。
粘液にまみれた温水洋一みたいな、エグサ満点の牛人間がドアップになった瞬間、アガサの隣からマイナス200度の視線が飛んできました。

・・・そうです。
アガサはこの作品をうっかり、世帯主さまの横で鑑賞してしまっていたのです。
そんな時に限って、まさかこんなに可愛げのない妖怪が一発目で登場するなんて・・・。
どうして?
どうして一発目がスネコスリ(ヌイグルミ系妖怪)じゃなくて、温水洋一だったの?

嗚呼・・・! せめて竹中直人扮する、妖怪・油すましだったら・・・! (※ 世帯主さまは竹中直人フリーク)

妖怪大戦争の前に、アガサ邸で家庭内戦争が起きないか、それだけが気がかりです。
またアガサ更正プログラムでも発動してみっか・・・?
その前に、まずは晩ご飯のメインを鶏から牛に変えてご機嫌を伺ってみようか・・・?

そうそう、牛と言えば牛人間。
牛人間と言えばエグイ温水洋一。

あぁ・・・堂々巡りだな、こりゃ・・・。

アガサ家のおかず戦争はさて置き、本題である“妖怪”の“戦争”に話を戻しましょうか。

終盤、魔人・加藤との決戦を繰り広げる大都市東京に、全国各地から多種多様な妖怪たちがわんさかわんさと集まるのですが、その数なんと120万!
圧巻といえば圧巻の光景なのでしょうが、その決戦の前にアギが一生懸命妖怪狩りをしていたのを知っているだけに、
「アギってホントは実は使えない女なんじゃ・・(モゴモゴ)」
と、スカートの丈と仕事の力量が反比例してしまった感のあるアギに対して、同情を禁じえません。
それに、いくらアギが出来ん子ちゃんだったとは言え、それでも妖怪120万体って・・・。
いったいぜんたい日本のどこに、120万体が運動会出来る墓場があると言うのか。(分散すればいいのか)

とにかく、お祭り気分で集まって来た120万体の妖怪たちと、ヨモツオノによって機怪にされたロボット三等兵たち、それに賑やかしのカッパや小豆洗いなどがゴチャゴチャと絡み合い、揉みくちゃになりながらいい汗を流す。
そんな戦争に、危機感もへったくれもある筈も無く、観客のみなさんはただ雑然とした画面を眺め、
いつになったらアギのハミ尻が出てくるんだろう・・
と、邪念にワクワクドキドキするしか無いのかもしれません。
あ、女性ファンの皆さんも大丈夫ですよ。
神木くんのスベスベとした、若さ満点のフトモモも用意されておりますゆえ。

そして、そんなゴチャゴチャとまとまりの無い大戦争が続いた揚句、いきなり訪れるラスト。
ヨモツモノの力を借りて、最強魔人に変化を遂げようとした加藤。
満を持してヨモツモノ変換装置の中へ身を投じるのですが、なんとその中には加藤と一緒に、ひと粒の小豆が入り込んでしまっていたのです。
ヨモツモノ変換装置とは、中に入った2つの異なる素材を一つに合体させるモノ。
さあ、小豆と合体させられる運命(さだめ)の加藤は、一体どんな小豆妖怪へと変貌を遂げるのでしょうか?!(ワクワク)
と思っていたら、なんの変化も無く、ただなんとなく消滅してしまったのでした。

・・・やっぱりアレですかね。
日本映画界の貴公子・トヨエツ様の美貌を損ねる事なんて、でけません!と。 そう言う事なんでしょうかね。

・・・だったら、魔人・加藤役は・・
嶋田久作に返してやれコンニャロメー!!


アゴの短い魔人・加藤なんて、小豆の入っていない赤飯みたいなものですよ、まったく・・・。

それと、最後の最後に登場して、
「戦争ヨクナイ!」
と言う正論中の正論を、御大・水木しげる先生がキメて下さるのですが、それもまたゴチャゴチャとやかましい120万体の妖怪どもの陰に隠れて、何を仰っておられるのか良く判りませんでした。

結局、「少年の成長物語」としても、「もったいない精神刷り込み運動」としても、「反戦メッセージ」としても、何だかピントが甘い印象が否めなかった本作。
うっかりこの作品を観てしまった子供たちは一体どんな想いを抱くのか、ちょっぴり気がかりです。

ただ確実に言えるのは、「いたいけな少年たちにエロスの種を植え付ける事」には成功している点だけでしょうね。
まぁそれはそれで、一つの成長物語なのかもしれませんが。

最後に、栗山千明の尋常でない悪の色香を堪能出来た事と、愛しの佐野史郎さまが虫けらの様に圧死するシーンが観れただけで、アガサとしては充分お腹いっぱいになれました事をご報告いたしまして、今回のレビューを終わらせて頂きたいと思います。
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