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『ロッキー・ザ・ファイナル』

2007年05月08日
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でもやっぱり、リングサイドにはエイドリアンが居て欲しい・・・。

いつもご覧下さっている皆さん、改めましてこんばんは、アガサです。
先日、心温まるコメントを下さった方から、『すきなものだけでいいです』というブログ名の意味を質問頂きましたので、興味がある方も無い方も、とりあえず聞いてやって下さい。
『すきなものだけでいいです』と言う名前に秘められた想いを・・・。

そう、あれはアガサが高校時代の事。
当時赴任してきた英語教師の・・・
長くなりそうなので、この辺でやめておきましょうかねぇ?
まぁ簡単に言うと、映画や舞台や本や音楽や、すきなものの感想を節操無く書くブログ。という事です。
その割には映画の感想しかないのですが・・・。

ちなみにそんなアガサの隠れた特技は、エイドリアンの吹き替えをする松金よね子のモノマネです。
私がリングザイドで呼べば、ロッキーはきっとコチラを振り返りますね。
100%の自信があります。

・・ん?
・・・なんか間違ってるかも・・・。

『ロッキー最終回』あらすじ・・・
最愛の妻・エイドリアンを亡くしてから幾年月。
未だに癒えない心の傷を抱えながら、ロッキーはイタリア料理屋をひっそりと営んでいました。
そんなある日、現役チャンプから試合復帰の誘いを受け、錆付いていたロッキーのボクサー魂に、再び灯りがともるのでした。
周りの猛反対の声に対し、「誰にでも夢見る権利はあるはずだ」と言い放ったロッキーは、人生最後の試合に立ち上がります・・・。


今でも中学生の男子は、『ロッキー』放送翌日は教室で腹筋をしているのでしょうか?
その昔、スタローンがスライと呼ばれていた頃・・・。
金曜ロードショーの放送ラインナップが「スライ」「シュワちゃん」「ジャッキー」「スライ」「シュワちゃん」「ジャッキー」「ジェイソン」「ジャッキー」だった頃。
それらの翌日には、学校中のあちこちで腹筋に精を出す男子や、酔っ払ったフリをしてはいきなりカンフー技で襲い掛かる男子を見かけたものでした。

しかし、そのように栄華を極めていたスライことスタローンも、アクション映画のヒーローが「ぼやき漫談」でお馴染みマクレーン刑事にとって代わられたり、心機一転出演したコメディがある意味伝説になったりと、人気は急落の一途を辿ってしまいました。
もはや、スタローンは顔の不自然な引きつり具合や、年下のモデルとの再婚話くらいしか、話題に上ることもなくなってしまった・・・。
そこにとどめの様に舞い込んだ 『ロッキー5』 製作の一報。
誰もが、スタローンのキャリアの終焉を感じた筈でした。
出来上がった映画を観るまでは・・・。

そして、観終わったアガサの胸の中はと言うと、

「ロッキーィ・・!
 
かっこいいよロッキーィィィ・・・!!!」
(松金よね子風に)

。・゚・(*ノД`*)・゚・。


もうフンギャー!ですね。
完膚なきまでに叩きのめされました。

もしかしたら、“人間”と言う生き物の遺伝子には、「あのテーマ曲を聴くとアドレナリンが大放出される」という情報が組み込まれているのかもしれませんね。
もう、トランペットが奏でるメロディが聴こえてきただけで、アガサのヤル気は最高潮です。
何に対するヤル気なのかは判りませんが、とにかく何かをやり遂げなきゃ、オチオチ夜も眠れません

何をしよう?  何がある?
・・・そうだよ! 階段だよ!!
あの階段(舞台となったフィラデルフィア美術館前)登りたいなぁ!!! コンチクショー!!


誰かオレに階段をっ!!

すごい階段をくれー!!

・・・と、言う訳で、しばらくの間アガサは階段めぐりの旅に出掛けたいと思います。
もしどこかの(大規模な)階段の頂上で、両の拳を天に突き上げるメガネっ娘を見かけましたら、「よっ! バルボアっ!!」とでも声を掛けて下さったらこれ幸いです。

ゴメンなさい。
うそです。


まぁ、階段はともかく、今回の目玉はスタローン自ら執筆した脚本。
その栄光(ちやほや)と挫折(干され)の人生を総決算するかのような、重みのあるセリフばかりで、半分ドキュメンタリーなのではないかと思うようなリアルなやり取りが、観ている者の心にクリティカルヒットします。

「あんたなんて過去の人なんだよ!」
・・・きっとこれ、どっかの生意気なガキに言われたんだろうなぁ。
「挑戦することを止める権利は誰にもない!」
・・・きっとこれ、嫁にしつこいぐらい言い聞かせてるんだそうなぁ。
などなど、ノンフクションなスタローンの私生活を、否が応でも思い描く事が出来るセリフの数々。
物語の殆どはそんな生きた英会話で成り立っており、酸いも甘いもイヤと言うほど嗅ぎ別けたスタローン先生のありがたいお言葉が、これでもかと披露されます。

ヘタすると、それらは新人歓迎会で大卒者相手に説教を垂れる、定年間際の万年係長の遠吠えの様に、クドクドしいものになってしまうのでしょうが、そこは我らが80年代のヒーロー・スタローン先生。
適度に嫌味なゴロツキどもを登場させる事によって、観ている者が思わず「もっと言い込めてやれ!」と叫んでしまう様な爽快感を感じさせてくれるでしょう。

そして、スタローン先生がひとしきり説教を終えたら、後は殴り合うのみ。
最愛のエイドリアン亡き今、リングサイドでワーキャー喚くのは近所のギャル。
でもいいんです。
そんな彼女も、シリーズ1作目に出ていた昔馴染みさんですから。
とにかくどこを取っても、1作目への愛情とリスペクトに満ちた本作。
登場する場所も、登場する人物も、みーんな1作目関連ばっかりですので、思う存分、古きよき昔を懐かしむ事が出来ます。
そして、流れてくるあのテーマ曲に全細胞を呼び覚まされたら、劇場を出て、目の前にある階段をただひたすらに駆け上がればいいのです。

きっと、スタローンさんもそれを望んでいる筈ですから・・・。

・・・なんかまた間違っていますか・・? 私?

あとは、来年公開される(らしい)ランボー最新作が、スタローンのキャリアをまたもやドンゾコに落としこまない事を願うばかりですね。
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