ブログパーツ

『ハチミツとクローバー』

2007年04月04日
20070403235613.jpg  そのメガネだけでご飯3杯は・・ (以下略)


突然ですが質問です。

Q.もし、あなたが片思いしている相手が誰かをストーキングしていたら、あなたはどうしますか?

A.気にならない。なぜなら自分もストーカーだから!!

どうも今晩は、アガサです。
いつの時代も、恋と言う物には尾行が付き物ですね。

・・私が言ったんじゃないですよ。
私の友達の友達が・・ (モゴモゴ)

桜の舞い散る美しい日本の春に合わせて、ゴアゴア映画で荒みきったアガサを爽やかにリニューアルさせるべく始めた“アガサ更正プログラム”。
春だ!一番!! トキメキ祭り! と言う事で、ステキなメガネ男子が切ない片思いに身をやつす(らしい)『ハチミツとクローバー』を鑑賞しました。

それにしても、題名から何から、トキメキ要素たっぷりです。
『ハチミツ』とか『クローバー』とか『メガネ』とか『オサレな美大生』とか・・。
なるほどなるほど。
原作者の方は、我々を力ずくでもトキめかせるおつもりか。
ならば存分にトキめかせて頂こうぞ!!
いざ! 鎌倉!!
 (←興奮で訳が判らなくなっている

アガサ更正プログラム NO.2『ハチミツとクローバー』
あらすじ・・・
美大の建築科3年生の竹本は、大学講師の花本の家で出会った、油絵科1年生のはぐに一目ぼれ。
同じく建築科4年生の真山は、バイト先の女社長・理花に熱烈な想いを寄せていて、その行動はほぼストーカー。
陶芸科3年生のあゆは、そんな真山に届かない想いを抱き続けており、その行動はちょっとストーカー。
天才的な才能を高く評価され、海外にも頻繁に出掛けている彫刻科8年生の森田は、久しぶりに帰国した際にはぐの作品を見た事から、彼女と彼女の作品に強く惹かれて行く。

彼らの想いは、どこにも辿り着けない一方通行の想いばかり。
そして、はぐ森田という2人の天才は、その才能が故に壁にぶつかり、もがき続ける。
「芸術で一生食べてゆく」事の難しさや、将来への漠然たる不安・・。

若き芸術家達の、恋や青春の行く末とは・・・。


過去のレビューにも散々書いておりますが、高校時代には失恋の連敗記録を更新し続けたアガサは、堂々たる非モテの人生を歩んでまいりました。
非モテのくせに、容易く恋に落ちてきたアガサ。
何の自慢にもなりませんが、“レンタル屋で店員の兄ちゃんが微笑みかけてくれた”と言うだけで、3ヶ月くらい店に日参した事があるくらい、その恋はいつも急発進&真剣勝負!

非モテの歴史を紐解く時はいつもその後ドっと落ち込むので、アガサの黒歴史はこれくらいにしておくとして、報われる恋の倍以上片道発進の恋を経てきたアガサには、この映画は他人事とは思えない様な切なさに満ち溢れていたのでした。

しかし、その切なさが威力を発揮するのは主に後半部分。
前半部分は、竹本がはぐに延々ハートを飛ばしたり、真山とあゆがストーキング一本勝負を繰り広げたり、森田の喋りが気持ち悪かったりと、感情移入し難いストーリーがダラダラ落ち着いたテンポで進んでゆきます。
その中で、天才少女はぐと、天才青年森田が、存分にその才能を披露してくれるのですが、残念ながら今ひとつピンと来ないと言うかなんと言うか・・。

こういう(芸術がテーマの)映画を観る時いつも思うのですが、天才的な才能をスクリーンに現すと言う事は、とても難しい事ですよね。
“天才演奏家”にしても“天才画家”にしても、その作品を再現するのは第3者であり、その第3者がどれほどのスゴ腕であるにしても、映画の中で設定されている“天才”のハードルはかなり高いので、そのハードルを越えていると観客に納得させるのは至難の業なのではないでしょうか。

で、そんなはぐと森田の微妙な関係なんですが、とにかく森田(伊勢谷友介)の言動がキモイ。(←失言)
全国20万人の伊勢谷友介ファンの方には申し訳ないのですが、私の目には森田がちっとも魅力的に映りませんでした。
むしろウザイ。(←失言2)
よって、はぐと森田のくだりは私にはちっともトキメきませんでした。

終了~! ピリリリー!(笛)

ではどこがアガサの琴線に触れたか?

いざ、ご登場頂きましょう!!

今年度アガサ杯メガネ大賞受賞、真山巧さんです!!!

か っ こ い い ~

久しぶりにトキメキました。
今風に言う所の“萌え”ってやつですか?
元々基本的にメガネ男子は大好物のアガサ。
普通の男子でも、メガネを掛けているだけでモテ度200%アップ!(対象生物・アガサ)
その上に、メガネにかかるくらいの厚めの前髪白シャツ細い首筋長い腕スラリと伸びた足・・。

殺 す 気 か ー !!
もう瀕死のアガサですよ。
トキメキ過ぎてアップアップです。

そんな真山は、男前のくせに片思いの相手を尾行し、ゴミを漁り、私物を持ち帰り、それらを自室の壁にレイアウトすると言う、筋金入りのストーカーです。
ガチンコです。

そしてあゆは、愛しの真山を盗撮するのが日課だったので、真山のストーキング癖を知っても一歩も引きません。
まさに、敵に不足なし! (違うか)

あゆはめげずに真山を想い続けるのですが、ある日突然真山から失恋宣告を受けてしまいます。

「これ以上想ってくれても、応える事は出来ないから・・」

まだ告白してもいないのに、いきなり失恋したあゆ。
なんじゃこりゃー!!
何でワシ、失恋しとんねん!!

何を隠そう、過去に全く同じセリフを喰らった事があるアガサは、過去の切ない青春の日々を思い出し、今夜もねむれナイト。(※告白はしていましたが)

でも・・、でもね。
そんな事言われたからって、想いを止める事なんて出来んのですよ!!

判ってつかぁさいな! 旦那方!!


自分の方を向いてくれる事など無いと判っていながら、真山を想い、真山の恋を応援するあゆ。
そして、そんなひたむきで真摯なあゆに、友情以上の感情を抱き始める真山。
でも、恋愛には発展しない。
2人とも、自分の想いを諦めないからです。

酔いつぶれたあゆが真山におんぶしてもらい、背中越しに「真山・・好き」と何度も呟くシーンは、全国の恋する(恋した事のある)乙女には切なすぎる名シーンです。

そしてそれに、「うん、うん、・・・ありがとう」と静かに答える真山。

そのシーンだけで、白飯3杯はいけるぞ!!
そして、おかわりもね!!

真山とあゆの切ない恋模様に、もうお腹いっぱい胸いっぱいです。
トキメキング・スピッツの爽やかな歌声と共に、うららかな春の日差しに飛び出して行きたい、そんな気分になる事請け合いの、実にサッパリとした作品でした。
     ♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ →   にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

Trackback
 子供の頃は絵を描く事が好きだった。 幼稚園の頃には12色だかのクレパスを買ってもらって思うがままに色んな物を描いた記憶があります。 実際、僕が母の日のプレゼントとして描いた母親の似顔絵(うちの母親がこんなものまでちゃんと保存してることに驚いた)を見せて....
『頭文字D』の主役の車はハチロクだが、この映画の略はハチクロ。『NANA』のハチは宮崎あおいだが、この映画のはぐみは蒼井優だ。と、ろくでもない書き出しになってすみません。

※当ブログで使用しているイラスト等の著作権は、全てはアガサにありますので、転載、二次加工、再配布の際は一言ご連絡下さいませ。