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『2001人の狂宴』

2007年03月09日
先日、人生に於いて出会った変態が10人単位(『変態村』)から、一気に2000人(『マニアック2000』)にまで膨らんだアガサです。

「もう変態は、向こう3ヶ月はお断りだい!」と、思っていたのですが、TSUTAYAの陰謀でまた新たな変態にお目に掛かってしまいました。

やっぱねぇ・・・。
2本並んでたらねぇ・・。
借りてしまうってのが人間ってモノでしょう・・。

そんな訳で、今回は先日の『マニアック2000』の現代版リメイク、 『2001人の狂宴』 のレビューです。

それにしても、オリジナルの原題が
『TWO THOUSAND MANIACS!!』で、
ビデオ発売時の邦題が
『2000人の狂人』で、
DVD再販時の邦題が
『マニアック2000』

そして今回のリメイク版の邦題が
『2001人の狂宴』って・・・、

・・・何故こんなに団結力の無いタイトル集なんでしょうか?

ここまで仲間意識の無いオリジナルとリメイクも、なかなか無いのではないでしょうか。

あぁ、そうか!  最初に付けた邦題に「ピー」が入ってたからか!!

あらすじ・・・
大学でチンタラとした生活を送る、童貞3人組。
春休みに入り、もてない君を返上しようとバカンスに向かう3人でしたが、道に迷い迂回路を進むと、今まさに「150年祭」が始まらんとする小さな町に辿り着きました。
同じ様に到着した他の若者達と共に、3人組は大歓迎のうちに町民に迎え入れられます。

150年祭の特別ゲストとして、是非とも町に泊まっていって欲しい
そう懇願された彼らは、タダ飯とタダ宿とボインな姉ちゃんに釣られて、その町・プレザントヴァレーに一泊する事に。

しかし、色と欲に目がくらんだ若者たちは、その町の人々の本当の目的に気付いていませんでした。
実はその町は、150年前に南北戦争時に北軍によって虐殺された過去を持つ、哀しい町だったのです。

今、町民たちの北部人に対する復讐(腹いせ)が、始まろうとしていました・・。


意外と忠実に、オリジナルを踏襲していた本作。

しかし、「せっかくリメイクするんだし・・」と気合が入ってしまったのか、血祭りに上げられる人数は前作の4人から一気に倍増の8人。
エロも2倍(いや100倍か?)、血糊も2倍、町民に至っては、前作“2000人”と銘打っていたクセに20人くらいしか居なかったのが、一気に文字通りの2001人(CG町民も含めて)に増えていて、製作者の本作に対する意気込みが暑苦しいほどに伝わってきます。

とにかく、
エロ

血飛沫

エロ

血飛沫

エロ

エロ

血飛沫

というヌル~イ展開の間に、フレディ・・じゃなかったロバート・イングランド扮する町長のステキなドアップを挟み込みながら、延々続く150年祭。

オリジナルでは、狙われた若者たちは善良なただの旅行者であり、町民の狙いは彼らをみんなでいたぶる事だったのですが、本作で狙われるのは、いかにも知能指数の低そうなバカ無邪気な若者たち。
20070308231100.jpg  ← ね? アホっぽいでしょ?


そして、町民の目的はズバリ動物性タンパク質の確保

パーティで使う肉が必要なだけなので、いたぶる行為を町民みんなで分かち合う事は殆ど無く、もっぱらお色気担当の巨乳姉ちゃんや、女どもはその魅力にイチコロのハンサムガイの手によってサクサクと殺されてしまう若者達。

食べる人が2001人も居たら、いくら8人捌いたところでおつまみ程度の蛋白源しか割り振られないと思うのですが・・。
どうせ調理するんなら、スーパーでブタ肩ロースでも買ってきた方が早いのではないでしょうか。

しかしまぁ、その若者たちはどれも無節操だったり童貞だったりしますので、殺されても大して同情も湧きません。(童貞は関係ないか)

ただし、その仕置き人のエロ姉ちゃんは、見たまんまのプレイメイト系でまぁまぁ許せるのですが、名うてのプレイボーイの方には少々問題が発生しております。
20070308231125.jpg  ビミョーーーう・・・!!


男前・・と言うかなんと言うか、板尾創路を男前と認めるならばコイツも男前と呼べるかもな・・と言う感じの微妙な男前が、都会のギャルを手玉に取ってしまうので、何だか違和感アリアリです。

ちなみに声の甲高さは林家こぶ平(現・正蔵)並みです。

それと、微妙な町民と言えば、若者たちの運命を握る邪悪な少年が登場するのですが、その少年も実にビミョウだったりします。
20070308231202.jpg  ・・少年・・か・・・??

20070308231232.jpg  身長・・、大学生と変わらないんですけど・・・。



よっぽどキャスティングが難航したのか、はたまたこれもまた製作者側の計算通りなのか・・。
もしくは、巨乳の姉ちゃんに経費を使いすぎたのか・・。

いずれにせよ、町長役のロバート・イングランドが全部持っていっていますので、その他のキャストはあくまで賑やかしです。
きっとそうです。

オリジナル版では凝りに凝っていた殺害方法ですが、本作でも製作者の創意工夫があちこちに見てとれる、やり過ぎ感たっぷりの成敗が、あの手この手で繰り広げられます。
圧死が(形は違えど)2回あったのは、ちとアイディア不足?とも思いましたが、クライマックスに登場する、お皿に盛り付けられた生首などは、 “口から飛び出した串の先にパイナップルを刺す” と、遊び心満載な盛り付けで思わず笑ってしまいました。

やっぱり料理には、遊び心が必要ですよね。

ちなみにもう一人の生首は、ほっぺたの上にレモンの輪切りがデコレイトされていました。

『センスが光るパーティー料理100選』で、ケンタロウの次のページにでも載せて頂きたいですね。


しかし・・・
もうこれで、しばらく“変態”は要らないかな・・。
お腹いっぱい状態になる1本でした。
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監督 ティム・サリヴァン 主演 ロバート・イングランド 2005年 アメリカ映画 88分 ホラー 採点★★ “ホラー映画好き=スプラッター映画好き”と、ひとまとめにされるのはイヤなんですが、まぁ“目クソ鼻クソ笑う”みたいなもんなんでしょうねぇ。 【ストーリー】 南北戦

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