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『ドリームガールズ』

2007年02月18日
20070218085919.jpg  第79回アカデミー賞・助演女優賞、助演男優賞、歌曲賞、美術賞、衣装デザイン賞、音響賞ノミネート


一世を風靡したSPEEDの解散後、NYに渡って7年・・。
人知れぬ努力が実を結び、ヒトエが大きくなって戻ってこようとは、一体誰が予想したでしょうか!

おめでとう! 仁絵ちゃん!!
おめでとう!! HITOE´S 57 MOVE!!


・・・え?
・・違う人?
助演女優賞にノミネートされてたのって、元SPEEDの仁絵ちゃんじゃなかったんですか?

ぎゃぼ! (←流行に乗っかってみました)

私が仁絵ちゃんだと信じきって、祝杯を捧げていたその女性は、どうやらジェニファー・ハドソンと言う新人女優(歌手?)だったようです。
どうりでねぇ・・。
歌の上手さ具合が、仁絵ちゃんっぽく無いと思ったんですよねぇ・・。
でもって、ダンスの微妙なズレ具合は多香子ちゃんっぽかったし・・。

いやぁ、失敬失敬。

(折角観に行ったオスカー候補作のレビューが、こんなんで果たしていいのでしょうか・・)

あらすじ・・・
1962年、デトロイト。
“ドリーメッツ”と言うグループ名で、スターを目指して頑張っていたエフィー、ディーナ、ローレルは、泣かず飛ばずの日々に失望が隠せませんでした。
しかし、ある日カーティスという中古車ディーラーが、彼女達の才能に目をつけ、マネージメントをかって出た事で、運命は一転し始めます。

地元のスター、ジェームズ・アーリーのバックコーラスに抜擢された“ドリーメッツ”は、その歌唱力とパフォーマンスで、徐々に人気を博し、ついには念願のデビューを果たす事になります。
しかし、その条件としてカーティスが提示した内容は、
グループ名を“ザ・ドリームス”に変更する
と言う事と、
リードボーカルをエフィーからディーナに変更する
というものでした。
実力では勝っているものの、ビジュアルではディーナに勝ち目は無い・・。
そんな厳しい現実を受け入れる事が出来ないエフィーは、カーティスやディーナ、ローレルに当り散らす日々。
デビュー後の人気は上々だった“ザ・ドリームス”でしたが、エフィーの不満は募るばかり。
レコーディングや収録に穴を開けてしまうエフィーに、とうとうカーティスやディーナ達の我慢に限界が訪れ、“ザ・ドリームス”はエフィー脱退の日を迎えてしまうのでした。

新メンバー加入で、益々人気に拍車が掛かる“ザ・ドリームス”。
しかしその栄光の陰で、大プロデューサーに成り上がっていたカーティスのワンマンっぷりは激しさを増し、周りのディーナや、ジェームズ、ローレル達との間には明らかな亀裂が生まれ始めていたのでした。

“ザ・ドリームス”の夢列車は、どこに向かってゆくのでしょうか・・


最後の一行が、欽ちゃんみたいになってしまいましたが、その辺は読み飛ばして下さい。


この物語は、“ドリーメッツ”の3人とカーティス、ジェームズ・アーリーとその老マネージャー、エフィーの兄である作曲家・CCと“ザ・ドリームス”に新規加入したミシェル、と多くの人物が織り成す集団劇であり、誰か一人に肩入れする様な作りになっていません。

その為、
「ブサイクだった為にバックコーラスにまわされ、さらに恋人も寝取られる」
と、非モテの皆さんが涙無しでは見られない様な生き様のエフィーも、自己中で自信過剰なとってもヤな女に描かれていて、観ていてどんどん嫌いになって行くと言うこれぞムービーマジック!

しかし、そんな嫌悪感を一気に吹き飛ばしてしまうのが、エフィー(ジェニファー・ハドソン)の歌唱力。
女としての鬱陶しさが頂点に達した時に彼女が歌う、『and I’m telling you I’m not going』(別れてやるもんか)の凄まじいほどの迫力と言ったら・・・!

その歌声は、私の体の細胞一つ一つにしがみついている様でした。
そしてそれがグラグラと震え、魂の底から揺さぶられるような感情が流れ込み、気が付くと涙が止まらなかったのです。

“歌”の力って、すごい・・!

ビヨンセの歌唱力が素晴らしいのは、周知の事実でしょう。
その美しさもまた、誰もが認めるところでしょう。
しかし、その世界の歌姫ビヨンセが霞んでしまうような、ジェニファーの歌声。

まさにソウルの塊。

これが本当の歌姫と言うものなのです。

日本で“歌姫”だ“和製ディーバ”だなんて言われてその気になってる若造たち!

謝れ!エフィーさんに謝れ!!

こんな素晴らしいパフォーマンスを魅せたジェニファー・ハドソンは、助演女優賞ではなく主演女優賞なんじゃないでしょうか。

確かに、彼女のドラマの部分での演技力を、特別どうこうは思いませんでしたが、そのパフォーマンスは台詞よりも饒舌に、エフィーの感情を表現していたと思います。

彼女がどうして助演扱いなのか、まずはそこの辺りを、映画芸術科学アカデミーにとっぷりと聞いてみたいものですね。

素晴らしい作品を観れて、とても幸せな一日でした。
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