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『ヘルレイザー 4』

2007年01月02日
 前作(3作目)のおさらい・・・ 
僕、エリオット
普通の軍人だったんだけど、色々あって魔道士やってます。
この前危なく成仏しかけた時に、良心と邪心に分離しちゃったもんで、ただいま元通りになるべく奮闘中です。
丁度いい感じの女の子がいたので、彼女に手伝ってもらって、邪心部分であるピンヘッドを取り戻したいなぁ・・なんつって思ってます。
あんなヤツだけど、やっぱ俺の大事な片割れですし。


正直言って、年明け早々『ヘル・レイザー』のレビューを書く大人になっているとは、予想もしていませんでした。
ちなみに、高校の卒業文集上で、どんな大人になっている予定だったかと言うと、
20歳で渡米
27歳の時にスピルバーグに認められ、初監督
30歳で初オスカー
と言う、ケン・ワタナベもビックリな妄想予定でした。

でも、当時の予定からはだいぶ外れたものの、こんな自分が結構好きだぜ!

恥ずかしいカミングアウトはさて置き、4作目のあらすじ・・・
地球から遥か彼方、宇宙ステーションの中で、ロボットがパズルボックスを手にしていました。
遠隔操作していたのは、若き天才科学者マーチャント
彼の一族は先祖代々、魔道士との闘いを続けていた。
何故なら、18世紀に玩具職人をしていた彼の先祖ルマルシャンこそが、パズルボックスの製作者だったからです。

自分が作った箱が、訳あって地獄への扉になってしまった事を知ったルマルシャンは、パズルボックスの威力を破壊する方法を模索するものの、志半ばで絶命。
残された子孫が一家伝承でパズルボックスの対抗策を伝え続け、その策をついに完成させて実行しようとしていたのが、子孫の子孫のずーっと先の子孫であるマーチャントだったと言う訳です。
時を越えて対決を果たした、マーチャントピンヘッド
さて、軍配はどちらに挙がるのでしょうか?!


どうも聞いた所によると、この4作目は「完結編」の予定だったそうな。
なるほど、そう言っておいて頂ければなんとなく納得できる、かなり無理やりな『ピンヘッド宇宙へ行く』でござった。

はるばる宇宙空間にまで呼び出されて、何世紀にも渡る宿敵と対面したピンヘッド。
20070102000718.jpg  ババーン!

20070102000426.jpg  「・・・」(※マーチャント)


20070102000517.jpg  「フフ・・ 勝利とはいつもほろ苦いものだ。 地表を歩く生き物は、光だけを求める・・。裏に隠れる闇の海を知らずに・・・それにしても今の世界は人間の数が多いものよ・・・悲惨な時代よりもな! エデンの園・・それは肉体の園なのだ!!」

20070102000553.jpg  ・・って、おらんやないか!

意味が判るような判らないような長台詞をカッコよく決めたものの、ぜんぜん聞いてくれていなかったマーチャント。
こんな事されて泣き寝入りしていいの?! ピンヘッド?!ねえねえ?!

・・で、再び探し当て対決その2
20070102000808.jpg  バババーン!!

20070102000922.jpg  「・・・どこに隠れても無駄だ。  それにしてもお前は先祖に生き写しよな・・光だけを信じる者よ・・。・・私か? 私は“無”・・。空虚な存在だ。 ・・そして私は死ねない ・・・何故なら私は永遠の存在だからだ!!」

20070102000833.jpg  ・・って、またおらんやないか!!

さすがに戸惑いを隠せないピンヘッドの耳に傍のモニターから聞こえてきたのは、宿敵・マーチャントの高笑い。 

20070102000949.jpg  「バーカバーカ!ホログラム相手にマジ演説してやんのー!! あと、そこもうじき爆破するからなー!バイビー!!」

20070102001019.jpg  「・・・」

闇の王女すらも手下にするほどのツワモノ・ピンヘッドが、文明の利器(ホログラム)に負けた瞬間でした。
奥歯を噛み締めるピンヘッドの瞳の奥で、キラリと光るモノを見たのは、決して気のせいだけでは無かった筈です。
シリーズ中、最もセリフが多かったピンヘッド。
しかし、そのセリフが宿敵の耳に届く事は無く、観ている私達に大爆笑だけを残し、魔道士ピンヘッドは宇宙ステーションと共に爆破され、宇宙の藻屑と消えたのでした。

というか、
そもそも地獄の使者である魔道士なんだから、実体なんて無いんじゃなかろうか?
とか、
「破壊用のパズルボックス内に光を乱反射させる事で、魔道士を退治する」って、よく意味が判らないんですが?
とかなんとか根本的な疑問が頭を過ぎっては消えまた過ぎっては消えしてしまわなくもないのですが、まぁ、そこはほら、製作者が「完結編だから」と言う事でヤケクソになっていたとか、もしくは以前からエイリアンシリーズの大ファンだった為、どうしてもあんな感じの事がやりたかった(冒頭のシーンのサントラなんて、エイリアンそっくり)のかもしれませんし、まぁね、そういう事にしておきましょうよ。

まぁ、何にしても、オープニングタイトルが始まった時点で、
監督:アラン・スミシー
と言う、物凄い出オチが待ち受けていますので、もう全ての事が許せてしまう、そんな気持ちになるのではないでしょうか。

中世の“パズルボックス誕生秘話”から、現代の“闇の王女奮闘編”、そして未来の“魔道士軍団in宇宙編”と、今までに無いほど盛り沢山な内容だった4作目。
過去作品とは全く別物かと思いきや、きっちり前作(3作目)とも繋がっていたり、シリーズのお約束“ズルムケ芸”も入っていたりと、意外とツボにはまってしまいました。
今回新たに登場する魔道士の皆さんも独創性に溢れたステキなビジュアルで、前作(3作目)の汚名を挽回する出来でしたし、とても楽しい作品だったと思います。

ただ、いくら完結編のつもりで作っても、そのままでは済まされないのがハリウッドの宿命。
宇宙で爆死した(ハズ)のピンヘッドが、次回どのように復活するのか、あと、今回若干太り気味(2重アゴ)だったピンヘッドがダイエットに成功しているのか、その点を気にかけながら次回『ヘルレイザー5』をお楽しみに!



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