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『レジェンド・オブ・メキシコ』 

2006年03月21日
『エル・マリアッチ』『デスペラード』で映画ファンのハートを掴んだものの、その後のへタレっぷりが甚だしいロバート・ロドリゲス。


『フロム・ダスク・ティル・ドーン』はまだ“変な映画”として面白かったのですが、『スパイキッズ』を3作も撮るに至っては「もう終わったな・・・」と思われても仕方無い様なショッパイ映画でした。
起死回生を狙ったか、初心に戻ったか、そんなロバート・ロドリゲスが『デスペラード』の続編に手を出したと聞いてはいたのですが、なかなか観る機会が無く早や幾年月。
やっと観る事が出来ました。


公開当時、まるでジョニデが主役のような加工を施されたTVスポットを観た時は、「また客寄せに詐欺まがいの編集しやがって・・・」と思っていましたが、



しかし・・・
・・・これって、主役はバンデラスでいいんですかね?
 


胸張って「主役だぜ!」と言えない程影の薄い主役、アントニオ・バンデラス。


私の想像では、最初はジョニーが 「え?『デスペラード』の続き撮るの?俺も出して出して~」 と言ったに違いありません。
そしてちょこっとのつもりで撮り進めるにつれ、なんせジョニー・デップなので普通のキャラには仕上がらず、役柄は膨らむ一方。
気が付けば誰が主役か判らない映画になっていました。と、そんな感じでしょう。


バンデラスがいくらキリキリ回って銃をぶっ放そうと、お尻をプリプリさせながらギターをかき鳴らそうと、合間にジョニーがちょこまかちょこまか小ネタを仕込んでいるお陰でちっともインパクトが残りません。



あぁ、ジョニー・・・。あんたはさぞかし楽しかっただろうね。
付け腕に始まり、変な衣装やこだわりの食事、最後は眼を潰されたにも係わらず聴力だけで敵陣に乗り込む大活躍。


大体、映画のオープニングとラストの画面を飾るのがジョニー・デップな時点で、誰に一番比重が置かれているか察しが付くってなものです。


バンデラス・・・懐が広いのだね。
明らかに監督をはじめ、関係者みんなが浮かれてるもんなー。

ジョニデだジョニデだ、ワッショイワッショイ!!

って祭囃子が聞こえてくるようです。


そんな浮かれた仕事のお陰で、バンデラスの復讐劇も中途半端。
せっかく出てたウィレム・デフォーも中途半端。
ジョニーと絡むかに見えたエヴァ・メンデスも中途半端。
当然意気揚々と出ていたサルマ・ハエックも中途半端(いや、彼女は完全燃焼してたか)。
美味しい思いをしたのはジョニーとミッキー・ロークだけだったのでした。
まあ、ストーリー映画としてではなく、アイドル映画として観れば楽しめるかもしれないですね(もちろんジョニー・デップ目当てで)。
私としては、ブシェミが出てなかった時点でありえないですが。



ったく・・・。  
(ロドリゲス常連組の)ゴンザレスでさえ出てたってのにさ・・・。




注:ゴンザレス=見た目の印象から、私が勝手に命名。本名はダニー・トレホという役者。 たまにホセと呼ぶ時もある。

使用例:「ゴンザレスまた出てたねー」  「悪い顔だなー、ホセ」

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(↑ ゴンザレス)
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