ブログパーツ

『ヘル・レイザー』

2006年11月29日
20061129211050.jpg  殿堂入り決定


ついに観ましたよ。  『ヘル・レイザー』
ええ、観ちまいましたよ。
中学生の時に愛読していた“ロードショー”で、初めてその存在を知ってから約20年。
観たいけどなんか怖そう・・と二の足を踏み続けてきたピンヘッドに、やっとご対面する事が出来たこの感動は、例えて言うなら長年の文通相手にやっと巡り逢えた。そんな感じでしょうか。

思えば、当時から想いを寄せ続けてきた『死霊のはらわた』『悪魔のいけにえ』そして『ヘル・レイザー』などの(ホラー史に輝く)名作を、この歳になって次々と鑑賞出来たというのは、「怖いものが無くなった」と言うのか「神経が図太くなった」と言うべきか・・・。
このままで行くと、そのうちルチオ・フルチにまで手を出しそうな自分が、ちょっと不安です。
(というか世帯主さまに愛想を尽かされそうで怖いです)

さて、そんな万感の想いと共に鑑賞した『ヘル・レイザー』のあらすじは・・
フランクという男が、極限の快楽を得られるという奇妙なパズル・ボックスを手に入れた直後に失踪します。
彼が住んでいた家に、フランクの兄・ラリーとその妻・ジュリアが引っ越してくるのですが、偶然床に零れた血で、フランクの肉体が復活してしまいます。
実は、以前フランクと愛人関係にあったジュリアは、フランクに言われるがまま、彼の復活の手助けをする事に・・。
フランク復活の為、夫の留守中に次々男を誘い込んでは殺害し、フランクに捧げていたジュリア。
しかし、ラリーの娘(ジュリアの継娘)・カースティが、その現場を目撃しまいます。

迫り来るフランクとジュリアから、命からがら逃げ出したカースティは、その際たまたまフランクが大事そうに持っていたパズル・ボックスを持ち出します。
そのパズル・ボックスを、暇つぶしにいじくっていたカースティ。
その時突然、パズル・ボックスが光を放ち、カースティの前に現れたのは、奇妙なボンテージファッションに身を包んだ、“修道士”たち。
謎の“修道士”たちに、危うく強制SMされかけたカースティは、とっさに叔父・フランクの名前を出します。
実は“修道士”から逃げようとしていたフランクだったので、“修道士”たちはカースティと共にフランクの家に駆けつけます。
そんな事も知らずに、ラリーをも犠牲にしたフランクとジュリアでしたが、そこにカースティが“修道士”と共に現れます。
フランクは再び“修道士”に捕まり、手厳しいお仕置きを受ける事になり、全てが終わったと油断していたカースティもまた、いきおいに乗った“修道士”たちに「ご褒美と言う名のSM」を執拗に迫られます。

危機を察して駆けつけてくれたボ-イフレンドと共に、パズル・ボックスを適当にいじってみたカースティ。
すると、それが功を制して“修道士”たちは異次元の彼方に消え去り、カースティたちは何とか事なきを得るのでした。


この時代に、よくもここまで表現できたなぁ・・と感心してしまう程の、特撮技術は圧巻の一言。
特にフランクの復活シーンは、凄まじいほどの気持ち悪さで、尚且つ創意工夫が感じられる素晴らしい出来栄えです。
無駄の無い演出、グロテスクな“修道士”たちの造形、リアルな演技、どれをとっても完成度が高い事高い事・・!

しかし、ストーリーはと言うと、・・なんと言うか・・一言で言うと
ものすごく女性が頑張らされる映画
だったのでした。

一目逢った時から、フランクの虜でした。
婚約者の弟である彼に、今まで出会った事の無い危険な魅力を感じ、全てを捧げてもいいと思っていたんです。
彼が私の前から姿を消しても、彼の事を忘れた事なんてありませんでした。
・・・それが・・あんな姿になって現れるなんて・・!

皮膚が無いんです。皮膚が。
骨も筋肉もあるのに、皮だけ無いです!
彼は「究極の快楽が・・」とか「修道士が・・」とか言っていましたが、詳しくは聞いていないので良く判りません。
でも、「俺を助けられるのはお前だけだ!」って言われちゃったんで・・。
弱いんですよね・・ 女ってその言葉に・・。
で、彼に言われた通り人殺しに手を染めたんですけど・・。
一人殺せば・・あっ、シャツを着られたのね!人らしくなったわ!
二人殺せば・・あっ、ジャケットも羽織ったのね!男っぷりが増したわ!


 って、やっぱ皮膚無いじゃん!!

話が違うんです。
あと1・2人って言ってたのに・・。
殺せど殺せど復活しない、彼の皮膚。
それに彼ったら、殺すの全然手伝ってくれないし・・。
夫にバレたらコトなのに、じっと隠れもせずにウロチョロするし・・。
ホントにもう、疲れました・・私・・・。
」(ジュリア談)

前々から継母の事は嫌いだったんですよ。
それが、引越ししてから益々挙動不審になって、「やっぱアイツヤバイなー」って思って。
で、パパの留守中にこっそり覗きに行ったら、男連れ込んでんじゃないですか!
もうチョームカついちゃって!
で、話し声がするんで屋根裏に上がってみたら、なんか皮膚がない男とつるんでるんですよ!
さすがにチョットひいちゃいましたよ。
そしたらその皮ナシ男が、私の叔父さんだって言うじゃないですか!
ハァ? フランク? 知らないっつーの!!
ムカつくんで、皮ナシが大事そうにしてた箱を持ってっちゃったんですけど、ちょこっと触っただけなのに中から変な怪物が出てきて、ムチャクチャ追いかけて来たんですよ。
で、やっとの事でその怪物から逃げたと思ったら、今度はサムい恰好の奴らが出てきて、「痛いのは気持ちいいんだよ~」

って、イタイのはお前ら自身だっつーの!

なんか、そいつらが皮ナシの保護者みたいだったんで、家に連れて帰って皮ナシを何とかして貰おうと思ったんですよ。
なのに、こいつら、あたしが皮ナシと格闘してんのに見てるだけ!
しかも隠れてコッソリ見てんですよ!
ナニそれ!?
何の為につるんでんの?
チョー疲れるんですけど!
」(カースティ談)

カースティが、若干ガングロたまごちゃん調なのはあくまで私目線ですのであしからず。

“修道士”が予想を遥かに下回る非・活躍っぷりだったのが、少し残念でしたが、きっとこれは次回作(や、そのまた次回作)への橋渡しに過ぎないでしょうね。
もう、この踏み出してしまった足を引き戻す事など、出来るはずもありません・・・。
って、言うか“修道士”がもっと見たいっつーの!
     ♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ →   にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

Trackback
肝っ玉母ちゃんよくテレビで見る子だくさん母ちゃん。面倒見が良く、叱る時は叱り、褒める時は褒める母ちゃん。洗濯1日5回だろうが、ご飯1日一升だろうが、ギョーザ1日100万個だろうが難なくこなす母ちゃん。愛す

※当ブログで使用しているイラスト等の著作権は、全てはアガサにありますので、転載、二次加工、再配布の際は一言ご連絡下さいませ。