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『アベンジャーズ/エンドゲーム』

2019年05月15日
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はやいもので、『エンドゲーム』の公開から2週間あまりが過ぎました。
厳重に敷かれた箝口令も、すでに監督によって解かれ、出演俳優のインスタグラムには撮影現場の裏側が。
世界最速上映(※現時点)が決まった『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の予告では、ネタバレの申し子ともいえるトム・ホランドによってエンドゲーム未見者への注意喚起が行われるありさま。
そう、ここはエンドゲームがはじまり、すでに終わった世界。
あーんなこともこーんなこともみんなご存じの世界。
ご存じ。
ほんとうにそうなのでしょうか。

監督も言っていました。
解禁といってもダダ漏れしていいわけではないよ、あくまで観た人同士でシェアしてほしいんだよ、未見の人への配慮は忘れんなよ、と。
もちろんそうですよね。
「公開から2週も経ってるのにまだ観てない人はファンじゃない」、などと心無いことをいっている一部の人たちもいるようですが、家庭の事情、仕事の都合、さまざまな要因で映画館に足を運べない人は少なくありません。
11年間アベンジャーズを追い続けてきた人、最近アベンジャーズを知った人、一本も観た事ないけど最後と聞いたから観に来た人、その誰もが、『エンドゲーム』の182分間上で起きることのすべてを、まっさらな状態で受け止める権利がある。
早かろうと遅かろうと、その権利が侵されることがあってはならないのです。
わからなかったところや納得できなかったところ、興奮で血がたぎったところや筆舌しがたい感情で胸がはりさけそうになったところ、それらを観た人たちと分かち合いたいなら、ツイッターのような開かれた空間ではなく、限定された場所を選べばいいだけの話。

限定された場所。

そう・・  ブログですよ・・・!!


( ※ と、いうわけで以下ネタバレします。 
未鑑賞の方はぜったいに見ないでくださいね。 本当に見ないでくださいね。 
「ネタバレサイト見てから本編を観る派なんだよね」という方も、現在劇場に行ける状態にないので当分鑑賞できないという方も、ブログは消えませんので、どうぞいつの日にかご鑑賞ののちにお進みください。おたのもうします)


( ※ また、わたしはMCU作品こそすべて追い続けていますが原作のマーベルコミックは一切読んでいません。 この感想はもしかしたら、原作を愛する方や原作の知識が深い方にとって不快な内容かもしれませんので、危険を感じた方はここでお別れしましょう。 その方がお互いにとってしあわせです。 あくまで映画のみの感想であることを重ねてお伝えした上で以下続きます)




キャップ

や っ ぱ り キ ャ ッ プ が ナ ン バ ー ワ ン ! ! !


すべてが終わってしまった・・・!!!

なんだろう、この虚無感は。  というのが素直な感想でした。
とんでもなく幸せなシーンと、とんでもなく哀しいシーンと、とんでもなく完璧な幕引きを全身に浴びたわたしは、明かりのついた劇場の中、しばらく椅子から立ち上がることができず、ただ呆然と白いスクリーンを眺めていました。
終わってしまった。 
社長もキャップもいってしまった。 
もう二度と、真っ赤なスーツに身を包み空を駆ける社長を観ることはできない。
もう二度と、真っ青なマスクを被り星を掲げて疾走するキャップを観ることはできない。
今までの功績に見合った幕引きだったのか? イエス。
惚れ惚れするようなスピーチはあったのか? イエス。
うっとりするようなアクションはあったのか? イエス。
社長派だのキャップ派だのという不毛なファン心理を沈黙させるような内容だったのか? おそらくイエス。
満足だったのか? イエス。 
しかし、ノーでもある。  いや、断固としてノーだ。 

本作公開後、ネットには鑑賞されたみなさんの様々な声があふれかえりました。
すばらしい最後だった。
ありがとうヒーローたち、ありがとうMCU。
わたしもなんとかして、自分が観たものを受け入れようと努力しました。
終わったなぁ。
終わっちゃったんだなぁ。
ちょっとまてホントに終わったのか。
っていうか、終わらなくてもよかったのでは???


そう、「ありがとうエンドゲーム」で盛り上がっている中、往生際の悪さに定評のあるわたしですのであえてフォントを大きくしてまで言いますけども、そもそもアベンジャーズ終わる必要なかったんじゃね?

世代交代なんて言葉で納得できるわけないじゃないですか。
あの世界にもう社長はいない・・。 考えただけで心が虚ろになります。
引退した社長が、若いもんに平和を託して幸せに暮らしている世界。 
画面に映らなくていい、ただそれを念頭におきつつ次のフェーズに入るだけでいいのに、想像することすら許されないなんてあまりに残酷じゃないですか。
自分の事業が招いていた悲劇を知り、過去を恥じ、特別でも何でもない生身のからだを鉄のスーツに押し込んで悪を倒し、傷つき、恨まれ、不安を解消するためスーツを強化し、闘って倒れてまた闘って・・・。
絶望の中家族の力で立ち直り、いつかくる「その日」のためにひとり研究を続けた社長。
その先に待ち受けているのが自己犠牲ですか。
社長の11年間は、世界のために命を捧げるためのものだったんですか。
父親代わりのベンおじさんを喪ったピーター・パーカーは、父親のように自分を導いてくれていたトニーをまた喪ってしまった。
まだ幼いモーガンちゃんは、これから先父親からの愛のメッセージをあのホログラムで見るしかない。
トニーが父ハワードのメッセージを8ミリフィルムで見たように。
どうして悲劇は繰り返されなければならなかったのでしょうか。
どうして生きたまま引退するのではいけなかったのでしょうか。


命と引き換えに愛するものを守ることのどこが悪いのか? 
ちがうちがう、もちろん悪くなんてないのです。 わたしだって、娘たちを守るためなら全く命惜しくないですし。
ただ、ただね・・・。

ホントにねぇ、かえすがえすも「キャプテン・マーベルが指パッチンしてあげりゃあよかったんじゃん」と思わずにはいられない。 
あの子めっちゃ丈夫なんだし。 
もうちょっと早めに招集かけといて、もういっこナノグローブ作っといて、事前に渡しといてほしかった。
あと、ペッパー・ポッツ諦めるの早すぎ問題。
そこ「わたしたちのことはだいじょうぶだから・・・ 安らかにお眠りください・・・」じゃねえだろ。 
過去シリーズあれだけ社長にキレまくってたのに、最後だからって唐突な物わかりの良さ発揮すな。 
「寝るなー! 寝たら負けだぞー!娘のこと考えろー!!医者を呼べー!!」って叫んどこうぜ。 ストレンジ先生に輪っかクルクルしてもらって速攻でワカンダ運ぼうぜ。 あそこの医療システムならたいがいのケガ治せるやろ。

そして、今回完全に退場してしまったもう一人のヒーロー。
おまたせしました、アメリカのケツことキャップです。

今回のキャップは、前作(インフィニティ・ウォー)での物足りなさを補うかのように存分な見せ場を設けられていました。
人口が半分に減った世界において、人々を勇気づけようと前向きにふるまうキャップ。
物事の明るい面に目を向けようとするキャップ。(例:クジラが戻ってきてたよ)
しかし敢えていうまでもないけれど、心の底ではずっと消えてしまった人々のことを想い、諦めきれなかったんですよ。 
だからアリのおいちゃんが生き残った理由を聞いた瞬間から、誰が何と言おうとタイム泥棒計画を成功させることを決意した。
キャップらしいよなぁ。 「むずかしいことはわからないけどラングが出来たんだから出来るっしょ!」というシンプルメンタル。 すき。 キャップのそういうとこ、すき。
社長の天才的ひらめきとたゆまぬ努力により完成したタイムマシン(※便宜上の呼称)でアベンジャーズ1作目の時代に行けば、ウィンターソルジャーの伝説のエレベーターシーンを再現したり、ヒドラキャップネタを放り込んだり、過去の自分と対決するというおいしい展開で画面じゅうをアメリカのケツで埋め尽くす、と、これまたサービスに次ぐサービス。
もうこれ、過去に戻るキャップのおはなしだけで一本撮れんじゃね? 事実上のアベンジャーズ3だったシビル・ウォーではなく、キャプテン・アメリカ単独作3作目としていけんじゃね? なんだったら2時間の上映時間中1時間ぐらいキャップのケツだけ映してくれててもいいんじゃね?

キャップ祭りはさらに続きます。
ついに宇宙ゴリラことサノス軍との最終決戦へとなだれ込んだビッグ3(キャップ・社長・ソー)
それぞれが出来うる限りの攻撃を与えるものの、ガントレットを持たないことがなんのハンデにもなっていないゴリラは依然強く、ボロぞうきんのように投げ捨てられる社長、渾身の斧を奪い取られ窮地のソーと、敗色は濃厚状態。
そんな中、サノスに向かって飛んでくるムジョルニア。
弧を描くトンカチの先にいるのは、キャプテン・アメリカ。

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(4年前は1ミリでした・・・)

はい――!!トンカチを自在に操るキャップいただきました!!ありがとうございます――――!!!!
「絶対出来ると思ってた」
(ソー・オーディンソン談)―――!!
わしらもみんな同意見―――――!!!!
トンカチどころか雷まで落としちゃうキャップ――――――!!!
これもうキャップが雷神ってことでよいのでは????よいでしょう!!!!!神さまでよいでしょう!!!!


シールドを叩き折られ、ボロボロに打ちのめされ、ふつうならもう立ち上がることなんてできないぐらい傷ついたキャップ。
でもね、絶対起きれない状態でも起き上がるのがキャップ――――!!!!
震える手でシールドのベルトを締め直すキャップ――――!!!!!! 
みなさんとくとご覧あれ―――!至高ってこういうことじゃい―――!!!

その後の「左から失礼」から「アベンジャーズ・アッセンブル」まで、この一連のくだりだけ5億回ぐらい続けて観たかったですね。
なんという尊さ。 なんという気高さ。
キャップをすきでよかった。 やっぱりキャップがナンバーワン。
サンキュー、ルッソ・・・。 そうつぶやきながら天に召されそうになったわたしです。
わたしなんですけども。

やっぱりね、社長の最後と同じく、キャップに関してもその退場がどうしても納得できないでいるのですよね。

あくまでわたしの独断ですが、キャプテン・アメリカの物語は、スティーブ・ロジャースとバッキー・バーンズとペギー・カーターの物語でもあった、と思っています。
世界を救うために諦めたペギーとの未来。
世界を敵に回してまで守ったバッキーとの友情。
ペギーとの約束は守れなかったけれど、時代を超えて再会を果たし、その葬儀で棺を運び、ペギーが残した姪のシャロンと心を通わせたキャップ。
敵味方に分かれて闘うことを求められても、決してバッキーちゃんを見捨てず、ヒドラの洗脳が解けたことによってようやく共に歩めるトコロだったキャップ。
今回キャップがとった行動は、あまりに今までの行動と「あわない」んです。 わたしには「あわない」ように思えるんです。

誤解してほしくないんですけども、キャップにはしあわせになってほしいのですよ。
そりゃもう、わざわざ言いたくもないぐらい強く思っています。 
そしてバッキーちゃんもキャップに対してそう思っているだろうし、キャップもまた、バッキーちゃんのしあわせを誰よりも考えているはず。
だから、過去に行ったキャップが戻ってこなかった時、バッキーちゃんは「あいつやりやがったな・・」という笑顔を浮かべていました。
それはそれは、とても美しい笑顔でした。 
だって、祝福と安堵だから。 
バッキーちゃんが抱いた感情は、「よかった」という想いだから。
そのあと、湖畔に佇むキャップに真っ先に気づいたのもバッキーちゃん。
駆け寄りたい気持ちを抑えてサムに道を譲ったのもバッキーちゃん。
これが彼の友情なんですよ。 スティーブがもやしっこだった頃から、全く変わっていない。
キャップだってそうだったはず。
親友をひとり置いてなんていかない。 最後まで一緒だ、と。
それなのに、キャップは戻ってこなかった。
いや、戻ってきたけれどバッキーちゃんのずっと先を走ってきてしまった。

キャップが過去のペギーと添い遂げたのか、それとも全く関係ない誰かと添い遂げたのかはわかりません。
冷凍保存で失った70年を取り戻してくれていればそれでいい。
闘いや愛する人と別の時間を生きるつらさなどとは関係ない、ただただ平凡な日常を送っていてほしい。
けれど、仮にキャップはそれができてよかったとして、バッキーちゃんはどうなるのか。
なんつうか、あのキャップが自分だけその平穏な日々を享受して、バッキーちゃんを現代に残したままだったというのが、わたしにはどうしても受け入れがたかったのです。

高齢になって現れたキャップと、若いままのバッキーちゃん。
無論、友情も信頼関係もまったく変わらないことは間違いない。
でも、普通に年をとってしまったキャップは、きっとバッキーちゃんよりもずっと早くあの世界からいなくなってしまうじゃないですか。
そうしたら、バッキーちゃんはまたひとりになってしまうじゃないですか。
サムがいるからいいって話じゃないんですよ。
他の友だち出来るかもよ? とか、陛下やシュリちゃんと仲良くやれそうじゃん? って、そういうことじゃないんですよ。

わたしは、キャップがもしも、バッキーちゃんを連れて過去に行ってくれていたなら・・・ と思わずにはいられないのです。 
一緒に過去に行き、一緒に残り、送ることのできなかった「普通」の人生を送ってくれたなら。
だって、キャップがそれを願わない訳ないじゃないですか。
親友が奪われていた人生を、取り戻してあげたくない訳ないじゃないですか。

トニーとキャップの選択を否定するつもりなど毛頭ありません。
ただ、彼らにその選択をさせたMCUのえらいひとを全力で否定したいだけ。

社長を死なせ、キャップに親友を残させたその結末に、「フェーズ1~3を完膚なきまでに終わらせる」、という以外の理由があるのなら教えてほしい。
社長もキャップもそのまま存在する世界だと、スッキリと次のフェーズに移りにくい(どうしても「また出してほしい」という声がでるだろうから)という理由以外になにかあるのなら、教えてほしい。
それだけなんです。

っていうか、マジで前作ぐらいから「なにがなんでも絶対に畳んでやるぞ」感が急に出てきて、特にキャップのペギー関係がそうなんですけども、ここでペギーとの純愛を貫く方針なら、シビル・ウォーでのシャロンとのアレはいらんかったやろ。
ファースト・アベンジャーから始まったキャプテン・アメリカ・シリーズをキレイに畳むには、ペギーとの約束を果たすのが不可欠というのなら、最初からシャロンとのくだりなんて入れなくていいんですよ。
ゴリラの指パッチンで消えたであろうことも含め、シャロンのことを一ミリも心配してないキャップおかしいやろ。
わしらのキャップはそういう男ちゃうぞ。
あと、「I can do this all day」の使い所が無念極まりない~!!!
キャップ対キャップは最アンド高だけど、正直あそこで「I can do this all day」使ってほしゅうなかった!
あのセリフをギャグで使うとはなんともったいことを・・・ それこそ1作目からずっと大事にしてきたセリフやないか・・・ 使うんならシールドのベルト締めなおして立ち上がる、あそこやろ・・・ いや・・わかる・・・ 温存してきた「アッセンブル」をぶち込むなら今! っていうのはわかる・・・ ・・わかるけども・・・ ・・・よっしゃ・・ならばトンカチ持ったところで「I can do this all day」・・ それでどうですか・・・ そうしましょうよ・・・ たのむ・・ そうしてくんろ・・・・まだ間に合うから・・・DVD作るときでいいから・・・・


かように、「終わらせる」ということに重きをおいた作品だった『エンドゲーム』。
文句ばかりいっているように見えるかもしれませんが、過去11年間の総決算であり、観てきた人へのご褒美でもあり、また過去製作に関わってきた人たちへの敬意の結晶でもあった、素晴らしい作品だと思っています。
これだけ大勢のキャラクターを渋滞させることなく描き分け、きちんと見せ場も与えてくれる演出手腕。
緩急ついたストーリー展開で3時間という長丁場を長いと思わせない脚本力。
すごい11年だった。 追い続けて悔いのない11年だった。
偽らざる気持ちです。
観終わった直後のショックからしばらくが経ち、徐々に「エンドゲーム」を受け入れつつあるわたし。
納得いっていない部分は、あります。(さんざん書いたのでおわかりでしょうが)
しかし、先が見えなくても勇気を出して一歩踏み出さなくては。
キャップが言ったように。
未来は、わたしたちが作るのだから。

きっと、わたしたちの想いが作ってゆくのだから。


そう。
われわれにはまだ、マルチバースという可能性があるではないか。






どっこい生きてた社長パターンと過去に戻ってバッキーちゃんと諸国漫遊記をたのしむキャップの新作、心よりお待ち申し上げております!!!

アベンジャーズはまだまだ終わらへんで!!!




- 追記 -

・ サノスに生き物の半分を消されたアベンジャーズたちは、量子世界から戻ってきたアントマンからヒントを得て、天才科学者トニーのひらめきでタイムヘイスト(泥棒)装置を開発します。

・ すぐさまサノスが悪さする時代へ戻り、ガントレットを奪うとか、サノスが強くなる前に叩いとくとか、(タイムストーンのような無理なやつは除いて)壊せそうな石だけ壊しとくとかではないトコロが妙にリアルでいいですよね。 タイムマシーンじゃない、あくまで現在から未来の過去に行くだけなんだ。

・ 3つのチームに分かれ、今までの映画で描いてきた主な出来事に介入しに行く。 「壮大すぎる伏線回収」というか、「これ以上ないファンサービス」というか、とにかく今までのことは全て拾っていくぞ、という強い意志が感じられて頼もしい限りですね。

・ それぞれの時代でそれぞれの縁故者に出会ったヒーローたちは、リアルタイムでは叶わなかった会話に勇気づけられ、決意を新たにするのですが、このくだりの丁寧なことといったらですね・・・

・ 若い頃素直に接する事ができず、残した悔いがトラウマとなっていた社長は、父に感謝を告げ抱擁する。

・ 愛する人との約束を果たせないまま氷漬けになり、再会できた時には年の差が深刻な感じになってしまっていたキャップは、中年にさしかかりいまだ美しいままのペギーをガラス越しに見つめる。

・ 最愛の母をダークエルフとのごたごたの最中あっさり亡くしてしまったソーは、ここぞとばかりにたっぷり甘える。

・ ハルクは・・・・ えーっと・・・ハルクは・・・ いちおう暴れとく?

・ っていうか、アベンジャーズのニューヨーク決戦時、実はサンクタム・サンクトラムの屋上でエンシェント・ワンことティルダさまが人知れず扇子さばきをみせていた設定さいこうオブさいこう!!! ティルダさまの腕まくりは世界遺産レベルや!!

・ ストレンジが自分の代わりに至高の魔術師になるとこまではシュミレーションしてたんだろうけど、死んじゃってるからその先は観れていなかったティルダさま~~~!! 絶対渡さないと言っていたタイムストーンを、そのストレンジが渡したと聞くなりすんなり方針変更する発想の柔らかさよ~~~!!! なんだかんだで結局みんなティルダさまの手のひらでコロコロやで~~~!!!

・ 今回、わたしが勝手に予想していたことがありまして、『ホーム・カミング』から『インフィニティ・ウォー』にかけて結婚ネタがひっぱられていましたし、「結婚式に招待する」というセリフもあったことから、てっきり今回のエンディングはトニーとペッパーの結婚式で、そこにアベンジャーズのみんながアッセンブルするのではないかと思っていたのですよね。 アッセンブルしたのは事実だけど、まさか葬式だったとはな・・・ そんなサプライズいらんねん・・・

・ ガモーラも最後いなくなりましたけど、トニーの指パッチンで塵になった描写はなかったので、あれは自分から姿を消したということでよいのでしょうか。 ガーギャラ3で見つかるといいね!

・ 前作、サノス相手に(たぶん初めてであろう)恐怖を味わったハルクは変身できなくなっていましたが、今回その状態からバナーとハルクの合体状態(プロフェッサー・ハルク)になったくだりがものすごく雑で、「ハルクを病気のように考えてきたんだけどいいとこどりするように発想を変えたらこうなった」みたいな説明しかなかったんですけど、みんなコレ納得してるのかな?  変身できない状態(恐怖)を克服することで強くなるんだと思うんですけど、ポジティブになるだけであれだけ悩み続けてきたハルク化をコントロールっていいのかそんなんで。

・ ソーのメタボ版ホットトイズお待ちしております。

・ ここまで全然触れませんでしたが、ナターシャの死に関してもマジで受け入れがたかったですよね。 

・ 魂と引き換えでないと石を手にできないことはおそらく観客(ほぼ)全員がわかっている中、それでもわざわざクリントとナターシャを向かわせる鬼畜展開。 普通にいけばどちらかが死ぬしかない。 だからこそ、敢えて死なない展開を持ってくるのかと思うじゃないですか。 そこで死んだら「そのまんまかい!」ってなるじゃないですか。 死なないことで、「さすがヒーロー!娘を落としたゴリラとはひと味もふた味も違いますね!」って言いたいじゃないですか。 なのに死ぬのかよ。

・ 絶対の信頼関係にあるふたりを行かせたということは、お互いがお互いを守って自分が犠牲になろうとするはず。 そこでふと、頭をよぎるのは、「同時に落ちたらどうなるの?」ということ。 誰が決めたか知らないが、愛する者の魂と引き換えのソウルストーン。 どちらもが相手を思いやった結果、ふたりが同時に落ちたとしたら・・・。 石を作った者も想定していないであろう事態が観たかったです。 

・ 家族を消されてしまったクリントに家族を戻してあげたいナターシャが、家族同然の仲間(なんだったら自分の一部と言ってもいい)を死なせたくないクリントに一歩勝る。 国や政府にとって都合のいい諜報員として、「正義」のため汚い仕事を背負い続けてきたナターシャ。 愛し合える相手と思ったバナーでさえも、世界を救うために突き放した。 それが彼女の生き方だと、どこまでいっても自分は「怪物」なのだと覚悟してきた。 しかし最後は、「正義」のためではなく純粋に目の前にある一番守りたいものを守って、彼女は落ちた。 

・ 穏やかな表情で「いかせて」とつぶやいたナターシャは、きっと彼女の人生をあのような形で終えることに満足していたのだろう、と思います。 サノスと同じ方法で石を手に入れたんじゃない。 真逆の方法で手に入れたんだ。 これはナターシャにとっての「勝利」なんだ。 そうだろ? そうだと言ってくれ。

・ というわけで、わたしはナターシャの選択を否定するつもりなど毛頭ありません。 ただ、彼女にその選択をさせたMCUのえらいひとを全力で(以下略)

・ キャプテン・マーベルがピーターからグローブを預かり、その彼女を女性軍団が一斉援護にくるシーン。 あざといというか、ポリコレへの目くばせという印象がないと言えばうそになりますが、やっぱりアガりましたね。 かっこいいもん。 純粋にかっこいい。

・ 冒頭、宇宙を彷徨う社長とネビュラの船の前にキャプテン・マーベルが現れた時のあの安心感な! ゴリラのグーパンチを額で受けてノーダメージ! つよい!絶対につよい!! そりゃ出番が少ないのも仕方ない!!(勝っちゃうから)

・ おじいちゃんキャップが持ってきたシールドはどこで入手したの? とか別の世界線で過ごしたあと、どうやってもとの現代に戻ってきたの? とかいろいろ放置された点がありますので、ルッソ監督ならびにMCUのえらいひとは早急にそれらの回答を示す必要がありますね。 あるに決まってんだろ。 大いなる力には、大いなる責任がともなうんだよ!こらルッソ!聞いてんのかよ!

・ 完成版には使われなかった撮影済みの映像が900時間ぐらいあるそうなので、まずはその編集からやっていこうや、な?ルッソ?

・ 俳優さんたちがその気になった暁には、いつでもアベンジャーズを再開してください。 誰も怒らないから。 どっこいパターン大歓迎だから。 あ、あと、次のフェーズも応援します。 もちろんですとも!


関連感想
■ アベンジャーズ
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(前作)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(前々作)
『アベンジャーズ』(最初のやつ)

■ キャップ
『キャンプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(キャップ登場の巻)
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(バッキーちゃん再会の巻)
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(アベンジャーズ分裂の巻)

■ 社長
『アイアンマン』(アイアンマン誕生の巻)
『アイアンマン2』(ブラックウィドウ、秘書になるの巻)
『アイアンマン3』(ケロヨン、つよくなるの巻)

■ 神さま
『マイティ・ソー』(オーディン、冬眠するの巻)
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(オーディン、やけくそになるの巻)
『マイティ・ソー バトルロイヤル』 (オーディン、隠し子発覚の巻)


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