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『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

2015年12月21日
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小学生の頃初めて金曜ロードショーで『新たなる希望』を観た時からスター・ウォーズがだいすきになり(以下自分語り略)


と、いうことで待ちに待った『スター・ウォーズ』の新作、しかも一番すきだった『ジェダイの復讐(帰還)』からの続編である『フォースの覚醒』を、初日の全国同時刻一斉上映回で鑑賞してきましたよ!
商魂たくましいディズニーの策略に乗っかった訳じゃなく、普通にパンフも買いましたよ!限定のやつだけど乗っかってないから!映画観たら絶対パンフ買う派なだけだから!

映画を観る前(前日の夜辺り)から、緊張なのか興奮なのか原因は定かではないものの、身体に謎のじんましんが出始めまして、上映1時間前になると目の周りにまで発疹が及び、もうどうなることかと思いました。 
映画に関するストレスでこんな症状が出たのは初めてですよね。
ストレスって言っていいのかどうかわからんけども。
なぜ「映画のせい」と言い切れるのかというと、鑑賞後はきれいさっぱりひいていたからです。 
まぁ、感極まって泣いたせいで別の意味で目が腫れてましたけどね!

ようするにね!何が言いたいかと言うと、『フォースの覚醒』さいこう!ってことですよ!


では、わたしのなかで『フォースの覚醒』のどのあたりがどんな具合にさいこうだったのか、各登場人物のご紹介と共に簡単に記しておきたいと思います。
公開直後であるにも関わらず非常に面目ないのですが、オチを含めじゃんじゃんネタバレしていきますので、鑑賞前の方は絶対にご覧にならないようお願いします。 以下、鑑賞後の方のみお進みください。


■ レイのたくましさがさいこう

辺境の星ジャクーで鉄くずを拾い日銭を稼ぐ少女レイが本作の主人公なのですが、このレイがすごくいい!
「家族を待ち続けている」という設定以外なにも明かされないのですが、いきなり新たなストーリーの鍵を握るであろうドロイドBB-8になつかれたり、そのドロイドを手助けするために出たことのなかった星(ジャクー)から飛び出す羽目になったり、エピソード4のルークそっくりで、っていうかおまえ絶対スカイウォーカー一族の関係者だろ!っていう訳アリ感満載で、われわれのハートをがっちりキャッチですよ!
で、ルークと違ってこのレイは最初から実にたくましい女性で、なにせ一人ぼっちでジャクーという貧しい&荒くれ者ぞろいの星を生き抜いてきたものですから、サバイバルスキルも交渉スキルもかなりの高レベルなのですよね。
男性から手を差し伸べられるたび、「わたしはひとりで走れるから!」とピシャリと言ってのけるその姿勢・・・いいぞ・・・口だけ勝気なんじゃなく実績に裏打ちされた言葉・・・たくましい・・・ たくましいから宅麻伸・・・!

でも、そのたくましさの裏には、幼い頃「誰か」に置き去りにされたというトラウマや、その時告げられた「いつか必ず迎えに来る」という言葉をよすがにすることでなんとか耐え抜いてきた孤独や、本当はその「いつか」がくることはないとわかっているという哀しさが常に漂っていて、もちろん、彼女一人でも生き抜いてはいけるんだろうけど、やはり彼女を温かく迎えてくれる「だれか」がいた方がいいに決まってるんだよなぁ・・・と思わずにはいられないんですよね。
で、物語終盤、そんな彼女がやっと見つけた、というか素直に受け入れられた「だれか」の存在。
なんかもう、途中から親戚のおばちゃんのような目線で見守っていたわたしなもんですから、とても嬉しかったですし、これでますます彼女はたくましくなるぞ・・・ま ち が い な い ・・・! って思いました。 
あの、ほら、フォースも覚醒したしな!

今回結局トップシークレットのままだったレイの血縁関係が明らかになるであろうエピソード8はよくれ!


■ フィンの包容力がさいこう

訳あってレイと行動を共にすることになる脱走兵フィンもまた、ひと言では語れない複雑な過去を持っておりまして、そこがとてもいい。
彼はレイが住んでいた星・ジャクーのこれまた奥まった方にあるちいさな村の出身だったのですが、幼い頃悪いやつにさらわれストームトルーパーとして生きるよう教育された。 というか、洗脳ですよね、要は。
殺しのスキルを叩きこまれ、たぶん脳みそも弄られたんじゃないでしょうか。 誰に対しても情け容赦なく銃口が向けられるよう教え込まれた。 はずだった。
しかし、よりにもよって最初の任務が彼のふるさとジャクーだったことと、そこで目の当たりにした虐殺の光景に、フィンが受けた洗脳はあっさり解けてしまいます。
ストームトルーパーになりきれなかったフィンが、その後レジスタンスとウィンウィンの関係を築き、目の前の女性(守るべきもの)に手を差し伸べるようになったのは、単なる「偶然」ではなく、彼の中に「略奪された苦しみ」と本来の性格のやさしさがあったから。
「女子ども=守ってやらなければならないもの」という騎士道精神は、もしかしたら誰かにとっては「古臭くて女性蔑視っぽい」と受け取られるものなのかもしれませんが、わたしはフィンのド真面目なトコ、とてもかっこいいと思いましたよ。
同時に、そんな固定概念がレイにサックリ却下される所も面白かったですし。
フィンの中で、「女性だから守る」ではなく「仲間(友達)だから守る」へと意識が変わっていった末に、彼の包容力がレイの心を癒すシーンはめちゃくちゃグっときました。

コメディリリーフとしても大活躍でしたし、ライトセーバーを繰る者としての可能性もやんわり感じさせたりなんかしちゃってるし、フィンがますますがっちりストーリーに絡んでくるであろうエピソード8はよくれ!


■ ポー・ダメロンのコミュ力の高さがさいこう

レジスタンスいちのパイロットだったため、レイア将軍から直々の命を受けてジャクーへ向かったポー・ダメロン。
なんかもう、名前のとっつきやすささいこう!
「ポー」もさることながら「ダメロン」ですよ! 「ダメロン」! 
「ダメおやじ」とか「デメキン」とか「メロリンQ」とか「ケロンパ」とか、いろいろな固有名詞を連想させて日本人の心にすっと馴染むこと請け合い!
あとね、物語早々に敵の手に落ちちゃうんですけど、めちゃくちゃ拷問されても割にケロっと回復して敵に軽口叩いちゃってるし、砂漠に墜ちても割にケロっと起き上がって自分のアジトに戻っちゃってるし、敵の本拠地に突入して仲間がバンバン撃ち落とされても割にケロっと気持ち立て直してピュンピューンってミサイル撃ち込んでウェーイって帰還してるし、なんかもう行く先々ですぐ打ち解けるしすぐ仲良くなるしすぐ盛り上がれるのな! コミュ力半端無いのな!

残念ながら、宇宙一のパイロットと銘打たれてる割に、今回はレイの操縦能力の方が目立っちゃってあんまりダメロンの凄さが伝わらなかったので、ダメロンがダメじゃない方のロンであることが存分に証明されるであろうエピソード8はよくれ!


■ BB-8のあざとさと天然さのギリギリをゆく可愛さがさいこう

『フォースの覚醒』が成功をおさめた(って勝手に断定しちゃいますが)要因のかなり大きなひとつであるのが、今回新たに登場したドロイトBB-8であることは火を見るよりも明らかなのではないでしょうか。
最初にデザインが出た時から、もう「やべえ」って思いましたもんね。
「なにこれやべえ。可愛い。」って。 キャラ設定とか知らないのに。
温かみのある色調にまるっこいビジュアル。 
昔読んだ「アンパンマンが子どもに人気のわけ」という記事で、「顔っぽい」「円形っぽい」「正義の味方っぽい」「暖色っぽい」という理由があげられていましたが、BB-8も完全にこれに当てはまってますよね。 やべえ。 BB-8はアンパンマンだった。 ますますやべえ。

で、いざ本編を観てみたら、これがまた見た目だけじゃないんですよ! 仕草から言葉遣いから全部かわいいんでやんの!
言葉っつっても、もちろん「ピー・・キュイーン・・ピキュキュ?キュイッピー」みたいな喃語ですよ。 
でも、過去のドロイドやウーキー同様、何を伝えているのがきちんとわかるんです。
怒ったり戸惑ったり怯えたり喜んだり、あのまるっこい体をちょこまかと動かせて、全身で喜怒哀楽を表現してくるんですよ! ええい!やめんか! たまらんだろ!
あとね、砂漠の上をコロコロ転がってくるのはわかるんですよ。 下るのも上るのもわかる。 なんとなくわかる。
でも、階段が出た時にはね、さすがにこれは無理だろって思ったんですよ。 誰かが担いであげたんだろうなーって。
そしたら、その後階段を下りるシーンがあるんでやんの。
一段づつ、「コテン・・(おっとっと・・みたいな仕草)・・コテン・・・(あわわ・・みたいな仕草)」って繰り返しながら、器用に下りてくるBB-8。
なにその滑り過ぎない仕様! なんなの! そのボディは鉄のように見えて、実は全身滑り止め加工されてるの?! ドラえもんなの?!今度はドラえもんの要素入れてくるの?! ペタンハンドなの?!!!

大先輩R2-D2とホログラム投射で初めての共同作業に臨む新人ドロイドの姿はどことなく誇らしげにも見え、そんなキャラの立ったほんわかぱっぱなBB-8ちゃんが先輩の顔を立てつつさらにあざとさを爆発させてゆくであろうエピソード8はよくれ!


■ カイロ・レンのワナビーっぷりがさいこう

ポスターや予告編で「わてが今回の暗黒面担当でっせ!」感を全面に押し出していた影の軍団チックな装いの人物こそ、帝国軍の残党であるファースト・オーダーの中心的存在であるカイロ・レンでして、彼は何を隠そう、ハン・ソロとレイアの息子さんなんですよね。
幼い頃から強いフォースを発揮していたため、その他の才能ある子ども達と共にジェダイ最後の騎士・ルーク伯父さんのもとに預けられたものの、伯父さんよりもお祖父さんの方に強くあこがれてしまい、中二病イズムをこじらせた結果、悪い大人(スノーク)に目を付けられ暗黒面へと真っ逆さま。
この経緯・・・誰かに似てる・・・そう・・・他ならぬアナキンじいちゃんやー!!
強い力を手に入れたものは、大いなる責任はもとより、その力をどう使うか、という誘惑と常に向き合わなければならない。
当然、「自分ならもっとでかいことが出来る」と、歪んだ正義心を抱いてしまうこともあるでしょう。 
彼はその途中で、「正論づくめの正義より、ちょい悪の方がかっこよくね?」となってしまったのか。 
多くのスター・ウォーズファンがルークよりも、ちょい悪いなソロやガチ悪なベイダー卿に惹かれたように・・・。

アナキンという名を捨て・ダース・ベイダーになったおじいちゃんにならい、ベンという本名を捨て、カイロ・レンを名乗り。
重傷を負い無残になってしまった体を保護するため改造されたおじいちゃんにならい、健康体だけど黒づくめの衣装をまとい。
呼吸補助装置を付けなくては息をすることもままならなくなったため特製のマスクを被っていたおじいちゃんにならい、普通に喋られるし呼吸も出来るけどフルフェイス型のマスクをかぶる。
先ほど、本作が成功した要因としてBB-8を挙げましたが、カイロ・レンの存在は本作にノレるかどうかの大きな要因であると思うのですよね。
ベイダー卿ワナビーを気取りながら、幼稚さや未熟さや駄々っ子メンタルをあけっぴろげにするカイロ・レン。
同僚から「あんまり使えない」と白い目で見られてるカイロ・レン。
部下からも「絡みづらい上司」と思われているカイロ・レン。
さらってきた捕虜からさえ「モゴモゴ言ってて何喋ってんのかわかんない」とつっこまれるカイロ・レン。
いろんな人から、恐れられるより心配されてるカイロ・レン。

そんな彼を、「うぜえええええ」と思うか「ダメなとこいっぱいで魅力的」と思うか。
そこが、本作に夢中になれるかどうかの分かれ目になるのではないか。 もちろん、それだけではないでしょうが、結構大きいポイントなのではないかと、わたしは思います。
そして、わたしはカイロ・レン、とてもすきです!
彼の不完全なところ、情緒不安定なところ、お祖父ちゃんのいい面ではなく暗い面に惹かれてしまったところ、勝手な思い込みを唯一の正しい道と勘違いして、本当は間違っているってわかっているのに勘違いしていたくて真実から目を背けるところ、どれもすごくわかる!
わかるからこそ、父親を刃で貫くしかなかった彼の選択が哀しいんですよね・・・。
そこまでしなくてはならなかったのか。
お祖父ちゃんがそんなことを望んでいるはずがないのに。

っていうか、おじいちゃん出てきてこの孫になんか言ってやれよ。 出てこられるんだからさ。

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「わしのマネしてもええことないぞ~」って言ってやってよグランパ!草葉の陰から!プリーズ!

父親殺しという、恐るべき大罪を犯し「試練」に勝ったカイロ・レンが、シスの後継者として欠かせないアイテムであるマントを羽織って元師匠のルークと対峙するであろうエピソード8はよくれ!


■ キャプテン・ファズマの雰囲気番長っぷりがさいこう

カイロ・レンの右腕的存在で、ストームトルーパー達をキツめに指揮する鬼の隊長、キャプテン・ファズマ。
ストームトルーパーをメタリックに加工したようなビジュアルと、敵陣営における初めての女性兵士ということで、早くから注目を集めていたファズマさんですが、「どんだけ悪いことしてくれるんだろ・・」と期待に膨らんでいたわたしの胸を、いい意味でも悪い意味でも引き裂いてくれましたよね。
あのね、全然活躍しなかったんですよね。

でもね、いいんですよ! 今回の役回りが完全に雰囲気番長というか出落ち担当みたいな感じで、全然働かないわ暴虐の限りも尽くさないわ、フィンにブラスターで脅される程度で言いなりになっちゃうわ、「覚えてろよ!」って雑魚キャラ以外使わなそうなセリフ吐いちゃってるわと、散々な扱いでしたが、それでもいいんです!
ファズマさん退場時に「ダストシュート」ネタが使われてて、超おいしかったからいいんです!
あと、これだけかっこいいビジュアルのファズマさんが今回コッキリなはずないから!
こんだけかっこいいビジュアルの・・・  ・・こんだけ・・・ ビジュアル・・・・ ・・ビジュアル・・・・

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(一回コッキリの前例あったー!!!)

ファズマさんがゴミ処理室から華麗な復活を遂げ、レジスタンスにえげつない反撃を加えるエピソード8はよくれ!


■ ハックス将軍さいこう

カイロ・レンと共にファースト・オーダーを指揮するハックス将軍、すごいわしのタイプ!
神経質そうなハックス将軍、もろタイプ!
ストームトルーパーたちを前に一席ぶつ時の調子にのってる感じ、めちゃかわいいやん!
なんとオーディションをすっとばして、中の人に大抜擢されたドーナル・グリーソンさんは、ロンのお兄さん(※ハリー・ポッター)を演じていた方なんですね。 『アバウト・タイム』もめちゃくちゃよかったです! わかるわー!そりゃオーディション不要だわー!

レジスタンスの攻撃からきっと無事に逃げ出したであろうハックス将軍の新たなるハッスルが拝めるであろうエピソード8はよくれ!


■ アクバー提督さいこう

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魚っぽい顔の人がまた出てて、嬉し過ぎて咳き込みそうになりました。

アクバー提督がレイアにボロ雑巾のごとくこき使われて別の意味でレジスタンスと化するエピソード8はよくれ!

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(ちなみに懐かしのニエン・ナンさんも出てて、わたしのテンションだだ上がりでした)


■ ハン・ソロがあの頃のハン・ソロと同じハン・ソロとしていっぱい出てきてさいこう

反乱軍に協力して帝国軍をぶっ潰してから約30年。 レイアと幸せな生活を送っていたのかと思いきや、いつの間にか密輸業者に戻っていたハン・ソロが、あの頃のままの適当さを漂わせてシリーズ復帰! もうそれだけでわたしは大満足ですよ! なんだったら、予告のチューイと並んでるシーンだけでも1800円払っていいぐらいの気持ちでしたからね!たとえばの話なので払いませんけどね!

しかし、実はソロがレイアのもとを去ったのには複雑な事情があった。
そう、息子であるベン(カイロ・レン)とのなんやかんやです。
ルークに預けたベンが道を踏み外し、ルークや多くの人を傷つけて悪いツレの所へ出て行ってしまった後、ソロとレイアはいちおうの努力はしたのでしょう。 そりゃそうですよね。 しかし、ベンは戻っては来なかった。 頼みの綱のルークも、豆腐メンタルだったため失踪してしまった。
きっとレイアとソロの仲は微妙な雰囲気になってしまったのでしょう。
お互いを責めあい、自分を責めあい、いつしか一緒に居ても傷つけあうだけになってしまったのではないか。
ソロはレイアと向き合うことからもベンと向き合うころからも逃げ、古巣へ戻った。
レイアはそんなソロを恨んではいなかったと思います。 ただ、猛烈に悲しかったでしょうけどね。
現実から目を背けていたソロが取り戻した、愛するミレニアム・ファルコン号の中にいたのは、カイロ・レンと深いかかわりのあるレイとフィン。
ふたたび運命の歯車が噛みあい、ソロを乗せたファルコン号が避けてきた「家族」のもとへとハイパードライブで突っ込んでいった時、ソロが息子のためにその身を犠牲にするのは避けられないことだったのかもしれない。

今まで放っておいて突然親父ぶるな、と息子は思ったのでしょうか。
「肉親」をいう「しがらみ」を断ち切ることでしか、真の強さは手に入れられないと思ったのでしょうか。
ソロの死は、これからの物語上仕方のない悲劇だったのでしょう。
だけれども、本当に、本当につらかったです。
ソロ退場後、操縦席にチューイだけを乗せたファルコン号が出てきた時、どうしようもなくつらかった。

ベンを受け止めようと、ソロが両腕を開いた瞬間、「あ、ここでライトセーバーのスイッチ入れるんだろうな」と思いましたよ。 ほんで「グサー」ってなるんだろうな、って。 わかってたけど泣きましたよね。
「ああ、ここで30数年前から続いてきたスターウォーズは終わったんだ」、と思いました。
ブリッジからはらりと落ち、米粒みたいに小さくなってゆくソロを観ながら、「ここからが新しい神話の始まりなんだ」と。

思えば本作は、本作の約半分近くは、ソロの壮大なフラグだったような気がします。
みんなに愛されたキャラクターだから、ここで退場させなければならない。 
みんなに愛されたキャラクターだから、じっくり時間をかけてお別れさせてあげたい。

まぁ、でも今までのスター・ウォーズで行けば、森の木陰でドンジャラホイな展開もアリっちゃあアリですけどね!
フォースを持っているとか持っていないとか関係なく勢いだけでソロの霊体が木の陰からチラ見するエピソード8はよくれ!


■ レイアがめっちゃレイアでさいこう

姫なんてなまっちょろいことやってらんねえぞ! とばかりにレジスタンスのリーダーとなったレイアがいかにもレイアらしくて超レイア。
「髪切った?」とタモさんばりのボケをかますソロに「まったくしょうのない人ね・・・」と菩薩のような眼差しを向けるレイア。
アイラインくっきりめのレイア。
服装のチョイスも含め、佇まいが小学校の校長先生みたいなレイア。
ソロがあの頃のままのソロな一方、レイアは月日を重ねて沢山の責任を背負ってきた今のレイアになっていて、なんつうか、「みんなきちんと描いてあるなぁ」と思いました。

ルークはもちろん、息子であるベンとの関係がどうなってゆくのか、ソロの死をベンだけに転嫁することなく正面から受け入れることができるのか、いちおう持っていることになっているレイアのフォースが「第六感」程度の現段階以上に覚醒する日はやってくるのか、そのあたりがハッキリしそうなエピソード8はよくれ!


■ ルークがさいこう

まだじゃっかんマーク・ハミルさんのずんぐりむっくり感が抜け切れていなくても、
「弟子に裏切られる等々なんぼショックな出来事があったからつって行方をくらませるとか、おまえは惑星ダゴバで引きこもっていたちっちゃいおじいちゃんか!」ってつっこみたくなっても、
「失踪するけど自分の居場所がわかるようなヒントだけはあっちこっちに残しておくとか、おまえは元ジェダイ・マスターのヨーダか!」ってほっこりした気持ちになっても、
待ちに待った挙句、ホントに最後の1分程度しか出演してなくても、
一言もセリフなくても、
それでも
スクリーンにルークがルークとして戻ってきてくれただけでぼかぁもう充分幸せなんですよ! おかえり、ルーク!!



スター・ウォーズを愛してきたみんなが観たかったものを魅せ、スター・ウォーズを知らないみんなが思わず前のめりになるようなシンプルかつダイナミックな物語を紡ぎ、愛おしいドロイド、頼もしい主人公、待ちに待ったジェダイの騎士、眩暈がするほどかっこいい空中戦、美しいライトセーバー・ファイトを絶妙のバランスで詰め込んでくれたJ・J・エイブラムス監督には感謝しかないです。
過去の楽しかった思い出、言い方を変えれば「遺産」ともいえるウケ要素を惜しみなく使った今回のエピソード7を終え、2年後にはカイロ・レンとハックス将軍とレイとフィン(とポー?)と、あと、えっと、たぶんファズマさんといった若いみなさんを軸にしたエピソード8が待っているわけですが、次回もきっとみんなが納得出来るスター・ウォーズになるはず! J・Jを中心に、みんなまとまっていこう!(どこからの目線なんだよ)

流れで行くと、ヨーダのもとに向かったルークがそうであったように、レイがジェダイの騎士から教えを乞う「修行篇」が観られそうなのですが、なにぶん相手はいじけ虫のルークですので、逆にレイがルークをどつきまわして喝を入れる・・なんつう展開もアリなのかなぁ!って思ってます。
なんだったら、レイの方がフォース強いかもしれないし。
だって、運転したこともないファルコン号を、フォースの導きだけであれだけ乗りこなすんですよ? まだ未覚醒状態だったのに。
潜在能力どんだけやねんって話じゃないですか。

ってことで、引きこもりルークがあの謎の棒でバシバシしばかれるエピソード8はよくれ!


■ 最高指揮者スノークさいこう

「おまえはパルパティーンの生き別れの弟か!」っていうぐらい頭がニコちゃん大王なスノークさいこう。
悪いやつはみんな頭が割れるんです。そうなんです。
自分で最高指導者って名乗ってるトコもさいこう。 あと、ホログラムで必要以上にでっかく見せてるっぽいトコもさいこう。 自己顕示欲の権化さいこう。
あと、なによりさいこうなのは中の人がまたもやアンディ・サーキスさんってトコ!

もう、とにかくもうなんでもいいから、はよエピソード8くれ!!!


■ おまけ

スピンオフ小説の影響か、「ソロとレイアには双子の子どもがいる」という勝手な思い込みがちょいちょい本編の邪魔をしてしまったわたし。
カイロ・レンがまた、「女?どんな女だ?!」って声を荒げるもんだから、余計に「えっ・・レンはもう・・知ってるの・・・?」って思っちゃったり。
雪山でレイと対決した時なんか、旗色が悪くなったレンがいつ「アイム・ユア・ブラザー」って言い出すかとヒヤヒヤしてしまったではないか。 ええい・・忌々しいスピンオフ作品め・・・!(※ビリビリ)(※指先に充電中)

・・

ん・・・?

スピンオフ・・・

・・スピン・・オフ・・・?

ドニーさんが出演する、エピソード3とエピソード4の間を描いたSWスピンオフ作品『ローグ・ワン』はよくれ!!

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(※ ローグ・ワン)

ドニーさん
(※ ブレイド2)

『ブレイド2』のスノーマンみたいなことにはならないって、わたし、信じてる・・・!(そこはかとなく似ているスチールから漂う不安から目を逸らしつつ)



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