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『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 』『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』前後篇2本立て

2015年10月05日
進撃 進撃a
「人類」と書いて「オレたち」!! (バンバン!!)(赤面しつつ机を叩く音)



(※ 以下、どこもかしこもネタバレしています)



前篇あらすじ・・・
どこからともなく現れた人喰い巨人の脅威から身を守るため、超高い壁を築いてその中に100年余りひきこもっていた人類。 ある日その壁がどかーんと壊されて巨人がわらわら侵入してきたリンゴ。えらい人たちは外壁再建団を結成し、壊れた壁に爆弾を仕込んで開いた穴を埋めリンゴ作戦に打って出ようとしたリンゴ。 しかし、移送の途中で大事なリンゴを謎のテロリンゴに奪われたり、巨人に襲わリンゴれたり、リンゴになって襲ったリンゴしたりなんかして、なんだかんだで作戦は失敗に終わってしまうのでリンゴ。


後篇あらすじ・・・
作戦の失敗をえらい人から責められた一行でしたが、突如巨人に変身して他の巨人を駆逐し始めた青年エレンに向けられた視線は、とりわけ厳しいものでした。 エレンを「人間の味方」ではなく「危険なモンスター」であると判断して処刑を命じるえらい人。 その時地響きと共に現れたもうひとりの巨人にエレンは連れ去られてしまいシャンパン。 目を覚ましたエレンの目の前にはシャンパン。 真っ白な部屋の中、シャンパンはエレンにシャンパンを振る舞い、この壁に覆われたシャンパンの真の姿をシャンパンし始めるのでシャンパン。


登場人物解説・・・
【エレン】
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ミカサだいすきすぎ。 ミカサにイイトコみせたがりすぎ。 自分に酔いすぎ。 巨人なめすぎ。 緊張感なさすぎ。 乳もみすぎ。 どこでもかしこでも「・・ヘアッ・・・ッッ・・・ ・・ヘアァァァアッ!!!」って叫びすぎ。 前髪が視界遮りすぎ。 でっかくなったあとも居眠りかますとかやっぱり巨人なめすぎ。 白目剥きすぎ。

【ミカサ】
ミカサ_convert_20150930134823
エレンに甘すぎ。 ナメクジ長屋で極貧生活を余儀なくされているのに髪サラサラすぎ。 スカーフ落ちなさすぎ。 アンニュイすぎ。 表情のバリエーションも演技力も乏しいのに超人気漫画の超複雑な役を任されちゃうこの世界は残酷すぎ

【アルミン】
アルミン_convert_20150930134838
エレンと見た目被りすぎ。 食細すぎ。 とりあえず常にエレンとくっついて行動していたというだけで数々の修羅場を生き抜いてゆくとか運強すぎ。 サシャに芋あげすぎ。 

【シキシマ隊長】
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人類最強のはずなのに最強に見えなさすぎ。 巨人相手に高笑いしたかと思ったら悠長にリンゴ齧ったり、部下が死んでもヘラヘラしていたかと思ったら政府の陰謀で罪なき命が失われることを憂いたり、シャンパン飲んでたと思ったら瓶ごと捨てたり、全体的に情緒が不安定すぎ。 弟だいすきすぎ。

【ピエール瀧】
ピエール_convert_20150930135035
緒川たまきすきすぎ。 酒浸りな人なのかシャキっとした頼れる親父キャラなのか、設定に一貫性なさすぎ。 エレンの両親と付き合いがあり、彼らが亡くなった時の状況も全て知っているにもかかわらず、おまけに仇が目の前にいるにもかからわず、長い間何もしなさすぎ。 エレンの身体の秘密を本人に教えてあげなさすぎ。 いざ教えるタイミングも悪すぎ。

【サシャ】
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口に芋詰めすぎ。 飲み込めなくてムグムグ言ってるだけなので大食漢に見えなさすぎ。 巨人に対する武器が弓矢とか楽観的すぎ。 でもめんどくさいおっさんの演説を問答無用で阻止したのはグッジョブすぎ。 それはさておきかわいすぎ。

【ジャン】
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外壁再建団への志願理由が「家にも巨人がいるから・・・口うるさい父親という名の巨人がな・・!」って反抗期こじらせすぎ。 エレンが何か言うたびにいちいち噛みつきすぎ。 えらそうなこと言いながら結局たいして何もしてなさすぎ。 唯一の見せ場が「闘い続けるうちは負けてねえんだよ!」シーンだけって切なすぎ。 しかもそれ言ったあとほとんど闘えてなさすぎ。 イイトコなさすぎ。 エレンに命を救われてから少しはましな行動するのかと思いきや「大型巨人のうなじはオレがもらったー!!」って大声でアホみたいに叫んだ挙句自滅しすぎ。 何のために登場させられたのかわからなすぎ。

【サンナギ】
サンナギ_convert_20150930134925
幼い弟や妹のために命張りすぎ。 農作業で鍛えた怪力で巨人を投げ飛ばしたりコンクリの塔を引っ張り倒したりするんだけど、だったらもう外壁再建団は全員農村からスカウトすればいいんじゃね?って思わせすぎ。 自前の斧がアクセサリーすぎ。 基本エレンやミカサやシキシマのやりとりを温かく見守りすぎ。

【ヒアナ】
ヒアナ_convert_20150930135020
「貧しいシングルマザーゆえに娘の養育費のため志願」っていう設定が虚しくなるほど行動がうすっぺらすぎ。 巨人の生息区域内で「赤ちゃんの泣き声が・・・」ってさまよい出しちゃうんだけど、そこに至るまでの様子から我が子への想いが申し訳程度にしか伝わってこないので、母性というよりはただのめんどくさいヤツにしか見えなさすぎ。 しかもその直後エレンに乳を揉ませて「子どもの父親になってくれない・・・?」って迫り始めるとか、さっきまで我が子(をお金を稼ぐためとはいえ他人に預け離れ離れになっており、もしかしたら一生会えないかもしれないという現状)に対する罪悪感や哀しみから聞こえるはずのない赤ちゃんの声にすら反応していた母とは思えなさすぎ。 本当に子を想う母というキャラではなく、ミカサとの対比としてエレンを誘惑する性的魅力あふれる女性を出したかっただけなんだろうなぁ・・って感じがしすぎ。 あと、回想シーンのみの出番にすら「父親になってくれない・・?」の乳もみ場面を使われるとかつくづくこの世界は残酷すぎ

【リル】
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結婚を誓った彼氏とイチャイチャしすぎ。 何のためのリナティ(武田梨奈さん)登板なのかわからなすぎ。 やっとアクションを始めたと思ったら、彼氏に死なれて暴走し、貴重な爆弾と共に無駄死にするだけとか、製作陣はリナティになんか恨みでもあるのか?ってマジでフラストレーション溜まりすぎ。

【フクシ】
フクシ_convert_20150930135052
リルとは立体起動装置の訓練所で出会い、格闘訓練中唯一自分が勝てない女性として運命の恋に落ちた・・・ っていう設定らしいんだけど、劇中でそんなこと一切言及されないわ、ひたすらイチャイチャするだけだわで、緊張感のないバカップルにしか見えなさすぎ。 っていうか扱いが雑すぎ。 

【ハンジ班長】
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巨人だいすきすぎ。 兵器だいすきすぎ。 好奇心旺盛すぎ。 そこそこえらいポジションにいるはずなのに、外壁再建団の新人たちといっしょくたに扱われすぎ。 危機的状況を楽しみすぎ。 そしてかわいすぎ。

【クバル主管】
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前篇の冒頭シーン、エレンやミカサが住んでいたモンゼンの大通りを小汚い恰好でコソコソ歩く國村隼さんと、その直後(※直前だったかも・・・)の超大型巨人出現とのコンボで、國村さん=超大型巨人ってオチバレしすぎ。 「人類が知恵をつけて欲を出して戦争に走らないよう、ひたすら脅して壁の中に閉じ込めておくことにしまーす」っていう考えは賛同は出来ないものの理解は出来るんだけど、そのために適度に巨人をうろつかせて市民を喰わせるとか非生産的すぎ。 超大型巨人に変身できるんだから、時々ちょこっと顔覗かせてガオーって言っときゃいいんじゃないの感ありすぎ。 死にかけたら巨人に変身するシステムなくせに、瓦礫の下敷きになった時は変身しなさすぎ。 全体的に演説すきすぎ。 結婚式で長々とスピーチした挙句3つの袋の話をし始める会社の上司感ありすぎ。


実写版・進撃の巨人を観た感想・・・

・ 前篇を観る前は「前後篇である以上、後篇も観てからじゃないと本作は論じれないよね」というような文言を見かけ、いざ後篇の公開が始まってみると「実は本作は一本の作品として書かれたものが撮影直前急きょ前後篇に分けられることになったのだ。それでこのざまなのである」というような文言が飛び交い、インターネッツ上が「見えない何かが特定の誰かを守ろうとしている」ような空気で包まれたことでお馴染み 『進撃の巨人ザ・ムービー』 を観てきたわけですが、たしかに、仮に一本の作品にまとめられていれば、テンポは少々ましになっていたかもしれないけれど、致命的にかったるい説明セリフの応酬やここ最近で一番woo…な気分になった大オチなどはばっちり据え置き価格なのではないかと思うので、前後篇とかにこだわるのはやめましょうよ! もうね、そういう問題じゃないですよたぶん! もっと素直になれよ!

・ とにかく前篇の時点で全編中だるみみたいだった本作。 細かく解説していらっしゃるブログやサイトなどは山ほどありますので、わたしが今さら書くのもアレなのですが、まぁホント長かったですよね! 体感時間が長い! 98分しかないとは思えない!

・ 中身は 「巨人なんかいるわけねえよ」 → 「いましたー!」 → 「大声出したら巨人がくるよ」 → 「きましたー!」 → 「爆弾盗まれたらおしまいだよ」 → 「盗まれましたー!」 → 「エレンが食べられました」 → 「食べられたけど食べられてませんでしたー!」 → < 劇 終 > っていうね、それだけなんですよね。 合間で芋食ったりリンゴ食ったりしてるぐらいで。 そんなライトなテイストなのに、ものすごく長く感じる。 眠気? ええ、きましたよね!

・ で、後篇の内容はというと、これがまた 「巨人化するエレンは危険だから抹殺だ」 → 「もっと危険なのきたー!」 → 「人間を管理する政府は横暴だから一緒に立ち向かおう」 → 「立ち向かい方が乱暴だから立ち向かわないぞー!」 → 「動いたら疲れたから寝るわ」 → 「起こすぞー!」 → 「政府は横暴だけど穴を開けておけば一般市民が犠牲になるし、穴をふさげば市民は管理されたままだし、壁の外に出たら出たで巨人がいるしどうしよう」 → 「とりあえず穴はふさいで自分たちだけ外に出ちゃいましたー!」 っていう喜べばいいんだか悲しめばいいんだかよくわからないお話で。 

・ え、え、なんなの? 結局穴ふさぐの? 一般市民は家畜のままなの? 最初に戻っただけなの? エレンとミカサだけシャバに出てったはいいけど、巨人問題どうするの? シキシマいないけど、誰が壁の中の巨人やっつけるの? 

・ まぁね、まぁね、気になる部分は多々ありますけども、なにはともあれエレンはミカサを守れるまでに成長したし、登場人物はほとんど死んじゃったけど残されたアルミンとサシャはちょっぴり意識高い系になったから、なんとなくほら、頑張っていくんでしょうね・・・ ・・壁の中で・・・ね・・・

・ って書いてて思ったけど、エレンって結局ミカサ守れてなくね? 逆にミカサに助けられてね? あとシキシマ隊長にも助けられてね? あれ・・・エレンって居眠りする以外になんかしてましたっけ・・・?

・ わたしはですね、じつを言うと前篇のミカサに期待していたのですよね。 幼馴染はかっこつけてばっかでいざという時頼りにならない。 命を救ってくれた強い男のもとで修業をはじめたものの、彼は常に夢見がちだわ主食はリンゴだわで、時折「オレは巨人になれるんだ」とわけのわからない主張まではじめる始末。 つわものぞろいの調査兵団はというと、巨人を前にたいした闘いも出来ず、なんだったら自分が守ってやらないといけないぐらいのふがいなさ。 ミカサはさぞかしうんざりしていたのではないか。

・ そんな折、ミカサは幼馴染がちゃっかり生き残っていたことを知ります。 しかも自分が死んだと思い込み捨て鉢になった彼は、外壁再建団に入ったらしい。 かくして、久しぶりに再会したミカサと幼馴染。 自分を助けてくれなかった幼馴染に対する怒りや、再会の喜びや、沢山の血で手を染めてきた自分自身に対する後ろめたさや、少なくない戸惑いなどから心を閉ざすミカサを前に、幼馴染は「生きていてよかったよ」なんてぬるいことを言います。 「よかった」? 自分が必死に過ごしてきた2年間は、そんな言葉で片づけられるような生易しいものではない。 その瞬間、ミカサの脳裏には、目の前で赤ちゃんが食われ、自分も食われかけた、あの地獄の1日が蘇ったのではないか。 肌が粟立つほどの怒りを覚えたのではないか。 ふざけるな。 なにも「よくなんてない」。

・ その後、自分と強い男との関係に嫉妬して、ますます自暴自棄になった幼馴染は、なかばヤケクソで突っ走り、挙句巨人に足を食われてしまいます。 情けない。 ああ情けない。 男なんて誰も頼りにならない。 マジ使えない。 やるしかねえだろ。 こうなりゃ自分でやるしかねえだろうがよ。

・ ってことで、わたしは「変身するならミカサだろ!」と思ったわけなんですよね。 今こそ立ち上がる時だ!チャカつく男どもにかわり、巨人を駆逐してやれミカサ!と。 

・ まぁ、結局変身こそしなかったものの、エレンのフォローだけではなく素人の寄せ集めである外壁再建団の用心棒もかって出てあげたんですから、実質ミカサがヒーローみたいなものなんじゃないかと思いますけどね。 あーあ、なんかもっとミカサの目にたぎるものがあればなぁ。 もうちょっとグっとくるんだけどなぁ。 ほぼボヤーっとしてるだけなんだもんなぁ。

・ 今さらではありますが、ミカサ役が橋本愛さんあたりだったら随分印象も違ったのではないかと思わずにはいられません。 時期的に『寄生獣』と被ってたからなのかそうなのか。

・ 特にラブラブだったわけでも、生死にかかわる事件を共に乗り越えらたわけでもないエレンとミカサ。 要するに、たいした結びつきなどなかったようにしか見えないエレンとミカサ。 それなのになぜ、ミカサは巨人の中身がエレンだと気づいたのでしょうか。 答えは簡単です。 好きな女を前にかっこつけて壁を殴るような男は、エレンぐらいしかいないからです。

・ あのね、前篇の最初でね、不発弾の上に立ってかっこつけているエレンに、ミカサが「エレンー!」って声かけるシーンがあるんですけどね。 絶対聞こえてるんですよ、あいつ。 距離めちゃくちゃ近いですし。 吹きっさらしの野っぱらですし。 完全に耳に入っている上で、聞こえないフリしてスカしてやがるんですよ。 なぜかって? 好きな女を前に「たそがれているかっこいいオレ」を演出したいからですよ!

・ うわあめんどくせえ

・ めんどくさいタイプと言えばシキシマもいろいろとアレでしたよね。 リンゴはいいですよ。 もうリンゴはいい。 あれでしょ?アダムとイブとかそういうあれなんでしょ? ただしシャンパン、お前は駄目だ。

・ 何を隠そう、日本の近くて遠い未来という設定だった『進撃』の世界。 古びた建物とアナログな機械に占められた地上世界とは裏腹に、地下にはまだいくつか前世紀の遺物が残されていた。 そのうちのひとつが、シキシマ隊長のリラクゼーションスペースとして絶賛大活躍中の、白を基調としたシックでコンテンポラリーなラグジュアリールームでありまして、隊長の弟であるエレンも身内なので特別にご招待されるんですよね。

・ ボロボロの作業服で真っ白な部屋に倒れているエレン。 その前にパリっとしたシャツを羽織って登場するシキシマ隊長、いや、シャンパン隊長。

・ いつも傍らにはシャンパンの瓶とグラス。 さっきまで手ぶらでエレンの顔をさすっていたのに、次の瞬間どこからともなく手の上に現れるシャンパンの瓶。 シャンパン隊長のシャンパンイリュージョン。 おまえはセロか。 壁のポスターからハンバーガーを取り出すのか。 そうなのか。

・ 政府は市民をだまして家畜のように飼いならしているのだ、という現実をエレンに説明するというだけの行程に、なぜか衣装チェンジを組み込むシャンパン隊長。 いつの間にかボロイ作業服を脱がされ、真っ白なシャツを羽織るエレン。 これね、確実に風呂も浴びてますよね。 エレンのほっぺた湯上りタマゴ肌になっちゃってますもんね。 けしからん。 完全に事後事案じゃねえか。(おひつを取り出しながら)

・ シャンパン隊長は、どのタイミングからエレンが自分の生き別れた弟だと気づいていたのでしょうか。 ・・っていうかエレンは自分に兄がいたことをなぜ知らなかったのでしょうか。 父親によって投薬実験の被験体とされていた兄・シキシマは、いつ両親のもとを離れていたのでしょうか。 っていうかピエール瀧はエレンの兄がシキシマであると知らなかったのでしょうか。

・ 結論・ピエールしっかりしろ。

・ 政府のえらいさんであるクバルは、外壁に穴を開けて巨人で市民を怖がらせ従順にさせるのが目的なのだから、前篇の時点ですでにその目的は果たしているのですよね。なんだったら果たしすぎているぐらいで。(かなりの犠牲者が出ていますし) なので、ここいらで一度外壁の穴が塞いでおけばいいと思うのですよ。 そしてまた数十年一般市民たちを飼いならしておけばいい。 ところがクバルは外壁再建の妨害をする。 超大型巨人になってまで邪魔をする。 意味わかんないッス。

・ 内壁に守られた富裕層の生活を支えるため、貧困層の労働者は絶対に必要じゃないですか。 だったらそろそろ外壁を直してモンゼンに貧困者たちを戻し、元の生活を与えてあげるべきですよね。  シャンパン隊長が不発弾を盗んで内壁を壊そうとするのは理解できますけど、クバルが不発弾を取り上げようとするの、ちょっとおかしくないですか。

・ っていうかね、ホントに登場人物以外の人間がどうなっているのか、さっぱりわからんのですよ。 「支配する人(例・クバル)」「支配される人(例・モンゼンの人々)」「壁直す素人(例・エレン)」「調査団(例・ズタ袋被った人)」「巨人やっつける人(例・シャンパン隊長)」以外が、巨人の脅威にさらされたこの2年間どうしていたのか、全くわからないし、そもそも存在しているのかどうかすらわからない。 今回のこの壮大な内輪揉めで、エレンとミカサとハンジとジャガイモカップル以外はほとんど死滅してしまったわけですが、残された貧困層の人たちの行く末が非常に心配でありますなぁ。

・ サシャが芋食ってるシーンで、一回「カシュッ」って音してたんだけど、芋、生だったの? 蒸かしてないの?

・ 立体起動で飛ぶシーン、どの場面でも飛ぶスピードがほぼ一緒だったように観えたんですけど、緩急つけることは難しかったんですかね。 同じような画ばかりで疾走感が得られなかったのが残念でした。

・ そう、残念だったんですよ。 お話は散々でしたけど、うまくやれば画だけでも引っ張れる作品だったんじゃないかとも思うから。 

・ ちょっとこれを観て頂きたいんですけどね。

どうですか。 めちゃくちゃおもしろそうじゃないですか! 本編もこれぐらいポンポンポーンとテンポよくできればよかったのに! リンゴとかミカサとお兄ちゃんとの三角関係とかシャンパンとかシングルマザーの乳もみとかリナティの無駄遣いとか全部すっとばして、「市民をだまして飼いならす政府」と「志は同じなのに方向性が違う兄弟による、確執を経ての共闘」だけに絞っちゃえばよかったのに。 どうせ(原作のキャラを使いながら)原作とはかけ離れたオリジナル作品にしてしまうんなら、いっそミカサのくだり全部カットするぐらいのことしてもよかったんじゃないかと思いますよ、わたしは。 

・ 製作者がやりたいことと、お客さんが期待しているものの中間点を探るのは難しいのかもしれませんが、あまりにも熱心に「こんなのも詰め込んでみたよ」「あんな元ネタも隠してみたよ」をやってしまっても、それがお客さんに伝わらなければただの自己満足なわけで。 

・ 元ネタがわかる人にはよりおもしろく、でいいんですけど、わからない人にも「ネタ元は知らないけどかっこいい」と思われればさいこうじゃないですか。 わたしは『サンダ対ガイラ』を知りませんでしたし、観たこともありませんでしたけど、巨人化したエレンのどつきあいはムチャクチャたのしかったですよ。 ただし、白い部屋のくだりは超ダッセーと思いましたけどね。 だって部屋がかっこよくないんだもん。 『2001年』の部屋なら「わっなんか異様に均整取れててこわい!」ってなるんだけど、本作の白い部屋はしょぼくてダサい。 なんだあのジュークボックス。 あと箱庭リゾートみたいなベンチ。 ないわー。 

・ ということで、なんだかんだ書きましたが、わたしは本作のことを史上最低につまらなかったとは思いません。 ほぼつまらないシーンの詰め合わせでしたが、おもしろくなりそうな映画でもあった。 最初に書いたように、前後篇を一本にまとめればどうにかなるようなものではないと思いますし、もっと大幅な交通整理が必要でしょうが、やりようによってはクライマックスにかけグっとくる熱い展開も期待出来たような気がします。 いやぁ、映画作りって、ホントにむずかしいんですね。

・ 役者さんは、やりすぎの人もそうでない人も含め、とてもよかったと思います。 特撮効果もすばらしかった。 着ぐるみファイトに至っては、わたしにとって本作唯一のテンションガチ上がりシーンでした。 エレンが拘束された時の変なポーズも意味わからなくておもしろかったし、シャンパン隊長の変身も超よかった。 どこからともなく引き寄せられる巨大臓物!

・ のちにDVD化される際、ダブついたストーリーはどの程度整頓されるのか、もしくはさらに長くなってしまうのか。 いずれにせよ、今回の失敗を『シン・ゴジラ』に引き継がせないよう、関係者の皆様にはくれぐれもお願いしたいものですなぁ。 観るよ!次も絶対観るよ!ああ観るさ!

・ ポイントがたまっていればな!





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