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『ビューティフル・ダイ』

2014年12月31日
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あらすじ・・・
刑務所を脱獄した連続殺人犯が、自分を警察に売った恋人のもとへひた走ります。


『サプライズ』のアダム・ウィンガード監督による猟奇サスペンス・・・ ぐらいに思いつつ観ていたら、予想に反して超詩的で超純愛で超不条理な人間ドラマだったのでびっくり。 
もちろん、いい意味での驚きです。

本編が始まり、まず映し出されるのは、何やら思いつめた様子の男性。 
彼は意を決したように、車のトランクを開ける。 
するとそこには必死で命乞いをする女性が・・・。 
彼は一心不乱に女性の首を締め上げますが、その表情は快楽殺人鬼からは程遠い苦悶の色が浮かんでいる。 
この殺人は、彼にとって決して愉快なことではないのだ。 

このシーンを冒頭にもってくるトコロの巧妙さね! 
まんま「どうなんだろ?」と思いましたもんね。 「この人悪い人なんだろうけど、実際はどういう人なんだろ?」って。 
その後のストーリーを安易に予測することを許してくれないこの印象操作。 
憎いよウィンガード!
観ている方を不安定な心境に誘ってくれる落ち着きのないカメラと、心の静けさ・寒々しさを映し出す幻想的な風景。 
クライマックスの超展開と切なすぎるオチもさいこうです!



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