『武器人間』
2014年12月31日

あらすじ・・・
第2次大戦下のロシア、スターリンの命を受けたディミトリ青年がナチスの手先であるマッドな博士の確保に挑戦します。
「スターリン大先生に捧ぐ・・・!」というていで始めておきながら、敵も味方も誰一人としてロシア語を使わず英語しかしゃべらないというオープニングをお見舞いし、観ている人に「そうか、そういう映画なんだな」と覚悟を決めさせてくれる親切設計。
そうです、そういう映画です。
乱暴ではちゃめちゃでバカバカしくておもしろいのですが、本番(武器人間がぞろぞろ出てくる)までがいささか間延びしているのと、いざ出てきたおもしろキャラたちが、激しすぎる手ぶれ映像のせいでハッキリ目視しづらいところが玉に瑕。
魅力的なビジュアル揃いなだけに残念というか、もったいないなぁ、と。
戦争を無くす方法として、「敵対する思想をひとつにくっつけちゃう」ことを提案するマッドな博士がちょうかわいらしくて素敵でした。
ちなみに、提案の内容は具体的にどんなかと言うと、ナチスと共産主義者の脳みそをニコイチにするというものです。 わぁい脳みそニコイチ!あかり脳みそニコイチ大好き!
豪華すぎる吹き替えもよかったです。

