『レディ・イン・ザ・ウォーター』
2006年10月05日
劇的! ビフォー
アフター (イケメン風)“『シックスセンス』の” という定冠詞のお陰で、いまだに一部の人の間では“サスペンス&ホラーの人”というイメージが抜け切れていないM・ナイト・シャマラン。
一応訂正しておこう。
『シックス・センス』の人じゃなくて『サイン』の人ね。
そんな、『サイン』のシャマラン監督最新作、『レディ・イン・ザ・ウォーター』を観て来ました。
もはや、彼の新作を観るに当たって、私の中でのポイントはただ一つ、
新作は『サイン』を越えているか?!
そこだけが見所になっております。
で、今回の『レディ・・』は、どうだったのか?
これがまた、かなり肉薄していたのでした。
色んな意味で。
先日『イルマーレ』を観て現代の御伽噺だと思いましたが、こちらはお伽もお伽も大お伽!
本気度100%、言うなれば 『ネバー・エンディング・ストーリー』 並みのおとぎ話だったのでした。
あらすじはと言いますと、
とあるアパートの管理人が、敷地内のプールで運命的に出会った謎の少女。
彼女こそは、全人類の運命を握る“水の精”だったのでした。
人類を救う、唯一つの希望である彼女。
しかし邪悪な存在が、彼女の命を狙っていました。
アパートの住人達が生まれ持っていた、隠された使命とは?
人類の未来は?
とにかく、今回はひねりも何も無し!
ストーリーも、冒頭にイラストで説明される“水の精と人類との歴史”がそのまま再現されるようなものなので、そんなにハラハラもしません。
では、今回一番ハラハラしたのは何だったのか?
それは、
俳優・M・ナイト・シャマランその人だったのでした。
自分の作品にカメオ出演したり、大胆に出演したりする監督は大勢います。
タランティーノなんて、趣味が高じて舞台にまで立ったほどですし。
なのに、何でだろう・・・。
何でシャマランくんに限って、画面に出てきただけで腹が立つんだろう・・・。
1・2作目は文字通りカメオ出演だったのが、3作目の『サイン』では物語に絡む重要な役で堂々出演。
しかしそれが大不評だった為、前作『ヴィレッジ』ではまた出番が大幅に減っていた筈。
嗚呼・・それなのに・・・。
今回のシャマランくんの役柄は、『サイン』なんて非にならないくらいの最重要人物。
出番も多けりゃ台詞も多い!
口で語り、目で語り・・って語れてないし!
大事なシーン(なはず)なのに、虚ろな眼差しで突っ立ているだけの俳優・シャマランくん。
なんかカチンとくるんですよね。
そこはケチってもしょうがないから、ちゃんとした役者さん使おうよ。 と、小一時間・・ (略)
私たちは、第2のタランティーノが産まれる瞬間に、立ち会おうとしているのでしょうか?
今まではモジャモジャ天然パーマだったのが、今回の作品ではジャニーズ風な、イケメン無造作ヘアとオサレな服装にチェンジしており、本人がいくら「僕はカメオで出てるだけさ」と言っても説得力ゼロなくらいの意気込みを感じてしまいます。
何でも『ハリーポッター』の監督に名乗りを上げたそうですが、もし実現したら、アレにもバリバリ出演するつもりなんでしょうか?
その時は出来れば、屋敷しもべ妖精くらいのポジションでお願いしたいです。
世間の評価は真っ二つになっているという本作。
真っ二つどころか満場一致で評価が下されるんじゃないかと思いますが、私は嫌いではありません。
面白いもの観せてもらったなぁ・・と思えば、腹も立たないんじゃないでしょうか(思えなかったら腹立つんじゃん
)↓ ↓ ↓ ↓ ↓
この続きは完全ネタバレですので、もう観た方・まだだけど構わない方のみお読み下さい
♪♪何でしたらポチっと一押してみませんか♪♪ →→
(レビューネタバレ版)
アチャー・・!!
やっちゃったね!!
やっちゃった?
やっちゃったね?!
では、満場一致で、シャマランくん、やっちゃったと言う事で、よろしいでしょうか?
映画の冒頭、タイトルバックでクドクドと説明される水の精と人類の関わり。
人類を正しい道に導く為に存在する水の精が、蔑ろにされてはや幾年月・・。
人類は破壊・殺戮を繰り返し、未来は暗く閉ざされていた。
しかし、そんな人類を再び救済の道に軌道修正させるため、伝説の水の精が立ち上がった・・!
一人で・・・!
ひ・ひとりぃ〜?!
何でも、何人かの若き水の精が現実世界に送り込まれたそうなんですが、悪ーい怪物がいて若き精鋭たちを食べちゃったそうなんです。
ファンタジーの世界も色々大変なんですね。
そんな訳で、単身現実世界に乗り込んできた水の精(ストーリーちゃん)。
何故か“男物のシャツ一枚”という、明石家さんま悩殺スタイルで孤軍奮闘の活躍を・・・!
と言いたい所ですが、現実世界が予想以上に住み難かったのか、終始青い顔でふらついています。
そんな彼女を徹底的に守り抜くのが、アパートの管理人・クリーブランド。
普通、
「実は私、水の精なんです」
なんて言われたら
「うん、それで、どこの病院から抜け出てきたのかな?」
と聞くのが先決だと思うのですが、小倉優子のコリン星ネタばりにサラっと受け入れられたのは、やはり明石家さんま悩殺スタイル効果なんでしょうか?
ストーリーちゃんから「貴方なら出来るわ」と根拠の無いお墨付きを貰ったクリーブランドは、彼女を助ける為アパート中を駆け回る羽目になります。
何故か、アパートの住人が伝え聞いていたおとぎ話と、そっくりな展開をみせるストーリーちゃんの身辺。
人類の救世主、水の精の守護者・治癒者・職人・記号論者、それに水の精を元の世界に送り戻す大鷲イートロン、天敵スクラント、天敵の天敵タルタティックが、次から次へと登場します。
とにかく、ストーリーがハチャメチャ極まりない破綻っぷりで、まともに辻褄合わそうとすると神経が持ちません。
かなり行き当たりばったりな感じのストーリーですので、要は何とかみんなで力をあわせて、スクラントからストーリーちゃんを守り、イートロンにストーリーちゃんを乗っけてあげよう!と言う所だけを覚えておけば問題ないかと思います。
ちなみに天敵の天敵タルタティックの役割は、スクラントをやっつけることの筈なのですが、何故かラストまで全く出て来ないので覚えていなくても支障はありません。
で、水の精の天敵スクラントですが、冒頭のイラストがえらいオオカミちっくなシルエットだなぁ・・と思っていたら、ホントにオオカミでした。
どれくらいオオカミかと言うと、『ネバー・エンディング・ストーリー』の人狼グモルクくらいオオカミだったのでした。(余計にわかりづらい)
そしてラスト、皆が見守る中、ついに現れた大鷲イートロン。
しかし「そうはさせじ」とストーリーちゃんに猛然と襲い掛かるスクラントが一匹!
このままなす術なくやられてしまうのか!と思ったところに、ついに現れたのが、史上最凶の呼び声高い伝説の仕置き人・天敵の天敵タルタティック!
サ・サ・サル出たー・・!!
説明セリフで、
「サルに似た生き物・・・だと言うが、実際に見たものはいない」
と言われていたので、もしや・・いやまさか・・とは思っていましたが・・・。
そうかぁ・・・ホントにサルだったかぁ・・・
しかも、何故かダイエースプレーで固めたかのような、立派な髪型のサル(タルタティック)。
BUCK−TICKかよ!
←参考資料
もはや、劇場は爆笑の渦です。
いや、爆笑は私一人だったのかもしれませんが。
きっと誰もが心の中で叫んだはず。
・・シャマランよ。
お前はどうしてもクリーチャーを出さずにはいられないのかい?・・・と。
もうこれだけで、劇場に来た甲斐があったと言うものです。
そして、そんな恐怖のサル軍団が、天敵スクラントをタコ殴り。
何故、最初に現れる筈だったサル軍団が最後まで出て来なかったのかは、この際忘れましょう。
まぁ、サルが予想以上に強かったと言う事だけ覚えておけば、オールオッケーです。
それと、何故東洋のおとぎ話と同じ内容の展開が、フィラデルフィアで繰り広げられるのかと言う所も、この際考えないでおきましょう。
その方が、みんなにとって幸せなハズだから。
無事、大鷲に乗って元の世界に還っていったストーリーちゃん。
おとぎ話によると、その後の展開としては
宇宙から“人類の正しい進む道”が示されるであろう
という事だそうなんですが、その後日談を描いたのが 『サイン』 だったりなんかしたら、これぞ世紀の大ドンデン返しでしょうね。
進むべき道って破滅かよ!って。
で、人類の思わぬ反撃があり、宇宙からの使者をバットでタコ殴りと。
もうええわ!!
・・・いいのか?
アチャー・・!!
やっちゃったね!!
やっちゃった?
やっちゃったね?!
では、満場一致で、シャマランくん、やっちゃったと言う事で、よろしいでしょうか?
映画の冒頭、タイトルバックでクドクドと説明される水の精と人類の関わり。
人類を正しい道に導く為に存在する水の精が、蔑ろにされてはや幾年月・・。
人類は破壊・殺戮を繰り返し、未来は暗く閉ざされていた。
しかし、そんな人類を再び救済の道に軌道修正させるため、伝説の水の精が立ち上がった・・!
一人で・・・!
ひ・ひとりぃ〜?!
何でも、何人かの若き水の精が現実世界に送り込まれたそうなんですが、悪ーい怪物がいて若き精鋭たちを食べちゃったそうなんです。
ファンタジーの世界も色々大変なんですね。
そんな訳で、単身現実世界に乗り込んできた水の精(ストーリーちゃん)。
何故か“男物のシャツ一枚”という、明石家さんま悩殺スタイルで孤軍奮闘の活躍を・・・!
と言いたい所ですが、現実世界が予想以上に住み難かったのか、終始青い顔でふらついています。
そんな彼女を徹底的に守り抜くのが、アパートの管理人・クリーブランド。
普通、
「実は私、水の精なんです」
なんて言われたら
「うん、それで、どこの病院から抜け出てきたのかな?」
と聞くのが先決だと思うのですが、小倉優子のコリン星ネタばりにサラっと受け入れられたのは、やはり明石家さんま悩殺スタイル効果なんでしょうか?
ストーリーちゃんから「貴方なら出来るわ」と根拠の無いお墨付きを貰ったクリーブランドは、彼女を助ける為アパート中を駆け回る羽目になります。
何故か、アパートの住人が伝え聞いていたおとぎ話と、そっくりな展開をみせるストーリーちゃんの身辺。
人類の救世主、水の精の守護者・治癒者・職人・記号論者、それに水の精を元の世界に送り戻す大鷲イートロン、天敵スクラント、天敵の天敵タルタティックが、次から次へと登場します。
とにかく、ストーリーがハチャメチャ極まりない破綻っぷりで、まともに辻褄合わそうとすると神経が持ちません。
かなり行き当たりばったりな感じのストーリーですので、要は何とかみんなで力をあわせて、スクラントからストーリーちゃんを守り、イートロンにストーリーちゃんを乗っけてあげよう!と言う所だけを覚えておけば問題ないかと思います。
ちなみに天敵の天敵タルタティックの役割は、スクラントをやっつけることの筈なのですが、何故かラストまで全く出て来ないので覚えていなくても支障はありません。
で、水の精の天敵スクラントですが、冒頭のイラストがえらいオオカミちっくなシルエットだなぁ・・と思っていたら、ホントにオオカミでした。
どれくらいオオカミかと言うと、『ネバー・エンディング・ストーリー』の人狼グモルクくらいオオカミだったのでした。(余計にわかりづらい)
そしてラスト、皆が見守る中、ついに現れた大鷲イートロン。
しかし「そうはさせじ」とストーリーちゃんに猛然と襲い掛かるスクラントが一匹!
このままなす術なくやられてしまうのか!と思ったところに、ついに現れたのが、史上最凶の呼び声高い伝説の仕置き人・天敵の天敵タルタティック!
サ・サ・サル出たー・・!!
説明セリフで、
「サルに似た生き物・・・だと言うが、実際に見たものはいない」
と言われていたので、もしや・・いやまさか・・とは思っていましたが・・・。
そうかぁ・・・ホントにサルだったかぁ・・・
しかも、何故かダイエースプレーで固めたかのような、立派な髪型のサル(タルタティック)。
BUCK−TICKかよ!
←参考資料もはや、劇場は爆笑の渦です。
いや、爆笑は私一人だったのかもしれませんが。
きっと誰もが心の中で叫んだはず。
・・シャマランよ。
お前はどうしてもクリーチャーを出さずにはいられないのかい?・・・と。
もうこれだけで、劇場に来た甲斐があったと言うものです。
そして、そんな恐怖のサル軍団が、天敵スクラントをタコ殴り。
何故、最初に現れる筈だったサル軍団が最後まで出て来なかったのかは、この際忘れましょう。
まぁ、サルが予想以上に強かったと言う事だけ覚えておけば、オールオッケーです。
それと、何故東洋のおとぎ話と同じ内容の展開が、フィラデルフィアで繰り広げられるのかと言う所も、この際考えないでおきましょう。
その方が、みんなにとって幸せなハズだから。
無事、大鷲に乗って元の世界に還っていったストーリーちゃん。
おとぎ話によると、その後の展開としては
宇宙から“人類の正しい進む道”が示されるであろう
という事だそうなんですが、その後日談を描いたのが 『サイン』 だったりなんかしたら、これぞ世紀の大ドンデン返しでしょうね。
進むべき道って破滅かよ!って。
で、人類の思わぬ反撃があり、宇宙からの使者をバットでタコ殴りと。
もうええわ!!
・・・いいのか?
Trackback
右手だけ鍛えて何するんですか?あぁ、ナニですか・・・
この話、元々は監督のM・ナイト・シャマランが、自分の娘に語って聞かせたベッドタイムストーリーなのだそうだ。なるほどね・・・確かに睡眠効果抜群。しかし、映画館にお金払って観に来ている観客まで、寝かしつけちゃ
シェアブログ18999に投稿 映画「レディ・イン・ザ・ウォーター」オリジナル・サウンドトラック「レディ・イン・ザ・ウォーター」 ★★★LADY IN THE WATER (2006年アメリカ)監督:M・ナイト・シャマラン
Lady in the Water、視聴。●あらすじレジーとリーズ氏を、もっと全面に出してください。●ネタバレ(以下反転)ある日、クリープランドが管理人を務めるアパートのプールに、水の精“ナーフ”のストーリーが


とりあえず、「やっちゃった〜」に私も一票です。
あと、この人が画面に出るとカチンとくるのは、やっぱり芝居が大して上手くないのにつきるのでは(笑
カメオ出演くらいなら許せるんですけどね。
あの、画面に出た時の「僕、悪気は無いんですぅ」みたいな控え目な目線がまた、カチンと来るんですよね。
存在自体が控え目じゃないだけに。
またのお越しをお待ちしております
「オルランド」のほうでコメントさせていただいていたmimiと申します。
あの作家志望の青年はシャマラン監督だったのですね!!びっくりー!!不幸と希望を一緒に背負ってしまったような役で、(演技はともかく役柄としては 笑)結構魅力的なキャラクターだったのですが、監督…美味しいとこ取りじゃん(笑)
次に観るときはどうしてもかなり違ったキャラに見えることでしょう。あの顔を見るたびに、「あ〜、これ監督なんだーこれ監督なんだ〜」と否応なく脳内で呪文がリフレインするに違いない;
ストーリーちゃんの目力にやられました。ポスターと同じシーンがあったらもっとよかったなあ。
お邪魔しました(ぺこり)
映画の出来は決して秀逸とは思いませんが、喪失と再生、救済というシャマラン作品の一貫したテーマは一番解り易く見えていた印象ですね。
まぁ「ヴィレッジ」共々整合性のない部分に突っ込んで観てしまうと面白くない作品でしょう。確かに前作のナマハゲとか今作のサルとか(・∀・)アヒャなんですけどねw、批判が出ることも確信犯で作っちゃう辺り面白い監督だとも思いました。
>映画の出来は決して秀逸とは思いませんが、喪失と再生、救済というシャマラン作品の一貫したテーマは一番解り易く見えていた印象ですね。
私もそう思います。
恥ずかしながら実は、「シックス・センス」は、オチはわかったものの途中経過が一度ではわからなくて、「あの女の子(主人公にビデオを託した子)はどうなったの?」とか友人に解説してもらってました;
レディ・イン・ザ・ウォーターはもとがベッドタイムストーリーだけあって、怖いシーンとか大人向けのセリフとかを変えればそのままファミリー向けとしていけたんじゃないかと思うくらいわかりやすかったです。強烈なオチがないのはちょっと肩すかしを食らった気分になりましたけれど…^^;
>前もナマハゲですから・・・w
確かに!!そう言われてみれば、あれって「大人になっても本気でナマハゲを信じていた人たち」の物語だったんですね(笑)
それにしても、シャマランくんがどんな顔して「俺が救世主役ね!」と言っていたのか気になります。
そして、それを聞いたスタジオ側のお偉いさんの顔が・・・。
ポスター、私もすごく素敵な画だと思います!
(でも知り合いは「怖いよー。ホラーかと思った!」って言っていましたが・・
linさん、
こちらこそ、コメント&TBありがとうございます!
“なまはげ”、吹き出しました
散々周りに“シックスセンス並みのどんでん返し”を期待されているであろうに、この我が道を行く姿勢は、ある意味立派だと思います。
またお邪魔しますね!
ようやっと見ました、レディ・イン・ザ・ウォーター。興味はあったんだけど、なかなか手が伸びなくて・・・もしかすると、内なる自分が拒んでいたのかも知れません。
ビミョー
の一言に尽きる映画でした。
というか、『サイン』と同じ監督なんですね。しかも出演までしていたとは。一体どの役をやっていたのだろう。メル・ギブソンがカマイタチと戦っている姿しか覚えていないのですが。
今回の作品でも、「この人重要な役なのに、華が無いなー」と思っていました。うん、ごめん。
ということで、トラックバック、させていただきます。
事後報告です、ゴメンナサイ・・・。
『サイン』はですねぇ、メルギブの奥さんを事故死させた張本人役です。
これまた重要人物・・・。
全部自分か?!
自己満足か?!
感じワルー(`ε´q)
TBありがとうございました!