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2018年上半期えいがまとめ

2018年06月23日
ご無沙汰しております、アガサです。

はやいもので2018年ももう半分が終わろうとしているようです。
このブログの更新も、月2だったのが月イチに変わり、いまではそれすら叶わぬように・・・

そこで今回は、なんとか更新頻度を水増ししようと回復させるための臨時企画「2018年上半期えいがまとめ」をお送りしようと思います! まとめに入ろう!困ったときはまとめに入ろう!ババッとまとめてサクっと更新しよう!!

・・・と軽い気持ちでパソコンを開いたのですが、ふだん鑑賞のメモを残しているのはFilmarksというスマホアプリでして、そこのデータをブログに貼る方法がどうにもこうにもわからないのですよね。(できないのかも)
ひとつひとつ手入力で書きうつすしかないのかよ!ぜんぜんサクれてない!むしろ根気との勝負!
とはいえ他に更新するネタもないのでがんばります!
あ、上半期ランキングは最後に書きます!

参考・・・フィルマークス/アガサ

【2018年一月に観たえいが】
■ バイバイマン
「バイバイマン」第1弾ポスター
あらすじ・・・「バイバイマン」という単語を声に出したり頭に思い浮かべるだけで続々と死にます。

・ よりによって新年一発目がコレとかどうなん自分? と思わず真顔にならずにはいられない2018えいがはじめの一本。
・ 生まれと育ちの一切が謎に包まれたさよならおじさんが、具合の悪そうなワンコを連れて人々の恐怖を貪りにやってくる意欲作です。
・ 概念や量子力学などのくすぐりワードを散りばめつつ、人を狂わせたり死に至らしめたりするのは果たしてなんなのか、と考えさせるおもしろホラー。
・ 霊感少女の使い方が勿体なかったり、銃で撃っても血が出なかったりと、パンチが足りない部分も多々あるけれど、脇役がめちゃ豪華で得した気分でした。

■ アイム・ノット・シリアルキラー
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あらすじ・・・近所のおじさんが異形のものでした。

・ 自分はなんであるか、と自問自答し続けるふたりの主人公。
・ 社会に溶け込むため定めたマイ・ルールを守り、必死で生きていく姿が痛ましい。
・ 「アイム・ノット・シリアルキラー」という互いの心の叫びを理解し合えるのは、ふたりだけだったのかもしれない。
・ 主人公の男の子の暗い瞳が印象的でした。 いまだについ「ドク」って呼んじゃうクリストファー・ロイドさんの繊細な演技もすばらしかった。

■ エルストリー1976 新たなる希望が生まれた街
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あらすじ・・・『スター・ウォーズ エピソード 4』の出演者や関係者に話を聞きに行くドキュメンタリー。

・ エキストラを含むいわゆる「中の人」へのインタビューだけで一本映画が作られる。 これがスター・ウォーズ。 これぞスター・ウォーズというほかない作品。 わたしはたのしく鑑賞しました。

■ 皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ
『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』キーアート
あらすじ・・・ひょんなことからスーパーパワーを手にしたチンピラが、大いなる力にともなう大いなる責任の意味を知ります。

・ ヒーローが高いところに登りたくなるのは、神の目線に近いからなのだろうか・・・ とぼんやり考えました。
・ 落ちても死なないとわかっているからなのかなぁ。 まあ、たぶんわたしもヒーローになったらどっか高いところ登っちゃうと思うけども。 そしてかっこよく落下したい。 最終的にヒーロー着地をキメたい。
・ と、いうことで、「真似したくなる映画はいい映画だ」が持論なわたしにとって、これもとてもいい映画でした。
・ 超人的な力を手にした冴えないおじさんが、強盗で自分の生活を救い、近所に住む身寄りのない女性を救い、目の前にいた見知らぬ親子を救い、離れたサッカー場の観客を救い、これから救ってゆくのであろう街を見下ろすラストシーン。
・ 大いなる力に宿る責任と向き合い、愛した女性との約束を守るべくマスクを被るその姿にたまらなくグッときました。 これすごいすきなやつですね。
・ スーパーヒーロー、純愛、マフィア、アクション、貧困、いろんな要素がてんこ盛りで、なおかつバランスもとれている優れた映画だったと思いました。

■ キングスマン:ゴールデン・サークル
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あらすじ・・・だからオレは言ってたんだよね!「どっこい生きてた」パターンでもぜんぜんオッケーだよ?ってさ!

・ おじいちゃん風、ドジっ子風、すご腕エージェント風、おとうさん風、スタイリッシュ紳士風などなど、多種多様なコリン・ファースさまをこれ一本で摂取できる夢のような作品でした。
・ ハイになれるし中毒性もあるし、合法ドラッグと言ってもいいのではないだろうか。もっとくれよ。いろんなコリン・ファースさまもっとくれよ。
・ 今もっとも入りたい隙間ナンバー1 「スーツ姿のハリーの肘の内側と腰のくびれ」
・ コリン・ファースさまとタロンくんの絡みはほぼ泣いた。
・ わたしが前作のラストで観たかったのはこれなんですよ! エージェントとして成長したタロンくんとコリン・ファースさまの共闘!なのにあんな退場の仕方させるんだもんなー! あの頃は怒りのあまりひどいこと言ってごめんね・・監督・・・ もう怒ってないから・・ぜんぶゆるすから・・・かえすがえすもセンキュー・・
・ テイタムの扱いはあれでいいのか。
・ 本作に限らず、かっこいい組織が出てくる映画は軒並みそうなんですけど、優秀な組織のはずなのに主人公以外のエージェントがポンコツばっかなの、そろそろどうにかなんないんですかね。
・ 円卓(じゃなくて長机)にずらりと雁首並べてバーチャル会議してた他のエージェントなにしてるんだよ。 「わーミサイル飛んできた」じゃないだろ。 危機管理どうなってんだよ。 使えるエージェントが若手とベテランふたりだけって組織として不安多すぎだろ。
・ あと、本作における「女性への関心のなさ」はかなりひどい。
・ なんやねんポピー。 あまりにどうでもいい描かれ方で盛大にしらけてしまいました。
・ ポピーはまだ悪役として見せ場らしきものがあったものの、ジンジャーなんかは完全に空気でしたよね。 マーリンに並べるためだけに出したのかっていう雑な出演シーン。
・ しかし彼らはまだましな方で、さらに上を行くぞんざいさだったのがロキシー。 ただ、わたしは絶対ロキシー死んでいないと思っていて、爆撃の瞬間ベッドの下に飛び込んでいたので、そのまま脱出シューターかなにかでひそかに逃げおおせていると信じています。 そうだよな監督?ええ?わかってんだろうなアアン?
・ マーリンのかわゆさ大爆発!
・ 萌えの刺激が致死量を超え、力尽き果てた全世界のマーリン・ファンが各劇場のスクリーン際に打ち寄せられた模様です。
・ そのうえで、マーリンの見せ場をあんなことにしたマシュー・ヴォーンを、おれは絶対にゆるさない。 絶対にだ。

■ シング・ストリート 未来へのうた
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あらすじ・・・いじめられていた少年が音楽の力で未来を切り開きます。

・ おにいちゃんがすごくすてき。
・ どんよりとした海原に漕ぎ出すラストシーンにすこし『卒業』を思い起こしましたが、荒波でびしょ濡れになりながらもまっすぐに前を見据える主人公はきっとだいじょうぶ。 音楽の才能を、自分を信じて進めばきっとだいじょうぶ。 女の子とはたぶん数か月で別れると思いますが、まぁ、些細なことですよ! どどんまい!
・ バンドメンバーもほんとキラキラしててすばらしかった。 少年の頃のコリー・フェルドマンに似た男の子、めちゃくちゃよかった。

■ ノクターナル・アニマルズ
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あらすじ・・・十数年前に別れた夫から猛毒小説が送られてきます。

・ 小説は、文字は、時として凶器になる。 
・ 目に飛び込んだ瞬間神経を切り裂き脳に焼き付き、目を閉じても鮮明に、何度も何度もおぞましいシーンを再現させてしまう。
・ すぐれた小説は一度読んだら最後、忘れることを許してくれない。 読者の心に一生消えない跡を残してゆくものなのだ。
・ 別れて以来19年間連絡を断っていた元妻に、元夫が小説を送ってきます。 
・ 小説の主人公は、妻と娘を無法者に嬲り殺された弱々しい被害者。 
・ 被害者に寄り添うのは、彼に法に則らない正義を果たさせようとする男らしい保安官。
・ このふたりはどちらもが、元夫自身なのだろう、と思いました。
・ そして、無法者に惨殺された妻は元妻であり、娘は彼女が勝手に堕胎した彼の子ども。 さらに、作中妻と娘を彼の人生から奪っていった無法者もまた、小説の受け取り主である元妻なのではないか。
・ 登場人物はみな、彼と、彼から見た彼女の分身。 そう、この小説は彼から彼女への復讐なのだ。 彼の希望を潰し、人生を修復不可能なほどに壊した元妻への。
・ もしかしたら、元夫もまた保安官のように、末期ガンを患っているのかもしれない。
・ 「自分には先がないからケリをつけたい」という保安官の言葉は彼の原動力でもあり、持てる力のすべてを込めて書かれたこの小説の一文字一文字はきっと、いつまでも彼女の中から消えることはないだろう。
・ 彼の中にひそんでいた激しさを、彼女がもう少し早く見出だせていれば、ふたりは幸せなカップルになっていたのでしょうか。
・ 夫婦だった頃には気づかなかった元夫の一面に心を掻き乱され、劣情を抱くようにすらなってしまう元妻が、いそいそと彼好みなようにメイクをなおし出かける姿はどこか滑稽でした。
・ そして、彼が来るはずのないこととその理由に彼女が気づいた時、この復讐は完成したのでしょう。 
・ ただ、元妻もまたある種の犠牲者であることも忘れることはできません。
・ エバーアフターな未来を夢見る彼女に理想を押しつけ、「幸せ」という名の不幸になる呪いをかけた、悪い魔女のような母親に、なんらかの報いがあってほしいと願わずにはいられませんでした。
・ すべてを失った小説の主人公は、元夫自身だが元妻でもあるのかもしれない。
・ 手放してしまった愛も見捨ててしまった過去も、もう取り戻すことはできないんだ、という現実を受け入れることで、彼女は新たな人生を歩き始められるのではないでしょうか。 なにものにも縛られない人生を。
・ ・・・みたいなことを思いながら、帰宅後ずっと反芻していました。 すごくおもしろかったです!

■ 新宿スワン
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あらすじ・・・チンピラがドチンピラになります。

・ 歌舞伎町はこわいなぁ。

■ アニー・ホール
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・ 午前十時の映画祭で数十年ぶりに鑑賞しました。 「途中入場は絶対にやなんだよ!」とウディ・アレンがまくしたてるシーンで、現実のおばあちゃんがスクリーンを横切って途中入場してきてちょっとおもしろかったです。

■ シングルマン
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あらすじ・・・愛する人を亡くし死を決意した大学教授のもとに新たな愛が訪れます。

・ 死を決意した途端生が輝いて見え始め、生を受け入れようとした途端死が訪れる。 なんとも皮肉で不条理だけど、それが人生なのかもしれません。 それは、タイミングが異なるだけで、必ず誰もに訪れる未来。
・ ラストが本当にショックで、観た瞬間声にならない悲鳴が漏れてしまったほどでした。 つらい。 めちゃくちゃつらい。
・ けれども、生涯愛し続けられる唯一無二のパートナーに出会え、死が二人を分かつまで濃密に愛し合い、そのわずか数ヶ月後に、今度は美しく魅力的で自分に想いを寄せてくれている人たちと出会い、彼らとかけがえのない時間を過ごしたのち、心臓発作で亡くなるという結果だけみれば、主人公の人生は幸せなものだったといえるのかもしれないなぁ・・とも。
・ それはある意味、奇跡だと思うから。
・ コリン・ファースさまマジ至高。
・ ホルトくんもその他の俳優さんも衣装も美術も超美麗。 なんやここは。スチール写真のみで構成された高度なパラパラ漫画か。(※ほめ言葉)
・ どうせどうあがいてもいつか失うものなのだから、世界の美しさに気づけるよう、ひとときひとときをいつくしみながら過ごしたいものですね。

■ ジオストーム
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あらすじ・・・天候を操る衛星がバーンってなって地球がドーンってなります。

ブログに書いた感想

■ I AM YOUR FATHER アイ・アム・ユア・ファーザー
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あらすじ・・・もしかしたら世界で一番有名かもしれないスーツアクター、デヴィッド・プラウズに密着したドキュメンタリー。

・ 製作者の目線がプラウズさん側に寄りすぎて、音楽の使い方を含め公平性に欠けた部分もあるドキュメンタリー。
・ けれど、「中の人」に対するリスペクトがひしひしと感じられるので、最終的には「これもありかなぁ」という気持ちになりました。 情にほだされて、ついうっかり「ルーカスフィルムはプラウズさんゆるしてあげればいいのになぁ」と思ってしまう有様です。 わかりやすい人間です。
・ 幻のプラウズ版アナキンシーン。 権利の関係で本作中ではフッテージが使えないことがわかっていながら「こんなん作ったんスよ!」とがんがんアピールしてくるのは、もしかしなくてもそれを観たがるファンが山盛りいることがわかっていての所業だと思うので、なんつうか、いやらしい監督やで・・・ 闇売買するつもりちゃうか・・・そらもうえらい高値がつきまっせ・・・

■ ダークタワー
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あらすじ・・・選ばれし少年が救世主を探すため、夢に出てくる世界を旅します。

・ よくまとめたなぁ、と素直に感心しました。 とびぬけておもしろくはなかったけれど、おどろくほど退屈なわけでもない。そつない映画という印象。
・ キングの世界ではおなじみなアレコレが出てきてにんまりしました。
・ しかし、これだけいい役者さんをそろえたのにこれだけっていうんじゃあもったいないですね。 どうすんだろこのシリーズ。

■ ゲット・アウト
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あらすじ・・・白人の恋人の実家にはじめて招待された黒人男性がさんざんな目に遭います。

・ 交際期間わずか5ヶ月にして彼女の両親に会いに行く、今時なかなか筋の通った若者クリス。
・ ただひとつ気になるのは、クリスが黒人で彼女が白人だという点。
・ 果たして、「リベラル」を自認しているという彼女の実家は、娘の初めての「有色」の恋人クリスを受け入れてくれるのでしょうか? というおはなし。
・ こいつはすごい映画ですね! 不穏さが徒党を組んで押し寄せてきた!! 逃げて―!みんな逃げてー!!
・ ちょっとした顔見せ程度のはずが、彼女の両親を含めたエスタブリッシュメントな白人の集いに強制参加させられてしまうクリスくん。
・ そこで飛び交う「オバマ最高」「ウッズ最高」といった黒人賛美を、彼らの差別意識をカバーするためのいわゆる「I have black friends」なのだろうと思わせておいてからの裏切りがとにかく秀逸でした。
・ 尊敬ありきの黒塗りどころではない、ガチもんのなりきりですからね。 執念というべきか怨念というべきか。 よく作ったなぁこれ。
・ ストーカーにありそうな「自分がほしいものはなんとしてでも手に入れたい」心理なのかもしれませんが、なんともありがたくない話ですね。
・ そして、そんな老人たちとは少し異なり、トロフィーハンティング感覚で獲物(黒人)を狩るクリスの白い恋人。 実はいちばん恐ろしいのは彼女なのかもしれないなぁと思いました。
・ 老人コミュの中に日本人がひとりだけいたけれど、彼の黒人への憧れは白人が持つ「白人様からあえて黒人へ」ではなく、アメリカ社会において「黒人>アジア人」という位置関係がある上での変身願望なのだろうか。
・ こっそりスマホの充電コードを抜いておく、という地味ながら効果抜群な嫌がらせがよかった。
・ あれ、マジで困るからね! 我が家も寝る前にさしておいた充電器が夜中の内にこっそり抜かれていて、朝になっても充電できてへんやんけ!って時々なるんですよ! 犯人ですか? 自分の充電器をどっかになくしちゃって、探す代わりにおかあさんのに目をつけた娘の仕業です!
・ シンメトリーな邸宅が逆にそこに住む人々の歪さを強調していたり、白人に差別された時黒人がみな手に手を取って助け合うわけではなかったり、すみずみまでホントによく出来たホラーだったと思いました。





はい、というわけで、途中でうすうすお気づきの方もいらしたかもしれませんが、1月分だけでこんな分量になってしまったので続きはまたの機会ということで・・・。
次回「2月に観たえいが」でお会いしましょう!





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