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『パラノーマル・アクティビティ/呪いの印』

2014年11月20日
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「パラノーマル・アクティビティ・パート5」と銘打たれていない今作において、ついに数々の謎が明らかとなる・・・ のか?!

あらすじ・・・
2012年6月12日。 カリフォルニア州オックスナードで、平凡な高校生ジェシーが卒業式を迎える。

2012年6月某日。 
ジェシーとジェシーの悪友ヘクターが、同級生オスカーの兄でギャングの一員アルトゥーロに追い回される。
2012年6月某日。 
洗濯かごに入ったヘクターが階段の手すりを滑り降りる様を撮影するジェシー。
2012年6月某日。 
ジェシー、だいすきなおばあちゃんとたわむれる。
アパートの通風孔から階下を盗撮していたジェシー、住人のおばさんが全裸の妊婦に謎のまじないをかけている所を発見。
2012年6月某日。 
ジェシー、だいすきなわんころとたわむれる。
2012年6月某日。 
ジェシーとヘクター、階下のおばさんに嫌がらせをする。
2012年6月某日。 
ヘクターとベランダで花火をしていたジェシー、オスカーが慌てふためいた様子でアパートから逃げ出す場面に遭遇。
まじないおばさん死亡。
2012年6月某日。 
まじないおばさん殺人事件に興味津々のジェシーとヘクター、女友達のマリソルを誘って階下に侵入するも、なんかでっかい音がして逃げ出す。
2012年6月某日。 
マリソル、眠っているジェシーの顔に油性ペンでチンコの落書きをする。
よりにもよってチンコかよ。
顔に書き込まれたチンコの絵の陽気さとは裏腹に、ジェシーの腕には不穏さを漂わせる奇妙な歯形が。
ジェシーとヘクターとマリソル、幼児用のおもちゃをウィジャボード代わりにしてあそんでいておばあちゃんに怒られる。
2012年某月某日。 
悪しき霊の存在にいち早く気づいたおばあちゃん、家じゅうにお祓いを施す。
2012年某月某日。 
ヘクターと遊んでいたジェシー、小銭をせびってきた街のチンピラをスーパーパワーでとっちめる。
2012年某月某日。 
幼児用おもちゃで再び交霊術を試みるジェシ-とゆかいな仲間たち。 
スーパーパワーの源が守護霊の類ではないかとの予想をぶつけてみるも、あえなく撃沈。
2012年某月某日。 
ジェシー、身軽になる。
ジェシー、脅威の肺活量。
2012年某月某日。 
ジェシーとヘクター、通りすがりのパーティに潜り込み、かわいいチャンネーを持ち帰る。
ジェシーとヘクター、よりにもよってチャンネーをまじないおばさん殺人事件の現場アパートに連れ込む。
避妊具を忘れたジェシー、チャンネーをいわくつきの現場に置き去りにする。
いわくつきの現場でジェシーを待つチャンネーが、床下から飛び出してきたオスカーに襲われる。
オスカーと鉢合わせしたジェシー、オスカーの手に自分と同じような歯形があることを知る。
「あのまじないおばさんがオレをこんな風にした・・・だからオレはおばさんを殺した・・・そしてもっと殺すようになってしまう前に自分を殺す・・・!」っつって、かっこいいんだか電波なんだかよくわからないセリフを残し、派手に転落死するオスカー。
オスカーが出てきた床下を探索するジェシーと愉快な仲間たち、超胡散臭そうな祭壇を発見。 
そこには幼いジェシーの写真や、すでに亡くなっている彼の母とまじないおばさんが仲睦まじい様子で肩を組む写真が。 
写真の裏には「1994年11月3日、ロイス」の文字。


そう、ジェシーの母とまじないババアは、あのロイスと知り合いだったのだ・・・!!
ど の ロ イ ス だ よ !!

2012年某月某日。 
ジェシー、目から毛が出る。
2012年某月某日。 
オスカーの遺品に手がかりがないかと考えたジェシー、仲間と一緒にアルトゥーロのもとを訪ねる。
実は養子だったというオスカー、その部屋には壁一面を埋め尽くすほどの写真や悪魔関連記事の切り抜きが。
その中のひとつ、「カールズバッド在住アリ・レイさん」の記事にビビッと来るジェシー。
2012年某月某日。 
ジェシー、短気になる。
2012年某月某日。 
ジェシー、真夜中に愛犬チャボを探してふたたび階下へ行く。 
何かに引き寄せられるように床下へもぐると、そこには幼い姉妹の亡霊が。 
逃げ出そうとしたジェシー、何者かによって床下に閉じ込められる。何者かっつってもたぶんケイティだけど。
2012年某月某日。 
ジェシー、陰気になる。
ジェシー、中二病になる。
2012年某月某日。 
ヘクターとマリソル、生前オスカーが貼っていた切り抜きの「アリ・レイ」さんに連絡を取り、相談にのってもらうためカールズバッドへ向かう。
6年前、家族が悪霊に襲われたことがあるというアリ・レイさんいわく、「そのドアを築けば時空の移動が可能になる。
ただし、ドアから行けるのは汚れた場所だけ」。


うん・・うん・・・わかるようでまるでわからんけどあからさまに伏線くさいな!よーしいよいよ後半突入だ!みんな締まっていこう!

2012年某月某日。 
ジェシー、わんころを宙に浮かせる。
2012年某月某日。 
おばあちゃん、かわいい孫のため除霊のイロハを学ぶ。
おばあちゃんから生卵を活用した除霊術をお試しされたジェシー、時空の亀裂に吸い込まれたり飛び出したりする。
2012年某月某日。 
ジェシー、寝込む。
おばあちゃんが階段から転落死してヘクター大慌て。その間にジェシーが姿を消す。
ジェシーの行き先は魔女コミュが儀式を行う場所に違いない、と車に乗り込むヘクターとマリソルに襲い掛かるジェシーをマリソルが金属バットでガッ。
意識を失ったジェシーを病院に運ぼうとするも、途中で別の車に襲撃され、ジェシーを連れ去られてしまうヘクターとマリソル。
ヘクターとマリソル、パワーにはパワーとばかりに、最後の切り札アルトゥーロに加勢を頼む。
武装したギャング2人を引き連れ魔女コミュに向かったヘクターとマリソル。 
果たしてふたりは、親友を救うことができるのか・・・?
散弾銃(物理攻撃)VS黒魔術(超科学的攻撃)対決の結末やいかに・・・


さらば固定カメラ・・・ 
わしらの愛したパラアクは、もう、いない・・・!


【今回ひどい目にあう人】
ジェシー
ジェシーさん。 18歳。 鼻がキン肉スグル。

【今回のカメラマン】
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悪友ヘクターさん。 お調子者。 何があってもカメラは離さないPOV出演者の鑑。

【今回の思い出の一枚】
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『パラノーマル・アクティビティ2』のアリちゃんがまさかの再登板。 学校の旅行で外泊していたおかげで生き残ったラッキーガールもすっかりオトナの女性に。

【今回の歯形 その1・その2】
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歯形_convert_20141120123050
もはや性癖といっても過言ではない。

【例のあの人】
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大トリで登場!

【今回のぶん投げ】
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今回は投げません!

【どやさ!】
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魔女コミュ、ふたたび年老いる!



・ 新作の封切りを心待ちにしていたあの頃の情熱はどこに消えてしまったのか・・・。 岡山での公開がきれいさっぱりスルーされて約半年、とっくにレンタル屋さんに並んでいたものの手に取る気すら起こらなかった、パラアク・シリーズ最新作『呪いの印』をやっとこさ鑑賞しましたよ。

・ って書いてから、またさらに2か月が経過しているというね。 ホント、映画館で観ないだけでテンションとはこうも下がってしまうものなのか。 そもそも映画館で観る価値すら危うい作品だというのに。 いや、映画館で観るからこそ、「せめて感想でも書いて成仏させないと・・」という義務感が芽生えるのかもしれない・・・。 パラアクってさァ、そんな放っておけない地縛霊みたいな存在なンだよネ・・・

・ ということでパート5という連番すらつけてもらえなかった『呪いの印』なわけですが。 もうね、「呪いの印」っていうサブタイトルからしてもっさいですよね。 わしなんて「しるし」って読みすらしませんでしたからね。かたくなに「イン」って呼んでましたもんね。

・ 「呪いのイン」。 どんなインやねん。 東横か。 東急なのか。

・ もちろんその「イン」とは、パート3で初お目見えした「三角形の中に〇が入っている」という限りなくハリポタの秘宝くさいマークなのですけどね。 たしか前回パート4の段階では「古代ハットゥシャの豊穣の印」と説明されていたはずなのですが、今回は「ミッドワイブズ(助産師)の印」ということになっており、「いでよインキュバス!」みたいなアレになっているアレみたいですがどうすんのコレ。

・ 悪魔に引き渡す予定の男児を身籠った女性のお腹にこのマークを描くのが、魔女コミュ・ミッドワイブズの習わしだそうで、悪魔はその男の子が18歳まで育った時点で本体に取り憑くのだとか。 

・ 「悪魔の軍団」を作るため女性をたらしこみ、いざ妊娠に成功したらお腹に「ミッドワイブズ参上!」のマークを描き、産まれた子の近所に居を構え成長を見守り、18歳になる頃から周囲で怪奇現象を起こし、本人をビビらせ、ベッド脇に「Meus(オレのもの)」って落書きして、無駄に家族を殺し、最終的に魔女コミュに連れ帰る・・・  ・・・ってトビーったら相変わらず手順がまわりくどいなぁ!よっ!アナログ世代!

・ ちなみに、なんで18歳なのか、気になりますよね? 気になるって言ってくださいよ。 わかった、じゃあ気にならなくてもいいから聞いてください。 悪魔の数字の6・6・6を足してみるといくつになりますか? はい!18ですよね! ちがうちがう、こじつけてないから!これは偶然なんかじゃなくむしろ必然!

・ っていうか、妊婦のお腹に描くべき印を、なんで今まで幼児の背中に描いとったんや! あまつさえ物置の天井までにも! ちょっともう真面目にやってよ魔女ばあさん!商店街のシャッターに「魔女コミュ参上」ってスプレーするのとはわけが違うんだからさぁ!

・ あ、そうそう、ロイスっていうのは魔女ばあさんのリーダー格的人物にして、シリーズのヒロイン・ケイティの祖母のことですよ。 パラアク信者のみんななら、とっくにご承知だよね!

・ シリーズ恒例行事である「ぶん投げ」もありませんでしたからね。 その代わりにと言ってはなんですがジェシーくんの空中舞踊とシーツ投げをご覧ください! ってナニか?もしかして「お約束」にアレンジ加えてますってか?気の利いたことしたつもりってか? そこは素直に投げときゃいいんだよ!!

・ 過去のシリーズと重なる部分もあるものの、雰囲気というか作風としては大きく異なっていた本作。 パート5の冠をつけなかったのには、それなりのこだわりがあったのかもしれませんね。 ただし、そのこだわりが功を奏していたかどうかは別問題。 世間の評判はさておき、わたしは全然ノレませんでした。

・ まずね、男の子に華がない。 だから「ホラーの主役はかわいいチャンネーにしておけ」と・・・「エルム街2の轍は踏むな」と・・・あれほど言ったのに・・・!!

・ いや、男の子でもいいんですよ。 いいんですけど、やっぱりね、デハーンさんぐらい線の細い青年の方がね、「守ってあげたい!」って思うじゃないですか。わたしも人の子ですからね。

・ 固定カメラを捨て、手持ちムービーに鞍替えした点も、シリーズのマンネリ化を避けるための秘策なのでしょうが、もうそれパラアクじゃなくてもいいじゃんって思わずにはいられない。 変えるなら扇風機にカメラを取り付けたパート3やパソコンカメラを駆使したパート4のような、「おお」と唸るような変化がほしかった。 パラアクの範囲内でがんばってほしかった。 大いなるマンネリの世界から飛び出すのなら、その前にパラアク終わらせようよ。きれいに幕を引こうよ。 

・ 「手持ち&過去の設定ないがしろ」ってやってる時点で、そろそろ潮時だと思うんですよね。 無理に番外編みたくしなくてもいいじゃない。 『クロニクル』みたいにしなくてもいいじゃない。

・ 結局、数あるシリーズものと同じく、「あのシリーズの新作と思わなければ悪くない」程度にしかなっていないのが、なんだかとても残念でした。 

・ ホントね、時空を超えた移動を可能にするドアの設定とかね、すごくおもしろかったのですよ。まぁそのせいで風呂敷が一気に広がってしまった感もありますけどね。 あと、どうせ時空を超えていくのなら、もっとたくさんドアが出てくる方がたのしかったのになぁと思いました。 せっかくシリーズ4本も5本もあるんだから、全部走り抜けようぜ! もっとムチャクチャにしちゃおうぜ! 

・ ていうか、「汚れた場所」しか行けないはずのドアを開けたらそこはケイティんちでした! ってそれ遠巻きに「ケイティの家はゴミ屋敷」って言ってるも同じじゃねえの! ちがうか!そこまで辛辣じゃねえか!(※正確に言うと[汚れた=non holly」でしたけども)

・ 時空を超えた先にあったケイティとミカの家は、パート1のそれではありませんでした。 中盤登場するケイティ&クリスティ姉妹も、パート3の彼女たちではありませんでした。新たに加えられた「どこでもドア」という厄介なツールを、製作陣のみなさんは次回パート5でどう活かすつもりなのか。 来年以降も続ける気はあるのか。 寂しい結果に終わった興行成績を見ていると、岡山公開はおろか、全国公開すら危ういのではないかという気もしないでもありませんが、魔女コミュの行き着く先をとりま生暖かく見守っていこうと思います。  それがオレの使命だから・・・!

・ そういえば今気づいたのですが、日本版ポスターの宣伝文句にはきちんと「その印は、18歳で現れる」と書いてあったのですね。 てことは「印」は「ミッドワイブズ参上」マークではなく「歯形」ってことになるのかもしれませんが歯形だったら第1作目から年齢性別問わずさんざんつけまくってたじゃん話が通らないじゃんってことでハッハッハ!どうやら性癖が仇となったようだな!オーレン・ペリ君!(※パラアクシリーズ生みの親)

・ あと、今まではなんとか「家の中で起きている超常現象を記録しておきたいから」という大義名分のもと続けてこられたPOVでしたが、今回は「新しく買ったカメラをとにかくまわしっぱなしにしたい」というぼんやりとした動機しかなく、しかも主人公が撮影中気を失ったら魔女がスイッチを切ってあげたり、落っことしたら拾ってあげたりと、誰の意思で撮ってるテイなのかわからなくなっており、いっそのこと次から魔女コミュ・映画部を立ち上げて魔女ばあさん自身が撮影すればいいのにという考えが浮かんだので、なんだったらこのアイデア使ってもいいですよペリさん。 悪魔のいやがらせに憔悴してゆく被害者の日常を絶妙なカメラワークでえぐり取る魔女ばあさん。 めざせ!サンダンス映画祭!



関連感想

8分くらいでわかる『パラノーマル・アクティビティ』のおはなし。 (シリーズまとめ)

シリーズ最新作『パラノーマル・アクティビティ5』 の感想





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『劇場版 SPEC〜結〜 前篇「漸ノ篇」&後篇「爻ノ篇」』

2014年11月07日
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(※ 以下ネタバレしています)

オカルト+超常現象+ミステリー+ケイゾク という、好きになる要素だらけの内容だったことから、夢中になって見ていたテレビシリーズから4年。
というか、まだ4年しか経ってなかったことに今、大きな衝撃を受けているのですが、とにかく4年。
1本の劇場版と2本のスペシャルドラマを経てついに完結となった『劇場版SPEC~結~』を、先日やっとこさ鑑賞したのですが、テレビシリーズとは随分色味の違った方向へと進んでおり、困惑する部分も少なからずありましたので、己の中の記憶を振り返る意味も込めて、ちょっとした用語説明を兼ねたあらすじを書いてみようと思いますよ。
独自解釈なので公式見解と違っているかもしれませんが、そこはホラ、かんべんな!


用語説明つきあらすじ・・・
ミショウ
・・・警視庁公安部未詳事件特別対策係という、普通の捜査では解決できない難解な事件を担当する係がありました
当麻紗綾
・・・そのミショウに配属されたのが、IQ201の天才で大の餃子好きである「とうま さや」
瀬文焚流
・・・そして、元警視庁特殊部隊の「せぶみ たける」です
野々村係長
・・・たたき上げの刑事で、元捜査一課弐係(通称ケイゾク)係長であった野々村係長率いるミショウは
SPECホルダー
・・・特殊能力を持つ人間たち・通称SPECホルダーが関わる犯罪を、当麻の頭脳と瀬文のやる気で次々に解決へと導いてきました
一 十一
・・・そんな彼らの前に立ちはだかった「にのまえ じゅういち」という少年。 彼は時間を操るという最強の能力を持っていました
御前会議
・・・弥生時代から日本を陰で牛耳ってきた謎の組織・御前会議は、超能力と呼ぶにはレベルの違いすぎるニノマエの能力に危機感を募らせ
シンプルプラン
・・・ついにはニノマエを含むすべてのSPECホルダーたちを抹殺する計画「シンプルプラン」を実行にうつします
当麻陽太
・・・一方、ニノマエの正体が、実は幼い頃飛行機事故で亡くなったはずの弟・陽太であったことを知った当麻は、弟を「生かし続けてきた」黒幕、そして弟を「ニノマエ」として利用しようと企む人物の存在を強く意識し始めるのでした
青池里子
・・・シンプルプランを進めようと画策する政府とそれに対抗するSPECホルダーの闘いが続く中、内閣情報調査室・通称サイロの特務班に所属する女性「あおいけ さとこ」が瀬文の前に現れます。 彼女は瀬文の元恋人で、彼と別れたのちに娘を出産していました
青池潤
・・・その娘「あおいけ じゅん」は、性行為無しで里子のお腹に宿った、神がかり的に奇特な子どもだったのですが
白い服の男
・・・なぜか母の元を離れ、白い服の男と行動をともにするようになります
先人類
・・・白い服の男の正体は地球で最初に生まれた人間「先人類」で
セカイ
・・・自らを「先人類」のリーダー・セカイであると名乗る白い服の男は
ファティマ第三の予言
・・・ローマ教皇がそのあまりに衝撃的な内容から公開を禁じてきたと言われる「ファティマの預言」が現実となる日は近いと言い放ちます。 第三の預言、それはすなわち、人類の滅亡。
プロフェッサーJ
・・・セカイは成人女性サイズへと変化した潤となんやかんやおしゃべりしつつ、他人の死体に憑依できる能力を持つプロフェッサーJにSPECホルダーの虐殺を命じます
湯田秀樹
・・・何を隠そう、天才物理学者だった当麻の父・佐野元春の親友を名乗る湯田(とうだ)博士の正体こそ、プロフェッサーJその人だったのですが、読み方がホントは「とうだ」ではなく「ゆだ」で、「ユダ」だからあーなるへそ「裏切り者」かーみたいなノリは少々厳しいんじゃないか
ソロモンの鍵
・・・なあんてことは気にしないセカイが一番気にしているのは、彼ら「先人類」の未来を握る「ソロモンの鍵」であり、その実態はというと、実は当麻が持つ「別次元同士をつなぐ」という能力でありまして
ガイア
・・・そもそも、地球上で起こるすべての事は起こるべくして起こったこと。 地球とは「ガイア」という意思を持ったひとつの生命体であるというのがセカイの見解で
パラレルワールド
・・・それとは別の話として、ガイアにはいくつもの平行世界(パラレルワールド)が存在しており、セカイは過去に幾度もガイアをリセットしては、そのつどパラレルワールドに移動してガイアの歴史をやり直していたそうなのです
卑弥呼
・・・セカイさんの片割れともいうべき、もうひとりの先人類・卑弥呼もまた、これまでセカイと一緒にガイアをもっと輝かそうと奮闘してきたのですが、最近ちょいちょいガイアの真意を図りかねていまして
下等生物
・・・先人類誕生のあとに、宇宙的なアクシデントから生まれた今の人類。 ガイアと会話出来ず、特殊な能力も持たない彼らは下等生物であり、私利私欲にまみれて愚かな争いを続けるしか能のないゴミクズなど滅ぼしてしまえ。というのがセカイの主張だったのですが、ではなぜそんな下等生物の中に突然発生的にSPECを持つ人間が生まれるようになったのか、卑弥呼には不思議でならなかったのです
カイナ
・・・本当にガイアは人類の滅亡を望んでいるのか。 悩んだ末卑弥呼が辿り着いた答えは、否。 その証拠は他ならぬ当麻の存在でした。 当麻に次元を繋ぐ能力を与えたのはガイア。 ならばその力で現人類に新たなチャンスを与えることこそ、ガイアの望みなのではないか。 卑弥呼は当麻に右の腕(カイナ)を使うよう指示します
八咫烏
・・・過去地球上に生まれてきた全てのSPECホルダーの魂の変化形・八咫烏(ヤタガラス)が、転生に備え当麻の体内に入り込む中、彼女は別の目的を果たす為セカイとプロフェッサーJの魂を取り込みます
無間地獄
・・・当麻が自らを犠牲にして先人類とSPECホルダーたちを連れて行こうとした先、それはこの世でもあの世でもパラレルワールドでもない永遠の世界。 無限につづく空間でした。 その企みに気づいたセカイたちは、当麻の体を溶解させ逃げ出そうしますとします。 多勢に無勢で体力の限界が近づいた時、当麻の前に現れたのは・・・

どうですか、わかりましたか?
わかりませんか?
ようし、じゃあ今度はもっとかいつまんだ説明行きますよ!



ミショウ
・・・ケイゾクがうけたから作ってみた四文字シリーズ。正直途中からスペックの方が印象強くてミショウの影うすい
当麻紗綾
・・・餃子
瀬文焚流
・・・加瀬きゅん
野々村係長
・・・なかなか死ななかったのに帳尻合わせの為即死
SPECホルダー
・・・あのね、むかしね、ブブゼラという楽器が流行ったことがあったですよ
ニノマエ
・・・ツンデレな神木きゅん
御前会議
・・・主要メンバー・山ちゃん(山寺宏一さん)、アンパンマン
シンプルプラン
・・・タミフルが効くタイプ
当麻陽太
・・・シスコンな神木きゅん
青池里子
・・・この上なくウザいデタラメ日本語で全編スベりまくる栗山千明さま
青池潤
・・・AKB元センター大島優子さんの世を忍ぶ仮の姿
白い服の男
・・・ムカイリ
先人類
・・・ニュータイプじゃなくてオールドタイプ
セカイ
・・・だからムカイリだってば
ファティマ第三の予言
・・・詳しくは専門情報誌・ムーを参照のこと
プロフェッサーJ
・・・巨大カラスになったり液体になったりニノマエのクローンを作ったり死肉を食べたりという、キャラクターの一貫性の無さが魅力。 中身は遠藤憲一さん
ソロモンの鍵
・・・テレビ東京の新番組じゃないよ!
ガイア
・・・ささやくの? ねえ、ささやくの?!! 
パラレルワールド
・・・地球が滅亡しそうな時しばしば都合よく表れるもうひとつの地球
卑弥呼
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・・・美内先生、出番ですよ!
下等生物
・・・中二病に侵された人がよく使いがちな悪口
カイナ
・・・ささやかないの? ねえ、ささやかないの?!
八咫烏
・・・ツツミンはただ・・バイオハザード3がやりたかった・・・
無間地獄
・・・親方!空から女の子が!

どうですか、わかりましたか?
わかりませんか?
まぁもうね、要するに、めっぽうスケールのでかい兄弟げんかに巻き込まれた加瀬きゅんと神木きゅんのお話ってことでいいと思いますよ!マジ迷惑!超デストロイヤー!


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(※ 絶対に許さない!!)

・ テレビシリーズのことは一旦忘れる方がいいでしょう。 そのような内容でした。 スペックだのミショウだのとワッキャワッキャしていたあの頃はなんだったのか。 思えば遠くへきたもんだ・・ ・・ふと、心の中の武田鉄矢がつぶやきました

・ 1話完結方式で、特殊な事件をお習字しながら解決していたテレビシリーズと違い、スペシャル版以降は「SPECホルダーは愚かな人間を支配したい」&「人間は危険なSPECホルダーを始末したい」という種族間の闘争みたいなものが延々と繰り広げられていた為、今回の流れも予想の範疇ではあったのですが、それでもなんというか、観ている間じゅう「わしゃなんでこんなもん観とるんじゃろか・・・」という迷いが脳裏をよぎらずにはいられませんでしたねぇ。 どうして・・どうしてこうなった・・・

・ ま、なんでも何も神木きゅんの為なんですけどね!

・ そもそも、超能力を持った超人類に能力を持たない人類が敵うはずはなく、何を隠そうSPECホルダーだった当麻はさておき、加瀬きゅんにせよ野々村係長にせよ警視庁の誰にせよ、なんぼ拳銃振り回してタイホだー!と騒いだトコロですべてが無駄な努力でしかないわけで。

・ 当麻もまた、前回までの流れの中で「SPEC封印」を決意していた為、今回(特に前篇)主人公たちは全くと言っていいほど何も出来ないのですよね。 してないし、出来ない。 

・ 結果、敵(SPECホルダーや御前会議)が訳の分からない殺戮をおっぱじめるたび、「絶対に許さない!」「絶対に諦めない!」と判で押したようなセリフを繰り返すばかりの当麻と加瀬きゅん。 プリキュアか。おまえらプリキュアなのか。 

・ 「ドガーン」「絶対に許さない・・!」「グエエエ」「絶対に諦めない・・・!」「ドギャーン」「絶対にコロす・・・!」がミルフィーユ状態になっている合間に、心底くだらないギャグがこれでもかと織り交ぜられ、最後に上から、回想シーンと似たような意味合いの会話をトロリとかけたら『漸ノ篇』の出来上がりです。  ・・・ってあほかー!

・ そんな、中身が皆無な『漸ノ篇』の見せ場として無理やり用意されたのが、人気キャラクター・野々村係長の最期なのですが、これまたあっけないというか、かなしいほどに安っぽいのですよね。

・  『ケイゾク』から引き継がれた、「心臓が息の根を止めるまで、真実に向かってひた走れ」という名セリフも、スペシャル版を含めあまりに多用され、すっかりありがたみのない言葉になってしまいましたし・・・ オレ素人だけど、脚本のことよくわかんないけど、そういうことじゃないと思うんだよなぁ!

・ で、無残な内容だった『漸ノ篇』でたまりにたまったフラストレーションを、一気に晴らしてくれたのが『爻ノ篇』・・・ と言いたいところなのですが、これまた絶妙に微妙な映画となっておりまして。 

・ 「御前会議を含めた国際組織がSPECホルダーを抹殺するためのウィルスをプロフェッサーJに発注」 「プロフェッサーJはそれとは別件でニノマエのクローンを作成」 「プロフェッサーJのボスであるムカイリがニノマエのクローンを抹殺」 「隔離されていたSPECホルダーをプロフェッサーJが虐殺」 「ウィルスを使って子どものSPECホルダーをじわじわ殺すプロフェッサーJ」 「屋上でニヤニヤするムカイリ」 「餃子を食うムカイリ」 「別の屋上でニヤニヤするムカイリ」 「核戦争を誘発させるムカイリ」 「セカイの王のムカイリだけど頼みの綱は当麻のスペック」 って おまえら結局なにがしたいねん! おまえっていうかそこのムカイリ!とりわけおまえだよ!

・ どうやら、SPECホルダーの本体は魂だけで、「器」部分である肉体はどうでもいいそうなのですよね。 ゆえにムカイリたちは、仲間であるはずのSPECホルダーたちの肉体を滅ぼし、八咫烏の姿になった魂たちだけを引き連れ、当麻の体をゲート(入口)にして次の世界に行こうとした。  ・・そうなのですが、ひたすら回りくどいし、風呂敷大きすぎてなんかもう裾の辺がだぶだぶになっとります。 脚本家の人はホントにこれシラフで書いたの・・・? ・・もしやツツミンに対する壮大なイヤガラセだったのではあるまいか・・・

・ とはいえ、風呂敷の中身から目をそらせば、前篇にはなかった爽快さも無くはなかった『爻ノ篇』。 特に、テレビシリーズでお馴染みのSPECホルダーたちが当麻に協力せんと駆けつけるシーンはかなり高揚しましたよね。 ま、「思い出のホルダーたち全員集合」大会は、以前のスペシャル版で既にやっちゃってますけどね! うす!感慨うす!!

・ っていうか要するに神木きゅんなんですけどね!神木きゅんさえ出てくれれば、オレはもうそれでいい!

・ 「ガイアと対話できる」といいながら「ガイアの真意がゎかんないょ・・」とゆるふわな発言をするムカイリ。 そんなご主人さまを影で支える遠藤憲一さん。 なるほど、大島さんが早期退場したのも頷けます。 もう今日んトコは、そういうことにしとこうや・・・

・ 矛盾点に言及していると日が暮れて夜が明けますのでこれぐらいにしておきますが、とにかく「世界の終焉」とか「自己犠牲」とか、まぁそんな「キャッコイイ」雰囲気で押し切ろうとしたヤケクソ意欲作だったのではないでしょうかねぇ。

・ なんだかんだ言いましたが、テレビシリーズのコミカルでこじゃれた雰囲気に惹かれたピュアなファンを、あの手この手で劇場まで呼び寄せ、挙句The SUSHI TYPHOONもかくやという悪趣味映像を見せつけた心意気は天晴だと思いますし(ゲンナリした表情で劇場を後にされたファンの方の心中を慮るといたたまれない気持ちになりますが)、これをやり遂げた加瀬きゅんと戸田恵梨香さんはホントえらいなぁ・・と感動すら覚えましたし、これでもうSPECの歴史が汚されることはないと思うとホッと安堵の溜息が漏れますので、今後は安心して楽しかったテレビシリーズだけを見返したいと思います。

・ 今日のまとめ「観てよかった」


_人人人人人人人人人_
> お  し  ま  い  <
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すきもの主婦が選ぶアニメ映画ベストテン (+番外編)

2014年11月05日
やっほー!ほっやー! いきなり昭和のノリで失礼します!アガサです!

もはや年末の風物詩といっても過言ではない、例の恒例企画がついに発表になりましたよ!
そう、大人気ブログ・男の魂に火をつけろ! 様による、ベストテン企画ですよ!

2007年に開催された「映画オールタイムベスト」から7年。
「邦画」、「続編」、「ホラー」などなど、様々なジャンルを舞台に繰り広げられたベストテン企画が今年放った矢は、いったいどこに突き刺さるのか。
色恋か。 ついに痴情のもつれベストがくるのか・・・ そんなことを思いながらページを開いたわたしの目に飛び込んできた文字とは!

アニメ映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! <アニメ映画ベストテン受付中> アニメ映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ! <アニメ映画ベストテン受付中>



アニメかぁ!! 

持したね!ついに満を持したよね!観測史上最大級の台風が相次いだ2014年、最後の最後にとんでもない嵐を巻き起こしそうな予感がする題材だよね! ワッシュさんはマジ漢(おとこ)やで・・・

ということで、日本最初の長編カラーアニメ『白蛇伝』は観ていませんし、ヱヴァンゲリヲンはおろかパトレイバーも見ていないわたしが「とにかくすきでたまらないアニメ映画」だけを羅列してみた結果がこちら!


1位 『風の谷のナウシカ』
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(1984年公開/監督 宮崎駿さん/出演 姫ねえさま、辺境一の剣士ユパ・ミラルダさん、ペジテのアスベルさん@味はともかくバケツいっぱい食べたいさん、クシャナ殿下、他)

あらすじ・・・
その者が青き衣をまといて金色の野に降り立ち、失われし大地との絆を結んだり、人々を青き清浄の地に導いたりします。

ナウシカを初めて知ったのは、中学3年生のある初秋の日。
東京から転校してきた女の子と仲良くなったわたしは、学校帰りに招かれた彼女のおうちで、まだ我が家にはなかったビデオデッキに飲み込まれた一本のテープが、かすかな唸り声と共にブラウン管に映し出した映像を観て、脳天が痺れるような衝撃を受けていました。
昭和48年生まれなものですから、幼い頃から当たり前のように「未来少年コナン」や「アルプスの少女ハイジ」やカルピス子ども劇場を見て育ったのですが、それらに携わっていた人とナウシカを作り出した人がつながるのは、まだここから少し後のこと。
その映像、そのストーリー、その音楽、すべてに惹きつけられ、門限スレスレになりながらも全編観終わったその日以降、わたしは彼女の家に通い詰めることとなります。
今まで何度観たか判らないし、何度観ても2時間弱が一瞬に感じられる名作。
人生を変えられた、オールタイムベストとも言える一本です。

ちなみにその彼女(シャカさまと紫龍の絡みを描かせたら天下一だった)からは、同時期に「薄い本」、いや、「やおい」というわたしの知らない世界も教わっており、彼女の存在なくして今の自分はいなかったのではないかと思っております。  そうそう、尾崎豊と言う歌手を教えてくれたのも、彼女だったなぁ。


2位 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
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(1994年日本公開/監督 ヘンリー・セリックさん/出演 ジャックさん、サリーさん、いたずら小鬼、他)

あらすじ・・・
カボチャ畑生まれハロウィンタウン育ち顔色悪そうな奴は大体友達のジャックが、偶然目にしたクリスマスに憧れ、自分なりのホーリーナイト作りに挑戦します。

ナイトメアを初めて知ったのは、社会人生活が2年を過ぎたころのある秋の日。
「上映されている映画はとりあえず何でも観る」をモットーにしていたわたしは、会社帰りにディズニー謹製のあまり心そそられないハロウィンムービー『ホーカス ポーカス』を消化する為、岡山駅前のこじんまりとした映画館に立ち寄り、その併映作品として上映されたナイトメアに脳天が痺れるような衝撃をうk(以下略)

内容はとてもシンプル。
「ここではないどこか」を探し、迷い、過ちを犯したジャックが、「There's no place like home.」ということに気づくという、とてもあまいおはなしです。
そして、わたしが本作に惹かれたのは、そのあまさとは「普通は」相容れないはずのグロテスクさで全編が彩られていたことと、それがまたどうしようもなく愛らしかったということでして。
「普通」の人間から忌み嫌われ疎んじられる悪鬼たちのつぶらな瞳。
生者よりもいきいきとした死者の世界。
結われた瞼、突き立つ斧、垂れ下がった包帯、ゾンビ・・吸血鬼・・・かわいい・・・かわいいよぉ・・・・うわーん!!わしもここに住みたいよう!!!

ジャックが飽き飽きしていた「ハロウィンタウン」そのものが、わたしにとっては理想の世界、夢の空間、激烈あこがれ天国だったわけですから、紆余曲折の末、ジャックが彼自身が住む世界のすばらしさや、すぐ近くで支えてくれていた大切な人の存在に気づくラストなんてのはもう、歓喜の涙&大喝采でしかありませんでした。
「普通」からは程遠い、ぐちゃぐちゃしておどろおどろしい世界? なにがいけない?最高じゃないか! という、マイノリティに対する圧倒的な肯定。
どんな自分でもありのまま愛してくれる人がいるという安心感。
映画館を後にする足取りは羽が生えたように軽く、こんなステキな世界をみせてくれてありがとう!という幸せな気持ちでいっぱいになった思い出。 もちろんその気持ちは今でもかわりません。

言うまでもないけど音楽も超さいこう!!


3位 『ルパン三世 カリオストロの城』
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(※駿が思いの丈をぶつけた名シーン)
(1979年公開/監督 宮崎駿さん/出演 山田康雄さん、納谷悟朗さん、小林清志さん、井上真樹夫さん、増山江威子さん、クラリス、ロリコン伯爵、他)

あらすじ・・・
ルパンが大変なものを盗んでいきます。

オープニングのカジノ強奪シーンからのカーチェイス、そして画面を埋め尽くすゴート札。
宮崎駿つながりということで何の気もなしに借りてきたビデオを再生したらとんでもないものがはじまってしまった、どうしよう。 と激しく興奮した当時高校一年生のわたし。
いや、それまでに何度かテレビで放送されていたのをつまみ見していた覚えはあるのですよね。 ルパンのテレビシリーズも幼少期からずっと見ていましたし。
ただ、全編通してきちんと観たのは高校にあがったあとで、その衝撃たるや「なんで今までちゃんと観なかったんだ!」と、己の頭を鈍器のようなものでガッとなぐりたい衝動に駆られるほど。

映画史上最高にうまそうな食事シーンはもとより、動きがさいこうすぎるアクションシーン、すべてのキャラクターに用意された超かっこいい見せ場、伯爵が迎える結構えげつない末期などなど、文句の付けどころが見当たらない傑作だと思います。


4位 『天空の城ラピュタ』
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(※鈍器のようなものでガッと)
(1986年公開/監督 宮崎駿さん/出演 パズーさん、シータさん、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ、他)

あらすじ・・・
パズーが父の夢をかなえ、シータが自立心を養い、ドーラが母性に目覚め、ムスカが目をやられます。

セリフを諳んじることができるシリーズ第3弾。(第1弾ナウシカ第2弾カリ城)
このあたりの映画が放送されるたび、テレビの前で「登場人物全員オレ劇場」を始めて家族からめんどくさい目つきで見られる羽目になりますよ。
「冒険活劇」という口当たりのいいもので包まれた「崩壊の美学」。
とにかく出てくるものがかたっぱしから粉々になってゆく、その容赦なさと美麗さに打ちのめされました。
登場する乗り物のメカメカしさも、各種飛行シーンも、超、超、超さいこう!


5位 『パラノーマン ブライス・ホローの謎』
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(2013年日本公開/監督 サム・フェルさん、クリス・バトラーさん/出演 「普通」とは違う少年、「普通」とは違う少女、「普通と違う」ことを恐れる人々、他 )

あらすじ・・・
死者と話ができる少年が死者と生者を救います。

圧倒的なホラー愛と共に紡がれた、ありふれた悪意と、耐えがたい苦痛と、安らかな救済の物語。
今、思い返しているだけでも既に泣いているオレ。
とはいえ、シリアスなだけではなくユーモラスでコミカルな部分もあるので、ぜひ沢山の方に観て頂きたい逸品です。
マジで!傑作だから!!

以前書いた 『パラノーマン ブライス・ホローの謎』 の感想


6位 『幻魔大戦』
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(1983年公開/監督 りん・たろうさん/出演 超能力者、他)

あらすじ・・・
世界中から集められた超能力者が力を合わせて巨大な敵と闘います。

崩壊の美学と言えばこれ。 幻魔大戦ですよね。
予算の都合なのか、はたまた製作者の意図なのか、世界が終末を迎える様子はほぼ静止画で描かれています。
が、しかし、日常が無残に壊されてゆくという展開は、子ども心にも充分すぎるほど猛烈な印象を与えてくれたのでした。
そして何より、プロットだけで白飯3杯はイケそうなその内容。
世界のあちこちに点在するさまざまな人種の超能力者が、テレパシーによって召集されるとか・・・なんだよ!最高かよ!
とにかく、「超能力者」に憧れ、授業中は机の上に置いたシャーペンを「うごけ・・うごけ・・・」と念じながらじっと見つめ、「今はまだ本気出してないだけ。本気だせば超能力使えるようになるから」と闇雲に自分を信じていたわたしにとって、それらが現実となっている『幻魔大戦』の世界はメシがうますぎて箸が止まりませんでしたよね。

あと、もうこれブログに書くの何回目か判りませんけど、悪党に追い詰められた主人公のお姉さんが能力を覚醒させてコンロに火をつけるシーンが好きすぎてつらい。
超能力者たちをつつむ光の帯や、クライマックスに登場するマグマで出来た竜の動きもうっとりするほどかっこいいです。


7位 『眠れる森の美女』
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(1960年日本公開/監督 クライド・ジェロニミさん/出演 愛されプリンセス、かまってちゃん魔女、チョドジな3妖精、他)

あらすじ・・・
プリンセスの誕生日会に呼ばれなかった魔女が腹いせに呪いをかけます。

ディズニー作品からも一本入れずにはいられませんよね。
ということで、最後まで『ファンタジア』と迷ったのですが、メリーウェザーに特別な思い入れがある為こちらをランクイン。
ロマンティックの塊のようなストーリー、あまりにも優雅でなめらかな動き、甘美な音楽、そして無慈悲なマレフィセントの名ヴィランっぷりなど、どこをとってもすばらしい最高のプリンセスムービーだと思います。
どろどろにゆがんでゆくケーキの、崩れそうで崩れない感たまらん!


8位 『マダガスカル3』
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(2012年日本公開/監督 エリック・ダーネルさん、コンラッド・バーノンさん、トム・マクグラスさん/出演 ライオン、シマウマ、キリン、カバ、ワオキツネザル、ペンギン、他)

あらすじ・・・
世界を放浪していた動物たちが、自分たちの居場所を見つけます。

色彩の洪水のようなサーカスシーンが超超超超さいこう!!!

お馴染みの仲間たちが、劇場版1作目から続けてきた、「自分たちにとっての幸せとは何なのか」という問いに対する答えをついに探し当てるシリーズ最終作。
音楽と映像のしあわせな融合。
非の打ちどころのないストーリー。
魅力的なヴィラン。
何もかもがすばらしい一本です。


9位 『ベルヴィル・ランデブー』

(2004年日本公開/監督 シルヴァン・ショメさん/出演 ベルヴィルの三姉妹、おばあちゃん、孫、犬、他 )

あらすじ・・・
おばあちゃんが愛する孫を助ける為、海を渡り大都会へ殴り込みをかけます。

おばあちゃんぐうかわ!!

以前書いた 『ベルヴィル・ランデブー』 の感想


10位 『ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!』
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(1996年日本公開/監督 ニック・パークさん/出演 ウォレス、グルミット、ペンギン)

あらすじ・・・
とぼけた中年男性ウォレスと忠実で実直なビーグル犬グルミットの間に、謎の下宿ペンギンが割り込んできます。

「ナイトメア」とも「パラノーマン」ともまた違った、クレイアニメの傑作。
29分と言う短い上映時間の中に、ユーモア、サスペンス、アクション、友情など様々な娯楽要素が詰め込まれ、尚且つそれらが過不足になることなく成立しているという、とても優れた作品です。
クライマックスの列車チェイスのすさまじい出来栄えに見とれること必至。
ペンギンくんによる思わぬメジャーの使い方もさいこう!




はい、これ書いている途中に横から画面を覗き込んだ世帯主さまから
「あ、そんなに(いちいち)長く書くんだ・・・」
とつぶやかれましたよ! ごめんなさいね、年々話が長ったらしくなる中年でごめんなさいね!

ということで、以上10作品がわたしの愛してやまないアニメ作品ベストテンです。
この宮崎駿さん率ね! オレの人生は駿と共にある・・・!

最後まで候補に残っていた作品は、『パンダコパンダ』(また駿か!)『となりのトトロ』(もはや駿地獄!)『パーフェクト・ブルー』(以前書いた感想『トイストーリー3』(ロッツォさんぐうかわ)(以前書いた感想『WALL・E/ウォーリー』(以前書いた感想『AKIRA』(ラッセーラ!ラッセーラ!)といったあたりでしょうか。
いやぁ、毎年のことですが、キリがないですよね!ホントに!

それではワッシュさん、集計の方大変かとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします!


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