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『パラノーマル・インシデント』

2014年06月19日
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日本列島が青に染まっていると言われているような言われていないような今日この頃ですが、皆様いかがおすごしでしょうか。

わたしですか?
わたしは旬を過ぎてしまった筍のかりいれに精を出していましたよ。
「パラノーマル」という名の通り雨のあと生まれ、いまだ生え吹くことをやめない「タケノコ」をね・・・


自問


あらすじ・・・
廃墟におばけが出ます。


『パラノーマル・インシデント』のココがすごい!

■ 高画質ぐあいがすごい!
「パラノーマル」というぐらいですから、てっきりいつものがちゃがちゃカメラ&低画質映像で幕を開けるものと思っていたのですよね。
ところがどっこい、オープニングで映し出されるのは、上品なキッチンで娘のお絵かきを見守る美人妻というほほえましい画。しかも、4Kにも耐えうるであろうとおぼしきパッキパキの高画質。
今回のパラノーマルは、何かがちがう・・・ もしかしたら「パラノーマル=POV」という固定概念をも覆す、大傑作になるのではないか・・・ そう思っていた時期が、わたしにもありました!(※開始後3分までは)


■ おっぱいがすごい!
開始後3分ぐらいで、物語の舞台はいつもの廃墟へ。 しかし、「なあんだ」と気持ちをダレさせる隙を与えないのが本作のおそろしさ。 
なんと廃墟に潜入するのは、「おっかなセックス」とかなんとかいうポルノムービーの撮影のためやってきたセクシー女優さん。
ということはどういうことか。 
おわかり、いただけるだろうか・・・  ・・そう・・脈絡のないおっぱい大放出である・・・!
(※ついでにおばけも早々に飛び出します)


■ メガネがすごい!
POV撮影の不自然さを解消させるため、多くの映画人が知恵を絞ってきましたが、最近ちょいちょい出てくるのがメガネ一体型ビデオカメラ。
目にしたものがすべて動画におさめられるという便利さで、作品の臨場感を大いに高めている優れものです。
 「なんでそんなもんかけてるんだよ」という疑問も、「捜査記録用」という一言ですべてねじ伏せる本作の強引さ。キライじゃない・・オレはそういうのキライじゃないぜ・・(キライだったらパラノーマルなんて借りてられない)
で、便利だなーとは思いつつも、あくまで映画の中の設定であり、現実にはそんなカメラ存在しないよね・・ と軽い気持ちで検索してみたら、普通に1万円前後で販売されており、ある意味本編よりもビックリしました。
メガネ型カメラすごい! 「なんのために?!」とか「それでなにを?!」みたいな犯罪のにおいが半端ないけど、すごい!


■ 監督の名前がすごい!
本作のメガホンをとったのは、聞いてビックリ「デューク・ヒッチコック」さん。 ヒッチコックってあのヒッチコック?
そう、なんとあのヒッチコックとは完全に無関係で、いつもはDavid Chirchirilloとして活躍されている人の別名として使われている方のデューク・ヒッチコックさんなのです! いずれにせよ し ら ね ー !!
あと、David Chirchirilloの発音の仕方、わからねー! デビッド・チャーチャッロ?チルチリッロ?見当つかねー!
そんな、謎に包まれたChirchirilloさんですが、脚本を担当された 『ザ・スリル(原題 Cheap Thrills)』がなかなかの評判らしく、話題のオムニバスホラー『ABC・オブ・デス』の続編にも参加されている模様。長編初監督作となったコレはアレだけど、どどんまい!


■ 数字がすごい!
「616」という数字へのこだわりがすごい!
キーパーソンとして登場した、エマ・ロックハートなる女性。
FBIが極秘に追い回していたエマさんは、実は過去数世紀に渡り、世界の重大事件にいっちょ噛みし続けてきたんだよ!ということが、史実と絡めさも尤もらしく説明されます。
有名どころでは
「沈没したタイタニック号の616号室の乗客がエマさんだった」
とか、
「1941年1月12日の6時16分にアウシュビッツでガス室に送られた66人の犠牲者の中にエマさんがいた」
とか、
「1977年に616名が集団自殺を図ったんだけど、彼らをそそのかしたのはエマさんだった」
とか、
「1986年4月26日の6時16分にチェルノブイリ事故が起きたんだよ」
とか、
「1971年に起きたサンフェルナンド地震で、616軒の家が倒壊したみたいだよ」
とか、
「1984年にロス・アラモスで、616羽の鳥が死んでたらしいよ」
とかちょっとまて後半もうエマさん関係なくなってないか。
あと、サンフェルナンドとかロス・アラモスとかのアレは確認取れない微妙なトコ突いてきてるけど、チェルノブイリ事故はぜんぜん6時16分じゃないですし。史実との絡め方へたくそか。おい。

ちなみに、エマさんご本人曰く、「1692年の6月16日にセーラムで魔女裁判にかけられた女性こそ、誰あろうエマ・ロックハートその人である!」らしいんですけど、もうここまで来たら因縁に慄くどころか「おまえ・・盛れるだけ盛ったな!」って感想しかわかないのが悲しいところですよね。 正直ぼくら、おなかいっぱいです!


■ スター・システムっぽいところがすごい!
本作の主人公はワッツ捜査官という凄腕FBIエージェントなのですが、IMDbを見ていたらどうもこのワッツさん、他の作品にも登場しているようなのですよね。
同じ役者さんが同じ役名で、本作を含めなんと5作品に出演(※予定も含め)。 しかも、作品によって刑事になったり連邦捜査官になったりと、組織をまたいで大活躍! 
本作のラストでは、組織(FBI)の機密映像を盗み出したことから一転追われる身となっちゃっていましたが、今後のワッツさんの動向やいかに! 超どうでもいいけど、若干気にならなくもない! うそ!やっぱどうでもいい!


■ 奥さんとの連帯感がすごい!
自宅の玄関へ、何者かによって届けられた一枚のDVDを美人妻が鑑賞する。というテイで進められる本作。
その中におさめられた極秘映像というのが、「連邦捜査官が廃墟でどんどこしょ」という本編のストーリーそのものとなっている為、要は、美人妻と我々は、ほぼ同じ80分間を過ごしたということになるわけですな。
この、どうってことのない、オカルトともSFとも言い難い、とことん中途半端な80分間を!

パラ
(※ 観終わって頭を抱える奥さん。わかる!わかるよその気持ち!)

奥さん、だいじょうぶ!無為な時間を過ごしたのは貴女だけではないから!次こそきっと、当たりが来るはずだから・・・!(※まだ借りるつもりなのか)

■ 原題がすごい!
本編が終了し、エンドクレジットが現れたその時、わたしの心はざわめきました。

『Paranormal Incident 2』

げ・・・原題もパラノーマル?!

・・・しかも「パート2」・・・ こいつら・・正 気 か ッ?!


■ やる気のそがれ方がすごい!
ということで、薄々感づいていられる方や「またか」と思われている方もいらっしゃることとは思いますが、ストーリーに関して書くことがほとんどない為、今回のパラノーマルも、このようなやる気のない感想となってしまいました。まっこと面目ない。
最初はそれこそ、メモなんかもとりつつ真面目に観ていたのですよ。(※眠気対策ともいいますが) 
でもね、なんだろう、廃墟に移動してからの興ざめっぷりがすごいんですよね。
 「観るぞ!」という気持ちがグイグイ削られていくんスよ。 
お前は刀削麺の名人か!っていうぐらいの。
なんかもう、こっちのやる気がピシャー!ピシャー!って匠の技でそがれて、睡魔という大釜の中で茹ってゆく、そういう感じ。 なすすべなし。

てな具合に嘆いていましたら、世帯主さまに「こないだ“もうパラノーマルは借りてこない”って言ってたじゃん」と至極まっとうなご指摘を受けました。
そうだった・・・ そういやそんなこと言ってたわ・・・ごめんなさい・・「こないこない詐欺」でごめんなさい・・・

まあでもね! 人間ですから、魔がさすってこともあるわけで、またうっかり別の筍をかりこんできてしまった時のために、今からしっかりやる気を蓄えておきたいと思います。 

■ おばけがすごいブルキャン!
捜査官の一人の父親がおばけとなって現れるのですが、そのおじさんが悪霊に取り憑かれた時のブルース・キャンベルさんにそっくりだったとこをお伝えしておきたいと思います。
カラコンはめて車いすでシャシャーって駆け寄ってくるシ-ンはかなりの爆笑シーンとなっておりますので、要チェックですよ!

・・・・

・・誰もチェックしないか・・・



■ 次回『パラノーマル・リアリティ』をおたのしみに!



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『X-MEN:フューチャー&パスト』

2014年06月06日
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あらすじ・・・
時は2023年。 人類は死に絶えようとしていた。
対ミュータント用に開発された粛清ロボット・センチネルが、その刃の矛先をミュータントだけではなく、ミュータントを生み出す人類そのものへと向けた時既に、滅亡へのカウントダウンは始まっていたのだ。
地上最強のテレパスにしてミュータントたちの指導者であるプロフェッサーXにも、世界で最も強力なミュータントであるマグニートーにも、もはやセンチネルに対抗する手は残されていなかった。
ただひとつの、あまりに危険で、あまりに困難な方法を除いては・・・



前作の感想・・・『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』

(※ 以下、過去のシリーズ作品込みでネタバレしています)



■ 前回のラストおさらい!
宿敵・ショウに、ミュータント仲間と手に手を取り合い立ち向かったチャールズ(プロフェッサーX)が、キューバ近海での過酷な闘いを終え、エリック(マグニートー)やレイヴン(ミスティーク)と袂を分かつに至った前作のクライマックス。
ミュータントの将来に関して、チャールズとは考え方が異なっていたエリック。
しかし、本当はチャールズと引き続き行動をともにしたがっていたのは明白で、すがるような眼差しで立ちすくんでいたのですよね。
えりっくが なかまになりたそうに じっとりとこちらをみている! なかまに してあげますか?

そこでチャールズの答え!
  はい
▶ いいえ

その毛、ぜんぶ毟り取ってやろうか!(※わたしの心の声)


■ チャールズ、いじけ虫になる!
わたしはそんな前作のラストに、若干のいらだちを隠せなかったのですが、でも、でも、地上最強のテレパスであるチャールズなら、きっと若さゆえの早計さを悔いているはずだと思っていたわけですよ。 悔いてくれているはずだと。
ところがどっこい、2023年の危機を救おうと1973年にタイムスリップしてきたウルヴァリン(正確にいうと意識だけ)の目の前に現れたのは、脱法ドラッグでキメキメの状態になっていた、超アレな感じのチャールズではありませんか!

わたしもね、今までまぁ散々と、「マーベルの2大うっかりハゲ」とか「人事不省ハゲ」とか「使えないハゲはただのハゲ」とかね、いろいろ失礼なことを言ってきましたよ。
でも、まさか毛が残っているほうのチャールズまでもが、これほどまでにアレなテレパスだったとは・・・
いや、テレパスだからこそ、ベトナム戦争に突入し、混乱の一途をたどっていたアメリカ国内から聞こえてくる、無数の叫び声に心を壊されてしまったというのはわかりますよ。
そのうえ、大切な生徒や仲間たちも徴兵され、今まで自分がやってきたことが何もかも無意味になってゆく。
人々の痛みをそのまま共有してしまったチャールズは、さぞや苦しかったことでしょう。

みんないなくなってしまった・・・たいせつな人もたいせつな居場所も・・・ エリックとレイヴンにも捨てられたし・・・オレちょうかわいそうじゃね・・・・

うん・・うん・・・わかるよチャールズ・・ ・・みんないなくなって・・・みんな・・・・
・・・ん・・? ・・・前半はわかるけど、後半おかしくね?! エリックとレイヴンちゃんを捨てたの、あなたですよね!

その毛、ぜんぶ毟り取ってやろうか!(※わたしの心の声)


■ チャールズ、みなの心を手の上で転がす!
そんな風に怒っていたのは、わたしだけではありませんでした。
チャールズに捨てられたのち、迷走に迷走を重ねケネディ暗殺にもいっちょ噛んでしまったエリックもまた、目の前でいじけまくるチャールズに対し激昂します。
「おまえがオレたちを見捨てたんじゃねーかよ!ふざけんなよ!」
揺れるエリックの心。 (金属製なので)揺れる飛行機。
怒りと哀しみに拳を振り上げるエリックのせいで、『X-MEN:フューチャー&パスト』はあわや墜落事故で全員死亡というバッドエンディングを迎えるところでしたが、そもそも、11年ぶりの再会の際いきなり殴りかかってきたのはチャールズの方でしたからね。 あくまで「おかえし」の域ですから。 チャールズは生意気言ってないでもう2・3発頂いときなさい!

で、普通ならば、この流れの先にあるのはチャールズからエリックに対する謝罪じゃないですか。
「見捨てちゃってごめんなさい」「自分から誘ったのに突き放しちゃってごめんなさい」「レイヴンちゃんの面倒まで押し付けちゃってごめんなさい」「なにはともあれごめんなさい」
言葉はなんでもいいんですよ。
とにかく今からもう一度、協力して未来を変える努力をしなければならないんだから、胸襟開いて話しかければいいんですよ。
胸襟開いて。
胸襟を。

マグニートー
「ごめん・・・オレが悪かった・・・・ぜんぶオレが悪かったんや・・・ゆるしてつかあさい・・・」

こっちが開いちゃった!

あんなにカチンときていたエリックも、同じく見捨てられてがむしゃらに生きてきたレイヴンちゃんも、都合のいいおとこ扱いされてきたハンク(ビースト)も、命がけで未来から飛ばされてきたウルヴァリンも、なんだかんだでチャールズの意のままになっているような・・・・さ・・さすがは地球最強のテレパス・・・・チャールズ・・こわい子…

いや・・チャールズにテレパスなんて必要ない・・・ 無造作な前髪の隙間からのぞく物憂げな眼差しだけで、みんなマカヴォイチャールズの虜なんや・・!

■ ストライカーさん、その歩み!
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1975年、ウルヴァリンとお兄ちゃんのビクターさんをスカウトするストライカー少佐。 その後ウルヴァリンの恋人の死を偽装し、アダマンチウムの移植をそそのかしまんまと成功した頃の一枚。 ←わかる

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2006年、ミュータントである自分の息子・ジェイソンくんを利用して、チャールズの脳をコントロールするストライカー大佐。 その後マグニートーにおしおきされ、ダムの底に沈むちょっと前の頃の一枚。 ←まぁわかる

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1973年、対ミュータント用ロボットの開発に闘志を燃やすトラスクさんのボディガード役として活躍するストライカー少佐。 ちょいちょいミュータントを舐めまわすような目で見ているところが若干気になる一枚。 ←誰やねん!

1973年から75年の2年間に何があったのか・・・ おしえてシンガーさん!


■ 本物をさがせ!
センチネル ウル_convert_20140605125038

センチネル FP_convert_20140605125026

センチネル ソー_convert_20140605125051

センチネル マトリックス_convert_20140605125103

_人人人 人人人人人人人_
> センチネルはどーれだ! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄



■ 正義の人、レイヴン!
エリックと一緒に過ごす間、レイヴンちゃんは何を見、何を考えていたのでしょうね。
間違いなく言えることは、チャールズのことを片時も忘れたことなどなかったであろうこと。
そして、人間のおぞましさをうんざりするほど目にしたであろうことだと思います。
わずか1年ほどで、(暗殺者として逮捕された)エリックと離れることになったレイヴンちゃんは、ひとりで自分が信じる道を突き進んできました。
ミュータントを守る、という道を。
絶望の未来へのきっかけとなった「殺人」も、動悸となったのは「これ以上ミュータントを傷つけさせない」という強い気持ちだったのではないでしょうか。 犠牲となった仲間と、まだ残っている仲間への気持ちが。

レイヴンちゃんは、エリックの頑なさと、チャールズの博愛精神を受け継いでいた。 
ミュータントを守るためなら世界を敵に回してもいい。 だけれど、「しょせん世界とは分かり合えない」と絶望してしまうこともできない。 
どちらを選べばいい? どちらも選べない?
もう少し、大人がしっかりしてくれてさえいれば、レイヴンちゃんがここまで苦しむこともなかったのになぁ・・と、エリックとチャールズの罪深さに憤慨しそうになりましたねぇ。

そして、そんなレイヴンちゃんが、どちらもを救うことを選択したラスト。
だいすきなエリックを「人類の敵」にさせないため、引き金を引くレイヴンちゃん。
だいすきなチャールズの想いに応えるため、銃を下すレイヴンちゃん。
誰よりも誠実で、強い心を持つレイヴンちゃんの姿に、目頭があつくなったのでした。

ふたりを救い、ふたりから離れて、新しい人生への一歩を踏み出す彼女こそが、ミュータントにとっての希望になるのではないか。
ていうか、もうインヴンちゃんがセンターでいいんじゃないか。
おっさんふたりは、あの、アレだ、サポートがんばって!


■ 展開も映像もすごい!
この1973年がすごい!
文化やファッション、街の風景に至るすみずみまでが微に入り細を穿つ描写となっており、ステキすぎてクラクラしました。 
そして何といっても、そこで出会った若きミュータント・クイックシルバーが超さいこう!!

超絶的なスピードで移動することのできるクイックシルバーは、本作において、もしかしたら一番強力なミュータントなのではないでしょうか。 
前半で主な出演シーンが終わっていることは示唆されているにも関わず、「ここいらでクイックシルバーたんが・・・」「・・もう出ない・・・と思わせつつ、もっかいクイックシルバーたんが・・・」と、最後の最後まで再登板を期待せずにはいられなかった、それぐらい猛烈な印象を残していったクイックシルバーの美技の数々は、明らかにえこひいきの域に達しているのではないか。
あと、シンガー監督はクイックシルバーに惚れ込みすぎなのではないか。いろんな意味で。
そんなゲスな勘繰りが頭をよぎるほどの、愛されキャラ・クイックシルバーたん。

来年公開予定の『アベンジャーズ2』にも、別の監督&キャストによる同名キャラが登場するそうですが、これほどまでにかっこいいシーンを作られてしまって、アベンジャーズ組のみなさんは頭を抱えているのではないか、と、それこそゲスにも程がある勘繰りをしてしまいますよね。
ともかく、クイックシルバーが厨房でハッスルするシーンは、それだけでもお金を払う価値ありだと思います!

首をもぎられ、胴を引き千切られ、無残に散ってゆくX-MENメンバーたちの姿に、絶望とか悲嘆とかとはまた違う、なんというか、頭が真っ白になるような衝撃を受けたり、懐かしい顔ぶれに涙腺が緩んだり、がんばるおじいちゃんにハラハラしたり、と、あらゆる感情を総動員して物語にのめり込んだ2時間強。
シンガー監督の、これでもかというサービス精神と、ミュータント(X-MENという世界)への溢れんばかりの愛に包まれた、最高のひとときでした!

なにはともあれ、わしゃこれであの憎き3作目(ミスティークがボロ雑巾のように捨てられたり、その腹いせに政府の犬になったりする超腹立たしい映画)がなかったことにされたので、大満足ですよ!
使えないリーダーとしてぞんざいな扱いを受けた挙句、婚約者に爆発させられた気の毒なミュータント・サイクロップスさんも、しれっとした顔で復活しましたし!マジよかったね、スコット! 今度は寝取られないようにね!


■ チャールズ・エグゼビア氏、イヤイヤ期を超えて・・!
今回、ウルヴァリンの懇願にも耳を貸さず、精神を解放することを拒んでいたチャールズを説得したのは、時空を超えてご対面を果たした、他ならぬチャールズ自身だったわけですが、忘れてはならないのは、もともと2023年に居たチャールズは、そんな己との対話などなしに、「もうテレパス無理!」な時代を乗り越えていた、という点なのですよね。
チャールズは一体どのようにして、イヤイヤ期を克服したのか。
あのままの流れならば、ウルヴァリンはいないし、レイヴンちゃんとは離れたままだし、エリックなどは言わずもがな。
ならばどうやって・・?
何がチャールズを立ち直らせたのか・・・?
・・もうね、そんなもんね、ハンクしかいないわけですよ!

ふたりっきりのお屋敷で、お薬の調合から家事全般に至るまで。
それこそ、おはようからおやすみまで、チャールズの生活のすべてを支えていたハンク。
彼の存在なしでは、チャールズは生きてさえいけなかったに違いない。
そう、チャールズの心の扉を叩いたのは、いつもハンクだったって考えるのが自然。
誰かにとって特別だったチャールズを、マークはずす飛び込みでハンクがさっと奪い去ったと考えるのが、ごく自然なことなのではないでしょうか。

・・・

・・

・・・・そっちはそっちでアリだな!
(←どっちと比較しているんだ)

自分が何を言っているのかわからなくなってきましたが、ともかく、自力で立ち直ったチャールズはホント立派だと思いました。 ていうか、そのくだりが観てみたいなぁ。
さすが、地上最強のテレパス! よっ!プロフェッサー!


■ 待て次号!
あまりに美しい結末だったため、X-MENシリーズはこれにて完結なのかなぁ・・と思ったのですが、どっこい次回作のお話もしっかり進んでいるらしく、シリーズ第8弾となる『X-MEN:アポカリプス』は2016年5月に全米で公開予定なのだそうです。

ストライカーとの因縁がなくなった今、ウルヴァリンはどのようにしてアダマンチウムの骨格を手にするのか。
今度こそサイクロップスはリーダーとして大活躍できるのか。
クイックシルバーは出ずっぱりになるのか。
おじいちゃんはあと何作ワイヤーワークに耐えられるのか。
まだまだお楽しみは続きますね! ほんとにしあわせなことだなぁ!

あと、聞くところによると、このX-MENチームとアベンジャーズチームが映画会社の枠を超えて共闘したがっている・・というか共闘の意思がないわけでもないみたいな噂があるそうですが、そんな夢のような話、ぜひ実現していただきたいですよね!
あのね、ぼくね、ウルヴァリンとキャップはお年寄り同士気があうんじゃないかと思うの。
苦悩ポイントにも共通点がありそうですし。
観たいなぁ・・・・ 社長がマグニートーのおもちゃにされるトコ!


■ すきなものだけでいいです はどこまでも師匠についてゆきます!
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次回作でもキティ・プライドさんの活躍が観られますように!




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