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ちょっとしたお知らせ (とちょっとした自演)

2010年11月27日
■ きみは「小学生映画日記」を知っているか?!


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どうもです。 アガサです。

史上最年少映画ブロガー・マーリーさん(7歳)の、超かわいいイラストと斬新な視点による感想が魅力の人気ブログ「小学生映画日記」が、なんと1冊の本になり、来る12月5日に東京都蒲田の大田区産業プラザPiOで開催される文学フリマで頒布されることになりました。 どうですか。ほしくなったでしょう。

書籍化にあたり、マーリーさんの感想に加え、ちょっと有りえないほどの豪華執筆陣がコラムやイラストを寄稿。
そのお歴々をざっくりご紹介いたしますと、
● オランダの有名なマンガ家兼イラストレーターであるMaaike Hartjesさん(ブログはこちら。超センス!)
● デイリーポータルZでライターをされている土屋遊さん(ブログはこちら。超カオス!)
● POSITRONアートディレクターの土井宏明さん(お仕事・ロッテFit'sガムのパッケージデザインやm-flのCDジャケットデザインなどなど)
● ゲームデザイン&シナリオライター(他いろいろ)のとみさわ昭仁さん(ブログはこちら。超収集!)
● TENGAの伝道師・罪山罰太郎さん(ブログはこちら。超邪悪!)
その他にも、超有名ブロガーさんが多数参加。 そして、マーリーさんに続けとばかりに感想を書いた小学生のみなさんの作品もドーンと掲載。  ちなみに、マーリーさんのおとうさんでブログ界の貴公子・doyさんによるコラムも超期待ですよ。 どうですか。ほしくなったでしょう。

これだけ充実した内容で、お値段は驚愕の500円。 なんとうまい棒50本分。 めんたい味もコーンポタージュ味もサラミ味も、浴びる程食べる事が出来る金額ですよ。 どうですか。ほしくなったでしょう。

そして、なにを隠そう、我が家の天才マンガ家兼イラストレーター・ももあ先生もちょこっとだけ参加させて頂いております。(ももあ先生の代表作はこちら) 
doyさんにお声掛け頂き、早速ちびっこに「あのさぁ、きみの絵が本に載せてもらえることになったんだけど、どうする?描く?」と聞いた時、興奮のあまり「ふもあああ~!!もぎゅええええべべべ~!!」と意味不明な雄叫びをあげていたちびっこ。
映画の感想というコトで、何の映画がウケそうか、何の映画なら大人のみなさんにも喜んで頂けるか・・・。
いやらしい大人のアガサと純粋なちびっことの壮絶な話し合いは、2週間に渡って続けられました。
「スポンジボブ・ザ・ムービーは?」
「ダメだよー。たぶん大人は見てないもん」
「じゃあプリキュアは?」
「うーん、どうかなぁ。もうちょっとザ・映画!って感じの方が・・」
「えー、じゃあキティちゃんは?」
「あれ映画じゃないじゃん!」
あくまで、大人にウケそうな“ピクサー方面”か万人ウケする“ジブリ方面”で話を進めようとする汚れた大人のアガサに、最後は半分泣きベソ状態だったちびっこ。 
締め切りも差し迫ったある日、
「もういいよ! どうせおかあさんがきめるんでしょ!」
と自暴自棄になりつつ叫んだちびっこの声を聞き、アガサはやっと正気に戻りました。 私はいったい、何をしていたんだろう。ちびっこの映画日記なのに、すきなタイトルを選ばせないなんて・・・私はダメな母親でした。
心を入れなおした私は、ちびっこをレンタル屋さんに連れて行き、「ねえねえ、モンスターVSエイリアンだってー。ドリームキャストの映画なんだってー。おもしろそうじゃね?すごくおもしろそうじゃね?」と、耳元でささやいたのでした。 
と言う訳で、半分ヤケになったちびっこが描いた『モンスターVSエイリアン』の個性的なイラストも楽しめる「小学生映画日記」。 どうですか。ほしくなったでしょう。 っていうか、買わずにはいられなくなったでしょう。

そんなあなたは、12月5日に蒲田へGO!

文学フリマ
開催日・・・2010年12月5日(日)
開催時間・・・11:00開場~17:00終了
会場・・・大田区産業プラザPiO
アクセス・・・京浜急行本線「京急蒲田駅」徒歩3分/JR京浜東北線、東急池上・多摩川線「蒲田駅」徒歩13分


実は、何かの手違いで、アガサが描いたらくがきと一言感想も末席を汚させて頂ける事になりましたので、もしこの本をご覧の際はすみっこの辺りをパラパラっとめくっていただけると、もしかしたらそういった感じのページがあるかもしれません。いやね、最初お話をお聞きした時は、こんなプロフェッショナルな方々が寄稿されるなんて知らなかったんですよ。聞いていたらお断りしていましたよ。マジで消えてしまいたい気分です。ほんとに、すごく恥ずかしいです。doyさんはまっことSやで! (※貴重な経験をありがとうございました)(←本音)

(ちなみに当日はアガサも上京&会場をじっとりとした目つきで徘徊させて頂く予定です)


詳細はこちら・・・同人誌「小学生映画日記」について - THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE 同人誌「小学生映画日記」について - THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE
          2010-11-24 - THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE 2010-11-24 - THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE(←豪華ゲストのもっと詳しい説明)
          オマケバッジ - THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE オマケバッジ - THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE (←おまけも魅力的!) 

よろしかったらみなさまも是非、会場に遊びにいらしてくださいませ!


■ 以下、ちょっとした自慢ですので、そういうのがお嫌いな方は右向け右して頂けるとうれしいです。

「すきなものだけでいいです」を始めて4年数ヶ月。
みなさまのお陰を持ちまして、先日200万PVを達成する事が出来ました。
ありがとうございます。
こんな長文ブログにお付き合い下さり、本当にありがとうございます。
勝手な解釈や、勝手なあらすじや、勝手なつっこみで、時々読む方を不快にさせてしまった事もあるかとは思いますが、これからもあまり方向転換せずに、性懲りもなくダラダラと更新してゆきたいと思いますので、宜しかったら宜しくお付き合い下さいませ。えへへ。

で、そんな感謝の意を込めて、おどってみました。うそです。ホントは自分がおどりたかったのです。じぶんだいすきですみません。
お目汚しも甚だしいコトは承知なのですが、退屈な時にでも「わはは」と笑って頂けると幸いです。


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脚ふとッ!!!!

ええと、今後ともよろしくおねがいいたしますww


■ おまけ
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(37歳にもももクロはハードすぎました・・・)(色んな意味で)

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『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』

2010年11月25日
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異種格闘ホラー。

※ 以下、あけっぴろげな内容になっております。 要するにネタバレです。


あらすじ・・・
山野幸一の受難は、アメリカ旅行中に両足を複雑骨折してしまった姉・春花が帰国した夜から始まった。
まずは、姉の部屋のベッドサイドに置いていた車椅子が、眠っている間に移動。
すわ幽霊か、とばかりに、部屋の隅に盛り塩をすれば、眠っている間に山が崩され巻き散らかされてしまう。
ビデオカメラに興味があり、何台ものカメラを持っていた幸一は、春花の部屋に監視用のカメラを設置。 猛烈に反対する春花を説得し、もう一晩だけだからとカメラを回すことに。
翌朝、カメラには明らかな不審音が残されていたものの、春花は頑なに撮影続行を拒絶。
決定的な映像を期待し、撮影を希望する幸一と春花が言い争いをしていたその時、テーブルの上のガラスコップが突然激しく砕け散る。
予想を上回る怪奇現象に怯えはじめた春花は態度を軟化させ、幸一は希望通り撮影を続行させるのだが、夜中の怪奇現象は収まるどころかどんどんヒートアップし・・・。


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はい、と言う訳で、先週から公開が始まった新作ホラー『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』を観て来ましたよ。
超低予算で作られ、超高収益を叩き出したという話題作『パラノーマル・アクティビティ』の正式な続編であり、なおかつアメリカ製ではなく完全日本製という、ちょっぴり変わった作品です。

登場する男女は、 “恋人同士“ ではなく “姉と弟” と言う、より濃密な関係に変更され、家に閉じ篭らざるを得ない理由づけとしては、 “姉の両足が複雑骨折” という文字通りの足かせを用意。
大学浪人中の弟もまた、単身赴任中の父にかわって姉の面倒を見なければならない為、家に繋がれた状態、と、オバケに襲われる下準備はバッチリ。
その後の展開は、かなりの部分でオリジナルをなぞって作られており、
「ヘンな現象が起こってる」と相談してきたクセに、その原因を突き止める為カメラを設置する事には異様に反対するヒロインや、
回り続けるカメラに収められた「ヴゥーン・・・」というモーター音、
無風なのに舞い上がるカーテン、
何者かにおさわりされるヒロイン、
「ドバーン!!」といきなり開くドア、
顔の部分が割られた写真フレーム、
怖気をなして退散する霊媒師(※本作では霊感少女)などなど、いつか観た光景がアジエンスな登場人物と共に繰り広げられます。

これらの超常現象は、全て姉弟の部屋の入り口のドア(と、その向こうにあることになっている階段)を中心に起こりまして、 “ドアの真向かい” という “うまいこと全てが入り込む位置” に置かれたカメラに余す事無く収められます。 
絶妙です。 まるで “作りこまれた画” のように、まるで “監督が計算した構図が完成するコトを想定して置かれた” かのように置かれたカメラ。 
絶妙です。不自然なくらい絶妙です。 恐怖の根源というのは、 “目に見えないもの” や、 “意図せずに映りこんだもの” に宿ると言われておりますので、100%の力で逆走行しています。 高速道路だったら大事故です。

絶妙なカメラは何気ないシーンでも大活躍。
姉弟が白米をもりもり食べる様ななんてことはない食事の風景も、机の上の丁度2人が収まる位置でキャッチ。 あなたは食事の時にカメラを回しますか? 前の日の煮物が再び食卓に並ぶさまを、自ら後世に残そうと思いますか? このカメラならそれができます、そう、iPhoneな(ry

オリジナルの中盤に、床に巻いた粉についた山羊っぽい足跡から、犯人の正体が “いわゆるひとつのエロイムエッサイム” 系だとわかるシーンがあるのですが、正式な続編である本作でも、その設定はきちんと受け継がれており、というか、姉がアメリカで骨折する原因となったのは、何を隠そうオリジナルのヒロイン・ケイティとの接触事故だったのですよね。
『悪魔を憐れむ歌』方式で春花に乗り移った悪魔が、帰国先の山野家で大暴れしている、というコトに気付いた弟は、錯乱状態の姉の手に十字架を握らせるのですが、ここで悪魔は絶妙なカメラと連携して、抜群のサービス精神を発揮。
弟が部屋を出、姉ひとりになったのを見計らって、部屋の窓ガラスを割りまくり、そのあと十字架を床に滑り落として炎上させる、というド派手なパフォーマンスを、全て1台のカメラのフレームからはみ出さない様やり遂げる悪魔。 よっ!名演出家!

そして、 “どんなことが起きても、決して家から離れない” という一見不自然極まりない不文律が、またぞろ繰り返される様。
まず、序盤の “塩が軽く蹴散らかされる” という段階で「こんな家絶対住みたくない」オーラがビンビンなのですが、「風が吹き飛ばしたんだよ」と気にも留めない姉。 言葉の意味はよくわからんが、とにかくすごい自信です。
そして、毎夜の怪奇現象に、向こう三軒両隣に響き渡るような叫び声をあげる姉。 なんの嫌がらせですか。 こんな人たちが隣に住んでいたら、布団を叩きながら「ひっこし!ひっこし!」と進言したくなりませんか。 
でもね、なっても出て行かないんですよー。作り手の都合が重視されるこんな世の中じゃ!ポイズン!!

衰弱しきった姉が、ある晩何者かにとり憑かれたようにベランダをうろちょろしていた姿を目の当たりにし、流石の弟も荷物をまとめて出て行く事を決意するのですが、その晩も結局、自宅で睡眠してしまいますしねぇ。 しかも、姉弟別々の部屋で。 うおおい!と。 そこ付き添っとこうよ!と。 彼女いない歴19年はなんの為ですか。 きれいなおねいさんはすきではないのですか。 いやちがう、おまえはすきなはずだ。 解き放て!おまえの煩悩を! そして石原慎太郎に叱られろ!!


そんなこんなで、荷物をまとめるトコまで行ってもなお、引っ越さないという展開まで、オリジナルに沿った内容だった本作は、なんと衝撃のラストまでオリジナルを踏襲。
そうです。 例の「カメラに向かってドガシャーン!!」です。
びっくらかしの技法としては、失笑を招き兼ねない程古臭いやり方を、その後日本版独自の展開を付け加えるとは言え再び繰り返してみせるとは・・・。 
監督の男気に完敗です。

定点カメラに映った映像。 唸りはじめるモーター音。 「ドスン!ドスン!ドスン!」という大音量。 
オーソドックスに進められる物語と、単調なおどろかしの繰り返しは、Jホラーを見慣れていないナイーブな方くらいしか楽しめないと言われてしまうかもしれませんし、お化け屋敷に行く方がよっぽどか恐怖体験できるよ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

ということで、アガサの感想を言うと、むちゃくちゃ怖かったです。 

なんなの?オリジナルとほぼ同じ展開なのに手汗が止まらないとかなんなの?こわいよ!ああそうさ!こわいよこんちきしょう!!!



実は、先に書いた色々な “マイナスと思われる要素” は、とある有名人のポッドキャストで前作『パラノーマル・アクティビティ』について語られた“不満点”なのですが。(性格悪くてすみません)
私はこれらの点を、まったくマイナス要素とは思わなかったのですよね。
カメラの位置が不自然すぎるとか、意味の無いトコロを撮り過ぎとか、なんで寝室のドアが開きっぱなしなの?とか、悪霊がカメラサービスし過ぎとか言われても、いやいや、これ映画でしょ?と。(寝室のドアに関しては、誰でも必ず閉めて寝るものだとも限りませんし)
“ドキュメンタリー”ではなく“モキュメンタリー”なわけじゃないですか。 
驚かす為に作られた映画に対して、“驚かすポイントがカメラにきっちり収まりすぎ”って、なんだかもう「うーん」と唸るしかないと言うか。 逆に、肝心なトコが映ってなかったら、「そこ撮らなくてどうするの」って言うんじゃないのかなぁ、と。(本物っぽさを売りにしているとは言え、映画ですからねぇ。映すべきものは映して当然なんじゃないかと)
もちろん、演出が単調で全く恐怖を煽られない、恐怖のツボを刺激されない、と感じるのは人それぞれだと思いますし、正直、アガサも「ちょっとそれは無理があるだろ・・」(何が起きても一向に家を出ようとしないとか)と思った箇所がありました。
しかし、“都合のいいポイントにカメラを置く”ことは、映画として当然なんじゃないかと思いますし、ラストの“ぶん投げシーン”も古臭いとは思いませんでしたよ。 
悪魔と主人公(カメラ)との戦いだった訳ですから、最後にそのカメラを破壊すべく“ぶん投げ”てくるのは、悪魔の勝利宣言のようで、ゾっとしましたけどね。 「おまえら自慢の文明の利器なんて、何の助けにもならねえぞ」ってね。
ま、感じ方は人それぞれで当然なのですが。

それと、POV方式の映画でしょっちゅう槍玉に挙げられる、”いつでもどこでも撮影しすぎ”という点なのですが、これもアガサは“不自然だから面白くない”とは全く思わなくってですね。
突如街中に現われた怪獣や、全速力で懸けてくる感染者、うじゃうじゃと忍び寄るゾンビ、といった “理解を超えた存在”。
主人公が構える無機質な記録媒体は、それらに対する盾であり、共に立ち向かう仲間であり、自らの正気を証明してくれる証人でもあるのではないかと。
誰だって、最前線に立つのは怖いです。 だから、自分の眼の一歩前にカメラのレンズを置くことで、少しでも恐怖を和らげようとするのではないでしょうか。
POVは、彼らの恐怖や戸惑いを追体験出来る、とても効果的な演出だと思いますし、アガサはPOV映画がだいすきです。 そこにいるのはスーパーマンではなく、自分と同じ臆病な普通の人間だから。


オリジナルを「怖くておもしろい」と感じられた方はきっと、さらに親近感の増した舞台設定に満足されるでしょうし、押入れや遺体安置所を使ったクライマックスの“いかにも日本のホラー”な展開は、オリジナルを超えた恐怖を与えてくれるのではないでしょうか。
オリジナルを「単調でつまらない金返せこんちくしょう」と思われた方は、今回もお気に召さないかもしれませんので。あしからず。
アガサはとっても楽しみました。 


― おまけ ―

・ 悪魔に憑依された姉がギクシャクと立つシーンがコントっぽくてちょとだけフイタ。 立ったよ立った!クララが立った!!

・ 悪魔に憑依された姉がみせるカクカク歩きが面白すぎてかなりの量フイタ。 レッツ・リンボー!(リンボーダンスの一歩手前みたいなポーズでした)

・ 姉の部屋で体調を崩した霊感少女の件に、その後全く触れられなかったのが残念でしたよ。 電話くらいしようよ。 ほんで誰か霊能力が強い人紹介してもらおうよ。

・ アガサは“映画だから映して当然”と思っているのでアレなんですが、弟がいつもカメラを回していて、夜中に姉が悲鳴をあげていても真っ先にカメラを構えてから駆けつけるトコロなんかは、きっと“ほーらねー不自然でしょー”と言われてしまうんだろうなぁ、と思いました。 まぁ、確かに、姉の部屋にも自分の部屋にも定点カメラを設置しているのですから、「何も手持ちカメラまで持って行かなくてもいいだろ」とつっこみたくなりましたケドねw

・ そんなアガサも、お祓いシーンまで固定カメラと手持ちカメラで撮っていた弟には、さすがに「おまえそれ神様に怒られるぞ」と思いました。 片手にカメラを持っているせいで、満足に手を合わせることすら出来ていないじゃないか!やい!真面目にやれ! 

・ そのお祓いシーン。 悪魔VS祝詞という異種格闘戦が非常にすてきです。 その前にやっていた盛り塩もそうなんだけど、山羊アタマの悪魔に和風の魔よけって効くのかなぁ。 オラなんだかわくわくしてきたぞ!!

・ 効きませんでした。(お祓いしていた陰陽師さんは直後に死亡)

・ パンフレットが見づらい件。


とかなんとか書きましたが、さすがにこのやり方はそろそろ潮時なんじゃないかとも思います。
同じ作品で何度繰り返しても尚おもしろい、という表現方法ではないですよね。
『SAW』の轍を踏まないよう、来年日本公開予定のパート2くらいで終わらせて頂きたいものですなあ。



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『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』

2010年11月20日
セブルス
セブルス、オレだ! けっこんしてくれ!!

2010年は期せずして、6作続いた2つの映画の完結篇が公開される年になりました。
・・ま、その片方の『ソ』がつく映画のコトは、全世界のファンを集めても岡山市の人口くらいにしかならなそうですのでさて置いて(←暴言)、世界中の話題を独占すると思われるのは、やはり真打である『ハリー・ポッター』ですよね!
アガサもだいすきです! セブルス・スネイプ先生が!

もうね、映画のタイトルも『セブルス・スネイプとめがね坊主』とかでいいんじゃないかと思うくらいだいすきです。 なんだったら2時間の映画の1時間50分がセブルス先生の苦悩に満ちた表情のドアップでもいいと思う。 ああ、セブルス。かわいいよセブルス。セブルスの黒く重そうな前髪をかきわけて「おやじ?まだやってる?」ってやりたいよセブルス。セブルスのおうちの屋敷しもべになりたいよ。ていうかセブルスのしもべになりたいよセブルス。

っていうくらい『ハリー・ポッター』に夢中なアガサですので、公開初日の今日、着の身着のままで劇場にはせ参じたのでありました。
めがね坊主の面倒を見続けてきたスネイプ先生が、前作のラストにとった驚きの行動。 その真意がいま、明らかに・・・!

(※ 今回はネタバレなしですよ。)


あらすじ・・・
ヴォルデモートが元気になった。
リーダーの復帰により、日に日に精力を増す闇の勢力。
頼みの綱のダンブルドア校長を喪ったハリーたちは、闇の魔法使いから逃げ惑うだけで精一杯。
そんななか、魔法省の内部をもヴォルデモートの一派に牛耳られ、打つ手無しのハリーは、“ヴォルデモートって自分の魂を分割して保存しているらしいよ”という情報をもとに、その保存容器を探す旅に出る。
探して壊す。 容赦なく壊しまくる。 それのみが、闇の帝王を倒すただひとつの方法と信じて。


あがさ は きたないおとなのやりくち に しんそこしつぼうした!

『PART1』と銘打っている時点で、今回ケリがつくことは無いとわかっているものの、
原作既読の為、前半の展開は粗方わかっているものの、
コレだけ見せられて「はい、じゃ続きは来年の夏ねー」っておまえ鬼畜!なにこの放置プレイ!!
過去にも、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』や『二つの塔』のラストで身悶えしたコトはありましたが、本作の“ムギギギ度”は軽くそれらを超えましたね。
だって、前述の2作品は1本の映画としてきちんとした山場があり、引きの強い終わり方はするものの充分な満足感がありましたが、本作は、引っ張って引っ張ってそのまま引っ張って終了なんだもんね! まったく、とんだフラストレーション製造マシンだぜ!でもすき!セブルスけっこんしてくれ!(←本文と関係なくなってる)

という訳で、過去のシリーズのことがだいすきな方や、原作をバッチリ読破されている方、セブルスさえ映っていれば少々のことは乗り越えられるという方以外の、「完結と聞いてやってきました」という方々には優しくない映画であると言わざるを得ません。
が、セブルスの苦悩とめがね坊主の成長を見守ってきた方々にとっては、全てのシーンのひとつひとつが深く胸に突き刺さり、「あんなちっちゃかったのにねー」と親戚のおばちゃん砲を発動させてしまうこと間違い無しな感動作でもあるのですよね。
完璧に後者であるアガサはと言うと、本編開始早々、“マグル(人間)である両親に迷惑をかけまいと魔法をつかう”哀しみを湛えたハーマイオニーの瞳を見ながら涙が止まらなかったのでした。 ほんと、あんなちっちゃかったのにねー!
ハリーとロンも、闇の魔法使いたち相手に普通に呪文を飛ばしまくってますし。 ほんと、エクスぺリアームス(武装解除)もまともに言えなかったのにねー!

今まで、大きな力を持つ大人に守られて生きてきた少年少女が、その大人たちを守る為に孤独な闘いに挑む様。
美しい大自然をバックに、ゾっとするほどちっぽけに描かれる彼らの姿。
原作の感想の時にも書きましたが、これもう児童文学じゃないですよね。「ほうきに乗ってウシャシャゲラゲラ」って当初のノリなど何処へやらですもの。
 
子どもたちは、いつまでもかわいらしい子どもではない。 
本シリーズと共に歩んできた沢山の子どもたちもまた、ハリーたちと同じ、果てのない旅路の真っ最中なのですよね。
私たちはただ、それを見守るしか出来なのだろうか。  
いや、見守ることが必要なのかもしれない。 
彼らはみんな、いつか自分の足で歩まなくてはならないから。

いつの間にか大人に肩を並べ、世界に踏み出していた、全ての少年少女と元少年少女の恐れや不安や希望や勇気を、映画という魔法でスクリーンに見事に映し出した本作。
大きなクライマックスこそないものの、終盤に訪れる別れは涙無しでは見られませんでしたし、完結はしないものの、長い長い旅の一部としては申し分ない物語だったと思います。
ただ、本当に“一部分”だっただけに、後半の公開が半年先というのはちょっと残念過ぎますけどね。
せめて年明けくらいにして欲しかったなぁ。
せっかくの素晴らしい調を止めてしまうようなインターバルは、一体誰のためにあるのでしょうか。 すごく疑問です。

ともかく、来年の初夏までもうしばらく、身を捩りながら過ごしたいと思います。
きっと次回“真の完結篇”はセブルス祭りになる筈だから・・・ っていうか今回スネイプ先生冒頭のみの出演だったのですよねーあはははー責 任 者 表 で ろ 。



-追記-

・ ビル・ナイの贅沢な使い方。

・ ティム・バートンの嫁が今回もやりすぎな件。 マジさいこう。 「隣の家の少女」を髣髴とさせるやりすぎ感。

・ ロンの双子の兄弟だいすきです。 画面に登場するだけで和むなぁ。

・ ハリーがブラジャーいっちょで顔を赤らめる瞬間を見逃すな!

・ ハリーがビル(ロンのお兄ちゃん)の背中にしな垂れかかる胸きゅんシーンも見逃すな!

・ 萌えか! これが萌えなのか!!(男の娘化したハリーを見てひとこと)

・ ルーナの字幕がちゃんと「~なんだもン」になっていてアガサ感激!(前作もそうでしたっけ?)

・ ハリーとハーマイオニーが大人のちゅーをするよ! 半裸だよ! 

・ ドビー万能説。

・ ドビー無双。

・ 正直、牝鹿を見ただけでバケツ3杯分は泣ける。


早く来年の初夏がこないかなあ!!!



関連記事(ネタバレしています)
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(シリーズ6作目) の感想
「ハリー・ポッターと死の秘宝」 原作の感想

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『ザ・ホード/死霊の大群』 他1本。

2010年11月19日
■ 週末になるたび、「きょうはどこいくの? ねえ、きょうはどこいくの?」と、つきあってしばらく経って慎ましさが消え始めた頃の彼女みたいな要求をしてくるちびっこたちを連れて、地元の感謝祭に行ってきました。

うしろ

「おかあさーん! アレはいってあそびたーい!」
はいはい、アレね、あの、空気が入っててぽよーんぽよーんってむやみやたらに跳ねまくる子ども騙しのアレね。
しょっちゅう色んなイベントに出張してるけど、今回は有名キャラを使ってるんだね。
黄色い後頭部に赤い上っ張り。 すなわちアレは


mail99

プーさ・・ ウルフだよね。

うん、おかあさんちょっとビックリした。
冷静に考えてみれば、こんな場末のお祭りにディズニーさん関係のアトラクションが来る訳ないんだけどね。
あれだけライセンスに厳しい、ライセンスが絡むと女子ども相手でも全く手を緩めない、いわば殺しのライセンスを持つディズニーさんが出店する訳ないんだけどね。
でも、ちょっとだけおかあさんビックリした。まさかのウルフに「んはぁっ!」って声が漏れた。

キャラクターといえば、こんな人もきていました。


mail2
“ハミユー”ってかいてあるよ。 あなたはだあれ?


mail3

ハミユーじゃないよ。 ハミューだよ。 加工肉だよ。


mail4

見てのとおり、耳がハムだよ。 ファンシーな表情の上に、リアルに再現されたハムが乗せられているよ。 
なまなましいけど、人間という生き物は他の動物を屠り、その肉を喰らって生きているのでしょうがないんだよね。


mail5

ハミューくんには別バージョンもあるよ。 今度はヘアーがアスパラ巻きに大変身。 言ってみれば、レディ・ガガみたいなものだね。
lady-gaga.jpg
(だいたい一致)

(※注記・・いちおう帰宅してから調べてみましたら、ハミューとレディガガもどきは別肉だったようです。 他のメンバーもいい感じに狂っていますので要チェックだよ! “ハムリンズ”


それともう一人。岡山のご当地ヒーロー“鬼神戦士 ジャケンジャーX”というおにいさんが来ていました。

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ジャケンジャーの仇敵・フーガワリー。 口癖は「メガせ!」(※岡山弁で壊せという意味です)(※ふぅがわりぃ、は風が悪い、つまりみっともないという意味) そのアイマスク、もしかして百均で買った?ぼくも持ってるよ!そっくりなやつ!


mail9

フーガワリー、まさかの手持ちマイクパフォーマンス。 (※ジャケンジャーはヘッドマイクでした。敵の扱い、雑!)
どうでもいいのですが、ジャケンジャーの必殺技“鬼神刀(きしんとう)”が音響の不具合からか“チ〇コ”にしか聞こえなくて、途中から気が触れるほど笑ってしまいました。 「オレのチ〇コをくらえ!」「くぱあ!!」

そんなこんなで楽しい休日でした。


■ 『ザ・ホード 死霊の大群』を観ました。

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最近、志の高い戦慄映像を送り出さんとばかりに精力的な活動を行っている、スプラッターの活火山ことフランスから届けられた新たな恐怖『ザ・ホード』を観ました。 
仲間をマフィアに殺された刑事たちが、自分達の法で悪党を裁く為、敵の本拠地へと乗り込んでいたのですが、気がついたら世の中はゾンビだらけになっていてどんどこしょ。
というお話です。 

物語はひねらないとつまらない、とばかりに、今回も直球ではなく変化球で攻めてきた“フランス版・生ける屍映画”。
とにかく悪人だらけ。 いい人がひとりも出てこないという、狙うにも程があるおもしろい映画だったのでした。
仲間の弔い合戦とは言え、警察本部に何の連絡もせず、仲良し4人組だけで敵の本拠地へ乗り込む刑事たちはとても野蛮。
マフィアを殺すことになんの躊躇もない。 いやいやいや、きみらは捕まえるのが仕事だかんね!
4人自体の結束はというと、これも非常に怪しいモノで、“お互いが互いを信じていない”感が会話や目線のあちこちに溢れかえって今にも転覆しそうなロンリーハート。
マフィアのメンバーも、人命を全く尊重しない外道揃いで、なんかいうたら「メルド!メルド!」言うてなんやほんまフランスのヤクザはおっかないですわぁ。

と言う事で、正義の仮面を被った悪党と、堂々たる悪党がひっつきもっつきしてる間に、黄泉がえりしてきたゾンビのみなさんが全力疾走で飛びこんできて、もうどちらを向いても人相の悪い人ばかりなトコロに、さらに“ベトナム帰り”のきちがいおやじまで参入してきて、三つ巴というか四つ巴というか、とにかく悪意が交差し生が軽視される地獄絵図の幕がきっておとされる訳ですので、コレおもしろくないハズないよね。うん。

徹底的に悪人だらけなせいで、マフィアのリーダーであるナイジェリア人のお兄ちゃんがとてもいい人に見え始めるトコロなんて、とてもよかったですね。
いや、実際問題、筋道を通すいい人なんだよなぁ。 弟思いだし。 悪人だけど、この中で一番いい人。
逆に、一番性根がひん曲がっていた人は、刑事の中の紅一点オロール。
お腹の中に、亡くなった刑事との忘れ形見を宿しつつ、押し寄せるゾンビに一歩もひかないトコロはえらいのですが、もう死んでいるゾンビを執拗に殴ったり、仲間の刑事を誰一人として信用しなかったり、なんかもう滅法つき合いづらい熟女なのでありました。 
お腹に子どもが・・という設定を一切“危機的要素”として用いなかった点は、ちょっと斬新でしたね。
“タガを外す”鍵となるだけで、ゾンビを激しくフルボッコにしている最中に「うう・・おなかが・・」とか全く無かったですので。 うっかり設定を忘れちゃったんじゃないかと思っちゃったり。いやまさかそんな。アハハ八( ゚∀゚)八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

“大群”と呼ぶには若干物足りなさも感じるものの、きちんとしたメイクと迫力ある唸り声でデコレートされたゾンビのみなさんも、非常にクオリティの高いナイスゾンビでした。
車の上に逃げた生存者の刑事を一斉に取り囲んでわっしょいわっしょいするシーンは、ライブ会場みたいでおもしろかったですよ。
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(おまえとおまえは帰ってよし!)


マフィアの兄弟のすれ違いとその悲劇が、もう少したっぷりと描かれていた方が面白かったような気がするかなぁ。

疑心暗鬼になった人のエゴとエゴがぶつかり合い、暴力的な行為が嬉々として繰り返される恐怖の一夜。
機会がありましたら是非。

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『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー・・・ですか!?』

2010年11月13日
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はい、というわけで、秋といえばプリキュア。 
春の大集合と秋の単体スペシャルという流れがすっかり定着しつつあるプリキュアムービーを、例によって例の如く、ちびっこのお友達たちと共に鑑賞して参りました。
・・が、2年前に初めて劇場鑑賞した頃には総勢十数名だったメンバーも、今回はたった5人(アガサ+ちびっこ4人)と木枯らし吹き荒ぶような人数に。
なんというか、みんな、大人になったんだなぁ・・と、キュンとせずにはいられないアガサなのでした。 え?うちのちびっこ? うちは2人とも現役バリバリですよ!おっかあも含めてね!

さて、では今回も、「普段子供向けアニメなんて見ないからプリキュアとか言われても全然わからないんですよね、ぼく」という大きいお友達のみなさん用に、今期のプリキュアをざっくりご紹介いたしますね。

『ハートキャッチプリキュア!』 の華麗なる世界!

プリ3
キュアマリンさんとキュアブロッサムさん。
今期の主役。 銀座のママもビックリな盛りヘアーなのがブロッサムさん。 内気で引っ込み思案な自分を変えたいと、一念発起してプリキュアに変身。 チャンジの方向で。 いや、そっちのチェンジじゃなくて。 アダルティな世界のルール上でいうトコロのチェンジじゃなくて。  堪忍袋の緒がきれると猛烈ないきおいで殴りかかってくる。
マリンさんは、第1話で悪の組織によって半殺しの目にあった為、復讐天使としてプリキュア入り。 攻撃に躊躇が無い、根っからのヒットマン気質。 「海より広い心だけど、ここいらが我慢の限界だわね」と言い放ち、周囲半径10メートルを巻き込み自爆する事がある。 ジハード!!!

プリ5
キュアムーンライトさん。
もともと一人で悪の組織と闘っていたものの、ダークプリキュアさまの強大なパワーに倒れ、変身グッズを破損してしまい引退を余儀なくされる。 その後、新たにプリキュア入りしたブロッサムさんとマリンさんたちの頑張りで、再び変身グッズを手に入れ復活を果たす。 最初の頃タッグを組んでいたUMA・コロンさんを、ダークさまとの戦いで死なせてしまったコトを未だに悔やんでいる。 おしえてあげよう、ひとはそれをあいとよぶのです。 史上初の高校生プリキュア。 

いちゅき
キュアサンシャインさん。
いわゆる“ボクっ娘”。 病弱な兄にかわって実家の道場を継ごうと決心した日から、女である事を捨てストイックに生きてきた哀しき美少女。 手術を控えた兄が悪の組織によって拉致された為プリキュア入り。 兄を助けたのちも、パートナーであるUMAのいじらしさに惚れ込みプリキュア活動続行。 変身によって伸びる髪の長さは歴代プリキュア最長。(※ショートから超ロング) 武器であるタンバリンを回すと、敵がヘブン状態になることがある。

プリ
コフレさん(マリンさんのパートナー)、ポプリさん(サンシャインさんのパートナー)、シプレさん(ブロッサムさんのパートナー)
今期のUMA。 股間のふぐりが特徴。 グループホーム“こころの大樹”出身の妖精。興奮すると排泄する。  各担当プリキュアが変身する為の“種”を放出する役割があったが、最近新たな技を取得。 2期前のシリーズには、“自ら巨大な鳥になってプリキュアを運ぶ”というUMAが登場していたが、そこからさらに見も蓋も無い“布”、つまり“マント”の形状に変身できるUMAへと進化。 プリキュアの首にまきついて大空に飛び立たせる、という荒業を披露した。 
 
プリ2
コッペさま。
ブロッサムさんのおばあさんであり、50年前キュアフラワーとして腕を揮っていた花咲薫子さんのパートナーだったUMA。 愛ゆえに人型に変身。 そのモデルは薫子さんの亡き夫・空さんで、“誰かの代わりでもいいから愛する人の傍にいたい”、というコッペさまから薫子さんへの切ない恋心を感じさせる。 が、薫子さんが傍にいなくてもちょいちょい人型に変身してうろついている姿が近年目撃されているので、実は単に味をしめている、という説も。 一つ上のおとこをめざしている。


これらの登場人物が、不可思議な生命力を持つ植物のもと結集し、“世界が砂漠化してもあんまり気にならない、いや、むしろしたい”というアンチエコの精神を掲げる団体職員とオープンマイハートしながら闘う物語が、『ハートキャッチプリキュア!』なのであります。
ちなみに、悪の団体の花形スタア・ダークプリキュアさまに関しては、今回の映画版と無関係な為潔く割愛します。
ホントは今期の主役なんだよ! ダークさまが主役なの! それだけ覚えて帰ってください!


では本題に。
『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー・・・ですか!?』 のここが凄い!


・ ファッソンの秋なので、ブロッサムさんとサンシャインさんとムーンライトさんは、マリンさんの家族と一緒にパリに来ました。
・ おい! 学校はどうした!
・ おばあちゃんから「パリは花の都だよ」と聞いていたブロッサムさんは、街が花で埋め尽くされていないのでご立腹です。
・ 「全然花なんてねえじゃねえの!わしちょっくら花探してくるけんのう!」とシャンゼリゼ大通りへ飛び出すブロッサムさん。
・ 因縁のつけ方がヤクザ。 
・ 仙台に行ったら「杜の都なのに森がないじゃないか!」って怒ると予想。

・ あっという間に迷子になるブロッサムさん。
・ その時アパルトマンの屋上からMAKIDAIが降ってきて、下を歩いていた塚本高史の上に落ちる狼少年が降ってくる。 
プリ6 (※狼少年のルー・ガルー)
・ コッペさまとキャラ被ってんじゃん! 
・ 一つ上のおとこをめざすルー・ガルーさんが、屋根から落ちてきたにも関わらず無傷なのを見て目を回すブロッサムさん。 
・ 立ち去り際に「だいじょうぶ?」と社交辞令を投げかけるルー・ガルー。
・ ハートキャッチされるブロッサムさん。
・ 一生懸命その場を去ろうとするルー・ガルーさんに付き纏いを開始するブロッサムさん。
・ 悪の手先が追いかけてきた為、ブロッサムさんを抱きかかえて屋根から屋根へと飛び移るルー・ガルーさん。
・ いや、自分で飛べよ。(ブロッサムさぁ、変身できるんだからさぁ)
・ 2人の前にサラマンダー男爵なる人物が現われる。 男爵はルー・ガルーの育ての親なのだ。
・ どうやらルー・ガルーはサラマンダー男爵の大切な宝石を盗んで逃げていたらしい。
・ ルー・ガルーが宝石を手放さない為、彼をデザトリアンに変身させるサラマンダー男爵。
・ “宝石を手放さない→取り戻せない→デザトリアンに変身させる→宝石も一緒に変身させてしまう→ますます取り戻せない” 
・ うん・・ゴメン、なんで変身させるのかさっぱりわからない。 
・ 「あなた方お知り合いなんでしょ?」「そうだよ」「知ってる人をデザトリアンに変身させるなんて!」と怒り変身するブロッサムさん。
・ 知らない人ならいいのか。
・ スーパー販促タイム。(ブロッサムさん変身シーン)
・ もちろんひとりでは太刀打ちできない。
・ 駆けつけたマリンさんとサンシャインさんによるスーパー販促タイム。
・ サンシャインさんのくるくるタンバリンでヘブン状態のデザトリアン。
・ なんとかルー・ガルーをもとの姿に戻せたので、ひとまずマリンさんのアパルトマンに連れて帰ることに。
・ 女だらけの密室に軟禁されるルー・ガルーさん。

・ “ルー・ガルー”というのが本名ではなくあだ名だと知ったブロッサムさん、「じゃああたしが名前をつけてあげる!“オリヴィエ”にチェンジの方向で!」と宣告。 
・ 娘の知りあいだから、という理由で、オリヴィエさんをファッソンショーに出させてあげるコトにするマリンさんのおかあさん。
・ 全国のモデルのみなさん、業界なんてこんなもんなんすよ。 所詮コネクションがすべての汚い大人の世界なんすよ。
・ 慣れないウォーキングに苛立ちが隠せないオリヴィエさん。
・ 空気を読まず、オリヴィエさんに徹底的につきまとうブロッサムさん。
・ ストレスが爆発し、爪が伸びて情緒が不安定になるオリヴィエさん。
・ そんなオリヴィエさんを優しく抱擁し、夜の街へとしっぽりと消えてゆくブロッサムさん。
・ 翌朝、ムーンライトさんとセーヌ川のほとりを散策するオリヴィエさん。
・ 川面を眺めながら、「むかし男爵に狼男の種を埋め込まれて、こんな体にされちゃったんだよなー」などと説明くさい回想に浸るオリヴィエさん。
・ 2人の前にサラマンダー男爵が現われる。
・ スーパー販促タイム。(ムーンライトさん)  
・ オペラ座でサラマンダー男爵のスーパー説明タイム。

・ 男爵曰く、昔オリヴィエがまだ小さかった頃、ひとりぼっちで聖堂に参拝していた際、サラマンダー男爵が封印されていた祠を開いてしまったらしい。 
・ サラマンダー男爵を封印していたのは初代プリキュアのキュアアンジェだった。
・ ブロッサムさんたちが日本で戦っている団体“砂漠の使徒”の、初代メンバーだったサラマンダー男爵は、砂漠化とかはどうでもよくて、ただ閉塞感あふれる世の中に風穴を開けたくて、破壊の限りを尽くしていたのだが、その壊しっぷりが砂漠の王の逆鱗に触れ、結局キュアアンジェに倒されてしまったのだそうな。
・ オリヴィエに封印を解いてもらい、復讐の旅にでようとしたサラマンダー男爵は、オリヴィエが孤児である事を知り、彼を連れてゆくコトに。
・ 親子のように連れ添っていたオリヴィエは、どんなヒドイ目に遭ってもサラマンダー男爵を見捨てることが出来ない。
・ もうじき完全に狼少年になってしまうと知ったオリヴィエは、自分ひとりでサラマンダー男爵と向き合うことを決意するのであった。
・ なんかもうコレ、そっとしといてあげる方がよくね?

・ 帰宅したムーンライトさんから一部始終を聞いたブロッサムさんが炎上する。
・ 執着心の鬼と化したブロッサムさんを宥める為、みんなで一緒にオリヴィエさんを探すことに。
・ サラマンダー男爵の思い出の地・モン・サン=ミシェルに行ってみると、親子喧嘩がヒートアップしたらしく、世界遺産を破壊しまくっていたオリヴィエさん。
・ みんなで男爵の人生が転落するきっかけとなった“プリキュア”に変身して、徹底的に精神的嫌がらせをしよう!
・ サラマンダー男爵のトラウマスイッチが入って、大きなドラゴンに変身してしまう。
・ サンシャインさんたちに迫るドラゴン。 絶体絶命!
・ そんなピンチを救ったのは、人型に変身したコッペさまだった!
・ コッペさま・・・ 飛行機、どうやって乗ったんだろう・・・。
・ コッペさま、たった一回の攻撃で満身創痍状態に。
・ ああ・・たぶんアレだね・・、人型に変身して旅行してきたから、それだけでもう疲れちゃったんだろうね・・ ってそおい!
・ お待たせいたしました。 会場の幼女による初めての共同作業です。
・ 入場時に配布されていた謎のライトを点灯させて、プリキュアたちを応援するミポ!(※ミポはうそ)
・ 上映前にタイミング指導が為されていなかったので、手元のなんとかライトを所在なげに見つめるちびっこたち。
・ まばらな灯りに支えられ、パワーアップしたプリキュアさんたちがスーパーシルエットになる。
・ スーパーシルエットになったプリキュアさんたちによるプリキュア・ハートキャッチ・オーケストラが炸裂。

「説明しよう!“プリキュア・ハートキャッチ・オーケストラ”とは全体的に色が薄くなったプリキュアさんたちが4人で「花よ咲き誇れ!」と掛け声をかけるとどこからともなく巨大な観音様みたいなアレが現われる、というどこがオーケストラなのかよくわからないけれどインパクトだけは誰にも負けない必殺技なのである!!!!」 
かんのん(※巨大な観音様みたいなアレのイメージ画像)(※あくまでイメージです)

・ ドラゴンにスーパー観音パンチを喰らわせる巨大なアレ。
・ 一撃でドラゴン抹殺。
・ もとの姿に戻った男爵に駆け寄るオリヴィエ。 なんかわからんが「チェンジしないと!チェンジしないと!」と声をかけるプリキュアさんたち。
・ オリヴィエと仲直りした男爵は、プリキュアの攻撃によってばらばらに砕けた宝石を再び集める旅に出かけるのであった。
・ 一件落着したので、みんなで東京ガールズコレクションみたいなファッソンショーにでるプリキュアさんたちとコッペさま。
・ だーかーらー! 学校はどうした!学校は!!



うーん。 なんというか、正直言って微妙な映画でしたねぇ。
あくまでおかあさん目線の感想なのですけどね、誰をターゲットにしてるのかよくわからないなぁ・・と。

過去の(と言ってもアガサが観ているのはここ3年くらいなのですが)プリキュア映画と違い、今回の敵は“ちくしょう!世の中みんなバカばっかりだ・・!”みたいな中二病全開のおっさんでして。
「オレを受け入れてくれない世界なんて壊してしまえばいいんだー!」って調子にのって破壊しまくっていたら、雇い主の“砂漠の王”にドン引きされて、正義の味方・プリキュアにふるぼっこにされて封印されてしまうおっさん。
それで反省するのかと思いきや、その状態で400年も閉じ込められていたものだからさらに中二病が悪化。
もうね、格好からして「おま・・・w」っていう香ばしさが漂っていますからね。 「そのキバ絶対差し歯だろw」っていう。
で、大ゴネにゴネて、最終的に観音パンチされたことでポジチブさを取り戻し、少年と一緒に自分探しの旅に出るという。

これ、幼稚園児にはピンとこないですよね、たぶんね。

そもそも、今期のプリキュア自体“あなたはあなたでいいんだよ”みたいな自己啓発っぽい話が多いので、映画版もそれ系の話になっているのかもしれませんが、もうちょっとちびっこ向けな題材でもいいのではないかと思うのですよ。
もちろん、内面は“自分を認め、他人をも認め”でいいのですが、それを語り合うのが“お菓子大好きムシバーン”だったら、ちびっこも大満足なわけじゃないですかw
あるいは、“大切にされなかった為、心が歪んでしまったおもちゃ”という、『トイストーリー3』を先取りしたような“トイマジン”とかね。 ちびっこの心にダイレクトに響く内容がいいなぁ・・と。 プリキュアに関しては。
謎ライトの点灯イベントが軽視されている点にも不満が残りますし、なんだか大きいお友達向けなのか小さいお友達向けなのかわかりづらい、と感じてしまう今回の劇場版だったのでした。


とまぁ、ちょっとばおばはん臭いいちゃもんをつけてしまったのですが、ものすごい疾走感に溢れるオープニングや、コッペさまの大活躍、見応え満点のアクションシーンなど、映画版ならではの面白さもありましたので、なんだかんだ言って楽しく鑑賞したのでありました。
あと、スタッフの名前が背景に書き込まれている、という遊び心あるオープニングは『ウエスト・サイド物語』みたいでワクワクしましたねぇ。 わしああいうのだいすき。

本編終了後に、来春公開予定のプリキュア大集合スペシャル第3弾が告知されていましたが、その際は是非ダークさまにもご登場願いたいものですね。
ていうか、要するに今回の映画はダークさまが出てこなかったのが一番の敗因だと思うねわしは! 次はもっとダークさまを全面に押し出していこう!ね!ね!(←それって結局大きいお友達向けになっちゃうってコトだよなぁ)(←さっき言ってたコトとちがう)(←でもイイんです!)

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