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『ソウ ザ・ファイナル 3D』

2010年10月31日
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1作目で度肝を抜かれ、2作目で魅力にはまり、3作目で散りばめられた謎に取り憑かれ、4作目で度重なる新メンバー投入に困惑し始め、5作目で4作目の登場人物を思い出せなくなり、6作目で4作目以降の流れを見失ってしまった『SAW』シリーズもいよいよクライマックス。
自称・完結篇となる7作目では、今までの物語からまたもや新たな新メンバーが発掘されるにちがいない。
そして、そうなったら、確実に思い出せる自信がない。
と言う事で、事前に完璧なおさらいをして挑んだアガサです。 こんにちは。

今まで「ジョンが重篤な病人のクセにアクティブすぎる」とか「ホフマンに華がなさすぎる」とか「スタローンに似てる人が多すぎる」とか「こんなに登場人物が増えてしまったら、またあだ名をつけざるを得ない。ずんだもちとか」なんて酷なコトを言ってきた私ですが、要するに『SAW』シリーズがだいすきなんです。 昨日気付きました。 すきです。あなたのことがだいすきです。あ、ホフマンはきらいですから今すぐ出て行ってください。
そんなだいすきな映画が有終の美を飾るトコロを見届けようと、初日の初回に馳せ参じました。

では、聞いてください。 私があいした『ソウ』の終わりのはじまりはじまりー。

あらすじ・・・(ネタバレしていません)
お仕置き殺人犯・ジグソウとして、世の中の自分勝手な人間たちに鉄槌を下していたジョンですが、末期ガンで余命幾許もないので弟子を取ることにしました。
一人目の弟子のアマンダは、ジョンの期待も虚しく、身勝手な気持ちを捨てることが出来ずに自滅してしまいました。(実際はホフマンに脅されていたのですが)
二人目のホフマンは、力持ちで血に強く、決断力もあり、何よりとても冷静なので、情にほだされる事無く仕事に励むと思われました。
しかし、そもそものリクルートのきっかけは、ホフマンが私怨を晴らす為にジグソウの犯行を真似たコトが出発点ですので、適性という面でいうと全然チョイスミスです。 ポンコツです。ジョンの洞察力はポンコツです。 キライじゃない、そんなトコもキライじゃないよ、ジョン。
しかし、ジョンはただのポンコツではありませんでした。
愛する妻に、いずれ自滅するであろうホフマンの後始末を頼んでおいたのです。 オッケーりょうかい。 やっぱりジョンは出来る男。 やれば出来る、ひとつうえの男。
だけどもだけど、ホフマンもホフマンで大人しく寝首をかかれるのを待つような男ではなかったからさあ大変。
ジルがジョンの遺言通り仕掛けた罠を、深手を負いつつも回避してしまったのです。 こいつはどうも、生意気なホフマンですね。

さてさて、こうなるとジルは大パニックです。 
ジョンの言うとおりにやれば楽勝だと思っていたので、「ゲームオーヴァー」つって、(キリッ)なんつってかっこつけちゃったのに、生還したホフマンが血のよだれを流しながら追いかけてくるだなんて、完全に想定外ですものね。 やっぱりジョンの先を読む力はガラクタですね。 
使えないあの世のジョンはさておき、なんとかホフマンの追跡をかわしたジルは、警察に助けを求めました。 それも、ただの警官ではなく、内務調査課の人です。おまわりどもは信用出来ませんからね。 ジルはホントにかしこい子だなぁ。
一方ホフマンは、ジルの居場所早々に突き止め、そこを襲撃する為の罠を張り巡らせはじめます。
まずは、警察署を空にする為、ど派手なゲームを用意。 
そこらへんのレイシストを被験者に選び、自動車解体所を血の海にしました。仕上がりは上々です。
ホフマンの罠とは気づかず、まんまと踊らされる警官たち。

そして、ホフマンがジルを追い詰めているのと同じころ、「ゲームの生還者」を語る男性とその関係者を巻き込んだ壮大なゲームが行われようとしていました。
使われなくなった精神病院をまるごと一軒リフォームするという、過去に例をみない大規模なゲームの首謀者とは。
そして、ジョンが周到に仕込んでいた最後の罠とは・・・?



ネタバレはあとでやりますが にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ  その前にちょっと一押し・・・。


眠れる龍が目を覚ましましたよ!

初登場時からあまり大した活躍もせず、ジョンの跡継ぎにしては華がなく、「これやっといて」と渡されたファイルを黙々とこなすだけ。 それ以外のコトに関してもハイパー大雑把で「おまえ絶対つかまるかんな!」と思われていたホフマンが、ついに真の実力を発揮しました!
自分を始末しようとしたジルだけは許さんとばかりに、警察を巻き込んだトリッキーな罠を用意するホフマン。
車のエンジンがタイマーと連動して回転数を上げる、なんていう複雑極まりないセッティングも楽々こなしたと思うと、お次はレクター博士ばりの移送方法を披露。 このホフマンは生意気なホフマンですね。
見事警察署に侵入した後は、目の前に現れる警察官をほぼナイフ一本だけで全員片づけ、その姿はまるでランボーのよう・・・。
おめでとう・・・ホフマン・・ なんとなく見た目の印象だけの「スタローンに似た人」から、名実ともに「スタローンっぽい人」への成長おめでとう・・・ 最近は「スタローンっていうより照英かもな」とか思っちゃっててごめん・・・あんた立派に「スタローンっぽい人」だよ・・・

この高みに行きつくまで、一体どれだけの溶接をしてきたのだろう。 どれだけのプロテインを飲み干したのだろう。 どれだけの夜をジルの家を盗撮しながらまんじりともせず過ごしたのだろう。 おい!へんたい!!

アガサはそんなへんたいのホフマンが、ちょっとだけキライではなくなりました。
過去3作品に於ける“体も態度もLサイズ”なキャラから、時にランボーっぽく自分の傷を縫い合わせ、時にジェイソンのように神出鬼没なキャラに姿を変えたホフマンが、なんだかとても大きく見えました。 あ、結局Lサイズなのか。

これまでのわだかまりを捨て、ホフマンの実力を素直にみとめるコトが出来たアガサは、大人の階段をまた一歩登ったような気がします。 たしかにもうすぐ38歳だし。 ちがう!そんな階段粉砕してやる!!

完結篇というコトで、前回意味ありげに映し出されていた“ジョンの遺品に入っていたビデオテープ”も“その届け先”の謎もきれいに消化。
これまでのシリーズで生き残ってきた皆さんが今どのように過ごしているのか、なんて面白そうなエピソードもちょっぴり散りばめ、もちろん我らがジグソウおじさんも回想シーンで元気に復活。
そのシーンにおけるおじさんの飄々とした表情は、まるで「わし、もうシリーズには関係ないもんねー」とどこか別次元から面白そうに眺めているような、気負いのないもので、「ああ、ホントにこれで終わりなんだなぁ」と清々しい気持ちになりましたよ。

ゲームの量、その犠牲者ともに、閉店大処分市とばかりに大幅アップ。
殺しのギミックもシンプルかつ大胆にまとめられ、“いかにへんてこな死に方をするか”という、本作に求められる需要にきちんと応えた内容に。
今まで一本もシリーズ作品を観た事がない方には、カタルシスの全く感じられない結末ですが、少なくとも“全国一斉ロードショー作品”ではあまりお目にかかれない残酷殺人ショーを満喫することは出来ますし、PTAが眉をひそめまくるであろう本作を、“キュアサンシャイン”にちびっこが歓声をおくっている部屋の隣で観るという背徳感を味わってみるというのも、また一興かもしれません。 おい!へんたい!!



(長くなってしまったので、以下箇条書きでネタバレ)


・ 眠れる龍が目を覚ましましたよ! ゴードン先生、おかえりなさい!!

・ 1作目のラストで、自らの足をギコギコし、顔色が真っ白になりながらもバスルームを脱出したゴードン先生が、ジョンの秘蔵っ子としてカムバック!

・ 実は、ジョンが“ゲームの生還者”として持て囃し、ゴードン先生もうっかり洗脳させられてしまっていた模様。

・ というわけで、過去の医療行為を含むゲーム(目の中に鍵とかお腹の中に鍵とか目を縫い付けたりとか口を縫い付けたりとか)は、ゴードン先生が噛んでいたのでした! 信じてた!あたいゴードン先生の仕業だって信じてた!

・ ホフマンが勝手におしおきを始めたので、多分怒ってたんだと思うよ!ゴードン先生はソウシリーズの希望の光です!

・ 今回、ジグソウのゲームの生還者として登場するデイゲン。 「誰やねん・・ 昨日のまとめにも出てきてなかったやん・・・」 ・・と思っていたら、“自称・ゲームの生還者”というお話でした。 わかるかよ!!ばーか!(←行き場のない怒り)

・ そんなデイゲンは、元々手に職もなく、バーでうだうだ酒飲んでるくらいしかしてなかったのが、“ジグソウのゲーム”をでっちあげて、その架空の体験談で一山当てた、超小ズルイ男なのですよね。 そりゃあんたジグソウおじさんに怒られるわ!

・ 元がへなちょこ野郎だったせいか、仕事仲間を巻き込まれたゲームでのデイゲンのヘタレっぷりが非常に愉快なことになっています。 ほとんどコントです。

・ そして、今回の仕掛けも相当エグかったですね! “先っちょに鍵と釣り針のついた糸を飲み込まされてて、口から出ている端っこを引っ張って取り出さないと死にます。 その際声を出さないようにしないとさらに早く死にます” とか面白すぎる。 考えた人と友達になりたい。

・ 目ん玉をパイプでグッサリやられるゲームがあります(3Dの割りには大して迫ってきませんが) ので、先端恐怖症の方は絶対観に行っちゃダメ!

・ 目ん玉ぶっさしが大好きなフルチおじさんも、草葉の影で喜んでいることでしょう。

・ 公衆の面前(広場に面したショーウィンドウ)に、ガタイのそこそこいい若者を3人も連れてきて、その真ん中に回転ノコギリを3台組み合わせて設置して、彼らが起きて周辺の人たちも異様な状況に気付くのを見計らって、腹話術人形がギコギコと動き出す様にセットするという、神業にも近いような罠もお目見えするのですが、正直それは無理がありすぎると思う・・。(まぁ、それを言ったらすべてのゲームが超無理ゲーなんですけどね)

・ “生存者の会”が集会を開いているくだりがあるのですが、座っているメンツがほとんど思い出せず絶望。(観直したばっかりなのに) かろうじて、5作目の金持ちのぼんぼんと、6作目のアボット夫人とシモーネさんくらいは判ったけど、あとは全滅でした。 う、映ってた時間も短かったんだもん!ほんとだもん!

・ 今回の“いくらなんでもそれは”第2位! 「被験者を眠らせてる間に、奥歯に数字を刻んでおく。2本も。抜かないと見えない位置に」  ・・・ねえよ! 

・ 今回の“いくらなんでもそれは”栄光の第1位! 「巨大な焼却装置と、その上に自動で組み立てられるブタ型のでっかい(縦1m30cm、横2m、幅3mくらい)鉄の箱、通称ファラリスの雄ブタ」  ・・・なんだろう・・  ・・うまく言えないけど、作った人の我が強すぎてウワッてなります!

・ それはさておき、ジルはほんとにお気の毒!

・ 予告にあった、“ジルがホフマンの罠にかかって死亡っぽい流れ”のくだりがまさかの夢オチだったのはまぁいいとして、全編通して鬼のホフマンからキャーキャー逃げ回るだけですからね。 それでいいのかジョン。 最愛の妻だったのではないのか。 ここまで危険な橋を渡らせるとか、無責任にも程があるんじゃないのか。 おまえ、自分が余命わずかだからって、適当ぶっこいてんじゃねえぞ!!

・ 死ぬほど怖い思いをした上、1作目でアマンダがチャレンジさせられて以来、本シリーズの象徴みたいに使われている顎マシーンであっさり殺されるジル。 ジョンにさえ関わらなければこんな目に遭わずに済んだだろうに・・・。

・ いちおうジョンはゴードン先生に技や精神論の全てを伝授していて、「もしもの時はジルを見守ってくれ」とも頼んでいたらしいのですが、それで本当に「見守っていた」だけってどういうことやねん。 そこはかとなく漂う「そういうことじゃない感」・・・!

・ っていうかジョンは結局何人弟子とってたの? アマンダとホフマンとゴードン先生の三股だったの? それとももっといるの? ジョン・・こわいこ!

・ まぁね、とかなんとか言いましたが、1作目のラストと同じシチュエーションで、「ゲームオーバー」の声と共に扉を閉めてみせるゴードン先生のキメ顔を観ちゃうと、なにもかも許せちゃうから不思議ですよね。 ここまで6年間、色々あったけれど、アガサはこのラストシーンで納得したし、とても満足しました。
もしかしたら、というか、やろうと思えばこの後もいくらでも作れる終わり方(ゴードン先生主導で新たなゲーム、とか、バスルームに足かせをつけられて閉じ込められたホフマンが死んだかどうかはわからない、とか)だったのですが、このまま新作がつくられないとすれば、いい幕引きだったと思います。

今までおつかれさまでした! 面白い映画をありがとう!!


・ ってキレイにまとめようかと思ったんですけど、もう一つだけ。 今回本作は“3D方式のみでの公開”だったのですが、わたしの個人的な感想としてはまったく3Dの意味なしだったと思います。  奥行きを感じられる事で、過去のシリーズより面白いと思った点も無いし、肝心の飛び出し感もほぼ無し。 何箇所かで、肉片やら血やらがピョーンって迫ってくる程度で、思わず身をよじりたくなるような臨場感も無し。 ハッキリ断言しますが、完全に無駄だと思います。 これだったら、通常上映で通常価格にする方が断然いいのではないでしょうか。 謎をばら撒き、謎を紐解き、多くの人たちをやきもきさせてきた『SAW』シリーズに、ついに訪れる終わりの瞬間。 観てみたい、観てみようか、観てもいいかも、そんな人たちにとって、もしも「3D」がなにがしかのハードルになってしまっていては、あまりにもったいないじゃないですか。 まぁ、なってなかったのならいいんですけどね。

・ あと、全7作を観てみて思ったんだけど、要するに本シリーズって、 “逆恨みで関係者に罠を仕掛けまくった末期ガン患者が、大勢の人を死に追いやりまくって、生き残った人にはヘンな価値観を植え付けまくって、さらに信奉者まで増やしまくって、自分が死んでからも災いの種が延々芽吹くようにお膳立てしておく” という、 “立つ鳥が跡を濁しまくる” お話だったのですよね。  おまえマジめいわく! 



-おまけ-

パンフレットに関して無駄にこだわっている事でもお馴染みの『SAW』シリーズ。
今回はその歴史をざっくりご紹介いたします。(すみませんが、アガサが劇場で鑑賞できたのは3作目からですので、それ以降のモノになります)

<パート3>
パンフ
一見なんの変哲も無い表紙ですが、ジグソーパズル加工がしてありますので、なんだったらバラバラに引き裂いて組み合わせて遊ぶことも可能です。  うん、気持ちはわかるけどね。たぶんしないよね。

<パート4>
パンフ2
なんとジグソウおじさんの頭の形に表紙をカット!  見辛ぇぇぇぇ!!

<パート5>
パンフ3
前回の成功(?)に味をしめたのか、今回も表紙をカット。 本編に出てくるカッターの形と同じにしてみました。
パンフ4
ちなみに裏表紙だってこの通り。 ジグソウおじさんの顔が、表紙の上からも確認できますよ! って無駄無駄無駄無駄無駄ァーッ!!!

<パート6>
パンフ5
前作の感想の時にもご紹介しましたが、パート6の表紙はいちばん手間隙かかっています。 なんと表紙についている回転椅子が、クルクル回せる仕様に! 出来ればその情熱は、もっと別のトコロに注いで頂きたかった!!

パンフ6
ちなみに3作目以降は、中がこんな感じにガチャガチャとしたレイアウトになっています。 縦書き横書き反対書きと、多種多様な方向から、目に優しくない極小フォントが攻め寄ってくるよ! この老眼泣かせ!!

<パート7>
パンフ7
で、今回の完結篇の表紙がこちら。 アレ・・?なんか・・・ふつう・・? 真人間に戻ったの・・?

パンフ8
中を開いてみると、一応“3Dメガネで覗いてみると、絵が飛び出して見える”という3Dスコープなるものがくっついておりますが、なんでしょうか、今までのバカっぷりがウソのような落ち着いた付録なのですよね。 いや、いいんだけどださぁ。

パンフ9
1ページをドーンとつかったジグソウおじさんの顔も至ってマトモ。

・・ん? ・・・おじさんの顔が・・・?

パンフレット
よく見てみると、おじさんの目に立体シールの目ん玉がくっつけてありました! ビニールの白目の中であっちゃこっちゃするおじさんのレッドアイ! アホや!やっぱこの人たちアホやったわ!! だけど、オレはおまえらの事、キライじゃないぜ! 

と言う事で、劇場に行かれた際は、是非アスミックエースさん入魂のパンフレットの方もお手にとって頂けたら、と思う次第でございます。

いやぁ、いいシリーズでした!

 
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『トワイライト~初恋~』

2010年10月28日
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全世界でシリーズ累計発行部数約1億冊を誇るという、大ベストセラー小説の第1作目を映画化したという『トワイライト』を鑑賞しましたよ。
観る前までは、「一体なにがそんなに人々を惹きつけたのだろう・・」を思っていたのですが、観てみてなるほど納得。
要するにこれって、モテない男性にむけた恋のハウツー本だったのですね!

と言う訳で今回は、アガサが『トワイライト』から学んだ“恋愛必勝法”をご紹介したします。
これさえ読めば、童貞のあなた恋にオクテなあなたも湯水を浴びるかの如くメス豚をモノに出来る事間違いなし!


その1【第1印象は大事だよ】
容姿のよしあしはこの際置いておいても大丈夫。 とにかく彼女の心に忘れたくても忘れられないほどの深い傷跡をえぐり込もう。 なんだったら、好印象よりも悪印象の方がいいかもしれません。 その方が、あとで「あら?もしかして彼っていい人だった・・?」と印象が変わったときの反動も激しいですからね! 

その2【とにかくガン見すればいいよ】
悪い印象を無事与えることが出来たら、その後はひたすら彼女を見つめよう。 穴が開くほど見つめよう。 もう、なんなの?アレなの?視姦なの?目で孕ませようとしてるの? というくらい見つめよう。 合法非合法スレスレな程度に見つめよう。

その3【役に立つことをしよう】
彼女が困っていそうな局面を見計らって手助けをしよう。 ただ、さり気なくやらないと嫌味っぽくなるから、「オレ全然本気だしてないから」というような顔をしてシレっと役に立とう。 「あれ?今助けてくれた?」って聞かれても「なんのことかさっぱりわかりません」と口笛を吹きながら答えましょう。 押し付けがましい男性は性交渉の時も拒否られる事が多いと、統計学的にも証明されているような気がしますよ。あくまでアガサの主観ですよ。

その4【やんわりと拒絶してみればいいよ】
この辺りまで来ると、彼女も徐々にあなたの事が気になってくるはず。 しかし、ここで一気に愛の告白なんてせっかちもいいトコロ。 恋も性交渉も“早い”のは歓迎されません。彼女の方からガン見されたら、「僕らは親しくなるべきじゃない」と“オレの本意は別のトコロにあるんだけど一見すると拒絶してるっぽい”言葉をかけましょう。 

その5【早めに謝ろう】
ぐいぐいガン見していたあなたに「親しくなるべきじゃない」なんて言われた彼女は、当然の事ながら「どないやねん」と激しい憤りを感じているはず。 手遅れにならないうちに、「僕だって君を避けたいわけじゃないんだよ」と素直に補足説明しましょう。 ただ、完全に歩み寄るのではなく、「僕には近づかない方が賢明だろうけどね」と、再び彼女を煙に巻く発言を付け沿える事をお忘れなく。 女はミステリアスな男に惹かれるものですよ。

その6【悪い人から守ってみればいいんじゃないの】
あなたが好きになるくらいのマブいチャンネーだったら、遅かれ早かれ街のチンピラに襲われそうになるはずです。 そして、四六時中彼女をねっとりとした目つきで監視しているあなたなら、そのタイミングを見損じるようなヘマもしないはず。 颯爽と駆けつけ、悪い人たちをやっつけましょう。 もし腕力に自信がない時は、予め売れない劇団員さんかどなたかに頼んでおくのもひとつの手でしょう。だいじょうぶ、バレなきゃいいんです。

その7【告白は彼女が動揺している時を見計らおう】
別の角度から見てみれば、ストーカーと言えなくもない生活を送っているあなた。 そろそろ周囲の人からも「あいつちょっとアレじゃね?」と思われても仕方ないレベルに達しつつあります。 そこで、思い切って彼女に「オレ、ストーキングしてるからね、きみを」と打ち明けましょう。 彼女が精神的に不安定な時に狙いを定めて告白すれば、「うん・・ああ・・まぁ・・そんな気はしてたけど・・」となんとなくアリな方向に考えて貰える可能性大ですよ。 

その8【特殊な男なのだというコトをアピールしてみるといいよ】
ストーキング行為を黙認して貰えたら、間髪いれずに「あとさぁ、オレって実はサイコパス・・じゃなかった、テレパスなんだ」と、己の特殊体質についてもアピールしてみよう。 普通の男じゃつまらない。 ストーカーかつテレパスなんだと告白する事で、“おまえの生活を、心を、体を、全部まとめて丸裸にしてやるよ”と精神的に追い込むべし。 恋は喰うか喰われるかですよ!

その9【お出かけしてみよう】
たまには彼女をピクニックへ連れ出してみましょう。 いつもと違う環境で、彼女の心もリフレッシュ。 その時、彼女をおんぶして山道を駆け上がってみせたりなんかしれみれば、「やだ・・この人なんてパワフルで持久力抜群なの・・じゃあさだめしアチラの方も・・・」と夜の生活にも期待を持たせるような印象を与えられる事請け合いです。 

その10【体毛は脱色しておこう】
太陽光にあたった時、うぶ毛がキラキラひかれば、「わあ・・ダイアモンドみたい・・」と彼女に感心される事まちがいなし。

その11【速く動けるよ】
目にも留まらぬ早歩きで、彼女の動体視力に挑戦状を叩きつけよう。

その12【力持ちだよ】
その辺の木の根っことか「えいやー!」って引っこ抜いて、力持ちな事をアピールしよう。

その13【やんちゃ自慢をするよ】
「オレって昔ワルでさぁ・・」とやんちゃだった過去を告白してみよう。 ただし、「人を殺したこともあるんだ・・」という最も危険な告白は、言うタイミングを誤ると大惨事になるので気をつけよう。

その14【エスプリの効いたたとえ話をしてみよう】
ただ普通に「君は僕にとって特別なんだ」と言っても芸がないので、「特別」のあとに「ヘロイン」を足してみましょう。「君は僕にとって特別なヘロインなんだ」。 ほらね、途端に世界で最も危険な押尾系肉食獣の香りが漂ってきました。いるよ。ああ、すぐいるよ。  「君に恋しちゃったんだ」という言葉も、「ライオンが羊に恋をした」と、お肉臭い感じに言い換えてみましょう。 彼女が「なんてバカな羊・・」と返してくれれば、勝負は貰ったも同然。 どこに出しても恥ずかしくないバカップルの誕生です。

その15【家族に紹介してみようよ】
兄弟が彼女に失礼な態度をしたらきちんと諌めるのが筋なんだけど、なかなかそうも行かないから、その場はなんとか有耶無耶にしよう。 心は肉食だけど態度は草食で。 これが今のトレンドなのです。

その16【家宅侵入は犯罪じゃなくて恋愛の延長線なんだと説明してみよう】
彼女の気持ちが高まっているのを感じたら、さり気なく「実は君の家にしょっちゅう忍び込んでいました」と告白しておこう。 後で訴訟沙汰になってもこれでノープロブレム。 もしも彼女が「えぇ・・?うそぉ・・」と引き気味だったら「あ、でも君が寝てる間しか来てないから大丈夫だよ」と安心させてあげましょう。 「寝顔が最高にかわいかったよ」とフォローしておく事もお忘れなく!

その17【キスから先は自重しよう】
婚前交渉は何かと揉めるネタになりやすいので、どんなにビクンビクンしてもハフンハフンしても、ここはグっと我慢の子なのであります。

その18【スポーツが得意なトコロをアピールしてみればいいよ】
正式なルールだと帯に短し襷に流しなあなたの実力も、オレ流ルールに則った試合なら存分に発揮することが出来ますよ。 ま、ようするになんかスポーツっぽいことをしてやればいいんです。 彼女も「あーなんかかっこいージュワワーン」ってなります。たぶん。

その19【命懸けで頑張ってみるよ】
彼女が再び悪いやつに狙われる、なんて例もたまにはありますよね、長い人生ね。 そういう時は思い切って、“彼女の為なら自分の命なんか惜しくない”という心意気を見せてやりましょう。 もちろん、本当に懸ける必要はありませんよ。 きちんと家族にフォローを頼んでおけば、見事美味しいトコどりに成功できます。 この時も、「あなたは私の命の恩人よ・・」と言う彼女に「いや、オレの方こそ君を危険な目に遭わせてしまって・・」といヤらしいくらいに謙遜しておく事が肝心ですよ。

その20【最後の最後に拒絶してみよう】
もはや、あなたなしの生活など想像出来ない程、あなたに依存しつつある彼女。 そこであなたが吐くべき言葉は「やっぱりオレたちは一緒にいない方がいいのかもしれない・・」です。 そうです、受容ではなく拒絶です。 動揺した彼女に「何言ってるの?! 私はあなたとずっと一緒にいたいのよ!」と言われたら、即座に「じゃそうしよっか」と答えましょう。 これで、いざ何か事が起きた時も、「オレから言ったんじゃないよ、君から言ってきたんだよ」と常に上位に立つ事が出来ますよ。 恋愛の実権を握るのはあなたなのです!

どうですか? しっくりきましたか?

これらの恋愛テクニックを駆使して、あなたも意中の彼女をモノにしたり、なんだったらその他のチャンネーたちをもトリコにして、うはうはになって、大勢はべらせて、しまいには“オレだけのフーターズ”をオープンさせる事だって不可能ではないこともないっていうか無いよ! 全部妄想だよ!! 恋愛にかけひきなんてないよ!お金と見た目だけだよ! 
(※楽しくない青春を送ったアガサのひがみですので気にしないでください)


と言う訳で、あらすじはだいたい上に書いたとおりであります。(わかりづらいかもしれませんが、実際こんな感じなのです)
寂しげな美少女が転校先で美青年に出会い、その怪しげな魅力に夢中になるものの、実は彼は吸血鬼だった・・! というお話の間に、超人山登りや超人木登りや超人ストーキング術や超人野球やその他モロモロが挟み込まれ、最後は今回芽生えた諍いの種が静かに芽吹くのを感じさせつつ次回へ続いてゆくと。  まぁ要するに「リア充はいいぞー人生がたのしぞー」というお話なのですよね。

ただ、住む世界が違うから・・・と悩んでる風な2人を観ればみるほど、「だったら噛み付いて同じ種族になっちゃえばいいじゃない」という見も蓋もない考えが頭を過ぎりますので、この雰囲気に酔えない方にはちょっと物足りない映画かもしれません。
ていうか、ホントなんで噛み付かないんだろ。
吸血鬼同士だと物足りないのかなぁ。 ま、恋なんてもんは障害があればあるほど燃えあがるモノですけどね。

ちなみに、最後に業を煮やした彼女の方から「あなたの家族にして欲しいの・・」と申し出てるシーンがあるのですが、その時すら「それはねぇ・・ ほら・・今一緒に居て幸せなんだから、それでいいんじゃないの・・?」と、イエスともノーともとれる言葉を選ぶ、世界で最も危険なヘロイン中毒者・エドワード(主役のバイパイア青年)。 結婚に後ろ向きな性格なのですね。わかります。
まぁね、人生は長いですからね。 向こう300年間くらいは、高校生活がんばれよ!!



-おまけ-

・ 顔が白いと評判のヴァンパイア一族なのですが、付き合う事になった人間の娘っ子も色白タイプなので、並んでいても全く区別がつきません。 ていうか遜色ない。 なんかもう、一緒ってことでいいじゃない。

・ 顔が白いのはいいのですが、首の後ろも念入りに塗らないと、ときどき舞妓さんみたいな配色になっちゃってたよ。 がんばれメイクさん。

・ 思い通りにならない恋に身をやつす2人ですが、エドワードの方はともかく、ベラ(人間の娘)の表情に抑揚がなさ過ぎて、あんまり恋してる感がなかったのが残念でした。 イヤがってるのかはにかんでるのか判りづれー。
べら  べら2  べら3
(①物憂げな表情 ②せつない表情 ③ドキドキな表情  さてどれがどーれだ!)

・ 悪いヴァンパイア一族の女ハンターがとってもかっこよかったです。

・ 普通、吸血鬼と言うと「太陽が苦手」というイメージがあり、その理由は「光を浴びると灰になるから」というものが大半だったのですが、本作の吸血鬼は太陽にあたってもへっちゃらで、ただ、あたった時に肌がひかりを反射してピカピカひかるから恥ずかしい、というだけの理由で曇りの日だけ現われるのがとっても斬新で面白かったです。 ていうかつえーのな、おまいら。


聞くところによると、もうじき3作目が公開になるらしいので、またそのうち2作目も観てみようと思います。

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『おまえうまそうだな』

2010年10月24日
うまそう
うまそうなのはウマソウだけじゃなかったのだ!

あらすじ・・・
あるひ、きょうりゅうのおかあさんが、かわでロハスなきゅうじつをすごしていると、じょうりゅうからなにがしかのたまごがどんぶらこっことながれてきました。
「このままでは、かこくなせいぞんきょうそうのぎせいしゃになってしまう」。 そうおもったおかあさんは、たまごをうちにつれてかえりました。
おこったのはなかまのきょうりゅうたちです。
「どこのうまのほねともわからないたまごをひきとるだなんてしょうきのさたじゃない」「うまれてみたらはだのいろがちがってただなんて、あたしゃしんせきにあわすかおがないわよ」。 
なかまからのプレッシャーにしんけいをボロボロにされたおかあさんは、なくなくあかちゃんきょうりゅうをもりにすてにいきました。
しかし、いっしょうけんめいじぶんをよぶあかちゃんのなきごえは、おかあさんのぼせいをダイレクトにしげきし、なやんだおかあさんは、コミュニティとけつべつし、じぶんひとりでこどもたちをそだてることをけついするのでした。

つきひはながれ、ハートとなづけられたはだのいろのちがうちびっこきょうりゅうは、おかあさんのじっしであるライトとともに、すくすくとそだっていました。
ただ、おかあさんとライトがこのむ、ベジタリアニズムにもとづいたせいかつは、ハートにはすこしばかりものたりなさをかんじさせてしまうのでした。
どうしてじぶんは、ライトとまったくおなじしょくじではまんぞくできないのだろう・・・。
どうして、どうぶつせいタンパクしつをなめるだけで、こんなにこころがみたされるのだろう・・・。

そんなあるひ、ハートはみょうなむなさわぎをかんじてだいそうげんにかけだします。
そこではいままさに、するどいきばをもつ、がたいのいいおとなのきょうりゅうたちが、マクロビオティックなきょうりゅうにおそいかかって、はらわたをひきちぎろうとしているところでした。
はじめてみるこうけいに、ハートはこしがぬけてうごくことができません。
「なむさん・・・!」  ハートがそうおもったとき、とくにがたいのいいいっぴきのきょうりゅうがハートにはなしかけました。
「おまえ・・ひとりなのか?」
「ち・・ちがうもん! おかあさんとおにいちゃんといっしょだもん!」
「ならばいけ。 ここはおまえがくるようなところではない」
ぶじ、むざいほうめんとなったハートは、いのちからがらにげだしました。
が、しかし、そんなハートをびこうする、ふしんなかげが・・・。

かわでハートをさがしていたライトとごうりゅうしたハートは、どうようのあまりじゅんじょだててはなしをすることができません。
ライトはただひたすら、そんなハートをおちつかせようとつよくだきしめるばかり。
そのとき、かれらのうえをおおきなかげがおおいかくしました。
ハートをびこうしてきた、ひれつなきょうりゅう・ゴンザです。
「なんだ! きになってつけてきてみたら、おまえくさくいどもといっしょにせいかつしていたのか!」
なんのことかりかいできず、ふるえるハート。もえつきるほどひーと。
「おまえだよ、おまえ! にくくいのくせになんでくさくいにくいつかないんだ? いまはやりのスローライフってやつか? しゅみはデトックスりょうりか?」
「ぼ・・ぼくはにくくいじゃない! もりがーるがだいすきなそうしょくだんしだ!」
いかりにわれをわすれ、ゴンザにとびかかるハート。 
ちいさいながらもうちにひめるポテンシャルははかりしれないハートは、いきおいとパワーでゴンザをあっとうし、しっぽをかみきられたゴンザははんぶんになったしっぽをまいてにげだすのでした。
ぶじライトをまもったハート。
しかし、おのれののろわれたしゅくめいをしってしまったハートは、もはやおかあさんとライトとともに、ぬるまゆにつかったせいかつをおくることなどゆるされるはずもありません。
そのひいらい、ハートはおかあさんのもとにもどることはなかったのでした。

すうねんご、りっぱなにくくいきょうりゅうにせいちょうしたハートは、いつものように、よそのきょうりゅうのなわばりにちょっかいをだしながら、せつなてきなせいかつをおくっていました。
そんなあるひ、ハートのまえにちいさなたまごがおちていました。
なぜかデジャヴをかんじつつ、たまごをのぞきこんだハートのめのまえで、たまごはかわいたおととともにわれ、なかからちいさなきょうりゅうがとびだしてきました。
「おまえ、うまそうだな・・」
したなめずりをしながらはなしかけるハートのあしに、ちいさなきょうりゅうはうれしそうにしがみつき、こうさけぶのでした。
「おとうさん!」・・・と。


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親から子へ、伝えたい事。
その内容はとても多いが、伝えられる時間はとても少ない。
だから必死で、なにかを人生の蓄えにして欲しくて、親は子に話しかける。
いつかは誰しも、自分だけの力で生きて行く瞬間を必要とされるから。
自分だけの足で、地面に立つ事を求められるから。
その時、我が子が途方に暮れないように、我が子が凛々しく前を向いていられる様に、親は子に伝えようとする。
たとえ肌の色が違っても、時代が違っても、その気持ちは変わらない。

ツイッターで大絶賛されてた『おまえうまそうだな』を、せっかくなのでちびっこと堪能しようと、親子三人で鑑賞してきたのですが、噂にたがわぬ号泣必至映画で、ポップコーンが涙で塩味になるというハプニングまで起こる始末だったのでした。

草食恐竜のおかあさんから、肉食恐竜のこどもへ。
草食恐竜のおかあさんから、草食恐竜のこどもへ。
肉食恐竜のこどもから、草食恐竜のあかちゃんへ。
肉食恐竜のおとうさんから、肉食恐竜のこどもへ。
種類や住む世界は違えど、彼らが伝えようとする事はただ一つ。
生きること。   自分のちからで生きること。

親は、こどもを愛するがゆえに、時々伝え方を間違えることがあります。
“とにかく今は、守ることに集中しよう。伝えるのはその後でいい”
“こうやって愛していれば、こどもにもきっと伝わっていくはず”
そんな風に勝手に思い込んだり、やみくもに愛を押し付けたり、前を見るべき目に目隠ししたりする事も、まぁ、しょうがないと言えばしょうがない、というか大いに自分に思い当たるフシがあり過ぎて、今書いていて絶賛羞恥プレイ中のアガサなのですが、優しく抱きしめるだけではなく、やはり背中をドンと押す事も大切なのですよね。

だって、抱いてばかりいたら、こどもの目は塞がったままだから。

胸におしつけたこどもの顔をぐいっと前に向けさせて、涙を流していたら一緒に泣きながらそれでも心を鬼にして、厳しい現実に向き合う術を伝えていかなければ。
優しくするよりも、厳しくする方がもっと難しい。でも、やらねば。

本作には、一生懸命“生きるとはどういうことか”を伝えようとする親たちの三者三様の姿が登場して、それぞれが深く観る者の胸に響きます。
中でも、肉食恐竜のおとうさんがそうと名乗らぬまま、我が子に“愛するものを守るということ”を伝えるシーンが心に強く突き刺さったのですが、このおとうさんにしても、そして草食恐竜のおかあさんにしても、「なんだったら自分の命を犠牲にしても構わない」という覚悟をもって、子に伝えようとするのですよね。
弱ければ死んで喰われるしかない時代だからこそのストイックさなのかもしれませんが、今の時代でも“生きる”ということの本質は同じなのではないでしょうか。
だからこそ、親は強く、厳しく、愛情をもっていなければ。
子とぶつかる事も恐れず、伝えようとしていかなければ。

こども向けの絵本が原作だからと侮ることなかれ。 
とても真摯で、とても大きな愛に包まれた、素晴らしい作品でした。
もちろん、ちびっこも大満足でした。
ちなみに今は、恐竜になりきって家中をガオーと叫びながら走り回っています。
マネをしたくなるほど、おもしろい映画だったと言うコトですね! ただ、床が抜けるから階段から飛び降りるのだけはやめて頂きたい。かあちゃんからのお願い。

吹き替えは例によって例の如くタレントさんが担当しているのですが、主役を演じるのがプロの声優さんだった為、特に違和感もなく(いや、タレントさんもとても役にあっていたのですよ)、かわいらしいキャラからは想像もつかない、激しい殺陣を繰り広げられるので、ちょっとしたアクション映画のような興奮も味わえます。

そうそう、そのキャラなのですが、アガサが特に気になったのは、草食恐竜のおかあさんなのでして。
見ず知らずのたまご(肉食らしく毒々しい色あい)を引き取り、群れから孤立してしまう事になっても、一生懸命育て上げる、マザーテレサのようなおかあさん。
このおかあさんに育てられたからこそ、肉食のハートは、種類の違う弱い生き物を守るような、出来た息子に成長したのですよね。

で、自分の性(サガ)を知り、距離を置いて暮らす事を決めたハートが、おかあさんたちの群れが住む森の危機を知り、拒絶されることの恐怖に怯えながらもおかあさんの元へ駆けつけるシーン。
数年ぶりにやってきた群れの中には、お兄さんのライトはいるものの、肝心のおかあさんがいません。
ライト曰く、「おかあさんは朝から山奥に行って帰ってこない」。
慌てたハートは、舞い降りる火山灰を振り払い、おかあさんの居場所を探します。
そして、ついに再会を果たすおかあさんとハート。
ハートはおかあさんに、こんな危険を犯してまで、どうして山奥にいたのかと訊ねます。
そこで、木の洞から小さな恐竜を呼び出しながらおかあさんが言った、衝撃の一言とは・・・!

おかあさん 「ほら、みんな、おにいちゃんに挨拶なさい」

おかあさん、隠し子発覚キタ―――!

え、え、おかあさんって今何さ・・ていうか、群れを追い出されて、その後戻ったものの厄介者扱いされてた筈で、そんでもってそんでもって、ええと、ええと、いや、別に高齢出産でもぜんぜん問題ないんですけど、でも、なんつうか、いつの間に!っていうか、誰の子やねん!っていうか、そもそもハートの場合と違って草食の子なんだから森の奥に隠しておく意味がわからないっていうか、モテまくってますなぁ!っていうか、ええと、ええと・・・

おかあさん

おかあさんは・・・

おかあさん2

おかあさんは・・・・・

おかあさん3

おかあさんはヤリマ老いてなお現役です!

と言う事で、
「うまそうなのはウマソウだけではなく、熟しきったメスの魅力を存分にアピールしたおかあさんも、とってもうまそうだったでした」
という衝撃のダブル・ミーニングをみせつけた、とってもアダルティで楽しい映画だったのでした。
やったぜ! アニメ界にも熟女ブーム到来だ!!※他にどの界隈が熟女ブーム中なのかは判りませんが)


子を持つ人も、持たない人も、是非一度ご覧になって頂きたいです。
そして、秋の夜長におとうさんやおかあさんに電話をして、普段は言えない言葉をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。



-おまけ-

・ 血の色をした赤い実がとても印象的に使われていたのですが、あれは命を現していたのでしょうかねぇ。 おかあさんからハートへ与えられる赤い実。 ハートが育てる事になる草食恐竜のあかちゃんの尻尾にも赤いポッチ。 ハートの父親である肉食恐竜の赤い瞳。 受け継がれて行く命の色。 (←勝手な推測ですが) うまい表現だなぁ・・と思いました。

・ 生きるということが、きれい事の様に描かれていないのがとてもよかったです。 容赦なく生を奪い、その肉を喰らう恐竜たちは、ただいたずらに弱い者を脅かす存在なのではなく、同じ場所に共存する仲間なのではないでしょうか。 だから、不必要に殺生をしない。 喰われた方も、犠牲を無駄にしないように淡々と生きる。 彼らは自分達が定めたルールを守り、一生懸命暮らして行くのですね。 私たちには出来ない事なのではないかと思い、ちょっと恥ずかしくなりました。


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『エクスペンダブルズ』

2010年10月21日
エクスペ


あらすじ・・・
警察や軍隊が介入出来ない汚れ仕事を、巨額な報酬で引き受ける史上最強の傭兵軍団・エクスペンダブルズ。
彼らに舞い込んだ新たな依頼は、南米の島国・ヴィレーナを支配する独裁者・ガルザ将軍を抹殺せよ、というもの。
それは、たった5人で200もの兵を相手にしなければならない、あまりに危険な仕事だった。
実行に先立って、現地の視察に向かったリーダーのバーニーと彼の右腕であるクリスマスは、将軍の裏で全てを仕切っている謎のアメリカ人・モンローの存在を知る。
そして、そのモンローは、実は元CIAの職員であり、ヴァレーナの国民を苦しめている恐怖政治の全ては、ヴァレーナで栽培されている麻薬の利権を巡るCIAとモンローとの駆け引きが原因となっていた事が判明。
CIAの汚いやり方に辟易していたバーニーは、直ちにこの依頼から手を引く事を決意するのだが、島を脱出する際協力してくれた、将軍の娘・サンドラの事が気にかかってしかたない。
非力な島民を、そこで闘おうとしているサンドラを、このまま見捨てる事が自分の進むべき道なのか?
しかし、もし島に戻るならば命の保障は無い。
悩んだ末にバーニーが選んだ道とは・・・。



スタローンは、男に愛される男だと思う。

いや、もちろん女共もスタローンのこと大好きなんだけど、男のそれには敵わないのではないだろうか。
だって、スタローンは常に、“男”の最前線を走ってきたから。

時に“愛”の為に、時に“義”の為に、時に“忠”の為に、時に“友情(とも)”の為に、そして時に“ただ生きる”為に、泥にまみれ死に物狂いでがんばるスタローンの姿は、いつだって男を勇気付け、奮起させ、熱く滾らせてきた。
世の男にとってスタローン(や、その作品)は、生きる教科書であり、人生の羅針盤だったのではないかと言っても過言ではないと思う。 (※ロッキーのテーマがかかっても無反応な人や、ランボーナイフを買おうとしなかった人なんているのだろうか?いや、いないね!)
その長いキャリアの中では、パーフェクトマッスルなシュワちゃんにアクションスターとしての座を掻っ攫われてしまった事もあったし、普通のおじさんに見えて実はデキる男系のブルース・ウィリスの出現で「筋肉を誇る事はもう古い」と思われてしまった事もあったし、「え?また違うモデルとくっついてんの?慰謝料大丈夫なの?」と心配されてしまう事もあったと思う。 
でも、スタローンはいつだってブレなかった。
60歳を過ぎてもなお、『ランボー/最後の戦場』『ロッキー・ザ・ファイナル』のような傑作を送り出す事が出来たのが、その確固たる証拠である。
惚れた女はモノにするし、これと思った企画は周りに顰蹙をかっても完成させる。常に失敗を恐れずに突き進む。
スタローンはブレない。 だから男は、スタローンに憧れ、愛さずにはいられないのだ。

本作に、ジェイソン・ステイサムやジェット・リー、ドルフ・ラングレンやミッキー・ロークといった“男が好きな男”が喜び勇んで駆けつけたのも、言いだしっぺがスタローンだったからに他ならないのではないだろうか。
もしもこれがシュワちゃんだったら・・・、いや、まぁ、そうだったとしても集まったかもしれないけれど、その理由は人徳ではなく他の事情なのではないかと勝手な妄想をしてしまう。
スタローンだったからなし得た“男祭り”。
ちょいちょいオカシイ所もあるけれど、頭をからっぽにして楽しまないなんて勿体無い。
“祭り”って、そういうものだろ?

と言う訳で、アガサも喜び勇んでお祭りに参加してきました。
いやぁ、とても気持ちいいお祭りでした!

スタローンさんが顔やら二の腕やらに血管を浮かび上がらせて走ったり飛んだりドンパチしたりする姿は、相変わらずグっときますし、飛行機の機首からちょこんと上半身を出して “ジェットコースターで両手を挙げて大喜びしている人” みたいないい顔をしているジェイソン・ステイサムさんも超かわいかったです。
圧倒的体格差をものともしないパワフルさで、でっかいおじさん達に踵落としをお見舞いするジェット・リーさんは、ちょっと物足りなさが否めなかったり、「アジア人ってこう思われてるのかなぁ」というような“うそつき・ケチ・チビ”なキャラ設定にされていたりするものの、やっぱり技にキレがあって惚れ惚れしてしまう。
未だに出てくると「あ、ドラゴだ!」と言ってしまうドルフ・ラングレンさんは、ラリった眼でスタローンさんと濃厚なラブシーン絡みを魅せてくれ、総合格闘家のランディ・クトゥーアさんと元プロレスラーのストーン・コールドさんによる炎上爆破デスマッチは本作中のベストバウトと言ってもいいのではないかと思うくらい、とにかくハードでかっこいい。
低炭素社会なんてくそくらえだ!とでも言うような燃やしっぷり&爆破っぷりも、豪快な人体破壊描写も、キザでいなせな男同士の会話もいちいち最高で、本当にいいもの見せて貰いました!
ありがとう!スタローンさん!


ちょっと話が逸れるのですが、なんというか、アガサはこういう火薬と血の気の多い映画を「男子必見」「男向け」みたいな言葉で語られるのがとってもイヤでですね。
逆の場合でいうと、恋愛映画を「女性なら誰でもこの映画と恋におちる」というベタな文句で片付けられたり、とにかくそういう、「女性=スイーツだいすき」「男性=長渕だいすき」みたいな十把一絡なまとめ方は、どうも気に入らないと言うか、性別だけで安直にカテゴライズされるのが大嫌いという、とってもめんどくさい性格でありまして、「男向け」と言われれば「なんだよ!オレは観ちゃいけねえってのかよ!」とひねくれて、「女向け」と言われれば「こんな甘っちょろい映画観てられっかよ!」とやさぐれるような、リベラルでジェンダーフリーなウーマンリブ活動をラディカルに求めるファスター・プッシーキャット キル!キル!なフェミニストなのでありますが。(※すみません、適当に書いているので深く追求しないでください)

でも、普通に考えれば、男女が全く同等なんて事は有りえないわけで、実際問題、女性と男性には超えられない壁が多々あると思うのですよね。現実的に。
でもって、本作の様な“漢(おとこ)臭”ふんぷんと漂う映画を観ていると、否応無しに自分の中の“女”部分を思い知らされてしまう。
結局、“男は強くあるべし! 女は可憐であるべし! 男女差別上等!” なんだよなぁ、と思うわけですよ。
だって男と女の強さはそれぞれ別の次元のものなんだし、男と女が独自に持つ“いいところ”は、互いに到底敵わないモノだから。
男女はきっちりと区切られていいんですよね。 区切るだけ。 優劣じゃなく、違うというコトを認め合うだけ。

本編が終わって暗転した瞬間、頭の中がビリビリと痺れるような快感に襲われ、大音量で鳴り響く「The Boys Are Back In Town」のリフに思わず体を乗っ取られずにはいられなかったアガサ。
頭のてっぺんから尻尾の先まで、女には決して真似できない“男が漢である事の美しさ”という濃厚な味の餡子がたっぷり詰まった本作は、改めて“男に生まれてよかった”と弱腰な男たちを奮い立たせるだけの熱を持った傑作だと思うし、“男向けだから女は観てもつまらない”というのではなく、是非沢山の女性にも観てもらって“こういう男に愛されてみたい・・!”と胸を焦がして頂きたいものです。
大型のバイクを操縦する支配感もたまらないでしょうが、その後ろにまたがる事の快感もまた堪えられない悦びですものね。

ま、要するに「・・・抱いて!」って事です。(※特にランディ・クートゥアさん! ちょうタイプです!けっこんしてください!)

あとね、正直にいうと、血の気のおおい映画を「男向け」って言われる事がおもしろくないのは、嫉妬なんですよね、結局。
「こんなおもしろそうな映画、男だけに限定されてたまるか!」 という。
「男子のみんなーよってらっしゃーい」って言われてるみたいで、「女子は入れてやんねーぜベロベロー」って言われてるみたいで、悔しいんです。
勝手な僻みだって事はわかっているのですけどね、でも、きっとツールのお店で一緒にナイフ投げに興じるコトは出来ないし、大型バイクでブロロロンっていうのも無理なんだもん。
「女子供は帰んな」って言われちゃうんだもん。
そんでもって、フェロモンが足りないから、バイクの後ろに乗っけて貰う事も出来ないでしょうし。
せめてバストがもう20センチ大きかったら、ほんでくびれとの高低差ももう10センチくらいあったら、ミッキー・ロークさんの52人目に名乗りを上げるのになぁ!
ちくしょう! オレもチアの格好してHOOTERSで働いてみたいなぁ!!(←なんかちょっと本来の趣旨とはズレつつある叫び)(←ちなみに昔はアンミラの衣装に憧れていました)

まぁね、フェロモン路線で入れてもらうのが無理だったら、『ストリート・オブ・ファイヤー』でいうトコロのマッコイさん的な役割で、なんとか捻じ込んで頂きたいトコロなんですけどね。オレがんばって鍛えるから!
ああ・・ホント男祭りっていいよなぁ。 オレももりもり筋肉なおじさんたちときゃははうふふしたいんだよう!ギギギ!!

聞くところによると、スタローンさんは既に次回作の製作に着手しているとかしていないとか。
是非実現して頂きたいですし、その際は必ず劇場に駆けつけます!
あと、出来ればその時は千葉真一先生も仲間に入れてあげて下さい!お願い!スタローンさん!



-追記-

・ アップが多くて、全体的な動きがわかりづらかったのが残念でした。 がんばれ!オレの動体視力!

・ 男たちが躊躇なく敵の膝や肘を攻撃していて、「ああ、これが本当の実戦ってモノなんだろうなぁ」と関心しました。 そうだよなぁ、肩とか撃っても即戦力は奪えないもんなぁ。 あと、最初に出てくるソマリアの海賊の服が超汚かったり、そういう細かい部分がリアルなトコロがとても素晴らしかったです。 何日洗ってないんだ・・あのスカーフ・・。うへえ・・。

・ 将軍の娘の存在が、おまけ程度だったにしてもちょっと適当すぎてがっかりしました。 「島の人たちの為に残る」と言っていた割には全く行動を共にしていなかったし、そもそも島民にどれくらい認知されていたのかもわからない。 せっかく“独裁者の父と、それを倒そうとする娘”という設定なんだから、もうちょっと島民のリーダー的存在になっていてもよかったんじゃなかろうか。 スタローンさんたちが戻ってくる動機付けには弱すぎたと思います。

・ スタローンさんの目の中に炎! 最高!

・ そのまま逃げればいいのに、やっぱ沢山殺しとこう!とばかりに引き返すスタローンさんとステイサムさん! ちょう最高!

・ 最近、アクション映画で何かと起用されることが多く、すっかり悪い人の温床としてお茶の間に公認されつつあるCIA。 がんばれ中央情報局! (今回だって、堂々とCIAの収入源は麻薬って言っちゃってるし。それとも、よっぽどアメリカ人の中では“CIAはなんかやらかしているに違いない”って思われてるのだろうか。)

・ 一時期、ランボーの5作目の噂が流れていた頃言われていた内容(誘拐された少女を救出すべく、麻薬密売組織や人身売買組織と闘う)が本作の内容とちょいちょい被っているのですよね。 本当に続編を作るのかどうかは判りませんが、ランボーは4作目が最高のラストだったのだから、新作なんて考えずに、エクスペンダブルズ・シリーズを長く続けて頂きたいものです。


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「幼稚園児映画日記」  他2本。

2010年10月18日
■ 【幼稚園児映画日記】

『モンスターVSエイリアン』

★★★

スーザンがおおきいロボットのもんすたーをたおしたところがすごかった (幼稚園年長組・6さい)

モンエリ

<おかあさんから一言>
絵に書いてある「ボくー」ってなんなんだろう?と思ったら、「ボブ」のことだったのですね。 あのね、「ブ」の向きね、逆ね、細かいこと言うとね。あと、「-」の部分は伸ばす棒じゃなくて触角だったのね。これはかあちゃんの早とちりだった。まっことすまんかった。




大人気ブログ小学生映画日記さまの人気にあやかろうと、パクr・・・(ゲフンゲフン) リスペクト企画をお届けしてみました。(※id:doyさんid:marley2002さん、ありがとうございました)
筆者はズバリ、小学生よりも小さい幼稚園児です。 これでかつる!(何にだよ)
最近長い映画も飽きずに観れるようになってきて、モンスター関係にも抵抗がなくなってきたようなのがとても嬉しいおかあさんです。 中学にあがった頃からでいいから、ゾンビとかオカルトとか一緒に観たいなぁ。(おねえちゃんは極度の怖がりなので期待薄)

で、そんなおねえちゃんも妹に負けじと感想を描いてくれたので、躊躇せずに掲載します。そうです、親バカです。

■ 【小学生が映画の感想を描いてみた日記】

『トイ・ストーリー』

★★★★★

私がトイストーリーをみて思ったことは、ウッディが「バズ!お前とんでるのか!?」と言ってるのに、バズは「とんでるんじゃない。おしているだけだ。かっこつけてな。」と言っていました。実はバズはロケットをつけてとんでいるけど、ロケットがとんでいるとき、ロケットがはずれるんだけど、バズは、下にまっしぐらになったとこで、ヒュンって上にあがってとんでいたのです。 そのときは、私も「ねえバズとんでる!」と思いました。(小学3年生・8さい)

トイス

<おかあさんから一言>
よくわからないのですが、とにかく「バズさんマジぱねえッス!」って事でいいでしょうか。 あと、「おしてる」の部分は「おちてる」の書き間違いだと思うのですが、そのまま掲載してみました。 誤字すらもいとおしいです。 そうです、親バカです。




ということで、こんばんは。アガサです。
頭が忙しくて、なかなかブログに向かう元気が湧きません。
では、ブログを捨てて何をしていたのかと言うと、“児島せんい祭り(aka瀬戸大橋まつり)”に行って来たりしていました。

■ 【せんい祭りで僕が手にいれたもの】

岡山県は倉敷市の児島で、毎年春と秋に開催される“児島せんい祭り”。
アガサが色気づき始めた頃(20歳くらい)から既に開催されていたこのお祭りは、とにかく服や小物が滅法安く手に入り、なおかつ岡山市内からは1時間強かかる為、デートに最適とされており、当時のカップルの間では“彼氏の愛車でせんい祭りに行く事こそ女のステイタス・・・ッッ!”みたいな風潮があったように記憶しています。
当然、アガサは行ったことが無かった・・じゃなくて行く機会が無かっ・・ ええと、行けなくはないんだけど行くまでに至らなかったというか、なんというかかんというか、違う違う、泣いてない、全然泣いてないから。なんつって強がってみせたら誰かギュっと抱きしめてくれますか?

こじま
こじま2
(※会場の様子)(※まぁだいたいこんな感じ)
こじま3
(※広島焼って書いてあるよ!)


この「児島」という土地は、昔から繊維業が盛んでして、何を隠そう男子学生服の全国シェアの約7割を占めているのは、ここ児島だったりするのであります。
また、国内ジーンズの発祥も児島だと言われておりまして、ビッグジョンやベティスミスといったジーンズブランドも児島で産声を上げたものなのだとか。(ちなみにボブソンは岡山市で生まれたんだそうです。繊維の街・岡山!)
現在でも、数々のこだわりジーンズ屋さんがしのぎを削っている児島で開催されるこのせんい祭りは、掘り出し物のジ-ンズが格安で手に入ると大評判で、オシャレ好きな老若男女にとって欠かすことの出来ない一大イベントなのでありますよ。
十数年越しの夢が叶い、ようやく会場を訪れる事が出来たアガサも、四方を繊維に囲まれ、糸くずに揉まれ、大満足で帰途についたことは言うまでもありますまい。

と言う訳で、今日の収穫は以下の通り。

こじま4

先に行われたB級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」で、見事初出場2位という栄冠に輝いた“蒜山やきそば”
まさかこんなトコロで手に入れる事が出来ようとは・・・。 ワオ!ファンタスティック!

そしてもう一つ。

こじま5

岡山が満を持して世に送り出そうとしている、“児島蛸塩焼そば”
タコの歯ごたえとニンニクの香り、ほどよい塩加減とのコンビネーションで、“ホルモンうどん”“蒜山やきそば”に続けと絶賛売出し中の、B級グルメ界期待の新人です。


ちがいますよ。
焼きそばしか買ってないなんて事ないですよ。
やだなぁ、わざわざ児島まで行って、そんなわけないじゃないですか。

はい、もう一つの収穫どーん。

こじま6

児島というか、児島半島の南に位置する下津井の名物“たこめし”ですよ。

いやぁ、どれも普通においしかったです!
いい休日でした!



【今日のまとめ】
下津井は全力でタコを推してきてるから気をつけよう。




(※全国的な知名度は今ひとつですが、下津井はタコの特産地なのであります。 がんばれ児島!がんばれ下津井!)

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