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『ミミズバーガー』

2010年06月25日
あらすじ・・・
もしもし? おかあさん?
あ・・うん・・わたし。 ・・うん・・元気。 いや、ちょっと声が聞きたくなってさぁ・・ ・・今? (ゲフンゲフン)今はねぇ、ちょっと映画観てたトコロなんだ・・ え? 何の映画か?・・  うん・・まぁそれは・・ちょっとした・・ファンタジーっていうか・・ ち!違うよ!ホラーじゃないよ! ・・ホラーではない・・んだけど・・ええとね、山の奥に一人で孤独に暮らしてる男の人が居てね、まぁなんというか、ちょっと精神を病んでいるっていうか・・その人のお父さんは、結構な地主だったんだけど、昔悪い人に騙されてね・・ダムに生き埋めにされちゃって・・ いや、だから違うって!バラバラとかにはしないよ! ・・バラバラ・・うん、バラバラではない。 え?それで? ・・だから・・そのショックで精神を病んだ男の人は、ちょっとした生き物と一緒に暮らすようになってね、で、お父さんを騙した連中の息子っていうのもまたあくどい人たちで、その男の人が持つ土地の権利書を狙ってるんだよね・・  で、まぁ、ちょっとした七変化があって・・ え?いや・・七変化は七変化だよ? ・・それで最後は男の人もあくどい人もミミズになって死んじゃう・・あ、待って!違うから!違うからちょっとだけ聞いて! ミミズって言っても、悪いミミズじゃないんだよ! ・・なんというか、親近感が湧くミミズっていうか、ただちょっと、そのミミズを食べちゃうとなんとビックリ!ミミズ人間に早変わr  ・・あ、おかあさん!待って!切らないでおかあさん! おかあさーん!!!



毎日少しずつ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ  色んなモノを失っているような気がします


と言う訳で、先日上京した際、ナマニクさんの暇潰しのなまにくさんが貴重なDVDをアレして下さったので鑑賞してみました! ほんとこれ貴重だよ!!

誰でも一度は耳にした事があるであろう、そのタイトルはこちら!
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はい、 ミ ミ ズ バ ~ ガ ~ ! (声・大山のぶ代)

都市伝説の中でもかなり有名な部類に入ると思われる「ミミズバーガー」。
ほら、マックを食べてたらお肉の断面にミミズのしましまが見えて、それを店員さんに言ったらこっそり1万円を握らされたの握らされないの、というアレですよ。
アガサも学生の頃、同級生からまとこしやかに教えられたものですが、まさかそのネタ元と言われる伝説のカルト映画を観る事が出来ようとは・・。
あの頃の純な自分に教えてあげたいです。
拝見、15の君へ。 37の君は深夜にミミズバーガーを観ながらそれなりの幸せを感じているよ。 あと、大人になってもちちは大きくならないよ。一生貧乳だよ。

まぁ、そんな甘酸っぱい思い出はさておき。(甘酸っぱくないか)
本編に話を戻しますと、『ミミズバーガー』というセンセーショナルな題名(原題はそのままズバリ『ワーム・イーター』)からは予想もしなかった、ファンシーなタイトルバックが観客をお出迎え。

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お誕生日ケーキを彩る、かわいいニョロニョロたち。 これなら全然グロくない! ファンシー!

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これは定番ですよね! スパゲッティといえばミミズ!ミミズといえばスパゲッティ! オレがおまえでおまえがオレで!  関係ないんですけど、ひじきとクモの足って似てますよね。

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ミミズは清潔なトコロを好むんですよ。  いや、知らないけど。 

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“友達の友達”から聞いたミミズバーガーもスムーズに表示されます。

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ミミズを使ったホットドッグだってお手のもの。 そう、iPhoneならね。

で、驚くことに、この一連のヘタウマファンシーアートはただのタイトルバックにあらず。
なんとこれらはそのまま、本編の1シーン1シーンに活かされているのですよ!

・・・
・・
ま、だからどうだと言われても、「物凄くミミズだった」よ、としか答えようがないのですが。

と言う事で、絵で見ればなんとも可愛らしいミミズと飲食物のコラボが、リアルな映像でもって次から次へと映し出されるという、夢のようなひととき。
出来れば本当に夢であって欲しかったです。
まぁ、とは言っても、そんなにグロくはなかったのですけどね。
この映画の為に、全米から集められたという悪食チャンピオンのみなさんが、「オレ全然へいき」みたいな様子でミミズを唇に挟むくらいのものですので。
そうなのです。 どう見ても咀嚼していないのです。
歯でちょっと甘噛みしていましたが、基本的には口の間からチラチラ見せ付ける程度で、グチャグチャモグモグはしていません。
好意的に解釈すれば、「映画としてミミズの姿がきちんと映らないと意味が無い」のかもしれませんが、素直に解釈すればただのチキン野郎です。

アバンギャルドな響きの“ミミズ人間”だって、ほらこの通り。

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はい、ク リ ー ム コ ロ ネ  ~ !(声・のぶ代)

低予算なのはわかりますが、もうこれミミズじゃないですよね。 クリームコロネの類いですよね。 なんや、お前はアレか!期間限定ワイルドフレーバーか!
でなければ寝袋ですよね。 完全に寝袋から出てくる途中の状態ですよね。 なんや、お前はアレか!キャンプ場で朝目覚めたはいけど寝袋から出たくないアンニュイな大学生か!


とまぁ、“底なしのバカ映画” だの “比類なきバカ映画” だの “生まれてきた事を後悔したくなるようなバカ映画” だのと散々書き綴ってしまいましたが、では全く心のヒダヒダに引っかからない様なエアリーな映画だったのかというと、そうでもないでのすよね。

主人公であるアムガー(完全体の中年)は、色々あって精神を病んでいるのですが、その行動は実に純粋で、言っている事も至極マトモです。
父親が遺した山林を守りたい。 無駄な土地開発の餌食にしたくない。
そんな単純で、真面目で、真剣な思いをミミズにぶつけるアムガー。
心なしか、ミミズたちも「うんうん」と頷いている様です。

一方、アムガーの山小屋を訪れる人たちは、観光客にせよ、権利書を狙う悪党どもにせよ、アムガーを口説こうとしている色気ばばあにせよ、皆一様に、偏見と悪意とエゴにまみれた人間ばかり。
判りやすい厚化粧や服装で極端にカリカチュアライズされた、業の深い登場人物が、次々と“下等生物”のミミズに姿を変えてゆく様は、正直者が馬鹿を見るこんな世の中を利己的に泳ぎ回る我々に対する、強烈な批判なのではないでしょうか。
そして、アムガー自身もまた、ミミズを口に捻じ込まれ、ミミズ人間と化してしまう・・・。
誰よりもミミズを愛し、ミミズの気持ちを尊重していたかのようなアムガーの、この変化は、少しばかり無情な様な気もしますが、結局彼もまた、ミミズたちを自分の目的の為に利用していた部分があったのですよね。
道端で、文字通り“虫けらの如く”無残に轢き潰されるアムガーの姿に虚しさを感じる一方、愛するミミズと一体化出来たアムガーは、実は幸せだったのかもしれない、と思いました。

ま、とか何とか言ったトコロで、要所要所にミミズ賛歌とかミミズダンスとか欲情ミミズとかが出て来た瞬間全部ぶち壊しなんですけどね。

よいこのみんなは、観ちゃだめ! ぜったい!!



前述のなまにくさんによると、この『ミミズバーガー』、WHDジャパンという会社が版権を購入したとの事でしたので、近い内にDVDもリリースされるかもしれません。
よい子でなく、且つ色んな意味で「3度の飯よりミミズ好き」、という方は、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。


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『アイアンマン2』

2010年06月22日
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はい、どっちがアイアンマンでしょうか! ちょっと難しいけど、みんなで考えてみよう!


あらすじ・・・
丸が三角になります!

手抜きとかじゃないですよ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ  ざっくり言うとこういう内容なんですよ。

公開されるや否や、世界中の“少年の心を忘れぬ殿方”から絶大な支持を得る事となった 『アイアンマン』 。
その待望の続編が、たった2年という短いスパンで製作された、という事からも、いかに
「お金持ちで超頭がいいイケメソ中年が、美人秘書を侍らせて、超つよいアーマーを身に纏って悪い敵をやっつける」
という煩悩全開なストーリーが、彼らのハートをキャッチしたであろうかは、想像に容易いことと存じます。
やっぱお金持ちはいいですよね!
お金があると、クヨクヨしないもん!
そりゃデアデビルは当たらない訳だ! (※弁護士なのになんか辛気臭い)

さて、そんな“男の夢とロマン”の体現者・アイアンマンの、今回の活躍はと言いますと、まぁ・・正直改めて説明するほどの内容でも無いんですよね・・ ホント、丸が三角になった、っていうくらいで・・ いやだってホントそうなんだもん。
前作のラストで「そうです、わたすがアイアンマンです!」と謙虚さゼロのカミングアウトをしたスターク社長。
一般人は逆立ちしても追いつけない圧倒的な技術力を武器に、高飛車にも程がある、超上から目線の企業経営を行っております。
当然、出る杭は打たれる、というか、周りの妬み、嫉み、僻みパワーで、ちょいちょい苦境に陥ったりもするのですが、とにかくそんな千の風邪も跳ね飛ばすほどの天才的頭脳を持っているので、パンチの効いた質疑応答で相手を捻じ込めたり、自分の作品を盗まれても、それよりもっとグレードの高い新作をパパっと作ってしまったり、とにかくもう、糠に釘。暖簾に腕押し。高そうな服を着てる非モテよりイケメソのホームレス。

「父の仇ー!」とばかりに私怨をぶつけてくる今回の敵・鞭の人も、いちおう人並み以上の科学の知識はあるようなのですが、残念な事に我らがスターク社長はその遥か上を行くウルトラど級の天才なので、「あー、これまぁまぁ上手く作れてるけど、ここもうちょっと改良した方がいんじゃねーの」と、敵に塩を送る、というかハナから相手にもしていない横柄っぷり。
で、これも全部天然(※悪意は無い)だってんだから、始末が悪いですよね!
怒るに怒れない。 イラっとした方が負け。 ていうか、もう、勝てる気がしない。

あ、それと一応今回は、新たな敵プラス社長の健康不安というネタもあったのですが、途中で出てきたサミュエル兄貴にサクっと注射してもらって、なんだかよくわからない間に有耶無耶になっていました。(※正確にいうと、注射したのはスカ子ですけどね)

と言うことで、今回も常に大船に乗った気持ちでのんびりと観られる、とてもおもしろい娯楽作だった訳なのですが、実は、本当の見所は、鞭の人でも狡っからいライバル企業でもなく、男たちのワーワーポカスカの裏でシビアに繰り広げられていた、2人の女のやりとりなのですよお立会い。

今回から新メンバーとして加わったスカ子(スカーレット・ヨハンソン)演じるブラック・ウィドウ。
表向きは有能な秘書として、その裏ではサミュエル兄貴の頼れる部下として、大いに観客の目を楽しませてくれるのですが、当然そのとばっちりは旧メンバーのケロヨン(※グウィネス・パルトロー)に来てしまう訳ですよね。

スカ子の初登場シーンから、すでにケロヨンの心には不吉なざざなみが立ち始めており、ムチムチ美女のスカ子を「あの子うちの秘書にしようよ」と目をハートにさせる社長に「ダメよ」と、にこやかに釘を刺すケロヨンの様子が、さも瑣末事のように描かれています。
これね、顔は笑っていますけどね、相当イラ立ってますよ! 「ダメよ」の一言に、どれだけの怨念が込められているか・・・ 世の男性陣はコレを見て勉強するアルよ!

そしてその次に、勉強出来てなかった社長が迂闊にもスカ子を我が秘書にしてしまっていた件が、ケロヨンに事後報告として伝えられるシーン。
居るはずの無いスカ子が、出張先のホテルにシレーっとした顔で立っていた様を見たケロヨンの一言。
「なんで彼女がいるの?」
はい、みんな撤収ー!  これは怖いよ! マジで貞子とか比じゃないよ!
アガサなんかこのシーンで、恐怖の余り内臓吐きそうになりましたよ。
それはやったらアカンて! 事後報告はアカン! 社長!もうちょっと考えなはれ!

ここでも、“社長にしてやられたわうふふ”みたいな穏やかな(まぁ、さすがにちょっと困惑気味ではありましたが)表情を浮かべていましたけど、そりゃもうケロヨンの胸のうちはさざなみを通り越して一気にツナミ級だったと思いますよ。
だって、いつも社長のそばにいるのが仕事の“秘書”ですからね。
信州信濃の新そばよりも、あたしゃあなたの側がいい。 どうもこんにちは、秘書です!
ただ、社長は天然なので、このケロヨンの一言にも全く動じていませんけどね。
この先の展開を想像するだけで、アガサは足腰が弱くなってしまいそうです。

さて、無理やり社長に押し切られた形でスカ子の存在を認めざるを得なくなってしまったケロヨンは、自分の事で精一杯な社長からその職を委嘱された事で、すこしばかり自尊心を回復し、気持ちを切り替えてバリバリ働きながら、徐々にスカ子との関係も見つめ直してゆきます。
やはり、自分にゆとりがないと、他人に厳しくなってしますし、過剰な嫉妬心が芽生えてしまいますものね。
世の男性のみなさんは、ココよおく肝に銘じておく方がいいですよ!
打ち込む対象が自分(男)だけだったら、女はどんどん凶暴化しますからね。
なにか意識を他に向けるよう仕向けるのがポイントですよ! (そこにお金が発生すればモアベターよ!)

ところが、そんな表向きの友好状態をぶち壊すような出来事が。
なんと、他社の製品発表イベントに出席したケロヨンと、そのお供をしたスカ子のスーツがほぼ被っていたのです!
いまや“社長兼会長”であるケロヨンと、一介の秘書であるスカ子が、似たような黒いスーツ。
丈も同じくらい。 胸元の開き具合も同じくらい。 
アカン!アカンて、スカ子! それだけはやったらアカンのや!!
女性にとって、服装が被るくらい癪に障るコトは無いのですからね!
ほんと、このままじゃ死人が出るですよ!(※石原伸晃・元道路交通省大臣) 

実は、このスーツ事件の前にも、勝手に自暴自棄になった社長がパーティで暴れまくっているのを見て、「あなたが来てからうちの生活はムチャクチャよ!」と、本妻じみた愚痴をぶつけていたケロヨン。
普段内に秘めていた本音がつい口に出てしまった瞬間として、アガサが一番凍えたシーンだったことを、ここに告白しておきます。

でも、何より一番怖いのは、こんなケロヨンの混迷っぷりとは裏腹に、当のスカ子は社長に全く関心なさそうだという事でしょうか。
社長とケロヨンがああだこうだやり取りしてるのを冷ややかに見て、
「それ新婚旅行でやれよ」
って言ってましたからね!
おま・・、それは未だにプロポーズされないケロヨンさんに対するあてつけか?!
モニター越しだったからよかったものの、直接言ってたら血の雨が降ってるぞ!

男たちが、かっこいいピカピカのパワードスーツを前に目を輝かせていた裏側で、ひっそりと繰り広げられていた女たちによるスーツの闘い。
全人類は今一度、女性間のタブーについて学び直さなければならないのかもしれない。
女同士の友好なくして、真の平和などあり得ないのだから・・・!


(※本文はすべてアガサの妄想であり、実際のアイアンマン2は普通に楽しいえいがですよ! ピカピカだし!)




その他の覚書

・ 友達である社長のアイアンスーツを勝手に着て逃げて、そのスーツを自分(米軍)トコが開発したみたいに加工しちゃう空軍中佐。

・ そのパクリ製品を、自社と空軍の共同開発品として堂々とエキスポに出すライバル企業。

・ なんなの? これは「パクリじゃないよ、すごく似てるだけだよ」が持論の某国が絶賛開催中の某エキスポに対する強烈な風刺なの?

・ スーツケース型のアイアンスーツ、ほしいよね! だめか、じゃ1週間だけ貸してくれ! (※これ前作の時も書いたような・・)

・ 特殊能力が無いヒーロー、って言うけど、社長の超頭脳は充分特殊だと思う。

・ エンドクレジットになった瞬間、ほとんどの人が退席してしまったのを見てほくそえむアガサと世帯主さま。

・ そのエンドクレジット、地面に刺さってる何かの柄を観た瞬間、嬉しそうに拍手をする世帯主さまと、意味がさっぱり判らずにポカーンとするアガサ。  これはホント、完全に“知ってる人向けのサービスカット”でしかないよなぁ。(まぁ、前作もそうだったけど)

・ ウィップラッシュはツンデレ。 「な、なによ!負けたんじゃないからね!あなたの負けなんだからね!」「あ、あなたが教えてくれたから改良できたんじゃないからね! まぁ・・アドバイスはちょっとだけ聞いてあげたけど!」

・ ピッタリスーツなのにはっきりとその形を主張してしまう、スカ子の脅威のちち。

・ 同じくしり。

・ スカ子の内腿に挟まれて死ねるなら本望だ。


まだ観てない方は、お早めに劇場へ!

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ちょっとしたおしらせ

2010年06月19日

どうもこんにちは。アガサです。

突然ですが、今晩10時ごろからネットラジオをやるの予定です。
(アドレスはまた直前に貼り付けます)


アドレスはこちらです・・・http://ladio.net/src/bFlf




特にお題は決めていないので、もしなにかありましたらこちらに書き込んでみて下さると助かります。
無い場合はエロ漫談になります。

掲示板

みんなサッカー見るよね! オレは興味ない!  
ではでは。

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『アウトレイジ』

2010年06月16日
アウトレイジ
戦国ヤクザ絵巻。

私が生まれ育った町には、ヤクザがいた。

いや、まぁそりゃどこの町にもヤクザはいるだろうけど、ともかく私の実家の近所にはヤクザがいた。
その事に気付いたのは、まだ少し後になるのだが。
ともかく、ヤクザがいる、という事は、ヤクザ候補生も沢山いる、ということだったのか、ガラが悪いと評判だった私の母校には、ビーバップハイスクールの登場人物をコピペした様なご面相の子供がうじゃうじゃ居た。
気に入らない事があると、机を足で蹴り倒したり、壁を殴りつけたり、三白眼で睨みつけたり、巻き舌で怒鳴りあげてくる彼らが、私は大嫌いだった。
シャレっ気を出して、ちょっと制服の第一ボタンを外しただけで、「おめぇ生意気なんじゃ」と言いがかりをつけてくる、彼らのガールフレンドも大嫌いだった。

暴力で、他人を支配しようとする彼らが、とにかく怖くて、大嫌いだった。

でも、ある時彼らが身を寄せ合って「〇〇(仲間の一人)が〇〇組の〇〇さんに言われたみたいでの・・」とヒソヒソ話しているのを見た時、目から鱗が落ちるように、彼らがまとっている皮の正体に気がついたのだ。
怖いのは彼らなんかじゃなかったんだ!
そのもっと上にいる、ヤクザだったんだ!

当時、自分が身をおいていた教室。 その教室を仕切るスケバン。(言い方が古いのは昭和だから)
教室の集合体である中学校。 その中学校を仕切る彼ら。
世界はそこで終わりだと思っていた。 だからものすごく怖かった。 でも、世界はもっともっと広がっていた。 
彼らを仕切る、町内のチンピラ。
チンピラを仕切る、地域のチンピラヤクザ。
チンピラヤクザを仕切る、中規模ヤクザ。
中規模の上には大規模が。 大規模の上には総括が。

彼らがいい気になってまとっていた皮の、なんとちっぽけで、なんと儚いものか。

という事で、それ以来私は彼らの事が怖くなくなった。
もちろん、その上にいるヤクザは怖い。 でも、彼らは怖くない。 いきがっているだけの、ただのバカな中学生だ。
お前らバックがついてないとなんも出来ないくせに。 だいたいそのズボンなんだよ、だっせーな。 なんでそんなにタックが入ってんだよ。 飛ぶのかよ。 ムササビの術の時に使うのかよ。ニンニンって言ってみろよおい。
と、心の中で蔑んでは、くすりと笑った。 

中学校を卒業して、高校に通い始めたある日、近所のヤクザの家の前で、一心不乱に黒塗りの車を磨いている彼らを見た。
“怖くなれよ”、と心の中でエールを送りつつ、自転車のペダルを思い切り踏んだ。



と、いうような記憶が、劇場の明かりがついた瞬間ザザーっと蘇ってきた 『アウトレイジ』 。
チンピラがチンピラヤクザにシメられ、チンピラヤクザが中規模ヤクザにシメられ、中規模が大規模に、大規模がさらにトップクラスに、と、どこまでもシメられ続け、誰も欲しがってないのに指が飛ばされ、テニスのラリーのようにお金が行き交う、とても滑稽なお話でした。

北野作品は、『その男、凶暴につき』と『あの夏、いちばん静かな海』と『菊次郎の夏』くらいしか観ていませんので、過去の作品と比較する事が出来ないのですが、勝手に抱いていた “難解” “3度の飯よりヤクザ” という印象とは程遠く、とても判りやすくて面白い映画だったと思います。
暴力がどこまでも馬鹿馬鹿しく描かれていたのもよかったですね。
落とし前をつけに来た小規模ヤクザが、相手の事務所で指を詰めるの詰めないと揉めるシーンでの、
「そんなに詰めろ言うんやったら詰めたるさかいに、道具もって来いや!」
「はいどうぞ」
「そうそう、このカッターでサックリとね・・って詰めれるかー!(ノ゚Д゚)ノ:・'∵:.┻┻
 みたいなノリツッコミが秀逸でした。 さすがは世界のキタノだよ!

そして、どこまでもキッチリと区切られた縦割り社会。
ここで描かれる様々な苦労は、ヤクザだけのものではなく、他の組織も全く同じなんですよね。
ただ、黒ベンツやチャカや指詰めが出てこないだけで、学校も政治も会社もPTAも一緒。 下っ端が居て、中堅どころが搾取して、トップは彼らを弄んだり振り回したり。
もっと遡れば、戦国時代から全然変わっていない。
本作で、ヤクザ組織を牛耳る会長が殿様のように描かれていたのを観て、「あー、マジ昔から変わんねえよなー」と、まるで安土桃山時代を見てきたかのように思ってしまいました。
新品のジャージを着て会長の身の回りをお世話する若くてイケメンのチンピラなんて、完全に小姓ですものね。しかも見目麗しいときたもんだ。 衆道砲発射!

本作のキャッチコピーも“下克上”となっており、クライマックスではまさに本能寺の変の様な小気味いい反乱が起こるのですが、願わくばかの人が明智光秀のような三日天下に終わらず、暫くの間頂点を堪能出来るといいなぁ・・と思いました。
ま、腹心が優秀だから、結構な期間は安泰かな。
そして、また、歴史は動く。
組織の形は変わらず、歴史は動き続ける。 無様に動き続ける。


中学時代の記憶に再び思いを馳せ、あの後彼らがどんな道を歩んでいったのだろう、と考えた。
その時近所にあったヤクザの家は、今ではお弁当屋さんになっている。
世知辛い世の中、堅気ではない組織の中で、夢中で頑張るキミへ、エールを。

ま、もう何がしかの施設に入ってるのかもしれないけどな。




以下、面白かったところ。 (※ネタバレ含む)

・ 井口作品でお馴染みの島津健太郎さんが、知的メガネヤクザで出ていたよ! 超スマートなヤクザだったよ!
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(↑「片腕マシンガール」                ↑「アウトレイジ」ではこんな感じ)
(てな感じの事をtwitterに書いていたら、なんとご本人からリプライを頂きました! 島津さん出演シーンで印象に残っていた、“人殺しの後ものすごく普通に靴を履くシーン”の事もお聞きしてみたら、演出ではなく島津さんのアドリブだったとの事。 すげえ! 久しぶりに言っとこ。 けんたろうけっこんしてくれ!)

・ 主役級の人はともかく、脇のヤクザさんも良キャラ揃いだったよ!
・ 三浦友和の初登場シーンが、とにかく黒くてビックリした。 顔も黒いけど、腹の中も真っ黒だ! 黒さが筒抜けだよ! 百恵!エマージェンシーですよ百恵! 
・ チョロ中野英雄の巻き舌がすごかったよ! 本日の巻き舌大賞だよ!
・ 親父ぃ!ラーメンに指入ってるじゃねえかコノヤロウ! (それにしても、あの中華料理屋の店主さんがホントは関係してなかったら、桔平どうするつもりだったんだろう。 売人が勝手に取引場所に使ってただけで、そんな事が行われていたなんて知らなかったら?  と、ハラハラしました。)
・ 小姓はみんな、お揃いのジャージなのな!
・ どこで買ってるんだろう。>ジャージ
・ 「車は黒」って、決まりでもあるのだろうか。
・ ヤクザになった時点で、マニュアル本買わされてるんだったりして。
・ 石橋蓮司が本当にすばらしい。 親分なのに弱い!画期的な弱さ!
・ 売春マンションで、さりげなく一番可愛い子(えいひたん)の肩に手を回す桔平。 加瀬きゅんは女性に手を触れず。
・ えいひたん!かわいいよえいひたん!!
・ えいひたんとちゃっかりイイ仲になってる桔平。 加瀬きゅんは女性の影なし。
・ 生きる術に長けているコヒさんと加瀬きゅんは、この先も絶対生き残るだろうな。 あ、ちなみに加瀬きゅんはまだ女性の影なし。
・ 会長から「加瀬きゅんの面倒みてやれよ」と声を掛けられる友和。 少し恥じらい気味についてゆく加瀬きゅん。
・ なんだかんだあって、天下をとる友和。
・ 隣で微笑む加瀬きゅん。

・ ・ ・

・ ・


お い お い お い !! タ ケ シ !!! 

思わず劇場で、身を乗り出してしまいましたよ。
まさか北野作品でこんな展開があろうとは!
ていうか、え、え、何? 他の作品でもこういう事ってあったの? 初めてじゃないの? 優しくしてくれるの?(←錯乱気味)

新品のジャージに身を包んだトモトモ(もうこう呼ぶしか無い)と、それを優しく見つめる加瀬きゅん。
あー、あの伏線はここに行き着いたのか、と。
たぶん、一目会った瞬間に、トモトモの気持ちは決まっていたんだと思いますよ。
やっぱね、人生にパートナーは必要だよね。 特にこんな殺伐とした世界ではね。
二人の将来に、幸あれ!! (なんだこの締め)

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岡山をお散歩してみたよ。

2010年06月13日

こんにちは、アガサです。
今回は久しぶりに、普通の日記を書いてみようと思います。
オチとか特にないので、もうそういうのがアレな方はアレしちゃって下さい。


と言う事で、岡山な訳ですよ。
晴れの国(※自称)、岡山。  (※位置的に災害が起こりにくい)
桃太郎発祥の地(※自称)、岡山。  (※他にも愛知県、香川県が自称中)
桃の里(※自称)、岡山。  (※桃を売りにしている割には生産量で山梨に惨敗)

最近、「東京いいよね!」「東京サイコウだよね!」と、都会に対するコンプレックスを剥き出しにしすぎて、郷土に対する関心を失ってしまっているのではないか、という事に、とある方からの一言で気付きまして。
先日ある晴れた日に、岡山をお散歩してみる事にしました。


向かったのは、岡山・西の台所“奉還町商店街”。
奉還町16
アガサの実家に程近いので、昔はよく行っていたのですが、最後にじっくり歩いてからもう10年以上経つでしょうか。

奉還町17
はい、見て! 桃太郎だよ!ももたろう! 勿論お供の獣もいっしょだよ!  この看板はレアだぜー!レアなアレだぜー!
全国の桃太郎ファンは、お見逃しなく!


あ、そこのジョノカ! じゃなかった、彼女! 「いかにも寂れた商店街だねー」と思ったでしょ!
こう見えて、足元なんか結構イカシてるんだから!
ほうかんちょう2
ブルーバードやでー!

お嬢さん見て! このシャレオツな小鳥さんたちの集合体を見てやって! 
こりゃもう、全国のブルーバードファンは岡山に来るっきゃないね!

で、奉還町といえばやはり外せないのが杉山広進堂。
奉還町2

名物はひよこ饅頭。
奉還町3

かの“名菓ひよ子”も“ひよ子サブレー”も、実はこれをヒントに作られたというひよこの起源(オリジン)。(※うそです)
ひよこの中のひよこ、キングオブザキング。
それがこのひよこ饅頭なのれす。 

奉還町4
ワオ!イッツキュート!マ-ベラス・ベイビー・チキン!

我慢出来ずにおひとつガブリ!
奉還町5
さあさ! 中までギッシリと詰まったカステラ生地をご堪能あ・・  ・・あれ? カステラ? まんじゅうなのに・・カステラ・・?ノーあんこ・・?
なあんちて思ったあなたもドン・ウォーリー! ひよこ饅頭は「ノーあんこ」と「フルあんこ」の2種類がご用意されていますので、あんこシンパな貴方もそうでない貴方も安心してお召し上がり頂けますよ!


さて、小腹も満たされましたので、先に進んでみましょう。

奉還町6
“男性専科”かぁ・・・ さてはTENGA専門店やな!(※残念ながらこの日はシャッターの中を確認する事が出来ませんでした)


奉還町7
“こどもや”なのにお盆提灯一色な風景。 こどものお店なのにおとな用具。 こどもなのにおとな。 まさにミスターチルドレン。(←ムリクリ)

この“こどもや”、昔はリカちゃんだとかこえだちゃんだとかグレートマジンガーだとか、子供の欲望がすべて集められた夢の楽園だったのですよ。(今も通常時はそうらしいですが)
アガサも小さい頃、よく歯医者さんを我慢したご褒美に、この“こどもや”で漫画雑誌を買って貰っていたものでした・・・。

奉還町8
あなたのお望みどおりの桃が、ここにはある!!

奉還町9
ハンドクリーム業界に魂を売り渡す前のフエキ糊もあるんよ!!


うーん・・・アガサの撮影技術では、全くこの両店舗の味わいがお伝え出来ていませんねぇ。
実物はもっとハードコアに3丁目の夕日ですよ! 吉岡くん出てくるっちゅうねん!
全国の昭和ファンはサッサと岡山に来るイイアルヨ!ソウアルヨ!


奉還町10
街角では、こんな愛らしい河童もお出迎え。 頭のお皿には小銭を置くのが儀礼のようですよ。 (←アガサは置きませんでしたけどね!)(←置けよ)

この河童が待ち構えていたのは、日本三大稲荷のひとつで、岡山の僻地に総本山がある“最上稲荷”の支店(?)だったらしく、建物にはこんな張り紙が。
奉還町11
励まされているのはぼんやりと理解出来るのだが、「二人づれ」という語句がじんわりと嫌になる。


しかし、のんびりと歩いてみて、やはり気付かされるのはシャッターが下ろされているお店の多さ。
全国のあちらこちらの商店街が、郊外型のショッピングセンターに圧されて寂れて行っているという話をよく聞きますが、ここ岡山も例外なく、というか先頭切った感じにシャッター通りと化してしまっているのか・・と思うと、なんだか胸が締め付けられます。 いや、だったら買い物行けよ、と言う事なんですか。 仰るとおりなんですが。 

ね・・ ほら、このお店なんかも、元はきっと自転車屋さんだったんでしょうよ・・それが今やシャッターが・・
奉還町12

・・シャッター・・  あれ?  何か貼ってありますね。
奉還町13
「家事都合により休業させていただきます。 ヨロシク!!」

ヤザワ今日ちょっと気合入れて、溜まった洗濯済ませちゃうんで、そこんトコヨロシク! 的な!!
なんだったら4649って書いちゃう的な!!
岡山の自転車屋さんは超ロックだぜサムバディーズナイト!

(まぁこれはともかく、やはり全般的にシャッターが多かったのは事実です。 でもその一方、若者が出店したのであろう古着屋さんや、シャレオツなカフェなどもちらほら見かけられましたので、まだまだ再生の余地はあるのかもしれません。 ま、わしは度胸がないけぇシャレオツなカフェにはよう入らんけどな!)

さて、そんなこんなで、そろそろお昼も近づいてきましたので、炭水化物と塩分と脂質を摂取する為移動開始。

奉還町といえばそう、“冨士屋”ですね!
奉還町14
昭和・・昭和にじゅう・・ とにかくうんと昔から愛されている、老舗ラーメン店・“冨士屋”。
アガサも小学生の頃、土曜日(まだ世の中が週休2日じゃなかった頃です)は学校から帰って、家族みんなで冨士屋に来るのが楽しみだったものです。
テレビで吉本新喜劇をやっててですねぇ・・。
リアルほんわかぱっぱやっちゅうねん。 岡八郎が通信教育で空手習うてまうっちゅうねん。 ルミネだ沖縄映画祭だっつってちゃらい事言ってんじゃねえぞ!この小僧っこめが!

ふじや
いわゆるひとつのラーメン。 普遍的な味を650円にて絶賛発売中。 (全然味が変わってなくてビックリしたものの、店構えが全く面影無くなっていて更にビックリした)


そして最後はいよいよ、本日のメインイベントである“映画の冒険”さんに。

奉還町15
はい、みなさん、これ中野でも高円寺でもないですからね! お・か・や・ま!ですからね!

実は、最初にも書いたのですが、今回アガサが奉還町を再訪してみようと思ったきっかけが、twitterでsamurai_kung_fuさまに掛けていただいた「映画の冒険」という一言だったのですよね。

映画の冒険は、岡山で唯一(だと思います)の映画専門店で、最盛期は岡山駅前のヤングなギャルが集うファッソンビルにも支店を出していた程の攻撃店だったのですが、今は奉還町の本店のみに全精力を注入して、岡山の映画ファンのおぜぜを搾取し・・(ゲフンゲフン)誠実な営業を続けていらっしゃいます。
アガサも独身だった10数年前は、ポスターやちらしを買いに行っていたものでしたが、結婚以来全く訪れていなかったのですよね。
なんでだったんだろう・・・ 店長さんが怖かったから・・? ・・店内のあちこちに、威圧感あふれる張り紙が溢れかえっていたから・・? 単純にゼニの問題・・?

で、侍さんの言葉で「そうだよ!岡山にもあったよ!映画のお店!」と当時の記憶がよみがえり、久方ぶりに訊ねてみたのですが、これが全然怖くないのですよ。 店長さんが。
威圧感を感じていた店内の張り紙も、「パンフレットを乱暴に扱わないで」とか「ポスターの順番を勝手に変えないで」とか、至極まっとうな内容。 というか、ごくごく普通の連絡事項。
10数年前の私は、なにをあんなに恐れていたのだろう・・と、首を傾げたくなるような、とても居心地のいい、愛すべきものが山と詰まれた、ステキなお店だったのでした。

そもそも、お店のオープン当初は“松田優作”と“ブルース・リー”に特化したお店だったそうで(これはアガサ知りませんでした)、店内入ってすぐ目の前にはカンフー棚が設置してあり、ブルース・リー関連本がぎっしりと。
ホラーもきちんとジャンル分けされており、パンフレットの棚に“イタリアン・ホラー”の項があったのには思わず頬が緩みました。
店長さんと、岡山で公開されない『サバイバル・オブ・ザ・デッド』を憂いながら、今回のお買い物は終了。

全般的にお高い(パンフレットはほぼ2100円・・orz)ので、あまり頻繁にはお買い物出来そうにありませんが、またちょいちょいお邪魔させて頂こうと思います。

グーニーズ
本日の収穫物。 『グーニーズ』ポスター(2100円)、『バーニング』パンフレット(500円)(※状態が悪かったからかな)

ほんとさぁ、全国の映画ファンは、暇を見つけては足しげく岡山に通うしかないとオレは思うよね!
ワールドカップとかなんとか言ってるけどホントはサッカーきちんと見た事ないそこのあなた、今すぐ岡山にGO!





次回予告:岡山県北に位置する八つ墓村関連施設をぶらり散策予定。 (日時は未定ですが、梅雨が明ける頃までには行ってたいです。)
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