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本日のうさおさん

2009年04月24日
             うさおさん3


ミクシの方に載せているうさおさんシリーズ。
今回はメジャーなネタなのでこちらのブログに。



アレですね。
草なぎメンb・・じゃなかった容疑者には、是非記者会見を開いて頂いて、

「飲んだのを『ごっくん』ということであれば、『ごっくん』しましたね。」

と謝罪してもらいたいものですね。

それにしても愉快なアイドルだなぁ。
アガサはこういう人、大好きです。


期待しつつ待つのだ!



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『東京残酷警察』

2009年04月23日
東京
★★★


あらすじ・・・
近未来の日本では、民営化された警察が日本刀やらマシンガンやら持って、気に入らない民間人やミュータントを皆殺しにするの巻!

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もうねぇ、あらすじはあって無きが如しなのですよ。
とにかく流血。
合間に人体改造。
ほんでまた流血。
ほうら~! ご覧なさいな~~~的に流れる赤血球。
それ即ちスライディング・ヘモグロビン。

そりゃねぇ、この歳にもなれば、実に多種多様な流血を見てきましたよ。
時に泣き、時に笑い、時に背中を押され、流血とともに歩んだ幾年月ですよ。
でも、まさか流血で宙を舞う日が来ようとは、たとえハーシェル・ゴードン・ルイスであろうとも思うまいて。
いや、願った事はあったかもしれませんけどね。
でも、まさかヘモグロビンが切り口からドジャーってジェット噴射されて、その水圧で宙を舞うだなんて奥さん。
ペットボトルで作るロケットじゃないんだから。(※好きですけどね、そういうの)


世紀の傑作と名高い 『片腕マシンガール』 と同じ組織から送り出された最終兵器 『東京残酷警察』 。(最終じゃないのか)
各方面で大いなる興奮を以って迎えられた本作がめでたくDVD化されたというので、猛烈にウキウキしながら借りてきたのですが、もしかして期待し過ぎちゃっていたのでしょうか。
なんかこう、はしゃぎ切れない自分が居る感じで。

いや、面白かったんですよ?
勿論面白かったんですけどね・・・ もしかして、自分の中の切株ゲージが壊れていたのかなぁ?なんてセンチになってしまったアガサ。

一番感じたのは、その間合いの長さでしょうか。
1シーン1シーンをじっくり魅せる、その丁寧さが裏目に出た様な気がします。(あくまでアガサ主観)

もうねぇ、所詮バカ映画なんですよ!
堅苦しい挨拶は抜きにして、いきなり宴たけなわで西田敏行が裸踊りをしちゃうような映画なんですよ!
よりしいなえいひ(※ヒロイン)をかっこよく魅せ、
より美少女をグロテスクに変形させ、
より血飛沫を大量消費する。
モアー! モアー! な精神で作られたワガママボディ。 それが本作な訳なんです。

ならば一気に突っ走って頂きたかった。
バカなフェイクCMで笑いを誘い、手作り感溢れるボディパーツをばら撒き、目の前で愛する父親を殺された主人公の壮絶な復讐劇で極上のカタルシスを味あわせて欲しかった。
『片腕マシンガール』 は、そういった点で非の打ち所の無い傑作でした。
が、本作は主人公の復讐劇に「真犯人探し」というサスペンス風味を付け足した事で、若干もたついた印象を受けてしまったのです。
なんというか、『片腕~』の持つ疾走感が中学生精神の賜物だとするならば、本作は大学生が凝りに凝って作りあげた一品というか。
もっと単純でいいのではないか、と思ったアガサは、映画の楽しみ方を見失ってしまっているのでしょうかね・・・(´・ω・`)

もう一つ気になったのは、“エンジニア”と呼ばれるミュータントの描き方。

暴力で市民を支配する東京警察。
その前に突如として現れ始めた“エンジニア”。
体の中に埋め込まれた「鍵型のモノ(体組織)」によって、自らの形体を特異な姿に変え、銃で撃たれようが刀で斬られようが、その「モノ」を破壊されない限り不死の状態である“エンジニア”。
一体なぜ、“エンジニア”は存在するのか?
見た目が異様なだけで、本当は人と共存したがっているのではないか?
彼らに対し、その存在理由も探ろうとせず問答無用で屠りまくる東京警察は横暴そのものなのですが、肝心の“エンジニア”自体も裏事情がよくわからないままなので、あまり感情移入出来ないのです。

いや、説明はされるのですよ。
東京警察の陰謀に嵌められた挙句、無残に殺された父親の仇を討つべく、歴史に名だたる殺人者のDNAを自らに投与したシンガー板尾(※)の中に、突然変異で発生したのが「鍵型のモノ」の原型で、遺伝子工学の第一人者であったシンガー板尾はその「鍵型のモノ」をクローン培養する事に成功。
父親の復讐の為、憎き東京警察を困らせる為、一般市民に手当たりしだい「鍵型のモノ」を埋め込んで行ったらしいのです。
「お前ら、ちょっと警察のご厄介になってこい!」 的な?
「警察ムカつくから、大暴れしてこい!」 みたいな?

なんや、坊主憎けりゃ今朝まで爽快MAX! てか。
ウェインツか? ウェインツの歯は白いなぁ! ってか。 
(←意味不明)

このミュータントの描写が、もうちょっと哀しみとか苦悩とかを感じさせる作りになっていたら、真実を知ったヒロインが東京警察を叩き潰す件での爽快感が増したと思うのですが。

そう言うのともちょっと違うのかなぁ。
ヒロインの復讐劇と、警察がやっちまうデビルマン的粛清と、ミュータント誕生秘話が、なんだかばらけた印象だったと言えばいいのかなぁ。


まぁしかし、要するに、五感で楽しむべき映画だと言う事なのかもしれません。
四の五の言わずに、この人体改造ショーをご堪能しやがれコノヤロー! と。

それならば、反論の余地は見当たりません。
しいなえいひはどのシーンのどのカットも完璧な美しさ。
黒髪さらさらロングに皮のミニスカ、親衛隊っぽい制服と腰に差した日本刀のミスマッチに痺れるのなんのって。
わかっていらっしゃる! この西村さんという監督さんは、(なんだかんだ色んな嗜好を)よおくわかっていらっしゃる!!
グロテクスに改造された“エンジニア”は、下半身ワニだったり、片腕がカッターナイフだったり、○○○が意味も無く巨大化してたりと、悪趣味の真骨頂といった装い。
どこのデパートからくすねて来たのかと言う程の山盛りボディパーツは壮観ですし、邪悪な大山のぶ代みたいなバーのママや、警察の無線担当婦警のスーパービッチっぷりも 「あぁ・・いいキワモノ映画だなぁ・・」 という感動を誘います。
キチガイ警察署長が飼う人犬(メス)がまた、その忠犬っぷりといいパンクなビジュアルといい、観る者のハートを鷲づかみにする事必至。
男の征服欲というモノに嫌悪を抱いてしまうアガサは、人犬に性的奉仕活動(つまりアレ)を強いる署長のシーンだけは胸クソ悪くて受け入れられませんでしたが、最後に人犬はヒロインと新たなタッグを組んでいた様なのでホっと一安心しました。

そうそう。 
婦女子たるもの、すべからく牙を剥くべし。
小汚いエロオヤジなんか刀の錆にしてしまえ!
あと、○○○は噛み切るのが基本なんじゃねぇの?! (※作中で一度披露されますが)

しかし、そんな錚々たるキャラクターの中でもアガサが一番グっときたのは、何の前フリも無く突如現れるなぎなた婦警!
説明もない。 伏線もない。 ないない尽くしで颯爽と登場、なぎなた婦警。
そんな彼女は、アガサの永遠の憧れである前下がりボブ。
ヘタすると板倉亮子(国税局査察官)になってしまう前下がりボブ。
小顔でないととんでもない大惨事を引き起こしかねない前下がりボブ。
ボブの意味はわからんが、多分発案者の名前がボブさんだとかそういうオチなんだと思うよ前下がりb(略)

警察を襲うミュータント(片腕カッターナイフ女子高生)を相手に、互角の勝負をみせる薙刀婦警に、風雲急を告げるアガサのハート。

恋に落ちる、音がした。(←アホ)

ところがこれは所詮、ちょっと強い一般人と不死身のミュータントの闘い。
幼稚園児と保育園児くらいの違いがあるんですよね。(←そんなに無さそう)
残念ながら、なぎなた婦警はミュータント女子高生の粘液攻撃に遭い、ドロドロのペースト状になってしまったのでした。
まさしくメルト。
溶けてしまうとはなさけない。


この部分が非常に勿体なかったです。
もしも願いが叶うなら、そのうち製作されるかもしれない続編で、ヒロイン&人犬コンビに頼れるスーパーサブとして絡んで欲しかったなぁ。
ええと、なんだったらもう 『バイオハザード2』 のジル程度でも構いませんので。


という事で、前半色々といちゃもんをつけましたが、実際非常に見ごたえのある切株映画でしたし、こういった作品はもっともっと沢山作られるべきであると強く思います。
ここまで血を噴出させる必要はない(本作のはあくまで娯楽用)けれど、痛みの感じられない映画なんて必要ない。
なぜなら人生には常に痛みが伴っており、その痛みを意識して過ごす事は他人への配慮にも繋がって来ると思うから。

ただし、血糊とかグロいのとかエグいのとか頭パーン!みたいな描写に息も絶え絶えな方は絶対に避けて通って下さいね。
好きな人だけが思う存分ほくそ笑むべき作品だと思いますので。


(※)わからないお友達はグーグル先生に聞いてみよう!


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『リトル・チルドレン』

2009年04月21日
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★★★★
ナイトオウルとロールシャッハが夢の再競演!(※こっちの方が先なんですけどね)


姉さん、事件です!
かれこれ一ヶ月以上、ホラー映画のレビューを書いていません!


と言うことで、自分の中ではあり得ない事態が起こっていたらしい事に気づいたアガサは、早速 『東京残酷警察』 を鑑賞。

薙刀婦警最高!!

が、そのレビューの前に先日観た 『リトル・チルドレン』 の感想を書くの巻。

あらすじ・・・
サラは年上の夫との生活にズレを感じていた。 3歳の娘も、自分の生活リズムを乱す疎ましい存在でしかなかった。 なんとなくの義務感で通っていた公園でのママ友との付き合いも、彼女のストレスを増幅させるだけだった。 自分が望んでいたのは、こんな生活だったのか・・・? そんな時、いつもの公園に若い父親が息子を連れてやってきて・・・。

リチャードは年下の妻との生活に息苦しさを感じていた。 一流広告代理店での仕事も好調、大きな邸宅も購入、かわいらしい娘にも恵まれ、順風満帆なはずだったが、自分に心を開こうとせず常に陰気な表情をしている妻のせいで生活にはなんの輝きも無かった。 そんな時、たまたま仕事中に見つけたエロサイトの下品な猥褻さに心を惹かれ・・・。

ブラッドはエリートの妻との生活に押しつぶされそうだった。 司法試験勉強中で収入のない彼は、妻に代わって3歳の息子の世話をするが、どんなに愛情を注いでも結局妻には敵わない。 夫としても、父としても、主夫としても、常に劣等感を感じていたブラッド。 自分が理想としていたのは、こんな生活だったのか・・・? そんな時、久しぶりに息子と訪れた公園で一人の女性と出逢って・・・。

キャシーは何もかもに満足していた。 ドキュメンタリーの仕事は順調。 息子は世界一可愛い。 司法試験に落ち続けている夫も、きっと来春の3度目の挑戦で実を結ぶに違いない。 忙しい自分に代わって、何の文句も言わず家事もしてくれる夫。 何もかも極めて満足。 そんな時、試験勉強の為に出掛けていた夫が、勝手にアメフトチームに入っていた事を知り・・・。

ラリーは何もかもに失望していた。 警察官の仕事を天職だと思い、人生の全てを捧げていた矢先に起こった事故。 自らの過失で招いた罪のない少年の死。 退職を余儀なくされ、妻にも見捨てられたラリーは、その正義心の矛先をどこに向ければいいか判らず陰鬱な日々を送っていた。 そんな時、小児性愛者のロニーが服役を終え社会復帰した事を知ったラリーは・・・。

ロニーはどうにも出来なかった。 昔から、性的愛情を感じるのは幼い少女に対してだけだった。 抑えたくても抑えられなかった。 それが罪だと言われたら、罰を受けるしかなかった。 ただ、自分に無償の愛を与えてくれる母だけは苦しめたくなかった。 周りの人間に揶揄されるのは我慢できたが、母の哀しむ顔だけは見たくなかった。 でも、どうすればいいのか判らなかった。 そんな時、刑期を終えて出所した彼を監視する市民団体が結成され・・・。


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久しぶりにいい変態を見ました。
ロニーは可哀想な変態。
でも、リチャードはいい変態! 頑張れ、リチャード!!

どんな変態なのかは実際に作品をご覧になって頂くとして、これホントにいい映画でした。
変態とか関係なく、とってもいい映画でした。
まぁ、変態がからんで来たお陰で、さらに見ごたえがアップしたとは思いますが、それにしてもいい変(以下略


性犯罪者は、一部の愉快犯的な鬼畜を除いて、病気を抱えた人なのではないかと思います。
まぁ、愉快犯的なヤツらもビョーキだと言えばそうなのですが。

小さい子しか愛せない、限定的なプレイしか試せない、特異なシュチュエーションでしか反応しない。
症状は色々でしょうが、自分の中の欲望を抑えられないという点で、彼らはみんなある種の病気なのではないかと。
病気だから簡単には治せない。
欲求が高まって法を犯してしまったら刑務所に入れられるけれど、根本的な病気の部分は治らずに社会に放り出される。
再犯率は、一般に言われているほど高くないとは言え、病気を抱えたままのペドがもし、自分の隣に引っ越してきたら・・・。


以前ブログで、「性犯罪者は去勢すべき」と書きました。
今でもその考えは変わっていません。
病気なのだったら治療してあげるべきですが、その制度が整っていない以上、危険は常に愛する我が子の傍にある訳です。
だから去勢。
全ての根源を断ち切ってしまえ!
なんと非人間的な発言でしょうか。
でも、人間だからこそ我が身(我が子)可愛さで言い切ってしまうのです。

「更正を・・・」「人権を・・・」と言うのなら、具体的な解決策を挙げてほしい。
でなければそう思うあなたが面倒をみてあげればいい。
無責任で乱暴な言い分かもしれないけれど、本人にも抑えられない欲望が性犯罪に繋がるのなら、よっぽど徹底的に管理・サポートしてあげないとその欲望はいつか自分の身近なトコロにも飛び火してくるかもしれない。
そうなった時、一体だれが時間を戻してくれると言うのでしょうか?
誰も傷ついていない状態へと戻してくれると言うのでしょうか?


本作で病気を抱えたまま放り出された人・ロニーは、彼自身とても苦しんでいるように見えます。
自分だって同年代の女性を愛せるものなら愛したい。
大切な母親を安心させたい。
でも、どうにも出来ないのです。
なぜなら彼は病気だから。
そんな彼を必死に守る、年老いた母。
最終的に、勝手な正義心を振りかざし、言葉の暴力で彼の母を追い詰めたラリーによって、親子は悲劇的な別れを迎えます。
間接的な殺人者となったラリーを責めるのではなく、ラリーの暴力を招いた原因である自分を責めるロニー。
全ての根源を断ち切ってしまえ!と言わんばかりに、自ら去勢してしまうロニーの痛々しい姿を見ていると、自分が発した「性犯罪者は去勢」という言葉の浅はかさにハっとしてしまいます。
何か手はなかったのかと、彼の病気に対して何か対処してあげられなかったのかと、どうすれば人は、歩み寄り、一歩前進する事が出来るのだろうか、と、この問題の難しさを前に頭を抱えるばかりでした。

だって、なんだかんだ奇麗事や建前や理想を並べ立てたトコロで、実際自分の近所に性犯罪者が住んでたらイヤですもの。
全力でイヤなんですもの。


行き過ぎてしまったラリーに対しても、「なんだコイツ最低だな」では済まない感情を抱いてしまいます。
心の拠り所は誰だって必要としているハズ。
ラリーの場合は、失った生きがい(仕事と家族)に代わるモノを、元犯罪者のロニーに押し付けてしまった。
勿論それは間違いで、他所に求めるのではなく、自分自身で解決しなければならない問題だったのですが、それが出来る人ばかりじゃないんですよね。
みんな弱いんですよ。

弱いと言えば、自らの望まぬ状況から抜け出したい症候群のバカップル、サラ&リチャード。
子供の居る居ない、仕事が充実しているか否か、結婚の有無、環境は違えど、多くの人が何かの不満や物足りなさを抱えて生きています。
自分の中にポッカリと開いた穴。
そこを埋めれば、何かが劇的に変わるのではないかと夢見る大人たち。
でも実は、その穴には何も当てはまらないのです。
その穴は一生埋まらない。 埋まらないからこそ、求め続けてもがき続けて成長したり後退したりしてゆく。(←後退はアカンやろ)

サラとリチャードは、日常生活の穴を埋める役割をお互いに求め、夢のような逢瀬を重ね、汗まみれの情事に溺れます。
それだけでは満足出来なくなったサラは、
「こんな非現実的な関係はイヤなの」
とリチャードを誘導尋問。
「ならば2人で新しい生活に飛び込もう」
とまんまと誘いにのったリチャードでしたが、その「新しい生活」ほど「非現実的な世界」は無い訳で、2人もその事には気づいているのですね。

だからこそ、寸前に起こったアクシデントをきっかけに、2人の夢は弾けて消える。
現実と非現実の判断がとっくに出来ていた2人だったから、そこに後ろ髪引かれる思いなどは、きっと無いのでしょう。

はたから見れば、「とくダネ!」の後の番組で再現VTRが流されそうな陳腐な不倫関係ですが、たった数ヶ月の蜜月は2人を少しだけ成長させたのではないかと思います。
一歩前進できたかどうかはわかりませんが、少なくとも今自分が立っている足元を見つめなおす事くらいは出来たのではないかと。

濃密な小説を読んでいるような満足感と、自分がこれまでに失ってきたかもしれない色々な情熱への寂しさと、偏見と、自立心と、人生を諦める事と受け入れる事の違いを考えさせられた良質な映画でした。
役者の素晴らしさは言うまでも無い。

ちなみにバカップルのリチャードと、性犯罪者のロニーを演じたのは、それぞれ 『ウォッチメン』 のナイトオウルとロールシャッハ。
ロールシャッハ&ロニー役のジャッキー・アール・ヘイリーは、この作品でオスカーノミネートをゲット。
『ウォッチメン』 を観た今となっては当たり前の話なのですが、ノミネートされた事は決してまぐれじゃなかったんですね。
最高に哀れな変態です。

で、ナイトオウル&リチャード役だったのがパトリック・ウィルソン。
ロリコン制裁映画 『ハードキャンディ』 で、師匠にタマを刈られそうになっていたあの大人ですよ!
今回の役も非常にナイスバディで、腹筋なんかもう割れ割れで、萎びた大根みたいだったナイトオウルと同一人物には、とてもじゃないけど見えません。
役者やのうパトリック・・・ 抱いてホールドオンミー!(←いくらなんでも古すぎる)

大人であればあるほど共感できるのではないかと思う本作。
体が大人の人も、心だけが大人の人も、お薦めです。


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『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』

2009年04月17日
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★☆ 


映画 『ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記』 を観てわかること。

■ イギリス人はアホ
■ 犯人はビクトリア女王
■ ディズニーはやっぱり血が嫌い
■ ニコラス・ケイジの生え際は、もはや何をどうしようと不自然



「衝撃告白! 私の上を通り過ぎていったテンプル騎士団たち!」 
というセンセーショナルな内容で世界の注目をさらった前作から3年。
誰も予想し得なかった需要があったのか、それとも汚い大人の裏事情からなのか、あの非合法的合法窃盗集団が戻って来たそうです。

うそです。

本当の内容は、
テンプル騎士団が盗んだ世界のお宝を、フリーメイソンが隠していて、その場所をハゲが見つけると。 
そういうお話だった訳です。 ざっくり言うとそんな感じです。

そして作られた今回の続編。
今度は一体どんなお宝を探し当てるというのでしょうか、あのハゲは。
・・え? ハゲじゃない?
ああ、エクステね。
はいはい、オサレオサレ。(←早くも投げやり)


とりあえずあらすじ・・・
なんか昔、オレのじいちゃんのじいちゃんのハードコアなじいちゃんがぁ、リンカーン大統領を暗殺したヤツからなんかの暗号を解いてくれって頼まれたっぽくて。
んでぇ、ガチで解いてたらしいんすけど途中でそいつが超ヤバい組織の悪者だってわかったらしくってぇ、「コイツヤバくね?」みたいな感じでぇ、手帳のページを破いて燃やしたらしいんすよ。
まぁ結局? 燃えずに残った部分は持ってかれちゃったらしいんすけど?
でもそんなコアなおじいちゃんのお陰で、アメリカの今があるみたいな?
なんか超ロックじゃないすか、うちのおじいちゃん。

なんすけど、最近になってそのじいちゃんが実は「暗殺者の組織とグルだった」って言い出すヤツがいて。
それはちょっと聞き捨てなら無い感じで。
超ブルー入っちゃって。
おじいちゃぁぁぁぁん・・! みたいな?
オレがこうしてトレジャーハンターやってやれんのも、コアな年代のおじいちゃんがいたからなんで。
というわけでぇ、ガチで汚名挽回図っていきますんで、ヨロシクウィッシュ!みたいな。


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そろそろ気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、終始こんな感じで適当な感想です。


さて、上のあらすじだけではさっぱり内容が判らないと思うのですが、何を隠そう本編をじっくり見ていたアガサ自身にも何がどうなってこうなったのかさっぱり判らないような奇跡のような作品でしたので、頭の中を整理する為にも、ちょっくら展開を書き起こしてみようと思います。

・ リンカーンを暗殺した不埒者が属する悪い集団は、伝説の黄金都市を探していた
・ もちろん見つけられなかったのでアメリカの今がある
・ その都市捜索を妨害したのが、ニコラス・ケイジ(NC)の祖先である
・ 今日も祖先の手柄話で講演料をガッツリ頂くNC
・ 祖先の手柄を台無しにする証拠を携え、エド・ハリス(EH)乱入
・ 家名を重んじるNC、汚名挽回の為活動開始
・ まずはEHが公表した証拠を洗いなおす為、元カノの家に侵入
・ 元カノに侵入がバレる
・ 物分りのいい元カノと一緒に証拠品を再検証
・ 証拠品の裏に秘密の暗号を発見
・ 暗号を解く為は、5文字の英単語が必要
・ 仕方ないのでAから順番に思いついた単語でトライ。 A・・ア、アップル・・B・・B・・・ビ・・ベ、ベーコン・・?
・ ひょっとしてこいつらアホなのか?
・ 先祖代々に伝わる面白エピソードのお陰で英単語を導き出す事に成功
・ 「ラブレー」「レディ」というキーワードが出てきた為、「フランスの法学者・ラブレーさん」が発案した「レディ(自由の女神)」の元に向かう
・ こう言っちゃアレなんだけど、強引じゃね?
・ パリにある自由の女神像をチェックしてみると、たいまつ部分に暗号を発見
・ 「レゾリュート」「双子」というキーワードが出てきた為、「ビクトリア女王時代の軍艦レゾリュート号」から作られた「一対の机」の元に向かう
・ 繰り返すようでアレなんだけど、強引じゃね?
・ まずはバッキンガム宮殿の女王さまのお部屋にある机からチェケラッチョ☆
・ なんか配線をちょこちょこっと弄って宮殿のハッキング完了
・ イギリス人はバカなので、見慣れぬ部外者が宮殿内を歩いていてもスルーなのです
・ イギリス人はバカなので、机に仕掛けられたからくりボックスの存在に気づいていないのです
・ 謝れ! チャールズのかあちゃんに謝れ!
・ ギガント頭がいいアメリカ人のNCは、見事からくりボックスをオープン
・ 中からアメリカ原住民の古代文字が記された木片登場
・ 木片に記された暗号を解いてもらう為、アメリカに戻る
・ もう“暗号登場”飽きた
・ 原住民研究の第一人者である、NCのかあちゃんの元へ
・ 暗号文は半分しか書かれていないので、もう一方の机があるホワイトハウスへ向かう
・ ホワイトハウスでは丁度、民間人参加型イースター祭りが開催されており、警備は無いも同然だった
・ NC、無防備な大統領執務室へ難なく潜入
・ どうやらアメリカ人もバカだったようです  
・ 机を開けてみるものの、すでにからくりボックスは第30代大統領・クーリッジによって開けられた後だった
・ 前言撤回。 やっぱりアメリカ人はイギリス人と違って頭がいいなぁ!
・ 出された木片の内容を知るには、大統領が代々引き継いでいる秘密の本を見るしかないらしい
・ その本の名は、ずばり“大統領の秘密の本”
・ 自分で“秘密”って言っちゃってる時点でアウト
・ ワシントンが秘密の通路を隠し持っていた事で有名なマウントバーノン邸に大統領を誘導する
・ 「面白そうな秘密の通路があるらしいッスよ」と仄めかし、建築ヲタクの大統領を誘拐
・ 渋る大統領にほめ殺し作戦始動
・ 「よっ! 大統領!」
・ 満更でもない大統領
・ それでいいのか大統領
・ 多分ダメだと思う
・ 大統領から聞き出した保管場所(議会図書館)に向かう
・ 本棚でからくり装置発見
・ “秘密の本”発見
・ ビクトリア女王が黒幕だった事が発覚
・ それでいいのか大英帝国
・ 多分ダメだと思う
・ どうやら黄金都市は、ラシュモア山の下に隠されているらしい
・ みんなでラシュモア山散策
・ 合流したEHの家には、先祖代々伝わってきた機密文書があったらしい
・ その文書の暗号通り、そこらへんの岩に適当に水を撒くNC
・ 濡れた岩の表面に、「黄金都市コチラ」的なマークが現れる
・ て事は、雨の日には毎回現れてたってコト?
・ 責任者ちょっと来い
・ 入り口から地下に潜って、「金貨1枚につき矢が一本貰える」的なゲームに挑戦
・ 関口支配人はギャルに甘い(←予備知識)(←本編には関係ありません)
・ 黄金都市発見
・ EH溺死
・ NC国民栄誉賞
・ 「見事黄金都市を見つけた皆さんにはこちらのフェラーリを差し上げまーす!」 「ふぇらーり途中下車の旅!」 「ズコー」
・ 石塚さん、お疲れさまでした


すみません、今回も省略できませんでした。
自分でも途中で読み返すのがイヤになりました。(←なら書くな)
まぁ要するに、前半「インディジョーンズ」後半「東京フレンドパーク」という事です。

うそです。


第68回アカデミー主演男優賞受賞者ニコラス・ケイジ、
第79回アカデミー主演女優賞受賞者ヘレン・ミレン、
第64回アカデミー助演男優賞候補者ハーヴェイ・カイテル、
第68回、71回、73回、75回とアカデミー賞4度のノミネートを誇るエド・ハリス、
第51回アカデミー主演男優賞、他3度のノミネートに輝くジョン・ヴォイト。
これだけの面々を揃えて出来た作品が、第28回ゴールデンラズベリー賞2部門ノミネートを勝ち取る事になろうとは、一体誰が予想し得たでしょうか?

え? みんな(予想)してた?

・・う・・うん・・ 

まぁ・・

わしもそう思うけど・・・(´・ω・`)


て言うか、ニコラス刑事がオスカーとった事、みんな忘れてないよね? ありのままの生え際で勝負していた頃のニックを、みんな覚えてるよね? ね?

という訳で、これといって誉めどころの無い続編だった本作。
祖先の汚名を晴らす事が、どうして黄金都市発見に結びついてくるのか、腑に落ちない点も多々ありますが、細かいトコロを一切気にせずに、やけに気合の入ったカーチェイスや、わざわざ現地で撮影したパリとイギリスの観光スポットや、エド・ハリスの適度にやる気の無い悪役っぷりや、ニコラス刑事の不思議な増毛テクニックを堪能しようとすれば出来なくも無いのではないでしょうか。

・・え? 増毛じゃない?
ああ、エクステでしたね。
はいはい、最先端最先端。(←やっぱり投げやり)


女王不在のバッキンガム宮殿で、ニコラス刑事がやりたい放題しでかした後、アメリカに戻ったら、ヘレン・ミレン(※)が出てきたくだりだけは面白かったです。
仕返ししに来たのかと思いました。

女王陛下ばんざい。

(※ ヘレン・ミレンはエリザベス女王役でオスカー受賞)

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『1408号室』 

2009年04月12日
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★★★
ノーアウト 1408号室。

おひさしぶりです。 アガサです。

言葉には言い表せない感じの奇病に罹りまして、少しばかりご無沙汰致しております。
徐々に復調できればと思っておりますので、もうしばらくスローペースにお付き合い頂ければ幸いです。

と言う訳で、今回は手短に。

(エキサイト韓国語翻訳サイトにて「アガサ原文→韓国語」「韓国語→日本語」と再翻訳したバージョンの)あらすじ・・・

どんな理由を抱いて今は一人で住んでいるマイクは, 各地の幽霊スポットに泊まって, その模様を本に整理する事で大成功をおさめたベストセラー作家だ

マイクは幽霊を信じない.
信徒信じない.
何故ならばマイクは, それらを無意味な代用品に変えてしまう, 堪えにくい経験をしているから.

ある日そんなマイクのそばで, 一枚のポストカードが到着される.
そこには
「NY義ドルフィンホテルの 1408 号室には絶対ドルオがソンだめだ」
(わ)とだけ記録されていた.
興味をひかれたマイクは, 数年ぶりに NY義地に戻る.
その旅行には, マイクがずっと避けて来た過去と代置すると言う意味もあった.
しかし, ホテルに到着して, 憚るマネージャーから鍵を受けて, 部屋に入ったマイクに, 想像を超越する恐怖が飛びかかったからあった.
果してマイクは, ノーアウト 1408 号室から生還することができるのですか.


果たしてアガサは にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ  応援の一押しとかお願いできるのですか

先日ニコニコ動画で再翻訳字幕ネタを見て、面白そうだったのでやってみました。
ちなみに英語でもやってみたのですが、やはり韓国語がダントツですね!
このキレ具合!
オレは今、韓流の波に乗っているっっ!!(←実は乗り遅れてる)
前半は意外と普通に翻訳されているのですが、後半のカオスっぷりが実にアガサ好みです。
「ドルオがソンだめだ」て! マジうける!!

皆さんも是非一度お試しアレ!


ええと、ここで終わるのも何なので、ちょっぴり内容にも触れましょうかねぇ。

スティーヴン・キングの短編小説を映画化した本作。
原作では
「幽霊も神様も信じていない故に全米の心霊スポットをレポートして荒稼ぎしていた男が、たまたま訪れたホテルでモノホンの悪霊に遭遇して黒コゲの刑」
と言う簡潔な自業自得物語でしたが、映画化にあたってこの主人公の人となりを大きく彩色。
ただの無心論者ではなく、愛する娘を病気で亡くした為霊現象や神を信じられなくなった哀れな男にした事で、この不思議な部屋が持つ攻撃力を更に高めています。

そもそもこのホテルの部屋は何だったのでしょうか?
「オーバールックホテル」の様に、過去の怨念がバウムクーヘン状に折り重なった怨霊ホテルなのか?
それとも、働き者の悪魔が仕込んだお仕置き部屋なのか?
過去に泊まった客が必ず死を遂げる、呪われた部屋。
サミュエル・L・ジャクソン兄貴扮する支配人が仰るには、「1時間もった人はいない」との事。
大きく出ましたねぇ! 兄貴!!

で、娘を亡くし、妻とも埋めがたい溝が出来てしまった主人公・マイクもまた、意気揚々と潜入した室内で、さまざまな粘着攻撃に苦しめられることに。

部屋のエアコンが壊れ、半そでになっても汗まみれなくらい暑くなったり、
かと思えば鼻水も凍る程、氷点を下回ったり、
過去に部屋で自殺した自縛霊っぽいのが、「オレ、どう?」的に自己アピールしてきたり、
コンセントを抜いているはずのラジオから、何回も何回も「We've Only Just Began~」ってカーペンターズの愛のプレリュードが無限のリピートされたり、
不仲だった父親がスーパーイリュージョンしてくれたり、
窓のサッシがバーンって降りてきて、指をベチーンって挟まれたり、
水道の水が、突然アチーってなったり、
壁に掛けられた絵が勝手に動き始めたり、
スーパー浮浪者が刃物を持って追いかけてきたり、
壁の亀裂から水が、ドリフ並みの勢いでドシャーって溢れ込んだり、
夢だけど、夢じゃなかったり
枚挙に暇が無い程浴びせられる、ボディに地味に利いて来る嫌がらせの数々。

これらの攻撃を一身に受けて、苦悶の表情を“やりすぎ境界線”ギリギリに演じるジョン・キューザック(ザっくん)は、ギリギリと言ったけど正直一線を越えた感もある熱演を披露。
その線は越えちゃいけないと、あれほど言ったのに・・・。
その線の先にあるのは、『ウィッカーマン』のニコラス刑事なんだよ、と、あれほど言ったのに・・・。

ていうか、もう肩を並べちゃいましたね。
「慌てれば慌てる程面白い」、ネクスト・ニコラス・レベルに到達してしまいましたね。
ようこそザっくん。 魅惑の摩訶不思議アドベンチャーワールドへ!
熱烈歓迎しつつ、演技派として地道に活動をしてきたザっくんの行く末を案じてみたりする私です。

下手するとコントすれすれの嫌がらせ攻撃に、正気と狂気の狭間を行ったりきたりのザっくんですが、それらの攻撃の中で最も耐えがたく、何とか保っていた自制心を破壊されてしまったのが、愛する娘に関する幻覚攻撃。

小児ガンに侵され亡くなってしまった娘。
親として、あらゆる手を尽くしたつもりだが、心の中は未だに後悔で埋め尽くされているザっくん。
その自責の念から、支えあって生きて行くべき妻から逃げてしまった弱い男。
不思議な悪意に満ちた部屋は、そんなザっくんに執拗に、娘の死を再生して見せるのです。
現実に助けられなかった命。
幻想の中でも助けられない命。
魂の底から搾り出した、救済を願う声をあざ笑うかの様に、目の前で一瞬にして崩れ去る娘の体。
こんな悪夢耐えられません。
この人でなし!
いや、部屋でなし!!


作品としては面白い(ギャグ的な意味で)部類に入ると思うのですが、この娘にまつわる悪夢のシーンのお陰で、心理的にもかなり堪える出来となっているのではないでしょうか。
捨て身の反撃に拠って、奇跡の生還を果たしたザっくんが、原作通りに恐ろしいトラウマを抱えて生きる羽目になっても面白かったのではないかと思いますが、娘の哀しい思い出を夫婦で乗り越えようと歩み寄るラストもそれはそれで希望に溢れてよかったですね。

ちなみにアガサのお気に入りシーンは、サミュエル兄貴が手乗りサイズになるお茶目でファンシーなシーンです。
小さくても兄貴。
ポケットサイズの兄貴。
叩いても増えません。


全国の兄貴ファンは必見のシーンです。 (※くどいようですが増えません)


ていうか、あんまり手短じゃなかった罠。
どうもすみません。
では皆様、ごきげんよう!



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