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『リアル鬼ごっこ』

2009年03月30日
リアル
その恐怖に恐怖しろ。


あらすじ・・・
なんかボツボツっとした高校生の男子が、ダダダーって逃げてて、とりあえずその場はテヤーって逃げ切ったんだけど、次の日またドダダーって追いかけられて。  シャシャーンって囲まれて、ポカスカ殴られそうになった瞬間ピカーってなって、気づいたらパラレルワールドにペヤーンって迷い込んでいて、そこにたまたま通りかかったサラリとした幼馴染にモッシャーンって助けられて。  で、ワタワタ動揺してたら、目の前で黒マスクのスルっとした男がシュバって、手の平からシュバって、ワイヤーみたいなの出して。  そのワイヤーに捕まった女の子は胴体がポローンってゴロゴロってなって。  ウゲェってなった高校生男子は、とりあえず幼馴染と一緒にシュタタターって逃げて、で、聞いてみたらなんか国を挙げてのゲームの真っ最中らしくて、イヤーンって、ショボーンってなって。  「オレはそんなの知らねぇぞ」なんつってムキィって怒ってたら、妹を名乗る少女がモヘっと現れて。  「あなたは家族を守る為にこのパラレルワールドにピュイーンって飛ばされて北千住」とか何とか言われて、余計にプンスカなって、「意味判んねぇ」とかキリキリ怒鳴って、でも結局家族はペカリと大事な存在なので、ズザーって救える様にモリモリ頑張る事にしました。 


ドバーン   (←アガサ)


久しぶりにどうですか・・ にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ  一押しどうですか・・


大体夜に映画を観終わると、その後はレビューを書くべくパソコンに向かうか、キッパリと諦めてお布団に入るかなのですが、後者の場合も結局潜り込んだお布団の中で延々文章を考えていたりします。
で、先日、そんなお布団タイムにふと浮かんだアイディアが
「レビュー(あらすじ)を擬声語だけで書いたらどうなるだろう」
というモノだったので、今回試してみました。
で、まんまと失敗しました。
そんなアガサですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?


最近邦画づいている様な気がして、なんだか己の精神的余力の無さが表れているなぁ・・と思うのですが、今回もまた邦画です。
ただ、切株要素のある邦画ですので、ギリギリオッケーなのではないかと思った次第です。 何がオッケーなのかは判りませんが。


「ランニング状態で足を止めた」
に代表される、新世代的日本語表現で一躍注目の的となったらしい、山田悠介の「リアル鬼ごっこ」。
アガサは未読なのですが、他にも
「「騒々しく騒いでいる」
「三人は分かち合うように抱き合った」
「この話は人々の間とともに長く受け継がれていく」

などなど、文章を理解しようとすると、じんわりと頭の中の大切な何かが崩壊してゆくのを感じる様な斬新な言い回しが満載だそうです。

で、そんな言い回し以上に話題騒然だったのは
西暦3000年に、日本を支配していた王様が、自分と同じ苗字のヤツが気に食わないと言う理由だけで“佐藤狩り”を強行。
という、なんか中学生が授業中にボケーっとしていて思いついた様な、シンプルイズベストな内容だったようなのですが、そんな原作を大胆にアレンジして作られたのが本作。

どう大胆なのかというと、原作では“近未来”だった舞台を“パラレルワールド”に設定変更し、“佐藤狩り”で抹殺された人々が、そのまま“現実世界で不慮の死を迎える”ってことにしてしまったのです。
つまり、大幅にSFモノへと模様替えした訳なのですね。
コレは中々面白い設定だと思います。
主人公の佐藤翼は、現実世界の妹や父親を助ける為に、パラレルワールドに存在する彼らを守らないといけない。
なんか『ターミネーター』っぽいじゃないですか。
で、パラレルワールドの佐藤さんを追う鬼が装備している追跡装置も、レーダーがピピピって視界に表示されて、まんま『ターミネーター』のアレっぽい。
肘を鋭角に曲げて一目散に走ってくる姿も、『ターミネーター2』のアレっぽい。
ちなみにオチバレになりますが、本編のラストもかなり『ターミネーター』のアレっぽい。

もうねぇ、この監督はマックGのトウシューズに画鋲を入れたくてウズウズしているに違いないですね。
嫉妬ぉ! 嫉妬ぉぉぉぉ!! って。(※マックGは『ターミネーター・新作』の監督)


実はパラレルワールドに佐藤翼を派遣したのは、現実世界では生まれつき精神を病み、心を閉ざしたまま入院生活を送っている妹であり、彼女は特殊な能力のお陰でパラレルワールドに居る分身(もう一人の自分)と交信が出来るのです。
で、パラレルワールドの方で“佐藤狩り”が行われている事を知った為、こっちの世界の自分が死なない様に兄を送り込んだ。
で、その兄自身も、実は生い立ちが非常に変わっていて、彼は特殊能力を持っていた母親があっちの世界で妊娠・出産した子供だったのです。
つまり、普通はパラレルワールドと現実世界に同じ人間が一人ずつ居るトコロが、佐藤翼だけは両方の世界を股に駆けた存在なので、ナンバーワンでなくオンリーワンなのだと。
世界に一人だけの兄なのだ、と。
花屋の店先には並んでないんだぞ、と。

花屋って何だよ。 (←勢いだけで書くとこうなるというお手本)

そんな特殊な生い立ちを持つ主人公は、“逃げ足の速さが天下一品”という稀有な才能に恵まれています。
映画の冒頭シーンから、ヤクザの舎弟の追走を、『プロジェクトA』のジャッキーさん並にかわしつつテンポよく逃げ切るのですが、この疾走シーンが実に気持ちいい。
映画などで「走る」シーンというのは、大概の場合「あんまり速そうに見えない」のですが、この疾走はそのスピード感を見事に表現していて、撮影スタッフの実力を思う存分味わう事が出来ます。
そして、パラレルワールドに於いて超人の如く追いかけてくる“鬼”のビジュアルも秀逸。
R指定になっていない映画の割りに、意外と大胆な切株シーンも爽快です。
パラレルワールドでの粛清にシンクロして、現実世界で佐藤さんがバタバタと死んでゆくシーンなどは、『ハプニング』か『ファイナルデッドコースター』かというノリの良さでしたし。


正直、鑑賞前は地雷を覚悟していたアガサなのですが、観終ってみるとそのトンデモな世界観も含めて結構気に入っていたりしますので、同じ原作者の 『親指さがし』 に比べれば充分面白い娯楽作と言えるのではないでしょうか。

まぁ、
若手の俳優が揃いも揃って棒
だとか、
不安や焦りなどを全てセリフで説明してしまう安易な作り
だとか、
いちいち「ウッセー」とか「ざけんなよ」とか喚いていただけの主人公がウザい
だとか、
異常に(状況の)飲み込みが悪い主人公がウザい
だとか、
鬼ごっこの最中、近くからの撮影時は人っ子一人居ない風景だけど、引きの画になると普通に一般車両とかが走っていると言う、(ロケハンの)ツメの甘さ
だとか、
テレビ朝日のスーパーヒーロータイム並みの薄いCG
とか、
王様のしもべがパダワンみたいなフード着用
とか、脱力してしまう箇所もあるのですが、そんなモノはご愛嬌ご愛嬌。

クライマックスに用意されている、
現実世界の妹を救う為にパラレルワールドに飛ばされていた主人公が、今度はパラレルワールドの妹を救う為に現実世界に呼び戻されて、で、現実世界でも殺されそうになっていた妹を救うとパラレルワールドの妹も奇跡的に助かる
という奇想天外なオチに比べればね・・・

て言うか

ドバーン  (本日2回目)

だいたい、それでオッケーなんだったら、最初からパラレルワールドなんか行かなくても、現実世界に居るまんまで妹を守ってやってればよかったんじゃね? ( ´_ゝ`)ナンテナ

とまぁ、ケチをつけられなくも無いのですが、黒幕を演じる東京乾電池の柄本明が、まさに鬼のように怖いドクハラ(セクハラ)っぷりを魅せてくれますので、概ね満足でした。
むしろそれが一番の見所かもしれません。

いやぁ、本気のおっさんって怖いですね! (←適当なまとめ)

みたいな感じで、本日のレビューはお開きに。
ご清聴ありがとうございました。



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「ふぉんださん、コメント一番乗りありがとう・チャット」 開催のおしらせ。

2009年03月25日

取り急ぎアガサです。

先日ご意見を頂戴したチャットの件ですが、

4月4日(土曜日) 午後10時~

という事で決定させて頂こうと思います。

コメントを下さった皆様、どうもありがとうございました。+゚(゚´Д`゚)゚+。

その中でも一番最初にコメントを残して下さった、心優しい名古屋のオサレ主婦・ふぉんださんに、今回のチャットを捧げます・・。 
あと、記事タイトルに勝手にお名前をつけてしまってすみません。


という事で来週の週末、お手すきの方はどうぞアガサと一緒に、映画やお花見のお供にお薦めのお菓子や世界のトイレ事情について語り合いましょう!

勿論今まで参加して下さった事がある方も、初めての方も、ちょっとだけ興味がある方も、どんな方でも大歓迎ですので、ご気軽に覗いて見てくださいね。


使用するルームは こちら 
直接リンクの場合は  http://jbbs.livedoor.jp/movie/8434/ をコピペでどうぞ。


あと、当日はアガサが懲りずにネットラジオで中継する予定ですので、もしラジオ環境が整っておられる方で、奇特な方がいらっしゃいましたら、そちらの方も聞いてみて下さいませ。
(※ アドレスは当日貼り付けます)


ではみなさん、来週4月4日によろしくお願い致します!


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「粘膜人間」 童貞ばんざい。

2009年03月24日
ねんまく


マイミクさまの所で絶賛されていた 「粘膜人間」 が、文庫で500円ポッキリだったので購入してみました。

あらすじ・・・
15歳の利一と14歳の祐二兄弟は、血の繋がらない11歳の弟・雷太の殺害を決意した。
小学5年生にして体重は100キロを超え、身長は195cmという雷太は、人間離れした怪力と、その力を躊躇無く揮える狂気を兼ね備えており、その為一家は弟の暴力に生命の危機を感じながら暮らしていたのだ。
到底力の及ばない弟の抹殺の為、兄弟は村のはずれに住む異形のモノたちに交渉を試みる。
そして、なんとか条件が整い、実行の日を迎えるのだが・・・。


パっと見普通のホラー小説かと思いますが、どっこいエログロファンタジーだったのがこの 「粘膜人間」 。

なんと言っても、兄弟から殺人を依頼されるのは河童。
河童です。
かっぱなのです。
 (大切なので3回言う)

しかし、かっぱと言っても
かっぱ 「フェイバリットフードはきゅうりなのれす
こういうエコノミーなかっぱではなく


kappa.jpg  あぁぁぁ。 グッチャネしてぇぇぇ。
これ系の河童。

まさに河童界のエアフォースワン。

し か も 童 貞 。



殺害を依頼された河童は、見るからに獰猛そうな面持ちをしており、人間ではないので当然人間性のかけらも無い。
無駄に争いたくないので村はずれに居を構えているだけで、その気になれば人間を殺す事など赤子の手をひねるようなもの。
だからこそ、行き詰った兄弟は河童に白羽の矢を立て、後腐れの無い殺しを依頼したのです。
が、さっきも言ったように、この河童が童貞だった事から運命の歯車は狂い始める。
まず、殺しの代償として「思う存分エッチな事が出来るおにゃのこ」を要求。
しかも「可愛い」子で「ナイスバディ」な子。
童貞のクセに生意気な河童ですね。

そして、兄弟が一人の訳アリ少女を用意し、殺害が滞りなく遂行出来た後に河童に宛がう事を約束し、交渉は成立。
しかし、いざ実行の日を迎えるものの、肝心の河童は約束の場所に現れません。
なぜなら童貞だった河童は、女性とのパフパフがどうしても我慢出来ず、約束をブッチして女性の家に突撃してしまったのです。
これだから童貞と河童は信用出来ません。 (いや、全部がそうだとは言いませんけど)

実はこの河童は3兄弟で、依頼を受けてバックレたのは長男のモモ太。
で、その弟のジッ太とズッ太が変わりに任務を遂行しようとするのですが、所詮弟ですし、役不足気味なのは否めません。
それに、言わずもがな、こいつらもまた童貞。
兄に代わって殺しを請け負おうと申し出るクセに、「その報酬としてオレたちにもおにゃのこ用意しろ」だとか、ずうずうしいにも程があります。
もうねぇ、童貞は大人しくエロゲでもやってればいいんですよ。(←暴言)

で、この童貞3兄弟から命を狙われる事となる、巨漢の11歳・雷太なのですが、あらすじにも書いたとおりかなりのツワモノでして、兄の腕力をはるかに上回っているのはもとより、既に父親すら支配下に治めて一家を顎でこき使う日々。
しかし、一家の元に後妻として嫁いできた実の母は数年前に蒸発しており、要するに雷太は完全なるアウトサイダーだったりします。
環境だけみれば可哀想な子なのです。
その凶暴性は不幸な生い立ちが育てたのか、生まれもってのものなのかは判りませんが、精神的にはまだまだ幼い子供。
もうちょっと、なんと言うか、「愛」っていうの? そういうサムシングを与えてあげれば、意外と上手くいっていたかもしれない家族関係なのが残念でなりません。

それぞれがお互いを理解しようとしなかったせいで生まれた亀裂。
そして、言葉の足りなさを暴力で解決しようとした事で生まれた悲劇。

強すぎた雷太が、その知能の幼さゆえに自分の力に溺れてしまい、殺意をむき出しで襲い掛かってくる河童どもを容赦なく屠り、血肉の塊に変えてゆく描写は、久しく味わっていなかった本格的な切株精神に溢れ、もうお腹いっぱい夢いっぱい。
とにかく強い。
雷太、強すぎるよ雷太。
しかも己の強さに酔ってるよ雷太。
もう、映像化する時は範馬勇次郎でいいよ雷太。

小説は、この雷太VS河童2匹が思わぬ結末を迎えたトコロまでが第壱章で、続く第弐章では第壱章の中でモモ太に宛がわれていた訳アリ少女が主役になります。

この少女は濡れ衣を着せられ、軍隊から壮絶な拷問を受ける事になるのですが(※言い忘れていましたが本作の舞台は戦時中の日本っぽい世界なのです)、その拷問描写がまたクドいのなんのって、「イーライ・ロスなんか泣いて謝るんじゃねぇの?」くらいの熱意を持って描かれます。
水責めに始まり、カブトムシ責め、つまんねぇ映画延々リピート責め、そして“食人族でお馴染みのアレ”式公開処刑へとノンストップで展開する少女への鬼畜行為。
この作者は病気なのですか?
それとも、読んでいる私達が病気なのですか?


読んでいて吐き気を催す様な残酷描写。
そしてまた、その哀れな被害者である少女が実は、狂った殺人者でもあったと言う救いの無いオチ。
この第弐章では、第壱章で被害者の様に見えた14歳の祐二もまた、一転狂った本能を剥き出しにして童貞消失に命を懸けるというとびっきりラブリーなエピソードも含まれており、作者の性根の悪さが容赦ない人間観察力が垣間見えます。
ていうか、お前も童貞なのかよ。


と、こんな風に鬼畜な人々がグチャーとかドバーとかやって来た本編は、第参章で再び雷太とモモ太に主役の座を明け渡し、それまでとは少し趣向の異なった友情物語へと変貌を遂げる事に。

第壱章の最後で死んだかに思われた雷太は、脳みそが半分流れ出て、片目は潰れてはみ出した状態だったにも関わらず奇跡的に一命をとり止め、バックれていたお陰で惨劇を回避していたモモ太と知り合います。
脳みそが50%になっていたせいで、全ての記憶を失っていた雷太と、パフパフ未遂から帰ってきたら弟たちが消えていて困惑していたモモ太は、ひょんな事から意気投合。
ちなみに未遂だったので、モモ太未だ童貞。

どうしても弟たちの身に何が起こったのか知りたいモモ太は、現場に居た雷太こそが謎を解く鍵だと予想し、森の奥に済むシシ神さまに雷太の記憶を取り戻す方法を聞きだすのですが、とにかくモモ太は、まさか雷太が自分の弟たちを粉砕したとは1ミクロンも思わない。 だって童貞だから。 あ、素直って意味ね。

記憶を無くしたせいで、角を無くしたラムちゃんのような人畜無害な存在となった雷太。
突然一人ぼっちになり、寂しいし、心細いので、そんな雷太を必死に囲い込むモモ太。
実は敵同士の2人が、お互いの正体を知らないままに打ち解けあい、助け合う姿は、どこか滑稽で、皮肉で、その先に確実に待っているであろう悲劇とは裏腹に、ほのかな笑いを誘います。

しかし、そんな笑いを吹き飛ばすように、この章でも軽快に響く狂気の調べ。
河童は人を裏切らない。
最初から信頼関係と思っていないから、裏切りではないのです。
あちらでもこちらでも、河童と雷太の行く先に死体の山が築かれて、この物語に関わってきた全ての人が赤黒い肉塊に成り果てて、ついに雷太の記憶は呼び戻される事になる。
そして、その時を待ち望んでいたモモ太もまた、同時に自分の大事な弟河童を惨殺した犯人の正体を推し知る事に。

避けられない対決を目の前に、殺意をみなぎらせるモモ太。
眠っていた野蛮な欲望を全身で味わい、既にモモ太の殺害方法を考え始めている雷太。
物語はここで終わっており、具体的な2人の闘いも、その行方も描かれていませんが、どちらが勝つにせよ、大地は再びおびただしい血で覆われ、無残で無慈悲な死体が転がる事には違い無いでしょう。

その闘いに、不謹慎だけどかっこよさを感じるのは、私の中にも野蛮な欲望が眠っているからなのでしょうか?
いいえ、そんなハズはない。
雷太が放っているそこはかとない強さに無条件で惹かれてしまうのは、きっと人間が持つ本能なのだと思いたい。
だからほら、憎たらしいけど人気あるじゃないですか、範馬勇次郎も! ね!ね!


童貞であった事が狂わせた運命の歯車。
人間の欲は果てしなく、狂気へ転がり落ちるには、ほんの少し背中を押されるだけで充分なのかもしれないと言う恐怖。
この小説がファンタジーだった事に、若干安堵のため息を吐き、しかし、どこにでも存在しているであろう狂気の引き金に心が粟立つのを感じながら、私は本を閉じました。

あと、童貞はほんとに、パワーがすごいなぁと思いました。
色んなパワーが。
童貞ばんざい。 (←どんなまとめ方なんだよ)

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まずはその服を脱いで。 話はそれからだ。 (第82回ホラーチャットのおしらせ)

2009年03月21日

こんばんは、おとなの殿堂「すきなものだけでいいです」のアガサです。


エロい事を書くとアクセスが増えると聞いたので、タイトルをアダルティな感じにしてみました。

なんていうかこう、“耳元で囁かれるとたまらんよね!”みたいな言葉をフル妄想して。
で、勢いづいたので、このままエロトークに突入してみようかとも思ったのですが、発想が貧困すぎて断念しました。
チキンでどうもすみません。
まぁ、このタイトル自体も、リアルに突然言われたら完全に引きますけどね。
「人に脱げって言う前に、自分が脱げよ!」ってね。
いや、ホントに脱いでる状態だったら、かなり完成度の高い変体なんですけどね。

ってどうでもええわぁぁボケェェ(ノ`Д)ノ:・'∵:.┻┻ (←若干壊れ気味)


ナウでヤングな方々もご訪問頂いているかもしれない「すきなものだけでいいです」は、これからも健全なブログ活動を目指して頑張ります。


では本題へ。


「 2009年初・ホラーチャットどうですか?のお知らせ 」

なんと今年はまだやっていなかったんですねぇ。
なんかバタバタしてたからなぁ・・。(※今もですが^^;)


と言う訳で、皆さんのご都合が宜しい日程をどうぞお聞かせ頂ければ、と。

基本的に週末と言うことで如何でしょうか。
具体的には何も考えていませんので、
「この日なら大丈夫」
「この日だけは勘弁してくれ」

などなど、忌憚の無いご意見を心よりお待ちしております。


あと、私事なのですが、実は今年に入ってあまり切株成分を摂取しておりません。
なので、あまりディープな切株トークというか、ホラー一色トークというのでは無く、出来れば映画全般からETC導入しようにも現品が無いってどゆこと?みたいなたわいの無い話まで気軽にご一緒出来ればなぁ・・・と思っております。

だめスか?

いや、勿論そっち系の話も大歓迎ですけどね?(←日和った)


では皆さん、素早いコメントを何卒よろしくお願い致します。(´・ω・`)ゞ


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『ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE』

2009年03月20日
ピューとふく
これもまた「別次元」。

只今ひっそりと公開中の 『ドラゴンボール エボリューション』 に合わせて、以前から観たかった同じ少年ジャンプ作品、同じ実写化作品繋がりの 『ピューと吹く!ジャガー』 を鑑賞してみました。
いや、違いますよ?
レンタル旧作100円だったから借りてきたとか、そういうんじゃないですよ?
もうねぇ、そういう夢の無い事を言う人は、なるようになったらいいさ!

あらすじ・・・
弱小芸能事務所・ガリクソンプロダクションの養成所で、細々と活動をしていたふえ科の面々は、ある日社長の三太夫セガールから、赤字を理由に解散を申し付けられる。
ただし、過去数年に渡って未納だった授業料を全額支払えば考え直してくれると言う。
そこで講師のジャガージュン市は、博物館で公開中のお宝を強奪して売りさばく事を提案。
しかし、なんだかんだあってふえ科が手に入れたのは、怪しい資産家・キングダム公平が所有していた、20億の価値があるという珍笛「ルイ14世の長っ鼻」だった。
激怒したキングダム公平は、盗人を捕まえる為に暗殺者を送り込むのだが・・・。


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まず、アガサは原作の漫画が大好きです。
好きで好きでたまりません。
あと、要潤も大好きです。

と、それだけお断りしておいて本題に入りますね。



キャラの外見で何かと物議を醸し出している『ドラエボ』と違い、驚くほどに忠実に再現されたキャラクターの数々。
原作をご存知ない方にも判り易い様、比較してみますと、

まず主役のジャガージュン市
ふえ ジャガー
こんな細かいシーンも見事に実現。


続いてふえ部でありながらヒップホップ命のエンプティ・浜
エンプティ ハマー
はいはい。 クリソツクリソツ。



そして、ふえ部の紅一点白川高菜
チムリー 高菜
あのお面とピラピラドレスがスクリーンに!



他にも、ふえ部の良心・ピヨ彦の父であり、日本屈指の珍笛職人酒留父次郎(ハメ次郎)
ハメ ハメ次郎
タオルで頭は判らないけれど、あの眉毛は健在です!


脇キャラもこの通り。 ビリー
ビリーさん ビリー
もはや2次元なのか3次元なのかすら判らないほどの転写っぷり。


ジャガーを語る上で欠かせないこの人たちも。 ビジュアル系ロックバンド・ジュライ
アニソン ジュライ
スペツナズもさることながら、アニソンの再現具合がただ事ではない。


驚きだったのはこの人。 ハマーの先輩忍者影千代先輩
影千代先輩 影千代
まさか板尾さんが藤子不二雄A顔だったとは・・・!



さらにこんな人まで。 ユニばあさん
ユニ セーソー
ユニバアサんのわんわんスタジオ・ジャパンかよ! 細かすぎるよ!!


小物だってこのとおり。 海のエンペラー・パート2
海のエンペラー エンペラー
ブクブクーってなります。



あと、こんなのも。 三太夫セガール
高幡
手前に座ってるのは、もしや高幡不動くん・・?


ロボ子供ハミデント眠都
ハミイ
そうそう、ハミィが可愛いくってさぁってでか!!Σ(`Д´;)

寸法おかしくね? これ、対ジャガー比率おかしくね?!




・・そして、忘れちゃいけないジャガーの相方酒留清彦(ピヨ彦)
ピヨ
ジャガーさん・・・ピヨ彦が・・ピヨ彦がふえ吹いてるよ・・゚(ノД`゚)゚。

あのさぁ、ピヨ彦ってふえを吹かないトコが面白いんじゃなかったっけ?
ジャガーさんの度重なる巧妙な罠にも負けず、ドタドタするトコが、この漫画の面白さなん・・・ま、いいけどさぁ(´・ω・`)ムウ



で、ハミよりピヨより、一番衝撃だったのは今回のキーパソンであるキングダム公平
キングダム 公平
おのれ・・名を名乗れ!!(※キングダム公平ですってば)

サイボーグ009風のコスに身を包んだ、最強ドラマー・キム公が、何ゆえカルーセル?
やんちゃな振りして実は良心的なキム公が、何ゆえ麻紀?
おしえて!うすた先生!!


とまぁ、この最後の辺のくだりで察しはつくかもしれませんが、ハッキリ言ってこの映画、カスッカスです。
確かに主要キャラや脇キャラまで、原作から抜け出てきたかのような忠実度で再現されていますが、ホントそれだけです。
コスプレだけなら、なにも映画でなくてもよいのです。
観客を惹きつけるような魅力的なストーリーが無いのなら、イメージ写真集でも出しときゃいいじゃない! って話じゃない? そうじゃない?
さぁお出しなさいな! ドザーっとお出しなさいな!!



ジャガーさんやハマー、高菜さんがふえ科に集まるまでが割愛されていたのは仕方ないでしょう。
しかし、その仲間達がキム公の珍笛を奪うまでの流れが全くしっくり来ない。
で、敵役のポジションのキム公なのですが、そもそも正規の手続きを踏んで大金を払って購入した笛を取り戻そうとしているだけなので、冷静に考えたら何も悪い事はしていない。
少々やり方が手荒な点もありますが、盗みを働いたのはジャガーさん達な訳で、どうにも感情移入が(ジャガーさん側に)出来ないのです。

そして、本作の中でキム公を凌ぐ違和感を放っている、暗殺者コンビ・グリとグラ。
毒舌王有吉と、デンジャラスでオバマのものまねをしていない方が演じているこのコンビが、洒落にならないキレっぷりなのです。
初登場シーンからして、手に血糊をべったりつけて、拷問(殺戮)後の一服シーン。
特に、垣原(殺し屋1)風に口を裂いた有吉のキチガイ演技が、「なにコレ? なんてVシネ?」という完成度を誇っていて、“猿岩石”はもはや、遠い昔に風に吹かれて消えていったのだなぁ・・・と感無量に。

ま、感無量はさておき、どう贔屓目に見ても『ピューと吹くジャガー』の世界観じゃないんですけどね!


「ギャグ漫画を実写化する」 という行為は、 「一発ギャグの説明をする」 事に似ている様な気がします。
どうあがいても寒々しくなってしまう点が。

絵で見て、それを各自が好きな配分で租借するからこそ面白いのであって、それを生身の人間が微妙なテンションと中途半端な間で繰り広げても、そこから笑いを生むのは難しい。
見た目はほぼ同じに再現出来ても、コマ割りや背景に書き込まれた壮大な(シュールな)イメージを、映像に再現する事は不可能なのです。
ならば、と、キャラだけを使ってオリジナルな笑いを生もうとしても、ヘタに忠実すぎるキャラの外見が裏目に出て、やればやるほど観ている方はドン冷え状態に。

人を笑わせるというのは、本当に難しいものなのですよ。
笑われる方が簡単とか言いますが、それだって一歩間違えば極寒の地に飛ばされかねない危険性を孕んだ命がけの行為。(←言いすぎ)
だからほら、本作に於いても、ギャクで笑わせられなくても、ビジュアルだけで笑って貰えるようにとの再現率だったんでしょ?
で、盛大にスベったと。
そこはまさにフローズン・ワンダーランド。


一応、脱力コメディという線を狙ったと思われますが、使われているギャグ(笑いのポイント)が原作とズレ過ぎていて乗れない事この上ない。
高菜さん初登場シーンで、「すってん転んだ高菜さんが顔中泥まみれになっちゃう☆テヘ☆」とか、昭和かよ。
なに?かわいらしさをアピールしたいの? ドジっ子なの? バカなの?死ぬの?

ピヨ彦の命名エピソードにしても、清彦が着ていたポロシャツにヒヨコのマークがついていたのをジャガーさんがジッと見て
「清彦・・・きよひこ・・・ ピヨ・・? ・・よし、ピヨ彦ね。」
と、実に直球というかひねりの無い話に。
そういうんじゃないんだよ! 
うすた先生の“笑い”って、そういうコトじゃないんだよぉぉぉ!!∩(`Д´#)


見た目はソックリなものの、妙に生臭い三太夫セガールことなぎら健一に関してもそう。
違うんですよねぇ・・・ うまく説明できないけど、とにかく生臭いんですよ。
いやらしさが半端ないと言うか・・・ んもう!なんでもいいじゃん!違うったら違うの!!(←駄々っ子レベル)


で、肝心要のきゃなめ(要潤)も、根本的な何かが違う。
男前すぎるのか? 顔の具合が広大すぎるのか? 一人だけヤケにデカすぎるのか?
身長
ピヨ彦と並ぶとこの通り。 もはや「タワー」と形容せざるを得ない。


原作通りのセリフを言ってくれたり、すばらしく熱演してくれるのが尚の事悲しい。
きゃなめは悪くないんだからね! 全部製作委員会の連中が悪いんだからね!
あと、ふえ一本で、限界を超えた音の表現を披露してくれるジャガーさんが、ちっともふえを吹かない点もかなり納得いきませんでした。
それなのにピヨ彦は「ピヒョロ~プヒョロ~」とちょいちょい吹きやがる。
製作陣は、本当に原作を熟読しているのでしょうかねぇ?


という事で、ノリきれないテンポの悪さと戦いながら、途中で数え切れない程の寝オチを重ね、足掛け4時間で鑑賞した本作。
しかし、途中は明らかに熟睡してしまっていた(会話の内容があやふや^^;)ので、このレビューを書く前にもう一度寝ていた辺りだけ観直しましたが、その際またもや寝てしまいました。
なんという睡眠導入剤!!((((;゚Д゚))))

お前らはオレに、なんど夢の国を訪問させれば気が済むのかと。
もそっと話のテンポを上げてくれ。と、
採音レベルが低すぎるんじゃねぇの?と、
こたつで寝入るのは危険だからオレとしてもご遠慮願いたいのだけれど。と、
再三の要請にも関わらずこの仕上がり。

まぁ、観ちゃった(寝ちゃった)方が悪いんですけどね!(`Д´*)ヘイヘイ


こうなったら、全国のジャガーファンの皆さんは、コスプレだけでも楽しんで帰って頂ければいいのではないでしょうかねぇ。
それこそが、うすた先生の最期の願いなのではないか・・と。(最期ちがう)


とは言え、もしも落としたい(狙っている)異性がいらっしゃる方などは、この映画を一緒に観る段取りにさえ漕ぎ着ければ、あとは自動的に睡眠スイッチが入りますので、気づいたら朝チュンみたいな事にもなりうるかもしれませんので、そういう使用方法もまぁアリっちゃあアリなのかもYO! (※法に触れる可能性も含めてアリ。)

と、ここまで書いて、久しぶりにコミックを読み直していたら、顔の具合がアレな感じなきゃなめも、意外とジャガーさん似だった事が発覚。 と言うかコレなら似てなくも無い。

ジャガーさん 「アレとか言うな」


はぁ・・・。
「別次元」が続いたので、ちょっと疲れましたね・・・。
そろそろホラー観ようかなぁ。

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