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『20世紀少年』(TV編集版)

2009年01月31日
20seiki500.jpg
早送りしてないのに早送りしてたような気分。


日本テレビが 『デスノート』の夢再び!とばかりに製作した、人気漫画実写シリーズ第2弾 『20世紀少年』 。

特に興味はなかったのですが、テレビで編集版を放送するというので鑑賞してみました。
愛しの佐野史郎さまも出演されているみたいですしね!

原作は最初の2巻程度しか読んだ事のないアガサは、果たしてどこまで本編を理解する事が出来るのか?
そして、特殊メイクを施したという史郎は、一体どんな姿で登場するのか?

いざ出陣!

あらすじ・・・
・ 2000年12月31日、東京。 路上でギターを弾く唐沢寿明とロボットに踏み潰されるオリエンタルラジオ。

・ 1997年某日、東京。 失踪した黒木瞳の娘・カンナを大事に育てる唐沢。
・ 同窓会で石塚英彦とヘルシア緑茶に再会。
・ 宇梶と佐々木蔵之介も合流。
・ 謎のカルト教団の話を聞く。
・ 急にやる気がみなぎって来た為、他所の敷地に不法侵入して昔埋めたタイムカプセルを掘り起こす。
・ 穴が浅くてよかったね。 
・ 空港で働く常盤貴子が、カルト教団が使用しているシンボルマークを持って唐沢のトコロにやって来る。
・ 何も思い出せない唐沢。
・ キレる常盤。
・ 昔仲良しだった生瀬勝久の飛び降り自殺を知り、激しく動揺する唐沢。
・ 生瀬が生前気にしていたと言う男子生徒を訪ねる唐沢。
・ キレる男子生徒。
・ 世界各地でウィルステロが頻発。
・ 唐沢たちが小学生の頃に考え付いた世界破滅の道筋にソックリな事から、みんなが唐沢を頼ってくる。
・ でもやっぱり何も思い出せない唐沢。
・ キレるタカ&トシ。
・ カルト教団のマークと、唐沢たちが小学生時代に思いついたマークが同じだったので、多分教団のラスボスは唐沢の同級生の中の一番印象が薄い子。
・ でもそれが誰なのかは思い出せない。
・ キレる観客。(と視聴者)
・ 浮浪者のじいさんが、予知夢を見る。
・ 夢の通りに、誰かが死掛けている。
・ 夢に従って唐沢を連れてくる。
・ 死に掛けていた遠藤憲一が、唐沢にレーザー銃を渡して死ぬ。
・ ただし、銃が本物かどうかは不明。 
・ ベテラン刑事の竜雷太が、ベテランならではの勘で教団のボスの正体を突き止める。
・ ベテランならではの勘・・・ベテランならではの勘・・・勘・・・勘・・・・゚(ノД`゚)゚。
・ 勿論、秘密を知ったからには殺される雷太。
・ これだけの出演だけど、原作の刑事とクリソツだった雷太。
・ ありがとう雷太・・・ 永遠に・・・.。*゚+.*.。   
・ 手がかりを探す為、教団主催のコンサートに潜入する唐沢。
・ チケットはどうした。
・ 味わいのある歌謡曲を熱唱するミッチーこと及川光博。
・ 歌が気に食わねぇ、とキレる唐沢。
・ あやまれ! ミッチーにあやまれ!!
・ 使えるかどうか判らないレーザー銃を突きつけ、周りを威嚇する唐沢。
・ 使えるかどうか判らないレーザー銃を突きつけられ、逃げ惑う観衆。
・ 満を持してカルト教団のボス光臨。
・ ハットリくんのお面は、もちろん藤子不二雄A先生の了解済みですよね?
・ どうでもいいけど、A先生って案外武闘派なんじゃないかと思う。
・ まさしくどうでもよかった。
・ 煽動された観衆にモッシュダイブされる唐沢。
・ そしてボコられる唐沢。
・ 教団のボスに狙われるカンナ。
・ 教団の若い衆に浚われるカンナ。
・ 間一髪でカンナを助けるものの、自営のコンビニが全焼してしまう唐沢。
・ 火事だけど、消防車も警察も来なかったらしい。
・ 本人の知らない間に、世界中のテロ騒ぎは全部唐沢の仕業だと言う事になっていた。
・ もちろん、観客も知らなかった。
・ 全国指名手配されたので、カンナを田舎に疎開させた。
・ さっくりと2年が経過。 
・ 相変わらず指名手配中の唐沢は、タイに潜伏中だった豊川悦司を日本に呼び戻す。
・ 言い忘れてたけど、トヨエツも唐沢の同級生。
・ そろそろ世紀末も近そうなので、石塚やヘルシアたちに招集をかける唐沢。
・ 職場を放り出して集まる同級生。
・ まぁ、どうせ世紀末だしね。(←ホントこんな感じ)
・ 警察から逃げたり、路上でギターを弾いたりしているうちに大晦日になる。
・ 指名手配中だけど、路上ライブは変わらず続けるのな! これぞ長渕イズム!(←深い意味はない)
・ 国会議事堂が爆破される。
・ 爆破された議事堂の前を警護する山盛りの警官隊。
・ たぶんそこ、もう攻撃されないと思うよ。
・ 唐沢と仲間たちが、ダイナマイトを持って集合する。
・ 田舎に行ったハズのカンナが、一人で戻ってくる。
・ でも危険なので、もういちど他所に預けられる。
・ なんだかもう意味がわからない。
・ オリラジを踏み潰したロボットに分散して挑む唐沢たち。
・ ちなみに警察はとっくの昔に全滅させられている。
・ 「いくらなんでも」な感じの国家権力。
・ ロボットにダイナマイトを仕掛けていると、目の前の塔に教団のボスが立っていた。
・ ビックリした余りダイナマイトのタイマー設定を忘れ、ロボットと共に吹き飛ぶ唐沢。
・ 果たして唐沢の運命はいかに!


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佐野史郎出てこなかったんですけど・・・。

佐野史郎出てこなかったんですけど!o(`Д´#)ノ



劇場公開版に、未公開シーンや新撮シーンをくっつけて、代わりに色んなシーンをバッサリカットしたそうです。
そのバッサリ部分に、佐野史郎も入っていた模様です。
泣かない。 こんなくらいじゃ、あたい泣かない。

頭に来たので、絶対DVDは借りてやりません。

で、でも・・・、どうしてもって言うんなら借りてあげても・・  いや、やっぱやめた。

公開バージョンがどのくらい饒舌だったのかは知る由もありませんが(←借りる気がないので)、それらのシーンがここに戻されたら、もう少しは理解度があがるのでしょうか。
とにかく、「テレビ版だから」という言い訳はここまで乱暴に編集されたシロモノには通用しないのでは? と言いたくなるような説明不足&責任放置な作品。

・ バッサリ切られたであろうストーリー
・ セリフに強引に被せられたモノローグのせいで纏まりを失ったシーンの連続
・ お前誰やねん
・ お前も誰やねん
・ あだ名が全く一致しない罠
・ 子役が全壊
・ デブの双子だけは完璧(※ちなみに成長すると史郎になるらしい)
・ 世界が崩壊しそうな勢いのテロ攻撃なのに、全く変わらない日常
・ そのロボットどこに収納してたの

などなど、浮かび上がる謎の数々は、つべこべ言わずに原作を読めばいいんだよ!と言わんばかり。
しかしそう言うだろうと思ったので、既に原作はコミックレンタルで大人借り済みのアガサ。

この勝負、オレの勝ちだ・・・!

という事で、勝敗が決着済みの勝負を続ける必要もないので、第2章を観る事はないでしょう。
ま、たぶん夏頃になったらまたテレビでやっるでしょうしね。
ただし、その際に再び佐野史郎パートをバッサリ行くような不始末を仕出かすようだったら、さすがのアガサも黙っちゃいませんよ。
日テレの例のブタっぽいマークに、世界一有名なネズミっぽい耳を付け足して、ディズニーを困惑させるという地味な嫌がらせを決行しますからね。


(↑こんな感じ) 

それにしても、夢破れた大人たちが小学生時代の勇気や絆を取り戻して、想像を絶する様な巨悪に立ち向かうというクライマックスを、ここまでなんのカタルシスも無く作れるなんて・・・。
いろんな意味で凄い事だと思います。

願わくば、借りてきた原作は最高に面白いモノでありますように・・・。(´・ω・`)


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『ONCE  ダブリンの街角で』

2009年01月28日
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もうさぁ、つきあっちゃいなよ。

あらすじ・・・
夢はでっかくミュージシャン。
しかし今は諸事情から、しがないストリートミュージシャンでしかない男は、いつもの様にダブリンの街角で歌を歌う。
自作の曲を歌っても、誰も足をとめてくれないので、人通りの多い日中はポピュラーなカバーを。
そして日が暮れると自分だけの歌を。

ある日、いつもの様にギターをかき鳴らす男の前で、珍しく立ち止まった女がいた。
女は男の歌に感動し、歌に込められた裏話を根掘り葉掘り聞き出そうとする。
梨本さんか東海林さんかという喰らいつき様だ。
はじめはそんな女を疎ましく思った男だったが、結構美人だったのでちょっぴりグラっと来た。
話をしているうちに、もうちょっとグラグラっと来た。
女も音楽を嗜むと言うので、近所の楽器屋さんで軽くセッションをしてみたら、この上なく気が合ったせいで、その揺れはもはや大地震並みとなった。

女もまた、男に友情以上の感情を抱き始めていたのだが、その想いを成就させるには様々な問題がありすぎた。
やがて男は、素晴らしい音楽パートナーとなった女と共に、一枚のCDの製作を決意する。
それは男の長年の夢を形にすると言う事であり、同時に夢を本気で叶える為の一歩を踏み出すと言う事でもあった。
最高の楽曲を完成させ、確かな手ごたえを感じた男は、自分の夢に同行して欲しいと女に持ちかけるのだが・・・。


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恋人関係や夫婦関係というのは、曲作りの様なものなのではないかと思います。
それぞれが異なる楽器を持ち寄り、異なる旋律を奏でる。

二つの音は重なり、美しいハーモニーを生み出す事もありますが、時として耳障りな不協和音にもなりうる。
何度も作られてはボツられ、楽譜はまた書き直されて行く。
哀しい事に、相容れないセンスを持つカップルは解散を選んだりもする。
しかし、二人の目指す音楽が同じ場所に辿り着いた時、それは最高の楽曲となり、至上の喜びに導いてくれるのです。
オレがおまえでおまえがオレで。
定めの二人が描いた未来(そら)に、一羽のかもめが飛んで行く。
それでは歌って頂きましょう、 「男と女のダブリン慕情」。

演 歌 か よ 。(※違います)


この作品の主人公である「男」と「女」(※役名はありません)が共に作り出す楽曲は、それはそれは美しく、とてもとても胸に響く調べでした。
2人の声が重なった時に生まれる音の波は、この2人がきっと赤い糸で結ばれたパートナーなんだと思うに相応しい、完璧なハーモニーです。
そんな相手に出会えるなんて、そうそうあったものじゃありません。
絶対逃しちゃいけない。 
絶対離してはいけない。

しかし、男には心から愛していた彼女が、女には遠距離別居中の夫が存在。
どちらもその元(現)パートナーに未練を残しながら、目の前に現れた最高のパートナーにも強く心惹かれて行く。
さあ! あなたならどうする!!
ていうか、どうして欲しい? この2人に!

ここで、普通なら当然のように過去の恋に決別し、新しい人生の再スタートを切るであろうと思われた男と女は、大方の予想(期待)を裏切って別々の道を選びます。
しかも元のパートナーと。

お前ら何してくれてんねん!(`Д´#)ドリャー

安易なハッピーエンドは好きでないアガサですが、ここまで音楽センス(なんていうか・・波長?)が一致する2人が離れてしまうエンディングには、正直ガッカリしました。
ガッカリというか、勿体無いというか。
で、それぞれが元さやに納まると言うオチも納得行かない。
男の元カノは別の男を作って逃げた様な女だし、女の旦那は彼女の音楽性を全否定する様な男。
なのに、時間が経ったからって復縁しちゃうか? そんな簡単な問題じゃないと思うのだけど。

ここで敢えて別々の道を選ばせた理由は、「現実なんて所詮こんなモノなんだよ」というシニカルな視点なのか、それとも「この物語はフィクションであり、実際の人物とは一切関係ありません。また、劇中のマヨネーズはスタッフが責任を持っておいしく頂きました。」ということわりなのか、っていうかマヨネーズってなんだよ。(※マヨネーズは出てきません)

もしかしたらこれは、一種のお伽噺なのだと言う事なのかもしれませんね。
理想の、運命の相手に巡り逢えるという、夢のようなお伽噺。
でも、夢は必ず醒めるもの。
現実は容赦なく訪れ、人は誰もみな、それを受け入れざるを得ないのです。
なんかちょっと胸が痛いですね。
幸せな夢のあとに、いつも訪れる痛みなのかこれは。


さてさて、ストーリーについて書いてみましたが、本作の一番の見所はやはり音楽な訳ですよ。
昨年のオスカーで主題歌賞も獲りましたしね!
主人公のカップルを演じるのは、実際にアイルランドの人気歌手であるグレン・ハンサードと、チェコ出身の歌手マルケタ・イルグロヴァ。
プロの俳優ではないお陰で、より役柄の持つ不器用さを感じる事が出来ました。
と言っても、演技が下手とか言う訳ではなく、いい年をした大人のピュアな恋愛を実に自然に表現していたと思います。
で、専門分野のシーンになると、水を得た魚のように活き活きとして行くのもまた役柄に合っていて良い。
ぎこちなかった2人の距離が、セッションを経てマッハのスピードで縮まる様は、まさに魔法です。
音楽という、共通言語が持つ魔法。

これはミュージカルといってもいいかもしれません。
「PVみたいだ」という評も見かけましたが、そんな野暮な事言うたらあかん。
不自然さの抜けた、大人のミュージカルと言って下さい。
なので、音楽に興味ない方はもしかしたらピンと来ないかもしれませんねぇ。
ただ、音楽(ロック)が好きな方は間違いなくズキュゥゥゥゥゥン!と来ると思います。

それにしても、ここ数年観た映画の中で最も、鑑賞後にサントラが欲しくなった作品でした。
マジ欲しいんだけど~、みたいな。
あと、やっぱり楽器が演奏できる人ってステキだなぁ・・と。
ギターをかき鳴らして歌う姿って、最高にグっときますよね。
これでメガネがあったら、「グ」どころじゃ済まなくなりそうですが。(/∀\*)イヤン


最後にもうひとつ。
物語の中盤に2人が会話するシーンで、チェコ語(?)が登場するシーンがあったのですが、WOWOW鑑賞だったのせいか字幕が無かったのですよね。(DVDにはついてたのかなぁ)
その会話は女の旦那についてなのですが、男が彼女に「まだ彼を愛しているの?」とチェコ語で聞くと、女はチェコ語で何かを呟きます。
その一言がどんな意味なのかが判らない。
物語上でもその意味は明かされず、男は「今のなんて意味?」と聞くのですが女はただ微笑むばかり。
なんですか! 超気になるじゃないですか!

なんかこれって、「あなたを愛してる」とか言ってそうじゃね?
「愛してるのはあなたよ」とか言ってそうじゃね?
“himじゃなくてyou”って言ってそうじゃね? そう思わね?
と気になって仕方ありませんでしたので、鑑賞後調べてみましたら、やっぱりここのセリフは「あなたを愛してる」だったみたいです。

お前ら何してくれてんねん!(ノ ゚Д゚)ノ === ┻━┻ガシャーン

やっぱりやんけ! やっぱりそうやったんやんけ!
好き同士だったんやんけ―――!!
なんですかこの「とっくにお互いの気持ちは通じているのに通じていないフリをしてそれぞれの道を行く」みたいなノリは!(ノリというかそのまんま)
ホントに歯がゆいです。
you、「好き」って言っちゃいなよ! って心の底から叫びたいです。

と思ったのですが、よく思い出してみたらこの2人、リアルで付き合っていたんでした。(※グレンとマルケタさん)

・・・

・・

へいへい、よござんしたね。( #-ω-)y-゚゚゚  (←なんかカチンと来たらしい)


作品自体はとても感じのいい良作でしたし、音楽も胸に残る素晴らしい楽曲揃いでしたので、皆様も是非ご覧下さい。


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『FRONTIER(S) フロンティア』 

2009年01月26日
フロ
使いも使ったり、その血量400ℓ。

はいどうも、アガサです。

先日ちょこっと皆様にお知恵を拝借していた、当ブログの移転の件ですが、諸事情により全て白紙に戻すことになりました。
その節にコメントを下さったみなさま、本当にありがとうございました。
なんかゴタゴタして申し訳ありませんでした(´・ω・`)

今までどおりFC2にて頑張って参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

という事で、はてなの方で書いていた 『フロンティア』 レビューを出戻り記載の巻。


あらすじ・・・
「よし、オランダに行こう!」と彼は言った。
と言う事で、先立つものが必要なので銀行を襲った。
二手に分かれて逃げる途中で、お兄ちゃんが撃たれた。
仲間を先に国境へ向かわせ、とりあえずお兄ちゃんを病院に運んだ。
お兄ちゃんが死んだ。
超泣けた。

その頃、先行していた仲間が辿り着いた辺境の宿は、にゃんとキチガイの宿だった。
キチガイから逃げ出した仲間たちだったが、崖から転落して巡りに巡って、結局またキチガイの総本山に迷い込んだ。
遅れること数時間、私たちも宿に到着した。
まさか仲間たちが襲撃されていたとは知る由もなかった私たちを、宿の主人が別宅へと招待してくれた。
そしたらどっこい別宅には、さらなるキチガイが待ち受けていた。
キチガイというか、ナチの親衛隊ね。
これはヤバいと逃げ出そうとしたけど、屈強な大男たちに阻まれてサックリ身柄を拘束された。
私たち(私と元カレのアレックス)は、ブタ小屋に鎖で繋がれ、どうにもこうにも殺される雰囲気たっぷりだった。
その時、私の妊娠がきっかけで喧嘩別れしていたアレックスが漢(おとこ)気を魅せた。
火事場のクソ力で私の鎖をザンパノ((エイヤーって引き千切る))して、逃がしてくれたのだ。
ヤダ・・・そんな事されたら・・あたし・・・あたし・・また、好きになっちゃうかも・・・*:.。.:*゜( n´∀`)n゜*:.。.:*
なんて悠長な事も言ってられないので、とりあえず逃げた。
でもすぐキチガイの仲間に捕まった。
腑抜けでどうもすみません。

逃亡を知って怒り心頭のファシストじじいが、アレックスに銃を突きつけた。
アレックスは最後の根性を振り絞って「クソじじい死ね!」と罵ったが、言葉だけでは銃に勝てるはずもなく、あっさり射殺された。
一方、じじいは私の妊娠を知ると態度を一変させた。
どうもこのじじいは、家族を増やす事に重きを置いているらしいのだ。
「純粋な血族こそ国家の宝!」とかなんとか素晴らしくキ印な発言を繰り返しているが、この子移民の子なんだけど。
そんな事見りゃわかんだろ!じじい!ボケてんのかよ!バーカバーカ!

しかしどうやら、じじいにとっては本当の遺伝子など大した問題ではなく、とにかく若い母親が必要だっただけなのだ。 
「ボケてんのか」とか言ってゴメン。 つまり形振り構わずって事だったのね。失敬失敬。
鎖を解かれ、じじいの長男の嫁としてキチガイ家族に迎えられる事となった私は、一時は抵抗する気力も無くし「どうにでもなれ」と思っていたのだが、加齢臭のキツイ長男に唇を奪われた事で怒りに火がついた。
ただキスされただけでもキモいのに、キスしたあと口をベローンとかもう! (`Д´*)ノ゙ エロおやじ!! エロいんだよてめぇ!
そこで、手元に置いてあったナイフを手にじじいを人質にとり、
お前ら! 撃てるもんなら撃ってみろ! じじいの喉元掻っ捌いてブタみたいにギャーギャー叫ばしてやんぜ!
って言ってみたら、ホントに撃ったバカがいた。
じじいポックリ。
こりゃビックリ。

一家の長であり、総統でもあるじじいを失った一家は我を失い私に襲い掛かってきた。
いやいやいや、じじいを撃ったの私じゃないんだけど。(´д`;)
しかし、私も私で相当な怒りを身に纏っていた。
仲間はみんな殺されたし、その一部なんか食卓に出されちゃたし、アレックスもせっかく仲直りしかけたのに死んじゃったし、おなか痛いし、お兄ちゃんも死んだし、もう誰も居ないじゃない! 信じらんないっつーの! 文字通りシングルマザー確定だっつーの!
かくして、キチガイ一家と私の壮絶なサバイバルゲームが幕を切って落とされた。
勝つのは私か、それともキチガイか?
血で血を洗う闘いが、今始まろうとしている・・・。


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今、フランス産ホラーが面白い!
『ハイテンション』のアレクサンドル・アジャ、『屋敷女』ジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロに続いて、オサレの都・フランスから送り込まれた第3の刺客、ザヴィエ・ジャンの長編デビュー作『フロンティア』。
去年一部の劇場でひっそりと公開されたものの、当然のように我が岡山には来なかった本作を、ホラー番長ことwataruさんが快く貸して下さったお陰で鑑賞出来ました。
おありがとうございます~゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚

先ほど述べた2作品に比べると、残酷シーンは前半やや大人しめだった本作ですが、後半は足りなかった赤血球を取り戻すかの様に、血しぶきのオンパレード。
食肉解体用テーブルのこぎりで胴体縦まっぷたつ!
ライフルで頭破壊。

・・・
・・
ん?
そんなもんか?
(400ℓはもっぱらのこぎりシーンで使用と思われ。)

しかし、その他にもちょいちょい挟まれる拷問シーンの痛そうな事と言ったら・・・!
アキレス腱をちょっきんとか、喉元噛み千切るとか、フックで足首貫通とか、全く爽快さのない表現はさすがはおフランスざますねぇと言ったトコロでしょうか。

冒頭のフランス移民チームによる暴動シーン(ニュース映像)のお陰で、なんだか社会派っぽい雰囲気を醸し出していましたが、要はバカな若者が田舎の怖い家に迷い込んでどんじゃらホイという単純極まりないサバイバル・ホラーですので、構える事なく気軽にご覧頂ければよろしいかと思われます。
極右政党が政権を奪いそうなフランスから逃げたマイノリティの若者たちは、逃げたつもりがもっと手加減の無いナチの生き残りに捕まってしまう。
何事からも、逃げるんじゃなく、立ち向かわないといけないんだ!というメッセージを感じなくもない事もない。 てことは無いって事か。
暴動騒ぎに乗じて強盗を働いた若者が、撃たれて瀕死の仲間の分け前を巡ってリーダー争いをした構図が、後半のナチの巣窟で再び似たようなリーダー争いとして繰り広げられたり、ホント人間ってヤツはしょうがない生き物ですね。

で、どいつもこいつも無残に殺されて行き、最後に残るのが妊婦2人だけだったと言うラストが実に希望に溢れていて素晴らしい。
結局未来を握っているのは女なんですよね。
そうだよ!そうなんだよ! 男は黙ってついて来りゃあいいんだよ!! 
(何か違う様な気もするが、そういうホラーが一番面白いんですものねぇ。)

しかし、その過激な生き残り戦や、ダークで美しい映像や、陰惨な雰囲気の素晴らしさとは裏腹に、ところどころに物足りなさを感じ無くも無い。
最初に襲われた若者から、意味ありげに回収された携帯電話・・・。 でも特に物語に絡んでこないのはアレか? ザヴィエ忘れちゃったのか?
狭い横穴を這って逃げる若者の後ろから意味ありげに追いすがってくる不気味な人影・・・。 でもその後大して出てこないのはアレか? 『ディセント』がやりたかっただけか?
納屋の入り口に意味ありげに置かれた粉砕用トラック・・・。 これもてっきりラストで大ミンチ大会が開かれる用なんだと思っていたけど、結局出てこなかったのはアレか? ベッソン野郎(※本作プロデュースの元祖・金髪豚野郎)に「ミンチより爆破!」って吹き込まれたか?
黒髪が気に入らないからってヒロインの長い黒髪をバッサリカットさせたナチのじじいだけれど、肝心のその家族の女性はほとんど黒髪なんじゃん、と言うのはアレか? 『ハイテンション』がやりたかっただけか?

伏線のように思えた小道具や設定の数々が、なんとなくお座なりにされていた様な印象が残るのが残念極まりないですね。 それ以外が素晴らしかっただけにね。

さて。 本作でアガサの胸を最も鷲づかみにしたのは、キチガイ一家に子供の頃浚われ、子を産む機械として育てられた少女。
キチガイたちから「オレたちの言うことを黙ってきいてりゃ、そのうち親が迎えに来るだろう」と嘯かれ、しかもその嘘八百を信じるしかなかった少女。
近親相姦の種を植えられたせいで、生まれてくる子供は奇形児ばかり。
同じ妊婦同士ということでヒロインに並々ならぬ感情移入をし、時にはママ友、時には年の離れた姉妹、また時には生き別れた母親に向けるような眼差しでヒロインに接する少女は、そのヒロインの脱出を助けたのち「一緒に逃げよう」と諭されますが、頑としてそれを拒みます。
キチガイの種から生まれたモンスターの様な子供でも、彼女にとっては大事な我が子。
その子供たちを捨てて逃げる事なんて、彼女には出来なかったのです・・・。
唐辛子を飲ませて幼子を殺す様なヤツには、彼女のつめの垢を400ℓくらい飲ませてやりたいものですね。

ヒロインの豹変&頑張りも素晴らしいですが、この少女(今は大人?)のシークエンスがあったからこそ、本作は「一見の価値アリ」と呼ぶに相応しい作品になったのではないでしょうか。
何も判らないままに監禁され、大きく狂わされた人生を全うするしか出来なくなってしまった一人の少女の姿が、憐れで哀しくて胸を締め付けます。


で、ここまで書いておいてなんですが、今回アガサはフランス語版英語字幕つきで鑑賞しましたので、実は内容が上記の通りだったのかどうか正直自信がありません。(えー)
と言う訳で、2月にリリース予定の国内版は、確認の為にも是非再鑑賞してみたいと思います。

そうそう、そんなボンジュールなフランス語ですが、英語で言う「STOP!」という台詞が、そのまんま「ヤメテー!(Arrêtez!)」だったトコロが非常にアンニュイかつシルブプレな感じで勉強になりました。
いつかフランスでキチガイに襲われたら、迷わず「ヤメテー!!」と叫んでおこうと思います。

皆さんも是非お試しあれ!

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『ハプニング』

2009年01月25日
ハプ
「ありがとう」は大事。



あらすじ・・・
始まりは突然。
アメリカの多くの州でミツバチが姿を消した。
その解明もなされぬうちに、事態は次のステップに移っていた。
セントラルパークで、マンハッタンの路地裏で、一斉に人間が自殺し始めたのだ。
政府はテロ攻撃がなされたと発表し、テレビからは役に立たないニュースの洪水。
NYにほど近いフィラデルフィアでも、テロの危険性から一斉疎開が始まる。
科学教師のエリオットと妻のアルマは、親友の数学教師ジュリアン一家と共に、彼の実家に避難しようとしていたが、避難の途中で列車が緊急停止。
別の場所に向かっている妻を迎えに行く為、ジュリアンは一人娘ジェスをエリオットたちに託す。
行き先すらもわからないまま、エリオットたちはひたすらに安全な土地を目指して走り続けるが、謎の自殺現象は容赦なく彼らに忍び寄り、牧歌的な風景は地獄の様な死体の山へと一変するのだった。

果たしてアメリカで何が起こっているのか・・・?
エリオットたちを待ち受けているのは、残酷な結末でしかないのだろうか・・・?


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↓↓シャマラン監督の過去の作品群オチに言及しておりますので、未見の方はご注意下さい。↓↓


公園の緑の木々を見ていると何故だか心が落ち着く。
頬をかすめるそよ風に穏やかな春の訪れを感じる。
自然はいつだって人を癒し、浄化してくれる、頼れる相棒の様な存在なのだ。

・・・なんて、勝手に思ってやしないだろうか?

都会に点在する緑のオアシスが、人間どもの思い込みとは裏腹に、募り募った積年の恨みを晴らすべく一斉蜂起した。
オレたちの天然毒素攻撃を受けてみよ!
おいアイツら 「テロ攻撃に違いない」 とか言ってやがんぜ! ざまぁねぇな!( ゚∀゚)ヒャッヒャッヒャ

モノ言わぬ植物たちが放った天然由来の成分は、人間の自殺抑制神経をマヒさせ、まっしぐらに自己の破壊へと突き動かす。
そこに髪留めがあれば喉元に突き刺し、そこに銃があれば額を打ち抜き、そこが屋上だったなら地上めがけてダイビング。

人間に何の罪があるなんて聞かないでくれ。
強いて言うなら、この世に存在している事そのものが既に許されざる種族なのだ。
恐るべし! 植物の本気(マヂ)力!!Σ( ゚Д゚;)

はな  
と言う事で、とりあえずこいつらもブラックマンバとかに名称変更しとこうか。(※「あらあら♪おやおや♪それからどんどこしょー♪」のみなさん)

閑話休題。

今更言うまでもありませんが、 『シックスセンス』 で全世界の度肝を抜いて魅せたシャマラン監督は、オチだけが売りの監督ではありません。
いえ、オチだけを期待されていた監督ではありましたが、『アンブレイカブル』 以降の作品でその期待を小気味よく裏切り続けてくれたお陰さまで、未だもって「オチがうんぬん」とか言う様なお客さんはもう居ないのではないでしょうか。
シャマラン監督の持ち味はオチなんかじゃなく、自由な発想とどこか垢抜けないB級臭さ。そして、観客を置いてけぼりにしちゃっても気にしない大らかな心。
そのゆとりの精神があったからこそ、世紀の大傑作 『サイン』 や 『レディ・イン・ザ・ウォーター』 の様な愉快な作品が生み出せたのです。
これ褒め言葉ですからね。(念の為)

さて、ではそんな映画界のあばれはっちゃくことシャマランは、最新作でどんな奇想天外な物語を紡ぎだしていたのでしょうか。

キーワードはズバリ、エコ。

アメリカ北部の都市に吹き渡る一陣の風。
その風に当たった者は、次々と思考能力を破壊され、自ら積極的に死に臨む。
主人公のエリオットは、得意の分析能力を活かしてひたすら原因を追究します。
ま、追求つったってああだこうだ考えるだけなのですが。
人口の集中している都会を狙ったテロなのかなぁ?
でも田舎でも死人が出始めてるし。
最初に犠牲者が出たのは公園だった。ってことは、木がなんか関係あるとか・・?
それだ!それだよ!! 植物が放出した化学物質なんだよ!
人間があんまりにも環境破壊するから怒ったんだよ! きっとそうだ!
やべえ! 木こえー!!

という結論に割とサックリと至ったエリオットは、植物が狙うのは群れた人間だ。とさらに大胆な推測をして、少人数での逃亡を続けます。
相手は植物。 つまり自然、またの名をネイチャー。オーイエー☆(←意味不明)

どこに逃げようと、目に見えない自然の力は着実に人間どもを追い詰めます。
その上、助け合うべき存在の人間自体も未知の現象でパニックになり、我が身可愛さでよそ者を排除しようと銃を向ける。

いい感じに世紀末じゃないすか。 ロメロっぽくてハートにグイグイ来るでやんすね大将!( ´艸`)
で、原因はおぼろげに断定出来たものの、対処法は皆無。
他人はみんな敵。
ヒタヒタと忍び寄る死の恐怖。
なんでしょうこの絶望感!
主人公は、私たち人間は、どうすればいいのでしょうか?
助かる道は残されているのでしょうか?

余りに強大な敵(と言っていいか判りませんが)を前に、シャマランは一体どんな収束方法を用意しているのか・・・?
本編を観ていても予想のヨの字も出てこなかったアガサは、
まさかとは思うけど、水に弱い宇宙人が裏で植物を操っていたんだったりして・・・とか、
最後の最後にでっかい鷲が飛んできて主人公を乗せて飛んでいってくれたりして・・・とか、
実は斜めアフロのサミュエル兄貴が仕組んだバイオテロだったんだったりして・・・とか、
NYとかフィラデルフィアとかウソウソ!ホントはそこいら辺一帯オレの村なの!と言いながらウィリアム・ハートが出て来たりして・・・とか、
いやもしかしたら既に主人公一家も皆死んでいて、それに気づいていないだけなんだったりして・・・とか、今までのシャマラン作品が走馬灯のようにリスペクトされたオチを思い浮かべてしまったりなんかして。

どうだい、この一斉ネタバレ。(←迷惑です)

植物が分泌する化学物質を風が運び、人類に復讐する。 というネタを早めにばらしてから、後はその迫り来る脅威だけで息もつかせぬ物語を展開させてみせたシャマランは、やはり才能溢れるステキな監督さんなのだと思います。
特に、殺し合いではなく自殺という方法を使った点は、アイデア王シャマランの面目躍如と言えるでしょう。
自らの意思とは関係なく、淡々と死を選んでしまう恐怖。
そのきっかけになるのは、多分ササーっと吹き渡る突風なんじゃね?と言うザックリ感。
所詮人間は自然に太刀打ち出来やしない、とても果敢なく無力な存在である。という圧倒的な絶望感は、原因を宇宙人やウィルスやゾンビにするよりもずっと救いようが無く、ずっとリアルに感じられます。(なぜなら自然の全てが解明されている訳ではないから)

突然降り始めた豪雨がパタっと止むように、植物が原因と思われた自殺現象もほぼ一日でピッタリと終わってしまいます。
作中ではその終結の理由も明らかにはならず、自殺現象の原因が実際のトコロなんだったのかも結局説明されません。
後に残ったのは無数の死体の山と、幾つかの希望と、それを嘲笑うかのような新たな絶望の始まりだけ。
その投げっぱなしのオチを、アガサはありだと思います。
実生活の問題だって、何から何までハッキリスッキリ解決しやしない。
無理やりくっつけたオチより、謎を謎のまま残した終わりの方が問題提議にも繋がっていい。
ここに描いた物語は確かに荒唐無稽な部分もあるけれど、本当に私たちの生活はこのままでいいのだろうか? 自然に対するリスペクトっつーの?そういうの必要なんじゃね?などと考えるきっかけになれば、シャマラン捨て身のR指定も少しは浮かばれる事でしょうとも。

さて、そんな映画界のエコ大使 『ハプニング』 ですが、いくつかの点が引っ掛かって仕方なかった事も書き残しておかない訳には参らすまい。


科学教師エリオットは誠実で堅実な好青年(青年でもないか)。
その妻アルマは、夫に言えない秘密を抱えている為、夫婦仲は微妙な空気に。
さぞかし盛大に、浮気のひとつもしているのだろうと思いますよね? 普通ね?
で、自分たちに迫った死の影を前に、アルマは意を決して夫に秘密を打ち明けます。
「ゴメンね・・、あたしこないだ、同僚のイケメンとデザート食べに行ったの・・・」

・ ・ ・ は ぁ ?( ゚д゚)

だから? と聞きたくなる様な不貞の事実に、「おまw たかがデザートくらいで本気で怒る旦那なんている訳ないだろww」とかなんとか思ってたら旦那さんがマジギレしていました。

みなさん、マークはどうやら無類の甘党らしいです。(マーク・ウォルバーグ=旦那役)

・・うん・・、あのさぁ・・、今度ケーキ買って帰ってあげるから許してやってよ・・。ていうか中学生レベルかよ。(今日びの中学生はもっと進んでるのか)

もうこの時点で“観客の共感をかうべき主人公カポーに共感出来ない”臭はしていたのですが、さらにその後の逃亡途中で、行き詰った彼らを匿ってくれた老婆に対する態度がヒドイ。
テレビや電話を引かず、一切の情報をシャットアウトして自給自足の生活をしていた老婆。
明らかに困っていた風の主人公たちに食事をふるまい、フカフカのベッドも与えてくれたと言うのに、こいつらはお礼の言葉のひとつもありません。
それどころか、連れていた少女がものも言わずに皿からクッキーを取ろうとした無作法に対し、大人らしい戒めを与えた老婆を評して「なんかあのババア感じ悪くない?」だなどと言う有様。

感じ悪いのはお前だよ! 
「田舎に泊まろう」を100万回見て勉強し直してこい!


そして翌日、“感じ悪い”老婆の部屋のベッドに、古びた少女の人形が寝かせてあるのを見つけた主人公は、事もあろうに「ヤバイ・・・ この老婆キチガイだ・・・」と暴言を吐くのですが、人の寝室に勝手に入り込んでプライバシーにガッツンガッツン侵入しておいてその暴言は何事ですか?!
キミはあれか? 
もしかしてこの老婆には幼い頃病気かなんかで亡くした娘がいて、それ以来、娘によく似たこの人形を大切にしていたのかも
みたいな泣ける話は浮かばなかったか?
なんや、閉鎖的な田舎の人間はみんなキチガイか?
『悪魔のいけにえ』が心のバイブルか?

最後の仕上げは、「植物は少人数を襲う」定義にも関わらず、一人っきりだったのに風を浴びてしまった老婆に対し、まさかのバケモノ扱いですよ。

一宿一飯の恩義を受けた上で、よくもここまで非情な仕打ちが出来たのものですね。
都会人こえぇ。


他にも、通信手段が無くなったからって電車が緊急停止していたけど、テレビもラジオも携帯も生きている状態なんだから、連絡方法くらいなんとかなるんじゃね? とか、極限状態の表現に若干の甘さも感じてしまいましたが、この老婆の一件にくらべればかわいいものです。
長い目で見れる範疇です。

と言う訳で、「みんなもっと、ありがとうの精神を大切にしなきゃダメだよ!」と言うメッセージに溢れた本作は、いろんな意味で普段の生活を省みるきっかけになる秀作なのではないでしょうか。
あと、「自然に敬意を!」とかね。

シャマラン監督にはこれからも外野の声に惑わされず、我が道を行く作品を作り続けて頂きたいものです。

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『ゾンビ’99』

2009年01月21日
zonbi99.jpg
「おはよう!」じゃねえよ。


あらすじ・・・
エロ

密談

エロ

エロ

船釣り

エロ

エロ

( 省 略 )
↓ 
島上陸

エロ

( 省 略 )

島をウロウロ

エロ

ウロ

エロ

ウロ

エロ

ゾンビ

エロ

( 省 略 )

おしまい


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とまぁこの様に、8割がエロな訳ですが、どうします?奥さん!
1.早送りする
2・停止ボタンを押す
3.デッキを叩き壊す
4.やり場の無い思いを歌に込めて路上ライヴ☆デビュー


こうして国民的人気デュオ・ゆずは誕生したのです。(「ゆずを作った男たち」幻冬舎刊)

みなさんも是非、お試しアレ!


・・・
・・
試せないじゃない?
そんな事言われても無理じゃない?
まずギターとハーモニカを買って来ないとダメじゃない?
長い長い下り坂をゆっくりゆっくり降らないとダメじゃない?
と言う事で、アガサは迷わず「1」を選びました。
すなわち早送りの刑です。

あたしなんざぁ、まだまだゾンビ道に於いてはひよっこでやんして、それこそ普段お世話になっている盆踊りさんとかしんさんとか、ゾンビの世界を知り尽くした方々には到底及びもしない訳なのですが、それでも今まで観てきた幾許かのゾンビ映画の中で、本作ほどゲンナリした作品はありませんでしたね。
もう全てが最低です。

なにが最低なのかと言うのは、もうこのパッケージとか、やたらと改行の多いあらすじとかを見て頂ければ大体察しがつくかもしれませんが、なんかもう兎に角カスッカスなのです。

本土の人間からは「曰くつきの超コワイ島」と恐れられている無人島を、都会のお金持ちがまんまと騙されて購入。
一大リゾート地にする為の視察用にと、貸しヨットを手配しようとします。
「君は腕のいい船乗りらしいね」
「まあな」
「そこで頼みがある。 キャット島に乗せていってくれないか」
「あそこは不吉だから断る」
「そこをなんとかキャッシュで」
「わかったニャン♪」
吉本新喜劇かよ。(←新喜劇に失礼な発言)

で、この船乗りが何を隠そう本作の主役な訳ですが、どうでもいい事なので省略します。

かくして一行は、小洒落たヨットに乗り込み、キャット島へと向かうのですが、さて、この島はどうしてキャット島と呼ばれているのか?
1.猫が沢山いるから
2.島の形が猫に似ているから
3.猫の額のように狭いから
なんて書いてみましたが、どれも不正解なんですけどね。
どうだい? カチンと来ただろう?゚・。・(ノ∀`)σ・。・゚ ヒャーッヒャッヒャ 
実はそれこそがこの映画の正体なのです。
つまり、デタラメで適当、繋がり無視の悪ふざけ映画。

パッケージの裏に書いてある「エマニュエルVSゾンビ」の文字が表すように、エロとゾンビの華麗な融合を志した(であろう)内容は、志半ばでエロパワーに屈してしまったのか、序盤からひたすらエロ描写一辺倒に。
100%必要性の感じられない脱ぎシーン。
やたらとシャワーシーン。
ムサいオヤジと絡みシーン。
何の脈絡もなくストリップシーン。
とにかくエロシーン。
胸焼けがする程惜しみないサービスシーンの数々は、しまいにゃ画面に映るボカシで開始を察知。
こうなったら負けじとアガサも早送りスタート。
わしゃこう見えても女やっちゅうねん。
乳丸出しにされても、なんも楽しくないっちゅうねん。
と言うかもうさぁ、みんな服着ようよ!後生だから!( ノД`)

あと、お尻のアップもゲップが出る程映し出されるのですが、みんなオデキ出来すぎ。
食生活の改善をお勧めします。

で、なんだかんだで渡ったキャット島でも、またもやあっちでウマウマこっちでウマウマ。
謎のじいさんとその孫娘が一行に、「早く立ち去るのじゃ」と警告を発するものの、その孫娘(実はゾンビ?幽霊?)もまたフェロモン爆発で、船乗り相手にえっさほいさと大運動会。

1時間15分も過ぎたあたりで、やっとこさ本格的に登場するゾンビはというと、頭に手ぬぐいを巻いた農民風情。
例えるなら、悪代官に泣きついて足蹴にされるタイプの農耕民族。
「おねげぇですだ」がマストアイテム。
この春流行間違いなしの「泥を塗りつけただけ」メイクで、ゴージャス+かわいい感を先取り。
ボディに無造作に巻きつけたボロ布は、シンプルながらエレガントさも感じさせる上級コーデ。
もう自分が何を書いているのかわからない。

で、そんな農民イズムのゾンビ集団が、早送りにして丁度いいくらいの超スロースピードで島内を練り歩く。
勿論怖い訳が無い。
ただ、頭数だけは多いので、それなりに不気味で幻想的な雰囲気は醸し出しています。
だからなんだと言われても困るのですが。
ゾロゾロと現れた農民(ゾンビ)は一応人も食べますが、特殊メイクにかけるお金が無かったのか、若干血のついた物体をモソモソと口にするフリだけ。
一応首も飛びますが、自主映画レベルの切株描写にあくびのせいだけではない涙が滲みます。
そして画期的なオチ。
ゾンビの対抗策として、こんな斬新な方法があったでしょうか!
斬新過ぎて逆に新しい?みたいな!
ていうか、逆にふざけんなこんちきしょうみたいな!(逆なのか?)

見所がなんだったのか、見終わって何が残るのか、と問われたら、「何も残らない」としか答えようのない 『ゾンビ’99』 。
掘れども掘れどもアサリはおろかマテガイすらも出てこない、出るのはただアタックバイオジェルの空容器だけだった潮干狩りの様な本作ですので、賢明なみなさまは絶対にご覧になりませんように。
ただし男子のみなさんは除きますので、自己責任に於いてご検討下さい。
まぁ、おっぱいとおしりだけはたらふく出てきますので・・。

それにしても、ゾンビ映画という沼には底が無い。という事実を改めて思い知らされましたねぇ。
奥が深いなぁ! 失敗も多いけどね!!
下には下があるように、きっと更なる高みにも到達出来るはず。
そう信じて、これからもゾンビと名がつく作品に挑み続けて行きたいと思いました。


あと、この 『ゾンビ’99』 に関しては、もう二度と観たくないので、もし欲しい方がいらっしゃいましたら抽選で一名の方に差し上げます。(中古ビデオでよろしければ)
ただし、岡山まで引き取りに来て下さる方限定で。

うそです。

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