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『DIARY OF THE DEAD』

2008年09月29日
ダイアリー
塾長御大自らのお出まし、恐悦至極に存じます!

実は、かなり以前にとある方からお借りしていたものの、なんとなく観るのが勿体無い気がして先送りにしていた 『DIARY OF THE DEAD』 。
貧乏性でどうもすみません。
で、日本公開を目前に控え、ついに封印を解いて鑑賞に至ったのですが・・・

・・・これ、原語版だったのな・・・orz(そりゃそうだ)

最近「DS英語漬け」をおさぼり気味だったナマクラ脳のアガサには、ちょっぴりほろ苦な大人テイストだった御大の新作(※つまり英語が難しかった)では、果たしてどんなゾンビ渦が広がっているのか?
話半分でレッツ感想!!

※ 公開前につき、オチバレなしの安心設計 ※


あらすじ・・・
それは突然始まり、あくる日には全てが変わり果ててしまった。
大学の卒業課題の為、山奥でホラー映画の撮影をしていたジェイソンたちは、ラジオから流れてきたニュースにその耳を疑った。
ラジオは、「世界中で死者が蘇えり、人を襲い始めている」と伝えていたのだ。
信じない者、慌てて家に帰る者、テロや災害のニュースに慣れっこになっていて動じない者。
色んな反応が飛び交う中、とりあえずジェイソンは学生寮に残っている筈の恋人・デブラを迎えに向う。

既に無法者による強奪が始まっていた女子寮で、何とか無事に生き延びていたデブラから 「実家にいる家族と合流したい」 と頼まれたジェイソンは、撮影班の学生達と共にデブラの実家に向う事に。
テレビから流されてくる偽りの報道や、ネット上のあちこちで公開されている陰惨な動画。
どこからも答えを導き出せないまま、ひたすらにデブラの実家に辿り着く事だけを目指し、屍を超えて行く学生達。

ジェイソンは、そんな彼らの様子を、何かに取り憑かれたかの様に撮影し続ける。
その動画をネットで公開する事が、世界を救う小さな一歩になると信じて。
やがてジェイソンたちは、多くの犠牲を出しながらやっとの思いでデブラの実家に到着するが、そこではさらなる絶望が、彼らを待ち受けていたのだった・・・。


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御大はホントにゾンビが好きなんですね。
私も大好きです。
もうこうなったら、御大とけっこんするしかないか!(←結論を急ぎすぎ)

若い頃は自分と違うタイプに惹かれていたものですが、最近は自分と嗜好や思考が近い人に惹かれてしまいますよね。
・・・と、よく言いますよね。(←各方面にむけてのフォロー)
と言う訳で、危うく御大に海を越えてプロポーズしそうになってしまいましたが、言葉の壁が大きすぎて断念しました、アガサですこんにちは。

ロメロ御大が過去に描いてきたゾンビ作品は、どれも人間の本質を私達に突きつけるモノでした。
極限状態下に於いては、人間と言うものがどれだけ浅はかで、愚かで、脆くて、醜悪な生き物になってしまうかと言う事を、冷静な眼差しで描いてきた御大。
それらの、剥き出しの本能の前では、人を思いやる気持ちや守りたいと言う気持ちまでが、見事に踏みにじられ、裏切られる。

この悲劇の舞台は、なにもゾンビである必要はありません。
感染でもいい、テロでもいい、核戦争でもいい、とにかく最悪の極限状態下なら、どんな舞台設定でも描く事の出来るテーマなのではないでしょうか。
そこを、敢えてゾンビ化現象下にする御大のゾンビ愛ったらもう・・・。
そうですねぇ、喩えるなら、もしもロメロたんがドリフのメンバーだったならネタ会議の度に
「もしもゾンビが板前だったら・・・」
とか
「もしもゾンビが銭湯の番台だったら・・・」
とか提案して、そりゃもう長さんに怒られていたのではないでしょうか。
「荼毘だこりゃ。」ってね!

↑つまんねぇ・・・.。* ゚ + 。・゚・(ノД`)
(しかもゾンビは土葬の場合のみだから、荼毘じゃないし。)

ええと、気を取り直して。
で、今回もまた現代社会に“ゾンビ化”という強力爆弾が投下される事で、様々な悲劇が展開してゆくのですが、実はこれが結構肩透かしだったりするのですよねぇ。
何故かと言うと、「身勝手なメンバー」「身内のゾンビ化」「軍の横暴」「強奪者と化した人々」などと言った、今までのゾンビ作品で散々目にしてきた事柄が、今回はかなりアッサリ目に描かれるのです。
血糊もそんなに多くない。
派手な暴動もない。
愛憎絡んだゴタゴタもない。
ゾンビとの心温まる交流も、勿論無い。
主人公とその仲間たちは、実に淡々と車を走らせ、強奪者をかわし、屍たちの脳ミソをぶちまけて行く。
ですので、「物足りない」と言われれば、確かに否定は出来ません。
大きな山場も無く、“気がつけばエンドクレジットだった”というような印象も、感じなくは無い。

ぶっちゃけあの頃が懐かしい。(どの頃だよ)

では今回の見所は何なのかと言うと、皆さんもうすっかりご承知でしょうが “POV方式” という点なのですね。

ドキュメンタリー監督を密かに目指していたジェイソンは、このゾンビ化現象を千載一遇のチャンスと考え、全てを記録する事を決意します。
あわよくば、これがきっかけで一流監督に仲間入り出来るかもしれない。
この動画を観た人が、何かの生き延びるヒントにしてくれるかもしれない。
自分は、ヒーローになれるのかもしれない。
そんな淡い期待と若さゆえの正義心から、周りがドン引きなのも気に留めず、ひたすらカメラを回し続けるジェイソン。
そしてその行為は、徐々に常軌を逸した情熱を持ち始める。

10数年前に論議が巻き起こった「ハゲワシと少女」の写真や、つい数ヶ月前に起きた秋葉原通り魔事件での写メ騒動で深く考えさせられてしまうのが、“報道(記録)優先か?”“人命優先か?”と言う点。
本作のジェイソンも、目の前で友人が襲われようと、死に瀕していようと、躊躇することなく撮影を続けます。
たとえ恋人に制止されても、決して止めようとはしない。
ジェイソン自身は、それを“報道人としての義務だ”と思い込んでいたのでしょうか。
しかし、異常な執着心でカメラを放そうとしないジェイソンを見ていると、彼はカメラのレンズを通して陰惨な世界を観る事で、現実逃避していたのではないかと言う気がしてなりませんでした。
手に触れる距離にある現実が、まるでテレビやパソコンのモニター上で見る光景の様に感じれる事で、ジェイソンはなんとか正気を保とうとしていたのではないかと。
だから彼は、ファインダー越しの目撃者でいる事が止められなかったのではないかと。

そして、彼の周りの学生たちもまた、ジェイソンの行為に冷ややかな目線を送るものの、いざカメラを手渡されると、撮影の手を止める事が出来なくなります。
これもまた、ジェイソンと同じ心理が働いてしまったのではないでしょうか。

じゃなかったら、あと考えられるのは大人の事情だけですけど・・
んな訳ないよね?ね、ロメロたん!
(大人の事情=POV方式を死守する為)

ジェイソンが撮った映像や、その他大勢の一般人が撮った、生の映像・・・。
大手のマスコミが流すそれとは違い、何の操作もされていない筈の映像ですが、しかし結局、撮影した人間の目線でしかない・・。
撮影者が見逃した瞬間や、気付かなかった死角には、また違った真実が潜んでいるかもしれないのです。
それに、ネットの普及により数え切れない程の動画(映像)が鑑賞可能になったとは言え、その中には明確な答えなど無いのも事実。
多くの人が死んで行く惨状や、人が人で無くなる瞬間を見て、あなたは何を感じ、選択するのか?
「世界の終わりが来たんだ・・死ぬしかない」
と思うのか
「自分だけは人間性を保てるよう頑張ろう」
と思うのか
「ゾンビなんか皆殺しにしちまえ!」
と思うのか・・・。
映像は、確かに色んな現実や情報を与えてくれますが、「じゃあ自分は何をどうすべきなのか?」という答えは、結局自分で導き出さないといけない。

だったらジェイソンやその他大勢の志(動画うp)は無意味なのか? と言う訳でもないのですが。

うーん・・・難しいなぁ。
御大は今回も、とても大きな課題を突きつけてくれた様な気がします。

もしくは、難しく感じるのは「英語が理解出来てないだけ」かもしれないので、字幕版が公開されたら必ず観に行こうと思います!
あぁ・・・そうなんだよねぇ・・どこかに英語を母国語の様に操りゾンビ愛に溢れるメガネ男子がいてくれればねぇ・・・そしたら隣で同時通訳して貰いながらメガネも堪能できて一石二ちょ・・なあんてね!やだなぁ、うそうそ!(←各方面にむけてのフォロー)

あと、アガサが今回一つだけ気に入らなかったのは、グロ映像がほとんどCGだった点。
華麗に散る血飛沫は確かにスタイリッシュなのですが、もっとおどろおどろしい血糊の方が好きですねぇ・・なんと言うか、粘っこい(赤血球が多そう)というか・・・。
いつまでも、あらゆる角度(目線)からゾンビ化現象を描こうとする御大の生き様に敬意を表すると共に、次はもっと手作り内臓ぶちまけバージョンになる事を切に願って、今回のレビュ-を終わらせて頂きたいと思います。

そうそう、御大に傾倒する各ホラー界の著名人が、ちょいちょい声の出演をされているトコもお聞き逃しなく!
中でも、「世界の終わりの始まりだー!ハレルヤ!」と狂信的に喚き散らすスティーヴン・キングの熱演は、超ノリノリで必聴です☆

本作を快く貸して下さった○○さん、本当にありがとうございました。


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恋空の追記 と ほんのちょっとしたお知らせ。

2008年09月26日
こんにちは、アガサです。
先日、 『恋空』 のレビューをアップしましたところ、アクセス数が平時の約2割り増しにまで跳ね上がりました。どうもありがとうございました。

なんだかんだいって、恋空ってばみんなに愛されてんのな!(あー羨ましい)(←棒読み)


で、あんな長い記事を書いておきながら、後で書き忘れていた事を思い出しましたので、ちょこっと追記。

・ 美嘉はヒロの事を、何度も「川のような人だ」と喩える。
最初は「顔みたいな人」って言ってるんだと思いました。 
pic04_0703.jpg ←顔みたいな人 (予想図)
で、その後「速い流れで皆を巻き込んで、どんどん先に行ってしまう」とかなんとか補足が入ったので「川」だと判明。 でもその後言っていた時もやっぱり「顔」に聞こえました。
「あめんぼあかいなあいうえお」100万回やってから出直してこい。
・ その話を聞いたかませ犬は、「だったら俺は海になるよ」と言う。
「何度でも打ち返して、美嘉の傍から離れない」んだそうです。 何度か頭の中で反芻しているとジワジワ怖くなる、魔法の言葉だなぁ。
・ 最終的にヒロは、「オレは空になる」と言い残す。
「美嘉がどこにいても見つけられるから」だそうです。
なんかもう、どいつもこいつもストーカーばっかだな。

あと、ヒロさんは 「川」 なのか 「空」 なのか、ハッキリして欲しいです。

それから、先日の記事の中で
強姦シーンにお花畑が使われたのは、大分の観光課の陰謀だ。
と書いたのですが、その後コメントを下さった方から
あのお花畑があるのは木更津市です
とのご指摘を頂きました。
訂正してお詫び申し上げます。
ナマ言ってすみませんでした。

まぁ、どっちにしてもクソ酷いシーンである事には変わりないのですけd・・(モゴモゴ

と言う事で、以上で『恋空』関連記事はおしまいです。
今回の記事を見た世帯主さまから『未来予想図』はもっと泣けるらしいとの有力情報を頂いたのですが、今回の事を教訓にして観ずに貶す事にします。


ええと・・・。
ほんのちょっとのお知らせに関してですが、少し前からmixiの方にも出没し始めました。
まだレビューなどは載せていないのですが、ちょっとした日常の戯言などを書いたり書かなかったりしております。
もしアカウントをお持ちの方は、またそちらの方も覗いてみて頂ければと・・。(ホントに私事ですみません)

では、またお会いしましょう!
か~ら~あ~げ~。(←深い意味は無い)



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『恋空』

2008年09月23日
こいそら
その1200万人とやらに、小一時間話を聞いてみたいものですな。


こんにちは、アガサです。
以前記事の中で、『恋空』に関して大変失礼な言い回しをしてしまったにも関わらず、実は自分が未見だった事を、今更の様に反省しております。
全国の女子高生のみなさん、どうもすみませんでした。
ナマ言ってすみませんでした。

という訳で粛々と鑑賞。

あらすじ・・・
・ 高校に入学したてでウッキウキの美嘉は、親友アヤの意中の人から声を掛けられる。そして、その意中の人の親友からも目をつけられる。
声高には言わないだけで、じっとりとモテ系な事をアピール。 クラスに居た居た、こういうタイプ。
・ 夏休みの3日前、美嘉は携帯電話を無くしてしまう。そして探索の果てに図書館で発見された携帯は、何故か全てのアドレスやメール内容が消去されており、さらに追い討ちを掛けるかのように、見知らぬ人物からの着信が・・・。
「あなた誰なの・・?!」
「・・・ナイショ。 またね、美嘉ちゃん。」
普通に怖いよ。  『スクリーム』の冒頭シーンかと思ったよ。
・ 夏休みに入ると同時に、美嘉の携帯に“ナイショの人”から怒涛の着信ラッシュ。 
要するにストーカーですよね。 てか、何故携帯の番号を変えないんだ?
・ 結局ひと夏をその彼との電話だけで過ごした美嘉は、いつしか恋心を募らせて行く。
要するにストックホルム症候群ですね。(←ちょっと違う)
・ 新学期になり、念願叶って出逢った彼はアヤの好きな人の親友だった!髪が金髪で不良みたいだったので逃げ出す美嘉。しかし、その直後彼の優しさに触れ交際をスタート。
「優しさ=花壇を大切にする」 ・・・昔の不良かよ!
・ 授業中、彼(ヒロ)からメールで呼び出しを喰らう美嘉。待ち合わせ場所の図書室から抜け出し、学校も抜け出し、ヒロの家で初めての情事。
美嘉、フットワーク軽すぎ。 ヒロ、図書室を私物化しすぎ。
・ ロスト・バージンの感想は 「優しい痛み」 だそうです。
やってる事は、かなりイタ痛しいですけどね・・・ 違うか?!
・ 数日後、ヒロと待ち合わせ中の美嘉を、突如荒くれ者の集団が拉致する。
ヒャッハー!!ここは通さねぇぜ!!!
・ 美嘉を乗せた車は、何故かお花畑に到着。すかさず逃げ出すものの直ぐに追いつかれ、お花に囲まれて輪姦される美嘉。
ちなみに、着衣も乱れず外傷も見当たらないのですが、流れ上「強姦された」と解釈しておくアガサは空気の読める女です。
・ すっかり日が暮れ、ようやく自転車で現場に辿り着いたヒロは、美嘉が強姦されたことを知り激昂。
ちなみに、着衣も乱れず外傷も見当たらないのにも関わらず瞬殺で「強姦された」と察知したヒロもまた、そこそこ空気の読める男です。
・ 美嘉、ヒロの姉(ヤンキー)に「強姦なんてさぁ、女に生まれりゃよくある事よ。あたしもヤラれた事あるし。」と励まされる。
ふざけてんのか?お前。 (お前=原作者)
・ 強姦事件の首謀者はヒロの元カノだった。 一応女の子なので、ヒロの姉から鉄拳制裁。
髪切りリンチで一件落着。
・ 家に帰った美嘉を見た両親は血相を変え、翌日病院へ連れて行く。
ちなみに、着衣も乱れず外傷も見当たらないのにも関わらず、これまた「強姦された」と判断した両親もまた、よくよく空気の読める人たちです。
・ 気を取り直して登校した美嘉。 しかし、学校中に彼女を「ヤリ○ン」と中傷する落書きが・・・。
これまた激昂したヒロがクラスメイトを一喝して一件落着。
・ 落ち込んだ美嘉を、いつもの図書室に連れ込むヒロ。そして、ツラい事件を乗り越え更に絆を深めた2人は、そのまま図書室で結ばれるのであった。
なんでもいいけど家でやれよ。
・ 夕食中、わかりやすく「オエー」ってなる美嘉。
「具合悪そうだな!よし、オレが病院連れてったるよ!」と息巻く父ちゃん。 ここは空気読めなかったんですね。残念。
・ 喫茶店で妊娠を打ち明ける美嘉。 いきなり店外に脱兎の如く飛び出すヒロ。そんな態度にショックを受け美嘉が店を出ようとしていたら、380円くらいのサンタブーツ(お菓子入り)を手に戻ってくるヒロ。
さっぱり意味がわからない。 (※多分喜びを表しているのだろうと推測)
・ 親になる喜びに浮き足立つバカップル。 「よし! ここらでケジメつけっか!」と腹を括ったヒロは、自分の両親に妊娠&結婚報告。
お前んちかよ! (順番、おかしくね?)
・ ところがヒロの元カノがまたしても横やり工作。 軽くどつかれた美嘉は、クリスマスイヴの夜に流産してしまう。
病院に運び込まれた美嘉を置き去りに、またも飛び出していったヒロ。コイツは反応がいちいちおかしいのな。
・ この日を記念に、2人は毎年イヴには赤ちゃんのお参りをする事を決意。
ちなみに、流産してしまった赤ちゃんを「女の子だったんだって」と言うシーンがありますが、胎児の性別が判るのは妊娠約4ヶ月あたりです。 (劇中の様子ではおよそ2~3ヶ月程度)

・ 年が明け、春になり、ヒロが学校を休みがちになる。不安に思っていた美嘉だったが、ヒロが乱交パーティを開くと言うので喜び勇んで駆けつけた。 すると、酔っ払ったどっかの野郎にキスをされてしまう。ショックを受けつつヒロを見ると、なんとヒロもまた美嘉に見せ付けるように他の女とキスをしていたのであった。
どうでもいいけど、美嘉、唇洗いすぎ。 ちょっと失礼だろ。(相手に)
・ あくる日、お馴染みの図書室に呼び出された美嘉は、ヒロから別れを告げられる。
だ~か~ら~、ここはお前の部屋なのか?そうなのか?
・ 納得行かない美嘉だったが、「もうお前の涙を拭いてやれない」と言われ、スゴスゴと退散。

なんか、つっこむ気力がなくなってきました。
てか、あらすじ長いよな!!
(←ホントすみません)

・ 滅多に登校しなくなったヒロ。 たまにすれ違っても無反応のヒロに見切りをつけ、親友アヤが開いてくれた“合コンと言う名のクリスマス会”に参加する美嘉。
頭上にましました三角帽子がグレイトな昭和テイスト。33276.jpg(←こういうヤツ)
・ 合コンに参加していた大学生から猛烈アタックを受ける美嘉。
どうみてもかませ犬です。ありがとうございます。
・ 今日がイヴだった事を思い出し、クリスマス会を無言で抜け出す美嘉。
実際にいたら感じ悪いタイプですね。 
・ 赤ちゃんのお参りをしに行くと、なんとそこには先客の痕跡が。 ヒロが来てくれていた事を知り、愕然とする美嘉。でもまぁする事もないので、尾行して来たらしいたかませ犬(通称・犬)と一緒に帰宅。
どうやらこの犬も美嘉のストーカーになる事を決意したようです。
・ また春が来て、ヒロは益々登校しなくなっていた。 一方美嘉は、犬を友達以上恋人未満にキープ。
なんかちょっと犬が可哀想になって来ました。
・ 実は前半でも伏線らしきものがあったのだが、美嘉の両親は不仲になっていた。 ある日、その両親が「離婚」するとかしないとか言っているのを小耳に挟み、ショックで犬の家に逃げ込む美嘉。
相手が自分に気があるのを承知の上で訪問する美嘉。 しかも傷心。 襲ってくれと言わんばかりな状態だけど、手は出させない。 さすがはトップブリーダー☆美嘉。
・ 一夜明けて、犬がスーツに着替える。「「よし! ここらでケジメつけっか!」と腹を括った犬は、美嘉の実家へ。
初めての外泊の翌日に、いきなり両親へのご挨拶ですか。 ま、自分ちに行くよりは随分マシですが。
・ 2人が家に着くと、美嘉の両親(のどっちか)がビリビリに破いたらしき、家族写真の山を発見。
『呪怨』にもあったよね、こんなシーン☆ て事は、次あたり天井裏から浅野ゆうこが四つん這いで降りて来る展開に違いn(※浅野ゆうこは美嘉の母役)
・ 犬が写真をセロテープで修復したお陰で、両親の不仲も修復された。ついでに交際宣言もしておいた。
外堀から埋める作戦ですか。 意外と策士な犬野郎。
・ 順調に交際を続け、美嘉は犬と同じ大学に合格。 
・ その年のクリスマスイヴ。 例年通りお参りに行こうとする美嘉に、犬が指輪をプレゼントする。
いよいよ“かませ犬”の汚名返上なるか?!
・ しかし、犬を待機させておきお参りに来てみると、そこにはヒロの親友の姿が! 困惑する美嘉に親友は「ヒロは末期ガンだ」と衝撃の告白。 2年前の突然の別れの真相を知り立ちすくむ美嘉。 
・ 1時間経っても戻らない美嘉を心配した犬が登場し、病院に行こうとする美嘉を阻止しようとするが、さっきあげた指輪が落っこちたので諦める。
「あたし、やっぱりヒロのトコに行く」
「何言ってんだよ! 先立たれるだけじゃないか!」
(押し合い圧し合い)
(ポロッ) ←指輪が落ちる
「わかったよ、美嘉。 行けよ・・ オレが泣き出す前に・・+。:.゚(つ´∀`。)゚.:。+」
かませ犬、終了のお知らせ。


・ 病院に駆けつけた美嘉は、すっかり変わり果てたヒロと再会。
・・ま、ぶっちゃけ相違点はニット帽くらいだけなんですけどね!
・ 美嘉を傷付けたくない一心で身を引いていたヒロに、変わらぬ愛を誓う美嘉。
末期ガンの割に、3年近く踏ん張っていたヒロに完敗。って言うか、そもそも何癌なんだよ?
・ 一応“末期”だそうなので、毎日病院でヒマそうにしているヒロ。美嘉はそんなヒロを介護する為、大学を休学する事を決意する。
経済上の理由で家庭崩壊の危機に瀕していた両親。 そんな彼らに折角入った大学の休学を申し出るとは・・・美嘉、てめえの血は何色だ?!(←多分ピンク)
・ 献身的にヒロのお世話をする美嘉。 とは言ってもあんまりする事も無いでの、編み物をしたり、菓子喰ったり、居眠りしたりと、ゆとり生活を満喫。
する事ないんなら大学へ行け。 
・ 美嘉のゆとり介護のお陰で、ヒロの外出許可が下りる。 久しぶりに自転車でピクニックに出掛けるバカップル。
癌で闘病中って事はかなりの抗がん剤を投与されている筈で、だとすると免疫力も低下しているはず。
どっからどう見ても、ニット帽を被った色白な人にしか見えないヒロと、呑気に川辺でお弁当を広げる美嘉の姿に、一抹の殺意を抱いたのは私だけですか?

・ 死への恐怖から激しく慟哭するヒロ。 優しく抱き締める美嘉に、初めて「あいしてる」と告げる。 美嘉はそれを聞き、幸せでいっぱいになる。
「初めて言ってくれたね♪」とニヤニヤが止まらない美嘉。 いや、この状況でその言葉を聞いたら、嬉しさよりも悲しさで涙が止まらなくなるんじゃないか?
今までは照れ臭くてどうしても言えなかった言葉を、死に直面した事で言い残さざるを得なかったヒロ。
その心中を思えば、ニヤニヤしてる場合じゃないと思うんですが・・・。

・ 美嘉におつかいを頼み、「また明日!」と手を振るヒロ。
立った立った!やっとフラグが立った!!
・ 案の定、おつかいを済ませた美嘉の元に、ヒロ危篤の知らせが。 慌てて病院へ全力疾走する美嘉だったが、途中で転んだり携帯でゴチャゴチャしている間にヒロ死亡。
どうでもいいですけど、危篤で救命処置をしている時くらいニット帽とろうよ。ま、どうでもいいんですけどね!

・ ショックの余り、ヒロの葬儀に参列出来なかった美嘉に、美嘉の母がヒロの日記を手渡す。
ショックの余り参列出来ませんでしたが、勿論髪型とナチュラルメイクは完璧です。
・ 日記を開く気にもならず、心を閉ざす美嘉。
まずはとにかく開いてみよう、と言う気にならんのか? 
・ ヒロとの思い出の場所を彷徨う内に急に絶望的になった美嘉は、橋の欄干に足を掛ける。 すると、その瞬間足元から鳩が2羽飛び立ち、美嘉は自殺を思い止まる。
『男たちの挽歌』キタ―――!
欄干(らんかん)なだけに挽歌(ばんか)ってか?! 違うか?!

・ 思い止まったついでに日記を開いてみると、そこにはヒロが綴った美嘉へのストーキング記録が事細かに・・・。
なんとガンで闘病中も、美嘉の周りをこそこそ嗅ぎ回っていたヒロ。 そんなに好きだったんなら、病気を打ち明けて「看取ってくれ」って言えばよかったのに。 ほんと鬱陶しい奥ゆかしい奴らですね。
・ 日記とハトで、見事悲しみを乗り越えた美嘉。 きっと彼女は何年経っても、ヒロと一緒に過ごした時間を忘れる事はないでしょう。 そして今年のイヴも、ヒロと赤ちゃんの分のお供え物を持った美嘉の姿が、全国のあちこちで目撃される事でしょう。 もしも皆さんがそんな美嘉に遭遇した時は、即座に指を交差させて大きな声で「からあげ」と唱えれば、美嘉は退散すると伝えられています。
か~ら~あ~げ~。
(※途中から都市伝説っぽくなっていますが、まぁ、どうでもいいですよね)

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いやあ!泣けた泣けた!!

これがスイーツ(笑)ってやつの底力なのか!
すげぇな! スイーツ(笑)って!!
すっかり薄汚れてしまった汚い大人のアガサには、眩しすぎて噴飯ものだぜ!

何を隠そう起源を辿ってみれば、そんなアガサも元は純粋なおにゃのこでしたので、実際鑑賞し始めた時点では、『恋空』に対して大きな反感は抱きませんでした。
住む世界の違う(タイプの)人へ、初めての恋・・・。
“勢いだけは有り余るほどある”若さゆえの恋・・・。
親に怒られながらも、布団に潜り込んでこっそり続けた長電話の、スリルと興奮。
別々の場所から一緒に撮った、美しい空の写真。
それは甘酸っぱくはない。
フルーツ100%から酸味を除いた、甘ったるいだけのネクターみたいな恋。

アガサにも身に覚えが無いとは言いません。
そして、誰にもきっとあると思います。
まぁ、それが黒歴史かどうかはさておき。

ところが、冒頭の馴れ初めシークエンスが終わると同時に、溢れんばかりの突っ込みと、笑って済ませない程の違和感を感じる展開が目白押し。
もう散々あちこちで書かれていますので、今更アガサが言うまでもないのですが、服着たままのベッドシーンって、それなんのコントだよ。
ベッドシーンがNGなんだったら、こんなエロ主体映画の主演なんか断れよ。
あと、これまたあちこちで叩かれまくっていた“お花畑での輪姦シーン”。

アガサはこれを、とても綺麗なもの(カラフルなお花畑)と、とても醜悪なもの(強姦)を同じフレームに収める事で、その行為のおぞましさを引き立たせたいのだと思っていました。
悪趣味だけど、そういう趣旨なんだろうなぁ・・と。
ところが、エンドクレジットでミスチルの感動的な主題歌と共に、美嘉たんの思い出写真集が映し出された瞬間驚愕。
美しい空や楽しかった文化祭の写真と共に、なんとこのお花畑の写真まで登場するではないですか。
ふざけてんのか?お前。(お前=監督)

きっとアレなんでしょうね・・。 
ロケ地(大分だそうです)のフィルムコミッションから、このお花畑を是非とも使用してくれるよう頼まれたのでしょうね。
地元で売り出し中の観光スポットだったとか。そういうオチです、きっと。
あぁアホくさ。

それと、同じくその問題の輪姦シーン。
先述のベッドシーンに引き続き、まるで何の露出も無い強姦なので、“重要な事件”と言うよりは“面白エピソードのひとつ”くらいにしか感じられないのです。
何も、裸前提で超リアルな暴行シーンを撮ってくれだなんて言いません。
そこに力を入れられても、それはそれで胸くそ悪いですし。
しかし、この強姦にしても、美嘉のドッキドキ初体験にしても、流産にしても、陰湿なイジメにしても、闘病生活にしても、どのシークエンスに関しても全ての描写が中途半端で薄っぺらい為に、登場人物に感情移入が出来ないのです。
これでは
いや、おれら本気で生死や愛について描こうと思ったんだぜ?
と言われても、まるで納得出来ません。
いやむしろ
ウソつけコノヤロー! 劇的な急展開させたかっただけじゃねえか!
と、著者の美嘉(自称)と製作者を一列に並べて竹刀で小突いてやりたくってウズウズしちゃいます。

死を宣告された患者の苦しみや、それを支えようと必死に闘う家族(周囲の人間)を、“泣かせる為の舞台装置”としてしか扱わなかった関係者は、罰としてこの先一生、
あぁ・・ あの「恋空」の人ね・・`;:゙;`;:゙;`(;゚;艸;゚;)(プッ
と、蔑みと哀れみの混じった眼差しで見られればいいんですよ!


はぁ・・・疲れた。

と言う事で、もし今回のレビューに反論がある、純粋な心の持ち主のみなさんは、どしどしコメントをお寄せ下さい。
汚い大人のアガサが、バンバンお答えして行きますので!

そうでない(特に反論の無い)汚い大人の皆さんや、元々観る気がまるで無かった汚い大人の皆さんは、次回切株レビューをお楽しみに!!

「すきなものだけでいいです」は、これからも汚い大人が耐えうる映画を、心から応援して行きます!!



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『ウォンテッド』

2008年09月18日
ウォンテッド1

ウォンテッド2

ウォンテッド3
※追記:その後の追跡調査の結果、ジョリ姐さんとアガサはX染色体の数もくりそつだったそうです。


もしもあたいがアンジェリーナ・ジョリーみたいなナイスバディだったなら
この世の男どもを全員まとめて悩殺地獄
もしもあたいがアンジェリーナ・ジョリーみたいな殺傷能力つきの瞳だったなら
その眼差しで、この世の男どもを全員まとめて悩殺地獄
もしもあたいがアンジェリーナ・ジョリーみたいな悪魔的な唇だったなら
その吐息とその言の葉で、この世の男どもを全員まとめて悩殺地獄

もしもあたいがアンジェリーナ・ジョリーみたいだったなら・・・

もしもあたいが、アンジェリーナ・ジョリーみたいだったなら・・・

絶対に天下獲ったるのになぁ!!


※以下、例の如くネタバレですので、くれぐれもご注意下さい。※





あらすじ・・・
と、言う訳で、君には是非ともうちの仲間になって貰いたいんだよ。
なあに、返事は今でなくとも構わないとも。一晩ゆっくり考えてくれれば・・ ん? うちの仕組みが今ひとつ判り辛い?
・・ええと、だからさっき・・ ・・話聞いてた? 
(ゲ゙ホンゴホン)だからだねぇ、1000年前に、当時の織物職人達が偶然織物に入った織りミスを「実は暗号であるに違いない」って事に気付いたのが、そもそもの始まりでだねぇ、
・・って、そこが納得いかない?
「それってただの思い込みなんじゃないの?」ってバカ言っちゃいかんよ君!「既知外なんじゃね?」ってもうバカバカ!
そういうんじゃないの!我々のは、所謂そういうアレなヤツとは全然違うから!

ほら、フォックスくんも何か言ってあげなさい。
「深く考えなくても要はただの人殺しよ」ってそうそう、僕等ただの鬼畜集団だよ☆ってオイ!違うでしょ?!

いいかい?君の父上はだねぇ、組織の掟に背いた一人の裏切り者によって、その命を奪われたのだよ!そこは判ったよね?
で、優秀な暗殺者だった父上の血を引き継いだ君こそ、世界で数人と言われる“驚異の動体視力”を持つ暗殺界のサラブレットなのだよ。
さっきも言ったよね?ここ、さっきも言ったよね?判るよね?
今までも君の身に頻繁に起きていたパニック障害は、実はその驚異の身体能力が垣間見られていただけだったんだよ!
そんな素晴らしい資質を持ちながら、冴えない会社で嫌味な上司に媚び諂い、不実な恋人に義理をたて・・・それで一生を終えるなんて人生の無駄だと思わんかね?
ならば今こそ我らの組織に入って、その能力を最大限に活かし、父上の仇を討つべきではないだろうか? 違うか?
そうそう、その眼だよ! 今いい眼をした!まさに羊を狩る狼の眼だな!ようし!ノってきたぞー!

うん、じゃ、とりあえず明日からうちの工場に住み込みで・・  え?なに? やっぱり組織の取り決めが今ひとつ納得出来ない?
え~~~・・・ もっかい最初っから~?
・・・ ・・・じゃアレか、紙芝居かなんかで説明するか?いやウソウソウソ!! バカにしてる訳ないじゃないの~!
「こちとら一生モンの選択なんだ」って判ってますって!!当たり前ですよねぇそりゃそうだ!納得行くまでトコトン話し合いましょ!夜を徹する覚悟で!

・・・ ええと、つまり1000年前の・・ え?そこは判ったって?
じゃあ何がそんなに・・ ・・「暗号の読み解き方」について?
・・いやいやいや・・それはだからつまり、まぁ最近で言えば、僕が主に担当して解いてますよ・・?
・・・いや、だから・・他のメンバーは?って言われても・・・、 ・・まぁ僕だけが解いてますねぇ、正確に言うと。
「だったら不正が起きてても判らない」? ・・・うわあ言ったね!それ言っちゃいましたね!これはちょっといくら温厚な僕でも聞き捨てならn
「だいたい父の写真と僕は似てなさ杉」? ・・それはその(ゲホンゴホン)ほら、よく言うではないかね、息子は母親によく似るって!僕の母なんてそらもう、“女装した僕だ”なんて友達からもよく言われてt
「そもそも、その裏切り者って奴は、どうして組織の掟を破ったんだ」「動機は何なんだ?」 って・・・ あのねぇ、・・だからそれはその、多分金絡みの・・いや・・・だからきっと・・
ちょっと! ねえ! フォックスくん!! 君からも何か言ってやってくれ給えよ!

って居ねぇのかよ!


※初登場シーンのモーガン・フリーマンがこんな感じにgdgdではないので、非常に面白い作品でした。
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ちくしょう・・・! 天下獲りてぇなあ!!(←まだ続いてた)

まぁ、そんなアガサの世迷言はさておき。

今年は本当に、映画の当たり年だったと云わざるを得ませんね。
『28週後・・・』 『ゾンビーノ』 『ホットファズ』 『ランボー』 『屋敷女』 『片腕マシンガール』 『ミスト』 『ノーカントリー』 『ダークナイト』 『ポニョ』 そして 『ウォンテッド』 てか!
もううちほんまによう言わんわ!(何をだ)

ストーリーはとてもシンプル。
1000年以上の歴史を持つ暗殺組織にスカウトされた平凡な青年が、眠っていた本能に目覚め、組織の裏事情を暴き、後はもう、とにかく死体の山を築きまくる。
という本作。
この手のアクションモノではすっかりお馴染みの光景となった、一般人を巻き込んでの銃撃戦から、悲惨極まりない玉突き事故。
そして過去の作品では類を見ない程の未曾有の大列車事故から、仕事熱心な織物職人が虫けらの様に死んで行くクライマックスまでノンストップで、痛快アクションのつるべ打ち!

いやぁ、やっぱりアクション映画は、主人公以外の人間が思い切りよく死んでナンボですね!(←鬼畜発言)

ストーリーに巻き込まれて死んで行った一般人には何も感じず、自分が暗殺を受け持つ事になった相手にだけ良心の呵責を感じる主人公が、とても人間臭くて素敵です。
何故ならそんな彼の姿は、よく知らない離れた場所で死に顔を見る事も無くカウントだけされて行く死者には、一通りの同情だけを抱き、目の前で自分がその死に直接関わる時には、ヒステリーとも言える剥き出しの感情を露にする私たちそのものではありませんか。
しかも、一度殺し(暗殺依頼)を遂行してからと言うもの、心の何かが完全にぶっ壊れて、「おれこそが最終兵器なんだ」とばかりに人を殺しまくる主人公もまた、人間が持つ理性(自制心)の儚さを見事に表していて素晴らしい。
スゴイ人間洞察力だなぁ! ティムール・ベクマンベトフ(監督)は天才に違いない!!

しかしまぁ、こんな捻くれた観方をしなくても、充分ストレートに楽しめる娯楽作かもしれませんイヤごめんなさいむしろそうすべきです。
過去に何度味わった「映像改革」と評される表現の数々が霞んでしまう様な、これまたド偉い斬新な映像美に文字通り酔いしれ、
時々「んなアホな!」と突っ込み、
家に帰るとジョリ姐が裸エプロンで待ち構えてくれる(←個人的妄想)ブラピの果報者さ加減に思いを馳せては溜息をつく。
もう、それでいいじゃない!

そんな裸エプロンでお馴染み(※あくまで妄想です)のフェロモン核弾頭・ジョリ姐さんは言うまでも無いのですが、本作の見所はとにかく主役のタムナスさん(ジェームズ・マカヴォイ)!
惰性で生きていただけのダメ社員・タムナスさんウェズリーが、ジョリ姐さんに猛烈にシバかれる事により、自分の中の漢(おとこ)に目覚めて行く様のかっこよい事と言ったら・・・。
ドロリとした腐った眼差しが、獣を狩るハンターの眼になるのを観た瞬間、久しぶりに男の魅力みたいなものを感じました。(最近おにゃのこが逞しい映画が多かったので)
タムナスさんが、無駄にマッチョではないトコロもまた素敵ポイント☆アップ。
変態と罵られるのを覚悟で言いますが、アガサの理想の胸板がそこにありましたね!
本作が3Dじゃなかったのが残念です。 
(←3Dだったらどうするつもりなのか)

それと、アガサが面白いなぁと感じたのは、本作に仄かに漂うカンフー映画臭。
ヘタレな若者が個性的な師匠の特訓により、人間兵器並に成長し見事復讐を果たす
という黄金パターンは古今東西よく見かける光景で、なにもジャッキー・チェンだけに限った話ではない。
の、ですが、タムナスさんが挑戦する 「機織り機のシャトルを掴む訓練」 とか 「肉切り包丁を持ったエプロン男相手の訓練」 シーンを観ていると、どこか懐かしきカンフー魂みたいなモノを感じてしまったのですよねぇ。
そのうちお猪口で水汲みとかさせられるんじゃないかとワクワクハラハラしてしまいました。
・・・そうか!
そうなって来ると、ホントはアンジェリーナ・ジョリーも鼻を赤色に塗らなあかんよな!

なんというエロ蘇化子・*゜ ヽ(゚∀゚)ノ.・。*(←飛躍しすぎ)

さて、今までの話を要約しますとつまり
面白いからみんな観るといいよ!
という一点に尽きる訳ですが、如何でしたでしょうか。(←あろうことかここまで来て丸投げ)

『ダークナイト』 の不条理悪にノレなかった方も、『ホットファズ』 の後半の畳み掛けにノレなかった方も、この 『ウォンテッド』 ならきっとご満足頂けるはず。
と言うか、本作にすら“ストーリーの破綻”や“リアリティの欠如”だとかを持ち出して「つまらない」とかぬかす様なヤツは、一度ジョリ姐さんにナックルパンチをお見舞いして貰えばいいんですよ。
・・いや・・ うん・・、もしかしたらそれ、お仕置きにならないかもな・・・(寧ろどんとこい?)

あとは、
手首のスナップを利かせて、鞭を操るかのように弾道を操る技
や、
驚異の動体視力のお陰で、運転中に何通りもの動作を同時進行出来る技
が、あまりに魅力的に描かれていた為、感化されたどこかのアホが真似をして大事故を起こさないよう祈るばかりですね。
ちなみにアガサは帰りの車中、ジョリ姐ばりにギアチェンジをしながら缶コーヒーを飲みながら携帯メールを打とうとして、改めて人間の限界を知りました。(←ここに居たアホ)

よいこのみんなは、絶対真似しちゃだめだよ! 
(※運転中の携帯メールは道路交通法により禁止されています)

強い女が男をフルボッコに致す。という爽快な画が楽しめて、尚且つスタイリッシュな銃撃戦や、斬新なカーチェイスも観られるというお得な本作。
「おれは自分のあるべき道に目覚めたんだ」と主人公が覚醒した(悟りを開いた)ラストが、一見自分探しの答えを見つけた様で結局「骨の髄まで殺し屋稼業」になっただけ、と、根限り救いの無いオチだったトコロも、アガサとしては高評価です。
そういえば、続編製作の噂を聞きましたが、これ以上覚醒しようがないのに一体どうするつもりなのでしょうね。
あ! そうか! そういや今回はまだ、空を飛んでなかったぞ!

と言う訳で次回、『ウォンテッド2 / タムナスさん宇宙へ・・・』 乞うご期待!




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今週のくりそつさん

2008年09月15日
テレビをつけて目にした光景に凄まじく既視感。

なんだろう・・・


どこかで・・


・・とってもどこかで見た事ある様な気が・・・


・ ・ ・ !!

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悪徳ペットショップ店長・クレイジー犬だったんだキュン!! (うすた京介)


えっ? 髪型が全然似てないって?
大丈夫・・・ 心の眼で見てみれば、真実はおのずと明らかにn(以下自重)


どうでもいいですけど、隣に写ってる記者さんが良メガネ過ぎて吐血。
ホントどうもでいいですね。  さ、今日の相撲も楽しみたのしみ、と。

ではまた来週!!


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