ブログパーツ

『呪怨 パンデミック』

2007年08月20日
20070820162448.jpg
この親(無責任エクソシスト)にして、この子(粘着女王・カヤコ)あり。
よろしかったら一押し!お願いします♪にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

こんにちは、アガサです。
8月も残るトコ2週間。
思い返してみれば今年の夏は、トシオで始まりカヤコで終わったような気がします。
階段を、ふと振り返ってみればそこでは、いつもの白塗り親子が微笑んでくれそうで・・・。

・・・くれそうで・・・

・・・そうで・・

・・で・

・・・・


そんなひと夏の想い出いやじゃぁぁぁぁっ!!

まぁ、誰が選んだのでもない、自分が選んだ想い出作りなのですが。

そんな訳で、アガサの呪怨祭りのラストを飾りますは、只今絶賛上映中 『呪怨 パンデミック』 でございます。
ってアレ・・・?   ・・・絶賛・・なんですよ・・ね・・  ・・え・・?

あらすじ(時間軸並べ直し版)・・・
 前作の主役・カレンは、佐伯家放火と恋人・ダグの殺害の容疑を懸けられ、精神病院に収監中。
 アメリカ本土の母が、カレン奪還の為カレンの妹・オーブリーを日本に派遣。
 妹との再会も束の間、カレン伽椰子にしつこく追い回されて死亡。
 姉の死を、かぶりつきの席で見てしまったオーブリー、カレンの弔い合戦を決意。
 日本初上陸の為右も左も判らないオーブリー、“ルポライター”かつ“日本通”かつ“佐伯家通”のイーソンとタッグを組む。
 イーソン、偶然見つけた伽椰子の日記から、彼女のルーツは東北にあり! と断定するも、伽椰子アタックに遭い死亡。
 日本初上陸の為右も左も判らないオーブリー、渋々一人で東北ぶらり旅。
日本語が判らない分際で、電車とバスを乗り継いでド田舎まで辿り着いたオーブリー。
・・・もしや彼女は、海を越えてやって来た“鉄子”なのでしょうか?!
“鉄ドル”界に、黒船来襲!!


 鉄ドル界のリア・ディゾンことオーブリー、田舎道でも迷う事無く伽椰子の実家に到着。
 「お宅の娘さん、かなりやりたい放題ですけど・・育て方に問題あったんとちゃいますの?
と、粘着女王の産みの親に直談判を始めたオーブリーに、2ヶ国語が堪能な元エクソシストの伽椰子の母は、
昔、お客に憑いていた悪霊を、幼い伽椰子に喰わしていたけど、別に虐待とかじゃないからね。むしろおやつ感覚?
と衝撃告白。
突撃! となりの悪霊ご飯!!
・・・しゃもじを持つ、ヨネスケの右手が震えています。


 一日3食悪霊の活け作りと言う食生活がイマイチ理解出来ないものの、何とか解決策を求めようとするオーブリーに「あたしゃなんも悪くねぇ。伽椰子の自業自得だべ」とだけ言い残し、伽椰子・母もまた死亡。
 打つ手ナシのオーブリーは、捨て身の攻撃を試みて佐伯家に突進。“秘技・逆ギレ”で伽椰子に食って掛るものの、伽椰子・夫の亡霊に反撃され、あえなく撃沈してしまうのでした。

 時は流れて、インターナショナルスクールに通う非モテ系のアリソンは、モテ系のヴァネッサミユキに誘われ、佐伯家で肝試しをした揚句、伽椰子アタックに遭遇。
 例の如く、ミユキヴァネッサが白塗り親子のえじきに。
 衰弱しきったアリソン、悪霊学園と化したインターナショナルスクールから遁走、辛くも帰国を果たします。

 母国アメリカのアパートに帰って来たアリソン、毎夜窓から覗くゾンビミユキゾンビヴェネッサの影に怯え、ゴミ箱から漁ってきた新聞紙で窓を塞ぐ日々。
 アリソン家の隣室に住むジェイク少年、その頃から夜中に聞こえ始めた“壁を叩く音”に興味津々。
 ジェイクの父義母は、日に日に性格が“シャイニング化”し始める。
(医学名:ジャックニコルソン現象)
 同じアパートに住む住人たちも皆、例外なく“シャイニング化”して行く。
 ジェイクの義母が、ウザイ父(つまり夫)をフライパンで攻撃。
 アリソンに引っ付いて来た事で、見事渡米を果たしていた白塗り親子、全米進出の足がかりとして、アパートの掃討作戦に着手。
これからも頑張れ! 白塗り親子!!
目指すは世界制覇!! ただひとつ!!!


『ビデオ版』 、 『日本劇場版』 と、共に2作目で凄まじい暴走(迷走?)を魅せて来た 『呪怨シリーズ』 。
『ビデオ版2』では、雨に濡れたカヤコが大繁殖し、『日本版2』ではノリピーの子宮から(文字通り)カヤコが生まれ変わっていましたが、果たして今回の『ハリウッド版2』でも、観客の度肝を抜く様な大暴走を見せてくれるのでしょうか?!

・・・答えは、NO。

彼女達の待機場所である旧佐伯家が、半焼してしまった事が裏目に出てしまい、今まで以上に縄張りを感じさせない出没っぷりを披露する白塗り親子。
ついには、「うちの家を覗いたから」という超絶的な言いがかりを武器に、アメリカまで着いてきてしまった白塗り親子は、図々しいと言うか、ちゃっかり者と言うか・・・。

“呪いの家”という制約を気にしなくても良くなったカヤコ&トシオは、この先更に際限なく、ワールドワイド&グローバブルに呪って行くのでしょうか?
どう考えても、大きく広げ過ぎた感のある『呪怨と言う名の風呂敷』を、清水監督はこの先どうやってたたむつもりなのでしょうか?

・・・と、思っていましたら、次回 『ハリウッド版完結編』 からは、手を引く(メガフォンを執らない)らしいですねぇ、清水監督。

なるほど・・後はアメリカの諸君に任せた!と。

・・・丸投げかよ・・モゴモゴ

今回目を引くのは、初出典となる「カヤコ出生の秘密」エピソードなのですが、これまた正直微妙ですねぇ。
今までの流れで行くと、カヤコが最強怨霊となったのは
「昔の知り合いをストーキングしていたのが、粘着質でDVな旦那にバレて、息子共々殺された」
からであり、
無念の死+カヤコの本来のネッチョリとした性格
が、ナイフみたいに尖っては触るものみな傷付けた筈だったのですが、そのカヤコ自体が幼少期に、
「エクソシスト業を生業にしていた母から、依頼主に巣食っていた悪霊を食べさせられていた」
と、つまり母ちゃんが「採取した悪霊を、カヤコの体内に不法投棄していた」事が判明してしまうからさあ大変。
無念の死+カヤコの本来のネッチョリとした性格+長年蓄積されてきた悪霊の食べカス
と、何だか聞くだけで胸焼けしそうな負のパワーが、今のカヤコを形成していた訳なのだそうです。

えーっと、と言う事は、実母に「悪霊うんぬん」の部分だけでも片付けて貰えれば、最強怨霊→並の怨霊 くらいには格下げされるのかもしれませんね。

よし! 頑張れ母ちゃん!! 
しかし、肝心の母ちゃんは自分が娘にやって来た事を完全に棚上げ。
「悪いのは浮気をして亭主にシメられたカヤコ自身だよ!」と、責任放棄。
揚句、目の前に現れたカヤコの怨霊に、さっくりと瞬殺されてしまいました。

うん・・ええと・・ほら、アレだ・・ 清水監督、どどんまい!

今度からは「このエピソードが入れたいから」じゃなく、「必要かどうか」を考えてみたらいいんじゃないかな? な、崇ィ!!(←何様?)

とまぁ、中途半端なエピソードや過去のシリーズの焼き直しのエピソードが、惜しみない程の白塗り親子と共に、大音量で繰り広げられる本作。
総合的に観るとソツなく出来ている良作だと思いますし、シリーズ初見の方はそこそこ怖がれるのではないでしょうか(←なんかこれ前にも書いたなぁ)。

ただ、過去の作品を全て観ていらっしゃる方などは、「このシーンの初出典は、ビデオだったか日本版だったか、はたまた前作だっただろうか・・」と、根限り頭を悩ます事になりかねませんので、あまり本編に集中出来ないかもしれませんね。(実例:アガサ)

さて、やっとこさ『呪怨シリーズ』からお別れ出来る事に、色んな意味の涙が止められないアガサですが、この反動で今度は少しまともな映画を観たいと思っています。
とりあえず、女力の高い映画(例:マリー・アントワネット プラダを着た悪魔)が観たいデス・・・。

長々と(白塗りレビューに)お付き合い頂き、ありがとうございました。
次回、アガサの女力アップ企画。お楽しみに!
     ♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ →   にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

『THE JUON 呪怨』

2007年08月18日
20070817231029.jpg

・ ・ オ チ は ど こ だ ぁ ぁ っ !

まぁ・・・「ニャー」でけでは、伝わらない愛もあるんだよ・・・。 て事で・・・。

よろしかったら今日もお願いします!にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

長らく続けて参りました 夏だ一番! アガサの呪怨祭り! も、いよいよクライマックスでございます。
今までお付き合い下さった皆さま、本当にありがとうございました。
正直、白塗り母子にはもうウンザリ食傷気味だったのですが、これで晴れて 『パンデミック』 に取り掛かれると思うと胸が躍ります。

・・・ホントですよ。
「もう、観なくてもいっか・・」なんて、露ほども思って・・
(モゴモゴ)

あらすじ・・・
大学教授のピータさんが、日本の最凶ストーカー・カヤコに目を付けられた為に、とんだとばっちりを受けまくり、その一部始終を、家政婦(カレン)は見ていた!!

もう、改めてあらすじを書くのもアレな程、過去のシリーズ総決算的な作品です。
今までにお目見えしたイキなシーン達が、アレもコレも再登場。
顎も外れりゃ、毛束で宙にも釣られましょう。
そしてトシオはニャーと鳴き、伽椰子は腹ばいで階段から降りてくる。

繰り返す!
これはデジャヴではない!

確実に過去に存在していた映像なのだ!!(そりゃそうだ)

なんでも製作にあたって清水監督は、アメリカさん側から
チミのやりたいようにやればいいのだよ
と、言われたとか言われないとか。
だからと言って、ここまで今までの作品と丸かぶりなのはどうなのですか? と聞きたくもなるのですが、まぁ日本の観客が全員、過去のシリーズを鑑賞済みなどとは考えにくいので、その辺は新たな顧客獲得に向けたダイジェスト版と言う事でいいのでしょう。

約2年前、アガサが初めてこの 『THE JUON』 を鑑賞した時、あまりの説明過多に辟易してしまった「カヤコ→ピーターへのガチンコストーキング日誌」のくだり。
カヤコ&トシオは、何故一家の長に殺されなければならなかったのか?
カヤコの過去に、一体なにが隠されているのか?

それらの謎を一挙に説明してしまう「カヤコ日誌」の登場に、
アメリカってトコロは、一から十まで説明しないと納得してくれねぇんでげすね。
ホント、アメリカってヤロウは怖い国でやんすぜ! 兄貴ぃ!!

と、まだ見ぬアメリカ本土に想いを馳せていたアガサだったのですが、何てことはない、『ビデオ版 1』 で既に、根限り同じシーンを撮っていたのですねぇ。
しかも、日本版でその「ストーキングのターゲット」に扮していたのは、柳ユーレイ

柳ユーレイ・・・

柳・・ユーレイ・・・?

・・柳・・ユーレイ・・?!

・・・カヤコよ・・・一体何がお前をソコまで駆り立てたのか・・・?

イヤ別に、柳ユーレイに文句がある訳ではないんスよ。
ないんスけどね・・・

しかし、そう思えば、かなり無理のあった(←暴言)日本版のキャスティングに比べ、このリメイク版での ビル・プルマン 起用は勇断と言うか英断と言うか・・・。
少なくとも、外人の大人の男性に根っこから持っていかれたカヤコの心境は、判らなくもありません。(私だけですか?)
わかるわー ビル・プルマンわしもタイプだわーめっちゃすきやわー

と言う事で、カヤコとトシオが悪の限りを尽くし、呪いのパワーを散らかすだけ散らかして終わってしまった 『THE JUON』 。
色々書きましたが、総合的に観るとソツなく出来ている良作だと思いますし、シリーズ初見の方はそこそこ怖がれるのではないでしょうか。

清水監督によると、
「今までのシリーズ中、一番怖かったシーンは最新作にとってある」
そうですので、そのシーンがまかり間違ってもカヤコ大繁殖でない事だけを心から祈りつつ、次回アガサの呪怨祭り、『呪怨 パンデミック』(最新作) に続きます。
     ♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ →   にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

『呪怨2』(ビデオ版)

2007年08月16日
20070815222627.jpg
正確に言うと、「よつんばいで全力疾走」。イラストに事実と異なる箇所があります事を、心よりお詫び申し上げます
いつもクリックありがとうございます!にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへよろしかったら今日もよろしくお願いします

『呪怨-パンデミック-』の公開に先駆けて始めました、アガサの呪怨祭り
ところがなんと、アガサの身に予想外の事態が!!
連日の白塗りコンビに、もうおなかいっぱい状態ナノデス・・・(´д`;)

この、『ビデオ版』 → 『劇場版』 → 『ハリウッド版』 と言う展開が、かなりの曲者なんでしょうねぇ。
一度、一通り済ませた事を、チョビットづつ手を加え、大幅にお金を加え、何度も何度も繰り返す。
もう、どのエピソードがどこで初出典だったのか、アガサの頭の中は混乱の一途を辿っております。

で、『パンデミック』に関しても、「これもどうせ今までの分の焼き直しなんでしょ」と、ヤサグレ半分な先入観しか抱けない事態に・・・。

一挙鑑賞が、完全に裏目に出てしまいましたねぇ・・・。
果たしてこんなんで、『パンデミック』を堪能する事が出来るのでしょうか?

次回、ハリウッド版パート2 『呪怨-パンデミック-』 レビュー、乞うご期待!!


・・
・・・ってな具合に終わるわけにもいかないので本題に入りますね・・・



『ビデオ版2』のあらすじ・・・
小学校教師の小林先生は奇遇にも、大学時代の同級生・伽椰子の息子・俊雄の担任となっておりました。
ところがその俊雄くんは、最近めっきり学校に来ません。
心配になった小林先生が訪れた俊雄くんの家(佐伯邸)には、伽椰子がミッシリと書き込んでいた「ラブリー小林くんのストーキング日報」と、それが原因で殺されたと思われる、当の伽椰子の惨死体。
自分が数年越しでストーキング行為を行われてたと言う、“寝耳に消防士による放水”レベルな出来事に戸惑っていた小林先生を襲う、さらにショッキングな出来事。
なんと、伽椰子に輪をかけた様な粘着質&誇大妄想スキルを持つ夫・剛雄が、小林先生をにっくき恋敵と思い込み、小林邸に乱入。
小林夫人とそのお腹の中に居た胎児を虐殺してしまったのでした・・・。

時は流れて数年後。
霊能力を持つOL・響子は、不動産業を営む兄・達也に頼まれ、売り出し中のいわくつき物件・佐伯邸に潜入を試みます。
しかし、入ったと同時に強烈な怨念を感知。
自分との余りのパワーの違いに、スタコラサッサと敗走したのでした。
その後、佐伯邸が人の手に渡った事に不安を感じた響子は、独自調査から兄・達也の住むアパートこそ、過去に怨念の源泉である佐伯伽椰子の、これまた粘着質な夫・剛雄による母子虐殺が行われた場所だと知り、現場に急行。
そこで彼女が目にしたモノは、精神錯乱状態に陥ってしまった達也の息子・信之の姿と、部屋中に焼き付いていた虐殺の残像だったのでした・・・。
かくして、余りの怨念パワーにより廃人となってしまった響子信之は、田舎にある実家で療養する運びとなったのですが、24時間、全国どこでも駆け付けます!がモットーの白塗り親子の魔手は、その旧家をも例外とはしません。
霊能力を持つ響子の父は、いち早くそのヤバそうな気配を察知し、達也に「一刻も早くアパートを処分しねぇと、お前までもってかれっぞ!」と命ずるのでしたが・・・。

時は流れて数ヵ月後。
関係者が次々と失踪&謎の死を遂げるなか、一人奇跡的に生き残っていた信之は、いつもの様に学校で一人たそがれていました。
しかし、突然降り出した雨により、見慣れた校内の景色は一転、悪夢の様相を見せ始めるのでした・・・。


結局沢山書いてしまいましたが、この本編、実にこの3分の1が前作の使いまわしおさらいになっております。
撮り直しなどではなく、正真正銘前作のまんまです。

・・・いいんですか? コレ、いいんですか?
早送りしちゃいましたが、いいんですか?(それはよくないかも)

この、“冒頭30分使いまわし再利用”については、清水監督のコメンタリーによると、
「前作を観ていなくても通じるように。」と言う思惑があったようですね。
ちなみに、
「多くの方が、“前作を借りようと思ったら軒並み貸し出し中だったのでこのパート2を先に観た”と言っていた。」とも言っていました。(コメンタリーで)

・・・何気に自慢してますか?コレ。

俺の傑作ビデオが大人気でゴメンよ全国のベイベーたち・・・
と言うそこはかとない自己顕示欲が・・・(モゴモゴ)・・イヤ、まぁ別にいいんですけど・・・。

さて、では残りの付け足し部分はどうかと言うと、コレがまたなんとも微妙。
今までのどの作品でも、怨念パワーを全開させていたのはカヤコその人だった(トシオはパシリ的存在)筈なのですが、この『パート2』のメインとなる響子&信之&達也・全壊へのきっかけは、なんとカヤコの夫・剛雄にあるのです。
信之たちの新居で起こっていた、過去の惨劇。
響子と信之は、部屋の中でその主犯である剛雄の凶行を目の当たりにし、廃人街道まっしぐら。

・・て事はアレですか?
ただの鬼畜な妄想狂だと思われていた剛雄は、実はカヤコ並の怨念パワーを秘めていた、と。


やるなぁ・・剛雄。
だてに松尾スズキにソックリな訳じゃないんですねぇ。(いつみても似ている)

しかし、他の男(小林先生)にうつつを抜かし旦那に関心ナシだったカヤコと、そんな妻と大した会話もせずに一足飛びで浮気と断定し、関係者を皆殺しにする剛雄・・・。
一見相性最悪に見える2人ですが、結果的にやっている事(手当たり次第呪い殺す)はほぼ同じなんですね。
しかも、この『パート2』では、剛雄が響子&信之を廃人に落とし込み、仕上げにカヤコが呪い殺す。と言う凄まじい連携プレーを披露。

なんだよ・・おまえらホントは仲いいんじゃん。


こんな夫婦の元に生まれてきたトシオくんが、道を踏み外してしまうのも仕方の無い事なのかもしれません。
いや、もしかすると世襲制度なのでしょうか? 呪怨体質は。

とかなんとか、若干のやりすぎ感はあるものの、佐伯邸の新住人・良美がカヤコに人格を乗っ取られてしまうくだりや、霊能力を持ちながらもなす術無く発狂死してしまう響子(とその両親)のくだりなど、程よく背筋を刺激してくれるいいエピソードばかりで、実はなかなか面白かった(怖かった)本作。
しかし、響子の甥・信之が何故か惨事の中生き残り、学校内でカヤコアタックを受けるエピソードだけ、どうにもいただけません。
なんと、
カヤコ、窓から校内に侵入

信之を追いかけて、廊下を全力疾走

雨に打たれてカヤコ大繁殖

と、完全にコントのノリになってしまうのです。

惨殺された割には、まっさらのように見えるワンピが目に眩しいカヤコーズの皆さんが、スカート丈をものともせず前かがみで全力疾走。
・・・何と言うか・・、清水監督は、なにかイヤな事でもあったのでしょうか・・?

てな訳で、迷走・珍走・大爆笑な結末を迎えてしまった『パート2』。
もはや恐怖映画と言うよりは、怪奇映画と呼ぶべきモノに変わってしまった、『呪怨』シリーズの明日はどっちだ!!

次回、アガサの呪怨祭りもいよいよクライマックス。
ハイウッドリメイク版 『The JUON-呪怨-』 に続きます・・・。
     ♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ →   にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

『呪怨』(ビデオ版)

2007年08月13日
20070812230205.jpg
栗山千明VS佐伯伽椰子、髪切りデスマッチ無制限一本勝負!!(←うそです)
いつもクリックありがとうございます!にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへよろしかったら今日もよろしくお願いします

暑いですねぇ。

暑い夏にはホラーが一番!
とばかりに、 『呪怨』 祭りを始めてはや10日あまり。
暑さが吹き飛ぶどころか、正直うんざり恐怖慣れして来ている自分がそこに居たりなんかしちゃったりなんかして・・。(モゴモゴ
伽椰子と俊雄の白い親子に至っては、最近目にする機会が多すぎて、もうなんか軽い親近感さえ感じてしまいます。

あら~トシオ君、ちょっと見ない間に白くなって~
やだちょっとカヤコさん、また白くなったんじゃないの?ちゃんと食べてる~?

って、わしゃ親戚のおばちゃんか!!

誰に突っ込んだのでも無いのです。自分自身に突っ込んだに違いないのです。(アガサ・夏の絵日記より)

と言う訳で、だいぶダレて(自分の中で)来ましたので、今回はさっくりレビューしてみたいと思います。

あらすじ・・・
俊雄の巻
小学校教師の小林先生は、数日間登校していない佐伯俊雄くんの事が気になって気になって仕方ありませんでした。
しかしそれ以上に気になっていたのは、俊雄くんのお母さんが、どうやら自分の大学時代の同級生・伽椰子らしい点だったりします。
業を煮やして、佐伯家をプライベート家庭訪問を敢行した小林先生は、両親不在で一人留守番をしている俊雄くんと遭遇するのですが・・・。

由紀の巻
旧・佐伯家に現在暮している村上家。
ある日、学生の娘・柑菜に、従姉の由紀が勉強を教えていると、どこからともなく不気味な怪音が。
学校の用事をウッカリ忘れていた柑菜が学校に行ってしまい、一人家に残された由紀は、再び耳にした怪音の出所を探し天井裏を覗いてみるのですが・・・。

瑞穂の巻
村上家の長男・強志と交際中の瑞穂は、放課後に校舎前で強志を待ち伏せしていましたが、待てど暮せど強志は現れず、挙句イヤミな教師に職員室に呼び出されてしまいます。
教師が部屋を空けたので、隙を突いて強志の家に電話をしてみる瑞穂。
しかし、そんな瑞穂の前に怪しい白塗りの男の子が出没し・・・。

柑菜の巻
村上家では、母・典子が息子のガールフレンド・瑞穂と通話中。
しかし生憎、息子・強志も娘・柑菜も留守だった為、瑞穂との電話を切ろうとしたその時、玄関から入ってきたのは変わり果てた様相の柑菜でした。
ぎこちない歩き方で階段を登ってゆく柑菜に、恐る恐る声を掛けた典子が見たものとは・・・。

伽椰子の巻
一向に帰ってこない、俊雄くんの両親を待ち続ける小林先生。
ふと目を離していた隙に俊雄くんは居なくなり、家の中を探索していた小林先生は、伽椰子の部屋で彼女の私文書を発見。
その“私文書=カヤコ日記”を読んでみた小林先生は、伽椰子が小林先生のクラスメイトだった時代から長きに渡っての、ガチなストーカーだった事を知る事に!
そして、ショックもそこそこに、押入れの上で惨殺されていた伽椰子の骸を発見。
てことはなにか?
俊雄くんもすでにアッチ側の人間なのか?
イヤイヤ、それよりなにより、この家の父ちゃんはどこに行っちゃったのか?!

そんなこんなで、動揺しまくりの小林先生にかかってきた一本の電話。
通話の相手は誰あろう佐伯家家主。
妻・伽椰子の100%片思いを、何故か1000%両思いと勘違いしていた父ちゃんは、これまた何故か俊雄くんまでを小林先生の隠し子だと思い込み、何もかもをぶち壊そうと企んでいたのです。
外出していた父ちゃんが訪れていたのは、何処だったのか?
その答えは、最悪の結末を引き連れていたのでした・・・。

響子の巻
佐伯家全滅→村上家全滅を経て、呪いの家は一軒の不動産屋に委ねられていました。
その不動産屋の社長・鈴木は、いわくつきの家を売る事に対し一抹の不安があった為、霊感の強い妹・響子を件の家に送り込みます。
イヤイヤながらも家を訪れた響子は、早速強い霊気を感知し、ストレッチ中の伽椰子や俊雄くんのニャーニャー声に悩まされます。
自分の霊力では、この粘着質な親子には到底太刀打ちできないと察した響子がとった行動とは・・・。


先に『劇場版』を観てしまった為、シーンのどれもこれもが見覚えのあるモノばかり。
しかし、さすがは『呪怨シリーズ』のオリジン(原点)。
完全ネタバレで観ている割には、『劇場版』には感じなかった“ジワジワと迫り来る「なんかヤな感じ」”と言う名の恐怖を体験させてくれます。
これは、ビデオ作品=低予算の為の画質の荒さも、かなりな要因になっているのではないでしょうか。
家庭用ハンディカメラで撮った映像に、なんか変なモノが映り込んだ・・・鬱だ・・・。
と言う感じのイヤさ加減とでも言いましょうか。

この後に作られるシリーズ作品でもお馴染みの、各人物に焦点を当てたオムニバス方式と、時間軸をずらした展開も、このビデオ版1作目が一番スムーズだったのではないかと思います。
(まぁ実を言うと、さらに派生している『学校の怪談』の中のエピソードを知らないと、意味がサッパリ判らない箇所もありますが)

で、この作品の中でアガサが一番喰いついたのが、
最凶女優・栗山千明の出演
と言う所だった訳なのですが、残念ながらこの作品の製作時点では、まだまだ少女の面持ちを残す千明サマでしたので、トゲトゲの付いた鉄球でカヤコと死闘を繰り広げる筈も無く、トシオごとき雑魚キャラに(←暴言)サックリやられてしまいました。
その代わりに、と言う訳ではないのですが、全エピソードの中で一番面白かったのが、ラストの“響子の巻”

餅は餅屋!とばかりに、対カヤコ要員として佐伯家に送り込まれた霊能者・響子
到着早々、ビビラせる気満々のカヤコにガン見されても余裕の表情で、家のあちこちを霊視するゴーストハンター・響子
・・・なんか知らんが、強そうな臭いがプンプンするぜ・・・!
と、アガサ(と世のホラーファン)の心を鷲掴み状態です。

私には判る・・・この家では、もっと多くの人が死んでいる・・・!
お兄ちゃん、清酒を持ってきて! A・S・A・P・今すぐに!!

と、出来る女のスキルを魅せ付けた響子は、不動産屋社長である兄が持ってきた清酒を一口含んだか否や、「マズー(゚д゚)!」とばかりに窓の外に吐き出した!!

・・は・・吐くのかよ!!

どうやら強い霊感を持つ人が、強い悪霊がいる場所で、強い清酒を呑むと、強い吐き気を催すようです。(そんな感じの事を言っていました)
で、史上最強の女霊媒師・響子は、そんな強い霊に自分の能力では太刀打ち出来ない、と早々と敗北宣言。
逃げるようにして佐伯家を後にしましたとさ。
めでたし、めでたし。

・・・お前、絶対次(パート2)で殺られんぞ・・・。

中途半端と言うか、肩すかしと言うか、思わせぶりと言うか、告白の次の日に速攻フラレた気分と言うか、ともかく折角の「霊能者」と言うキーワードがとても勿体無い感じに切り捨てられてしまったラストですが、その対決姿勢がこのシリーズに於いてはとても新鮮で、きっとコレ(カヤコVS霊能者)はいつの日にか来るであろう『呪怨・完結編』へと繰り越される構図なのではないかと思います。

そう言う事にしておいて下さい。(誰にお願いしているのか)

さて、アガサの呪怨祭り、次回は『ビデオ版2』へと続きます・・きっと・・・。
     ♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ →   にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

ヒルハヴが、ぼくらの街にやってくる。

2007年08月11日
ネタ元→ZOMBIE手帳ブログ←飛びます


うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!

何故東京?!  何故トウキョウ?!
首都か? 首都だからか?
そんなに慎太郎が好きかぁぁぁぁ?!

・・・すみません、取り乱しました。

先日、日本未公開作品としてレビューさせて頂いたアレクサンドル・アジャ監督の傑作、
『THE HILLS HAVE EYES』
が、渋谷のシアターNと言う映画館で

公開される運びとなったそうです!!!(感涙)


ステキですなぁ・・・
東京と言うとこは、まっことステキな街でごわすなぁ・・・。


で、しがない地方都市・岡山の住人アガサには、どこをどうやっても行くことの出来ない別世界な訳なので、東京近郊にお住まいの皆様は是非、アガサの分まで堪能して頂ければと・・・。

それにしても、この分で行くと全国公開は無理にしても、DVDリリースは一気に射程距離範囲内に入ってきましたね!
吹き替え版のダグも、ス・テ・キ♪(←脳内イメージ中)

それから、先日から思い描いていた“ホラーチャット”実現に向け、当ページ内にミニチャットとやらを貼り付けてみました。
あくまでお試し感覚ではありますが、使い勝手が良さそうでしたら近いうちにでも皆さんで時間を合わせてホラー座談会など出来ればイイナ・・・と思っておりますので、宜しかったら希望時間などコメント頂ければ幸いです。

と言うか、全然コメント頂けないと、アガサの一人漫談状態になってしまいますね・・・(泣)。

「身近にホラーファンが居ない」とお嘆きのアナタ!
「ホラーだけで白飯3杯はいける」と言うアナタ!
よろしかったらアガサと一緒に、ゴアな話題に血の華咲かせませんか
     ♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ →   にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

« Prev | HOME | Next »

※当ブログで使用しているイラスト等の著作権は、全てはアガサにありますので、転載、二次加工、再配布の際は一言ご連絡下さいませ。