第78回オスカー授賞式
2006年03月08日
やっぱりオスカー会員は“塩”でしたね。
あれだけ楽しみにしていたオスカーも、終わってみると毎回「あっけなかった・・・」と思ってしまいます。
心にポッカリ穴が開いたような、親しい友人が結婚してしまったような、そんな気分です。(うそです)
観終わって最初に思ったのは、「オスカー会員のやつら・・・やっぱショッパイなぁ
」という事。
監督賞はアン・リーが勝ち獲りましたが、作品賞まであげるにはやはり「ゲイ」のハードルは高かったか・・・。
まぁしかし、毎年思うのですが“それでもオスカーは割と公平”なのかもしれません。(どこかの『日本ナントカ賞』よりは)
私の予想は、11勝14敗でした。
なんと言うか、期待半分なとこもあったのですが、それにしてもガッツリ外れてちょっと残念です。
一応結果を書いておきます。
作品賞
『クラッシュ』
監督賞
アン・リー(『ブロークバック・マウンテン』)
主演男優賞
フィリップ・シーモア・ホフマン(『カポーティ』)
主演女優賞
リース・ウィザースプーン(』ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』)
助演男優賞
ジョージ・クルーニー(『シリアナ』)
助演女優賞
レイチェル・ワイズ(『ナイロビの蜂』)
オリジナル脚本賞
『クラッシュ』
脚色賞
『ブロークバック・マウンテン』
外国語映画賞
『Tsotsi』(南アフリカ)
美術賞
『SAYURI』
撮影賞
『SAYURI』
衣裳デザイン賞
『SAYURI』
編集賞
『クラッシュ』
メイクアップ賞
『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』
作曲賞
『ブロークバック・マウンテン』
オリジナル歌曲賞
“It's Hard Out Here for a Pimp”(『Hustle & Flow』)
音響賞
『キング・コング』
音響編集賞
『キング・コング』
視覚効果賞
『キング・コング』
長編ドキュメンタリー映画賞
『皇帝ペンギン』
短編ドキュメンタリー映画賞
『A Note of Triumph: The Golden Age of Norman Corwin』
長編アニメ映画賞
『ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!』
短編アニメ映画賞
『The Moon and The Son: An Imagined Conversation』
短編実写映画賞
『Six Shooter』
予想に反して『SAYURI』が獲ったのが、何だか釈然としないと言うか・・・。
特に衣装デザイン賞を獲ったのが・・・。
デザイナーが日本人なら、まだスッキリしたのかもしれませんがねぇ。
所詮外国映画、と言う事なのでしょうか。
それと(私の中で)一番の見所、『スターウォーズ』は有終の美を飾れるか?!ですが、やっぱりまんまと飾れませんでした。
一個ぐらいあげりゃいいのに・・・。
“オリジナル3部作の輝かしい栄光に泥を塗った”新3部作として、公式に認められたと解釈していいのでしょうか。
・・・いいのでしょうね。
はい、そうします。
それから、長編ドキュメンタリー賞が、『皇帝ペンギン』に渡ったのも腑に落ちません。
全体的に“社会派が占めたオスカー”と評されているのであれば、やはり『ダーウィンの悪夢』に獲って欲しかった。
それともオスカー会員は、だからこそペンギンに癒されたのでしょうか?
20代・30代のOLじゃあるまいし・・・。
「キャワイイ~
」ってか?
チッ (毒吐き中)
この結果を見て、俄然楽しみになってきたのが『カポーティ』の公開です。
あと、シーモアの受賞を一番喜んでいるのは、トム様かもしれませんね。
『M:I-3』の興行収入は、これ以上無いほどイメージが地に落ちたトム様だけが頼りだった所で、非常に厳しい所でしたが、敵役のホフマンがオスカー俳優となった今、オスカー効果で観客は5割り増し間違いなし!(当社比)
パラマウントは、大急ぎで編集に手を入れているのでは無いでしょうか。
そんなこんなで、今年も無事開催されたオスカー。
ホアキン・フェニックスの隣に、ナンシー関が座っていてビックリしたり、歌曲賞でパフォーマンスをしたドリー・パートンの顔が、あまりにもアンドロイド臭い所に、ショービズ界の底力を感じたり、司会のジョン・スチュワートのギャグが、デーブ・スペクター並みにドン引きしているのが観るに耐えなかったり、沢山楽しませてくれました。
また来年が楽しみですね。
♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ → あれだけ楽しみにしていたオスカーも、終わってみると毎回「あっけなかった・・・」と思ってしまいます。
心にポッカリ穴が開いたような、親しい友人が結婚してしまったような、そんな気分です。(うそです)
観終わって最初に思ったのは、「オスカー会員のやつら・・・やっぱショッパイなぁ

監督賞はアン・リーが勝ち獲りましたが、作品賞まであげるにはやはり「ゲイ」のハードルは高かったか・・・。
まぁしかし、毎年思うのですが“それでもオスカーは割と公平”なのかもしれません。(どこかの『日本ナントカ賞』よりは)
私の予想は、11勝14敗でした。
なんと言うか、期待半分なとこもあったのですが、それにしてもガッツリ外れてちょっと残念です。
一応結果を書いておきます。
作品賞

監督賞

主演男優賞

主演女優賞

助演男優賞

助演女優賞

オリジナル脚本賞

脚色賞

外国語映画賞

美術賞

撮影賞

衣裳デザイン賞

編集賞

メイクアップ賞

作曲賞

オリジナル歌曲賞

音響賞

音響編集賞

視覚効果賞

長編ドキュメンタリー映画賞

短編ドキュメンタリー映画賞

長編アニメ映画賞

短編アニメ映画賞
『The Moon and The Son: An Imagined Conversation』
短編実写映画賞

予想に反して『SAYURI』が獲ったのが、何だか釈然としないと言うか・・・。
特に衣装デザイン賞を獲ったのが・・・。
デザイナーが日本人なら、まだスッキリしたのかもしれませんがねぇ。
所詮外国映画、と言う事なのでしょうか。
それと(私の中で)一番の見所、『スターウォーズ』は有終の美を飾れるか?!ですが、やっぱりまんまと飾れませんでした。
一個ぐらいあげりゃいいのに・・・。
“オリジナル3部作の輝かしい栄光に泥を塗った”新3部作として、公式に認められたと解釈していいのでしょうか。
・・・いいのでしょうね。
はい、そうします。
それから、長編ドキュメンタリー賞が、『皇帝ペンギン』に渡ったのも腑に落ちません。
全体的に“社会派が占めたオスカー”と評されているのであれば、やはり『ダーウィンの悪夢』に獲って欲しかった。
それともオスカー会員は、だからこそペンギンに癒されたのでしょうか?
20代・30代のOLじゃあるまいし・・・。
「キャワイイ~

チッ (毒吐き中)
この結果を見て、俄然楽しみになってきたのが『カポーティ』の公開です。
あと、シーモアの受賞を一番喜んでいるのは、トム様かもしれませんね。
『M:I-3』の興行収入は、これ以上無いほどイメージが地に落ちたトム様だけが頼りだった所で、非常に厳しい所でしたが、敵役のホフマンがオスカー俳優となった今、オスカー効果で観客は5割り増し間違いなし!(当社比)
パラマウントは、大急ぎで編集に手を入れているのでは無いでしょうか。
そんなこんなで、今年も無事開催されたオスカー。
ホアキン・フェニックスの隣に、ナンシー関が座っていてビックリしたり、歌曲賞でパフォーマンスをしたドリー・パートンの顔が、あまりにもアンドロイド臭い所に、ショービズ界の底力を感じたり、司会のジョン・スチュワートのギャグが、デーブ・スペクター並みにドン引きしているのが観るに耐えなかったり、沢山楽しませてくれました。
また来年が楽しみですね。


第78回オスカー その予想(おまけ)
2006年03月05日
と、言う訳で。
やっと全ての部門を書き終わりました。
おれはやったぞーー!!
と叫びたい気持ちです。
何はともあれ、私にとっては年に一度の大イベント。
女優陣の着飾りっぷりを見るのも楽しいし、発表の瞬間に候補者達が垣間見せる引きつった笑顔もこれまた楽しいです。
今年の見所はなんと言っても、下馬評で一番支持の高かった『ブロークバック・マウンテン』がどこまでオスカーを獲れるのか。
ほとんどの賞レースを圧勝して来ていますが、オスカーはやはり独自性を持っているので、安心は出来ないでしょう。
下世話な話で言うと、
アンジェリーナ・ジョリーはプラピと来るのか?
ジェニファー・アニストンとケロヨンとアンジーの、世にも恐ろしい『デスパレートな(元)妻(と婚約者)たち』が見られるのか?
宮崎駿は今度こそ来るのか?
ドリュー・バリモアはまたもやホルスタイン状態で来るのか?
“フェリシティ・ハフマンの応援”を口実に、一番目だってやろうと気合入れて駆けつけるのは誰か?(デス妻軍団より)
ジェイミー・フォックスはここでもやっぱりチンピラっぽいのか?
といった所でしょうか。
個人的に、ジェイミー・フォックスのチンピラっぷりに拍車がかかっているのが気になるのですが、さすがにオスカーともなると少しは神妙な雰囲気で来るのか、そんなの関係ないのか、是非チェックしたいと思います。
あと、初司会のジョン・スチュワートがどれくらい沸かしてくれるか、楽しみですね。
権力やカンペにのまれない、パンチの効いたジョークを期待します。
また、結果やジェイミー・フォックスの様子を後日ブログに書けたら・・・と思います。
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おれはやったぞーー!!
と叫びたい気持ちです。
何はともあれ、私にとっては年に一度の大イベント。
女優陣の着飾りっぷりを見るのも楽しいし、発表の瞬間に候補者達が垣間見せる引きつった笑顔もこれまた楽しいです。
今年の見所はなんと言っても、下馬評で一番支持の高かった『ブロークバック・マウンテン』がどこまでオスカーを獲れるのか。
ほとんどの賞レースを圧勝して来ていますが、オスカーはやはり独自性を持っているので、安心は出来ないでしょう。
下世話な話で言うと、






といった所でしょうか。
個人的に、ジェイミー・フォックスのチンピラっぷりに拍車がかかっているのが気になるのですが、さすがにオスカーともなると少しは神妙な雰囲気で来るのか、そんなの関係ないのか、是非チェックしたいと思います。
あと、初司会のジョン・スチュワートがどれくらい沸かしてくれるか、楽しみですね。
権力やカンペにのまれない、パンチの効いたジョークを期待します。
また、結果やジェイミー・フォックスの様子を後日ブログに書けたら・・・と思います。


第78回オスカー その予想(脚本賞ほか)
2006年03月05日
えらい事に気が付きました。
こんなテンポ(色変えたりフォント変えたり)で書いていたら、授賞式までには到底間に合いません!
と言う訳で、飛ばして行きます。
オリジナル脚本賞
『クラッシュ』
『グッドナイト&グッドラック』
『Match Point』(ウディ・アレン新作)
『イカとクジラ(仮題)』(親子関係修復モノ?)
『シリアナ』
予想・・・『クラッシュ』
(去年獲れなかった分のおまけがついてくるに違いない! )
脚色賞
『ブロークバック・マウンテン』
『カポーティ』
『ナイロビの蜂』(『シティ・オブ・ゴッド』の監督によるサスペンス)
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(デヴィッド・クローネンバーグの新作)
『ミュンヘン』
予想・・・『ヒストリー・オブ・バイオレンス』
(今までクローネンバーグが無冠だったなんて、ありえない)
撮影賞
『バットマン ビギンズ』(渡辺謙の出演に浮かれていた日本人は、見終わって「どこに出てたっけ?」と思ったに違いない。)
『ブロークバック・マウンテン』
『グッドナイト&グッドラック』
『SAYURI』(トンデモ映画)
『ニュー・ワールド』(テレンス・マリック‘たった7年ぶり’の新作。実写版ポカホンタス?)
予想・・・『ブロークバック・マウンテン』
(手堅く。)
編集賞
『シンデレラマン』(ラッセル・クロウが飽くなき向上心で、オスカー受けしそうな実話モノに挑戦)
『ナイロビの蜂』
『クラッシュ』
『ミュンヘン』
『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
予想・・・『クラッシュ』
(群像劇なだけに編集は肝。)
美術賞
『グッドナイト&グッドラック』
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(結局、最後まであの3人組は続投なのか?ハリーの演技力だけが浮きまくりな、人気シリーズ第4弾)
『キング・コング』(PJの思い入れと日本人の受けとが反比例だった巨大ゴリラの愛の物語)
『SAYURI』
『プライドと偏見』(登場人物みんなが本音で喋れば10分で終わる、英文学モノ)
予想・・・『SAYURI』
(きらびやか、に惑わされるか?)
衣装デザイン賞
『チャーリーとチョコレート工場』(ティム・バートン作品がこんなにポピュラーに受け入れられる日が来るなんて・・・)
『SAYURI』
『Mrs. Henderson Presents』(イギリスならではの人情喜劇)
『プライドと偏見』
『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
予想・・・『プライドと偏見』
(この部門、獲っている様で意外と獲っていない英文学モノにあげとこう、と思われるのでは?)
メイキャップ賞
『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』(『指輪・・・』の成功を指をくわえて見ていたディズニーが、続けとばかりに映画化した、英ファンタジーの名作)
『シンデレラマン』
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(ついにと言うか、やっとと言うか・・・。視覚効果賞から外された所に、みんなの本音が垣間見える)
予想・・・『スターウォーズ エピソード3』
(これで最後だから)
視覚効果賞
『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』
『キング・コング』
『宇宙戦争』(スーパー一般人のトム様が、可愛げの無いダコタ・ファニングと逃げ回るパニック映画。こんなの撮るんなら、『M:I-3』も撮ってやりゃいいのに・・・、スピルバーグ)
予想・・・『キング・コング』
(ナルニアはまだ後6作あるでしょ?)
録音賞
『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』
『キング・コング』
『SAYURI』
『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
『宇宙戦争』
予想・・・『ウォーク・ザ・ライン』
(作品の評価と歌モノの強みから)
音響効果賞
『キング・コング』
『SAYURI』
『宇宙戦争』
予想・・・『キング・コング』
(主要な賞から外された恨みは、効果部門で晴らすのでは)
作曲賞
『ブロークバック・マウンテン』グスターボ・サンタオラヤ
『ナイロビの蜂』アルベルト・イグレシアス
『SAYURI』ジョン・ウィリアムズ
『ミュンヘン』ジョン・ウィリアムズ
『プライドと偏見』ダリオ・マリアネッリ
予想・・・『ブロークバック・マウンテン』
(作品の勢いから妥当かと)
主題歌賞
『クラッシュ』「In the Deep」
『Hustle & Flow』「It's Hard Out Here for a Pimp」
『トランスアメリカ』「Travelin' Thru」
予想・・・『Hustle & Flow』
(この部門は、案外時代にピッタリはまった曲が選ばれているから)
ドキュメンタリー映画賞(長編)
『ダーウィンの悪夢』(タンザニアのビクトリア湖で行われている、非人間的な国際的経済活動の実態を描く)
『Enron: The Smartest Guys in the Room』(アメリカ版ホリエモンショック。のもっと大規模バージョン)
『皇帝ペンギン』(癒し系)
『MURDER BALL』(車椅子バスケ)
『Street Fight』 (現職の市長が対立候補者に嫌がらせ)
予想・・・『ダーウィンの悪夢』
(みんな目を覚ませ!)
ドキュメンタリー映画賞(短編)
『The Death Of Kevin Carter: Casualty Of The Bang Bang Club』(ピューリッツァ賞受賞のジャーナリストが自らの仕事のモラルについて悩む)
『God Sleeps in Rwanda』(ルワンダの大虐殺事件、その後日談)
『The Mushroom Club』(ヒロシマ原爆、その後の影響を描く。日系人が監督)
『A Note Of Triumph: The Golden Age Of Norman Corwin』(著名な脚本家、ノーマン・コーウィンについて)
予想・・・『The Death Of Kevin Carter: Casualty Of The Bang Bang Club』
(悲惨な戦地の写真を撮る写真家。「そんな写真を撮る暇があったら犠牲者を助けたら?」とはみんなが言うこと。しかし、その写真が世界に報道されるからこそ、私たちが現実を知ることが出来るのも事実。写真家が抱えるそんな葛藤を描いた本作は、映画人にとってもとても意義のある作品なのでは。大切なのは、何事も“対岸の火事”にしない事なのでは?)
短編賞(実写)
『Ausreisser (The Runaway)』(ドイツ版『赤ちゃんに乾杯!』)
『Cashback』(イギリスの軽快なコメディ。好評につき長篇化された)
『The Last Farm』(アイスランドの荒涼とした大地を舞台としたサスペンス(か?))
『Our Time Is Up』(アメリカのブラックコメディ。余命わずかなセラピストが逆ギレの治療を患者に施す)
『Six Shooter』(アイルランドのブラックコメディ)
予想・・・『Six Shooter』
(プロット判断ですが、この中で一番観たいから)
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と言う訳で、飛ばして行きます。

『クラッシュ』
『グッドナイト&グッドラック』
『Match Point』(ウディ・アレン新作)
『イカとクジラ(仮題)』(親子関係修復モノ?)
『シリアナ』
予想・・・『クラッシュ』
(去年獲れなかった分のおまけがついてくるに違いない! )

『ブロークバック・マウンテン』
『カポーティ』
『ナイロビの蜂』(『シティ・オブ・ゴッド』の監督によるサスペンス)
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(デヴィッド・クローネンバーグの新作)
『ミュンヘン』
予想・・・『ヒストリー・オブ・バイオレンス』
(今までクローネンバーグが無冠だったなんて、ありえない)

『バットマン ビギンズ』(渡辺謙の出演に浮かれていた日本人は、見終わって「どこに出てたっけ?」と思ったに違いない。)
『ブロークバック・マウンテン』
『グッドナイト&グッドラック』
『SAYURI』(トンデモ映画)
『ニュー・ワールド』(テレンス・マリック‘たった7年ぶり’の新作。実写版ポカホンタス?)
予想・・・『ブロークバック・マウンテン』
(手堅く。)

『シンデレラマン』(ラッセル・クロウが飽くなき向上心で、オスカー受けしそうな実話モノに挑戦)
『ナイロビの蜂』
『クラッシュ』
『ミュンヘン』
『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
予想・・・『クラッシュ』
(群像劇なだけに編集は肝。)

『グッドナイト&グッドラック』
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(結局、最後まであの3人組は続投なのか?ハリーの演技力だけが浮きまくりな、人気シリーズ第4弾)
『キング・コング』(PJの思い入れと日本人の受けとが反比例だった巨大ゴリラの愛の物語)
『SAYURI』
『プライドと偏見』(登場人物みんなが本音で喋れば10分で終わる、英文学モノ)
予想・・・『SAYURI』
(きらびやか、に惑わされるか?)

『チャーリーとチョコレート工場』(ティム・バートン作品がこんなにポピュラーに受け入れられる日が来るなんて・・・)
『SAYURI』
『Mrs. Henderson Presents』(イギリスならではの人情喜劇)
『プライドと偏見』
『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
予想・・・『プライドと偏見』
(この部門、獲っている様で意外と獲っていない英文学モノにあげとこう、と思われるのでは?)

『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』(『指輪・・・』の成功を指をくわえて見ていたディズニーが、続けとばかりに映画化した、英ファンタジーの名作)
『シンデレラマン』
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(ついにと言うか、やっとと言うか・・・。視覚効果賞から外された所に、みんなの本音が垣間見える)
予想・・・『スターウォーズ エピソード3』
(これで最後だから)

『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』
『キング・コング』
『宇宙戦争』(スーパー一般人のトム様が、可愛げの無いダコタ・ファニングと逃げ回るパニック映画。こんなの撮るんなら、『M:I-3』も撮ってやりゃいいのに・・・、スピルバーグ)
予想・・・『キング・コング』
(ナルニアはまだ後6作あるでしょ?)

『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』
『キング・コング』
『SAYURI』
『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』
『宇宙戦争』
予想・・・『ウォーク・ザ・ライン』
(作品の評価と歌モノの強みから)

『キング・コング』
『SAYURI』
『宇宙戦争』
予想・・・『キング・コング』
(主要な賞から外された恨みは、効果部門で晴らすのでは)

『ブロークバック・マウンテン』グスターボ・サンタオラヤ
『ナイロビの蜂』アルベルト・イグレシアス
『SAYURI』ジョン・ウィリアムズ
『ミュンヘン』ジョン・ウィリアムズ
『プライドと偏見』ダリオ・マリアネッリ
予想・・・『ブロークバック・マウンテン』
(作品の勢いから妥当かと)

『クラッシュ』「In the Deep」
『Hustle & Flow』「It's Hard Out Here for a Pimp」
『トランスアメリカ』「Travelin' Thru」
予想・・・『Hustle & Flow』
(この部門は、案外時代にピッタリはまった曲が選ばれているから)

『ダーウィンの悪夢』(タンザニアのビクトリア湖で行われている、非人間的な国際的経済活動の実態を描く)
『Enron: The Smartest Guys in the Room』(アメリカ版ホリエモンショック。のもっと大規模バージョン)
『皇帝ペンギン』(癒し系)
『MURDER BALL』(車椅子バスケ)
『Street Fight』 (現職の市長が対立候補者に嫌がらせ)
予想・・・『ダーウィンの悪夢』
(みんな目を覚ませ!)

『The Death Of Kevin Carter: Casualty Of The Bang Bang Club』(ピューリッツァ賞受賞のジャーナリストが自らの仕事のモラルについて悩む)
『God Sleeps in Rwanda』(ルワンダの大虐殺事件、その後日談)
『The Mushroom Club』(ヒロシマ原爆、その後の影響を描く。日系人が監督)
『A Note Of Triumph: The Golden Age Of Norman Corwin』(著名な脚本家、ノーマン・コーウィンについて)
予想・・・『The Death Of Kevin Carter: Casualty Of The Bang Bang Club』
(悲惨な戦地の写真を撮る写真家。「そんな写真を撮る暇があったら犠牲者を助けたら?」とはみんなが言うこと。しかし、その写真が世界に報道されるからこそ、私たちが現実を知ることが出来るのも事実。写真家が抱えるそんな葛藤を描いた本作は、映画人にとってもとても意義のある作品なのでは。大切なのは、何事も“対岸の火事”にしない事なのでは?)

『Ausreisser (The Runaway)』(ドイツ版『赤ちゃんに乾杯!』)
『Cashback』(イギリスの軽快なコメディ。好評につき長篇化された)
『The Last Farm』(アイスランドの荒涼とした大地を舞台としたサスペンス(か?))
『Our Time Is Up』(アメリカのブラックコメディ。余命わずかなセラピストが逆ギレの治療を患者に施す)
『Six Shooter』(アイルランドのブラックコメディ)
予想・・・『Six Shooter』
(プロット判断ですが、この中で一番観たいから)


第78回オスカー その予想(その他の賞)
2006年03月04日
どんどん行きます。
長編アニメーション賞
『ハウルの動く城』・・・宮崎駿、観客置いてきぼりで好き勝手にやって、オスカーにまでノミネート。
『コープスブライド』・・・『ナイトメア・・』から12年、世界中が待っていたゴスなストップモーション・アニメの新作がついに登場。
嫁さん(ヘレナ・ボトム・カーター)を使いたがるのはご愛嬌。
『ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!』・・・キャラクターの認知度が本編の普及度に比例していない、愛すべき“人とイヌ”コンビ。
人の技とは思えない、素晴らしい出来のクレイ・アニメ。
日本語吹き替えは、今回も欽ちゃんなのか?
予想・・・『ウォレスとグルミット』
作品の完成度が半端じゃない。
短編アニメーション賞
『Badgered』・・・シャロン・コルマンさん(イギリスの国立映画学校)
『The Moon and the Son: An Imagined Conversation』・・・ジョン・カンメーカー・プロダクション
『The Mysterious Geographic Explorations of Jasper Morello』・・・ A 3Dフィルム・プロダクション アンソニー・ルーカス
『9』・・・シェイン・アッカー
『One Man Band』・・・ピクサー
予想・・・『One Man Band』
ピクサー無敵伝説なるか?
外国語映画賞
『Don't Tell』イタリア
『戦場のアリア』フランス
『白バラの祈り/ゾフィー・ショル、最期の日々』ドイツ
『Paradise Now』パレスチナ
『Tsotsi』南アフリカ
予想・・・『Paradise Now』史上初のパレスチナ映画受賞なるか?
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『ハウルの動く城』・・・宮崎駿、観客置いてきぼりで好き勝手にやって、オスカーにまでノミネート。
『コープスブライド』・・・『ナイトメア・・』から12年、世界中が待っていたゴスなストップモーション・アニメの新作がついに登場。
嫁さん(ヘレナ・ボトム・カーター)を使いたがるのはご愛嬌。
『ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!』・・・キャラクターの認知度が本編の普及度に比例していない、愛すべき“人とイヌ”コンビ。
人の技とは思えない、素晴らしい出来のクレイ・アニメ。
日本語吹き替えは、今回も欽ちゃんなのか?
予想・・・『ウォレスとグルミット』
作品の完成度が半端じゃない。
短編アニメーション賞
『Badgered』・・・シャロン・コルマンさん(イギリスの国立映画学校)
『The Moon and the Son: An Imagined Conversation』・・・ジョン・カンメーカー・プロダクション
『The Mysterious Geographic Explorations of Jasper Morello』・・・ A 3Dフィルム・プロダクション アンソニー・ルーカス
『9』・・・シェイン・アッカー
『One Man Band』・・・ピクサー
予想・・・『One Man Band』
ピクサー無敵伝説なるか?
外国語映画賞
『Don't Tell』イタリア
『戦場のアリア』フランス
『白バラの祈り/ゾフィー・ショル、最期の日々』ドイツ
『Paradise Now』パレスチナ
『Tsotsi』南アフリカ
予想・・・『Paradise Now』史上初のパレスチナ映画受賞なるか?


第78回オスカー その予想(作品賞 他)
2006年03月04日
だらだらと書き綴ってきたオスカー予想も、いよいよ最終章を迎えました。
なんとか3月6日の授賞式迄に間に合ったかと思うと、喜びもひとしおです。
そう言えば、例の“日本アカデミーなんとか”も授賞式やってましたね(失笑)。
ふと思ったのですが、日本以外の国で“アカデミー賞”をそのまんま付けて、映画に優劣(劣は無いか)を決めてる国ってあるのでしょうか?
フランスアカデミー賞、とか
ベルリンアカデミー賞、とか・・・
・・無いですよね?
韓国アカデミー賞・・・ ありうるかもしれぬ・・・
そんな事はほっといて、本題に入りましょう。
まずは作品賞
『ブロークバック・マウンテン』
2人のカーボーイの、20年に渡る禁断の愛のお話。
オスカー会員のじいさん連中は、未だにゲイには手厳しいのか?
それとも、時代の波を受け入れる気になったのか?
『カポーティ』
実在の作家、トルーマン・カポーティ(実はゲイ)が犯罪小説の傑作『冷血』を書くお話。
オスカー会員は、実話大好き。
でも、やっぱりゲイは嫌い。
『グットナイト&グットラック』
1950年代に政府によって行われていた“赤狩り”を終結させた、勇気と男気溢れる実在のニュースキャスターのお話。
これまた大好物の実話。
もしかするとオスカー会員の中には、“赤狩り”の実体験者が生き残っているかも。
昔のトラウマに怯え、もっと無難な方へ票を投じたくなるかも?
『クラッシュ』
ロスを舞台に、様々な人種・階層が絡み合って起きる犯罪(やその問題)を浮き彫りにした、重~いお話。
フィクションだけど、描かれているモノは限りなくノンフィクションなのでは。
去年の『ミリオンダラー・ベイビー』の高評価は、まだ有効か?
あまりに、今日のアメリカが抱えている問題を突きつけすぎていて、オスカー会員の中には辟易するじいさんも出て来て、もっと無難な方へ票を投じたくなるかも。
『ミュンヘン』
1972年のミュンヘン・オリンピックで起きた無差別テロと、それに対する報復作戦のお話。
大好き!実話!!(オスカー
)
内容はちょっとデリケート(中東モノ)だけど、なんてったってスピルバーグだもんね。
“平和”という明白なメッセージ性も安心材料で、まさに無難な選択かも。
予想・・・『ブロークバック・マウンテン』
漢になれ! オスカー会員!!
♪♪どちらのバナーでもどうぞご遠慮なく♪♪ → なんとか3月6日の授賞式迄に間に合ったかと思うと、喜びもひとしおです。
そう言えば、例の“日本アカデミーなんとか”も授賞式やってましたね(失笑)。
ふと思ったのですが、日本以外の国で“アカデミー賞”をそのまんま付けて、映画に優劣(劣は無いか)を決めてる国ってあるのでしょうか?
フランスアカデミー賞、とか
ベルリンアカデミー賞、とか・・・
・・無いですよね?
韓国アカデミー賞・・・ ありうるかもしれぬ・・・
そんな事はほっといて、本題に入りましょう。
まずは作品賞

2人のカーボーイの、20年に渡る禁断の愛のお話。
オスカー会員のじいさん連中は、未だにゲイには手厳しいのか?
それとも、時代の波を受け入れる気になったのか?

実在の作家、トルーマン・カポーティ(実はゲイ)が犯罪小説の傑作『冷血』を書くお話。
オスカー会員は、実話大好き。
でも、やっぱりゲイは嫌い。

1950年代に政府によって行われていた“赤狩り”を終結させた、勇気と男気溢れる実在のニュースキャスターのお話。
これまた大好物の実話。
もしかするとオスカー会員の中には、“赤狩り”の実体験者が生き残っているかも。
昔のトラウマに怯え、もっと無難な方へ票を投じたくなるかも?

ロスを舞台に、様々な人種・階層が絡み合って起きる犯罪(やその問題)を浮き彫りにした、重~いお話。
フィクションだけど、描かれているモノは限りなくノンフィクションなのでは。
去年の『ミリオンダラー・ベイビー』の高評価は、まだ有効か?
あまりに、今日のアメリカが抱えている問題を突きつけすぎていて、オスカー会員の中には辟易するじいさんも出て来て、もっと無難な方へ票を投じたくなるかも。

1972年のミュンヘン・オリンピックで起きた無差別テロと、それに対する報復作戦のお話。
大好き!実話!!(オスカー

内容はちょっとデリケート(中東モノ)だけど、なんてったってスピルバーグだもんね。
“平和”という明白なメッセージ性も安心材料で、まさに無難な選択かも。
予想・・・『ブロークバック・マウンテン』
漢になれ! オスカー会員!!

