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『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』

2019年12月26日
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あらすじ・・・
死者がシャベッタアアアア!!!
どっこい生きてたパルパティーン、情報集めるレイア姫、最後の希望のレイちゃんは、今日も今日とて修行の身。
一方イキりレン太郎ことファースト・オーダーの最高指導者カイロ・レンくんは、邪魔なじじいを殺そうと宇宙の果てまでえんやこら。
スカイウォーカー一族に夜明けはくるのか! 
レイちゃんをめぐる恋のさや当てにも要注目だよ!!



以下、ネタバレしていますので、ご鑑賞後の方か、未鑑賞だけどあんまそういうの気にならないからバレててもいいよという方のみ、このままお進みください。
あと、流れ弾的に『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレにも触れてしまっていますが、ホントすみません。



どうもこんにちはー! チョロいファンでーす!!

もうね、圧倒的にチョロいですよね。
『フォースの覚醒』、『最後のジェダイ』と勝手気ままに文句を垂れ流してきた自分がここまでチョロかったとは思いませんでしたが、実際問題観てみたらまあチョロかったのなんの。 気づいたら勢い余って5億点!とか口走っていましたからね!


数十年にも渡るサーガの締めくくり。 
ついに公開を迎えようかというこのタイミングで、早くも2022年に作られる新作の話や数日後配信が始まるスピンオフの話がネットを賑わせており、この世(ディズニー)には余韻もへったくれもないのか、と物悲しい気持ちになったりもしましたが、とにかく締めくくられる運びとなったスカイウォーカー家の物語。
オリジナルの焼き直しと批判されたEP7や、史上最悪のルークの無駄遣いが問題視されたEP8のアレやコレやを、全てうやむやにするべく作られたEP9。 
それは「スター・ウォーズ・ファン大感謝祭」と呼ぶにふさわしい「全部のせ」でした。

死んでいないキャラクターは全員集めよ、という大号令のもと連れてこられた、ランド・カルリジアンをはじめとするオリジナルキャストのみなさん。 
前回も出ていたナイン・ナンさんはともかく、超お久しぶりのウェッジ・アンティリーズさんがスクリーンに映った瞬間なんかすすり泣きでしたからね。 
きっと現役から退いて久しかったであろうウェッジさんが、ランドとチューイの呼びかけに応えるため老体に鞭打ってコックピットに戻ってきてくれたんですよ。 
相当の覚悟じゃないですか。 
なんだったら、周囲に別れも済ませてきたかもしれない。 いや、きっとそうだろう。 これが泣かずにいられるかっつうの。
レイア姫の出演シーンも、ありもののフッテージと後姿の代役とCGで、出来うる限りのリアリティを表現していてよかったと思いますよ。 あれ以上は無理だったろうな、というギリギリのライン。 
最低限でしかなかったけれど、大活躍でライトセーバーぶんぶん振り回す展開よりは、なんとなくよかった気がします。
「ベン」のひとことであんなに伝わることがあるんだなぁ・・・。(※思い出して号泣)

あとね、正確にいうと死んだ人も連れてこられてた。 
パルパティーンはゾンビ状態の上、クリーニング屋さんで吊るされてる洋服みたいにゆらゆらしながらやってきたし、ハン・ソロに至っては「記憶」という状態で登場。 
いやね、ジェダイ・ナイトでない以上、フォース・ゴーストにはなれないじゃないですか。 どうすんのかな、って思ってたんですよ。 最後だし、ハン・ソロはきっと出るだろう。 方法だけが問題だ、と。 
そしたらまさかの「記憶」ですってよ奥さん。 
その手があったか!っていうかそんなんでいいのか!いいんだよ!!!(※チョロいファンの叫び)
もちろん、引きこもり系ジェダイ・マスターのルークもジェダイ・ゴーストと化して再登場ですよ。
前作終了時に想像した通り、霊体になったことで責任感もシースルーになったのか、ずいぶんこざっぱりとした表情で出てくるルーク。 
自身の出自を知り思い悩むレイちゃんに、「逃げたらジェダイは終わりなんだよ・・」とクソみたいなアドバイスを送るルーク。
いやいやいやおまえ前回まさしく「逃げてジェダイを終わらせようと」しとったやんけ! 「もうジェダイなんか滅んだらええんや」ってやさぐれまくっとったやんけ! どの顔でアドバイスしとんねん! そんなんでいいのか!いいんだよ!!!!(※チョロいファン得心の雄叫び)

キャストを揃えたら、お次は過去の名シーン・名セリフの完コピ・・・じゃなかったリスペクト大会。
ルークがヨーダのようにXウィングを水中から取り出せば、レイはルークのようにヘルメットを被りフォースの特訓に励む。 
ランドとチューイはクラウド・シティでルークにやったようにファルコン号でフィンとジャナを救い、レイはダゴバの洞窟でルークが挑んだように暗黒面に堕ちた自分の影と対峙する。
次から次へと繰り出される懐かしの「スター・ウォーズあるある」は、多くの観客をガッカリさせたかもしれませんが、また多くのファンを大喜びさせるものでもあったのではないでしょうか。
誰かが誰かを想い、誰かが誰かに志を託し、誰かが誰かを助けるために命を捧げる。 
時に選択を間違い、暴走し、悲劇を生み、再び愛によってゆるされる。
スター・ウォーズがずっとやってきたことなんですよ。
そしてわたしはそういうスター・ウォーズがすきだったんだなぁ・・・と思いました。

思い起こせば小学4年生の秋、テレビで初めて『スター・ウォーズ新たなる希望』が放送された日。
近所の神社では秋祭りが開かれていて、わたしはまだ『スター・ウォーズ』を知らない子どもで、ただ単にお祭りから帰ったらテレビもお祭り騒ぎをやっていた、というだけの認識だった。
「宇宙ものか・・・いいな」
気づいたらテレビにかじりつき、お風呂に入れという両親に「もうちょっとだけ、もうちょっとだけ」と嘆願し、レイアにメダルをもらうルークとソロにうっとりしながら、メダルをもらえなかったチューイに同情するところまで見届けていた。 
つまり、最後まで夢中で観ていた。 完全に虜だった。 
でっかいのやらちっさいのやら見たことのない形をした様々な宇宙船の、かっこいいダース・ベイダーの、ワイルドなソロの、毛むくじゃらのチューイの、ブラスターを打ちまくるプリンセス・レイアの、甘いマスクのルークの虜だった。
その日から30数年ののち、ついに迎えた「すきだったみんな」とのお別れの瞬間。
レイアの息子を想う気持ちに、ソロの温かさに、ルークの潔さに、迷走している孫は全スルーでジェダイの新弟子にだけエールを送りに来たアナキンのあいかわらずなスットコドッコイさ加減に、やっとメダルをもらえたチューイに、廃船になることなく最後まで駆け抜けたファルコン号に、やるべきことをやり遂げた宇宙のみんなが安堵の涙と抱擁を交わしあうスクリーンに、わたしは泣きました。

映画としてダメなところはいっぱいあります。
正直、設定はガバガバだし謎理論だらけだし畳み方強引だし、名作映画だったかと言われれば全くそうではない。
でも、名作ではないけど、わたしにとってはとてもすばらしい映画だった。
まだまだこの宇宙に浸っていたいと感じさせてくれて、でもお別れも(惜しむ気持ちはありつつも)きちんと受け入れることができて、『スター・ウォーズ』を観てきてよかったなぁ、と思わせてくれてありがとう。

スター・ウォーズさいこうだぜ!



- おまけ -

・ とまあね、色々書きましたけど、一番自分がチョロかったのはカイロ・レンによるところが大きいんですよね! っていうか『スカイウォーカーの夜明け』は実質カイロ・レン祭り! いやちがう!アダム・ドライバー祭りなのだ!!!

・ ヘタレだのキャラがブレブレだの悪しざまに評されることの多かったカイロ・レン(以下レンくん)。 しかし、思い返してください。 レンくんことベン・ソロくんは、宇宙いちとの呼び声高いパイロットであり英雄の父をもち、オルデラン星の王女にして元老院議員・現レジスタンス将軍を母にもち、伝説のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーを伯父に持つというプレッシャーの権現みたいな環境に生まれてしまったんですよ。 で、生まれた時から強いフォースを目覚めさせたせいで、「こいつはイケる」とばかりに親元から離されジェダイの修行を余儀なくされ、その潜在能力ゆえにパルパティーンから目をつけられ、勝手に危惧した伯父さんから殺されかけ、その恐怖と失望と絶望から闇落ちするしかなかったかわいそうな子どもなんですよ。 

・ 家族の期待を裏切った罪悪感から、ずっと「もう引き返せない。とことん堕ちるしかない」と自己暗示をかけてきたであろうレンくん。 そう、自己暗示なんです。 「今さら家族のもとには戻れない」という呪い。 本当は家族が自分を愛してくれていたこともわかっているし、いつだって迎えてくれることもわかっている。 でも、耳元で囁くパルパティーン(ベイダー卿)の「お前は愛されていない」というネガティブな言葉の方が受け入れやすかった。 「世の中を呪え、おまえを受け入れてくれない世の中を呪え、すべて壊してしまえ」という甘い誘いの方が心地よかった。 

・ こういうの、別にレンくんだけじゃないんじゃないでしょうか。 多くの人が、ポジティブな声よりもネガティブな声の方にとらわれやすいんじゃないかと思いますし、のぼるよりもおちる方が容易いんですよ。 もちろん、だからこそ踏ん張らないといけないけれど、踏ん張るためには支えがなければ難しい。

・ 父ハン・ソロは現実逃避し、母レイアはレジスタンス活動に没頭し、伯父ルークは行方不明ということで、踏ん張るための支えを得られなかった子どもは、ベン・ソロを殺しカイロ・レンとして生きることを選んだ。 黒づくめのマスクは、彼がベン・ソロを弔うための衣装だったのかもしれない。 だから、対等な力をもち、親にすがりたくてもすがれないという過去をもち、自分と同じ孤独を知っているレイと出会い、同じでありながら希望を捨てない彼女と接するうちに、レンくんがマスクを被る機会は減っていった。 

・ レイも、レンくんの中に自分と同じものを感じていたからこそ、レンくんの悲しみや絶望を知ることができたし、なんとかして救ってあげたかったんじゃないでしょうか。 放っておけなかったんじゃないでしょうか。 もうね、愛ですよ。 誰がなんといおうと愛ですよ。 正反対の場所にいながらも、無視できないほどの共通点を持ち、本気でぶつかり合うごとに惹かれてゆく。 なんだおいコレたまんねえな!!!

・ ほんとフィンくんには申し訳ないけど、わたしは「敵同士だけどかけがえのない相手」みたいなアレが大好物なのでね! すみませんね! まあほら、フィンくんはフィンくんで前回から引き続きモテまくってたし、レイとポーとの友情は不滅だし、ゆるしてくんろ!!

・ レンくんの話に戻りますけど、そういうレンくんの(ブレたりレイちゃんと惹かれあったりといった)言動のすべてに謎の説得力を与えるアダム・ドライバーさんの超絶演技力よ! 前作の感想にもしつこいぐらい書いたので、今回はほどほどにしたいんですけど、抑えきれないこの気持ち!! 

・ レイちゃんに会ったことで「本当はカイロ・レンを捨てたい、家族のもとに戻りたい」という気持ちがどんどん高まってゆくレンくんの、だけれどそうするにはあまりに多くの命を奪ってきてしまったという苦しみを、最小限の演技でこんなに表現してしまうのかアダム・ドライバーさん! あと、普通にかっこよすぎじゃないのかアダム・ドライバーさん! っていうか、かっこいいを通り越してかわいさが有り余ってないかアダム・ドライバーさん!!!

・ EP7でレイちゃんに惹かれ、EP8でレイちゃんを本格ストーキングし始め、今回EP9ではつきまとっていることを堂々宣言。 「君の行くところは見つけにくいなぁ」とか「でも絶対見つけるから」とか言っちゃうんですよ、本人目の前にして! おまえ・・それアダム・ドライバーじゃなかったら絶対ゆるされてないからな・・・!

・ しょうがない! 恋人のいるいない以前に恋したことすらなかったんだから、距離感つかめないのしょうがない! 好きな人の前でテンパって言わなくていいことまで言っちゃうこと、みなさんにもあるでしょう!わたしにはあります!(※ 憧れの佐野史郎さんを前にした時、勢い余って「佐野さんに会いたくて吉祥寺をグルグル歩いてました」と堂々ストーカー宣言した過去有り)(※ 佐野さんは吉祥寺在住)

・ 黒装束を脱ぎ捨て、ざっくりニットでレイちゃんのピンチに駆けつけるレンくんのかっこよさが限界を突破!レンくんの普段着さいこうだぜ!もっとくれ!そういうのもっとくれ!!!

・ レンくんとレイちゃんの接吻シーン、わたしはありだと思います。 というか、後半まあまあな熱量で「接吻せえ!さっさと接吻してくれ!」と思ってました。 そりゃするわ!すきなもん同士、あの流れだったらするわ! 高まる~!!!!

・ ほんでレンくん、はじめて笑顔をみせるんですよね・・・ いつから笑っていなかったんだろう・・ もしかしたらジェダイの訓練を初めて以来はじめて笑ったのかもしれないなぁと思っただけで涙腺ゆるむのなんのって。 

・ あと、これは後世まで語り継いで行きたいんですけど、レン騎士団に囲まれたレンくんがレイからライトセーバーを受け取って、「・・・ね!」みたいに肩をすくめるシーンのかわいさ、あんなかわいい仕草がこの世にあるでしょうか??? おい世界遺産選定委員会のえらいひと仕事しろよ! これ世界遺産レベルだろ!  あまりの尊さに、劇場に居ながらにして天を仰いで両手を広げたまま昇天しそうになったわたしです。 むしろ、あの仕草を観るためだけに劇場に日参したい。 思い出しただけで泡吹いて倒れそうです。

・ わたしは本作品の評価を5億点とつけているのですが、あのシーンだけで3億点はかたいですね。 あとの2億点はラストに登場した毛玉ちゃんです。
イウォーク顔
(※ たべちゃうぞ!)

・ 自分がここまでカイロ・レン推しになろうとは、EP7の時点で想像だにしなかったのですが、今では立派な強火担です。 寝ても覚めてもカイロ・レン。 人気がなさ過ぎて投げ売り状態だったレンくんのフィギュアーツを購入していた自分を、今日ほどほめちぎりたい日はない・・・! レンくんの話をさせたら5時間ぶっとおしでイケる自信あります。やめろと言われるまでやります。やりましょうか?今からやりましょうか???(やらない)

・ それもこれも、レンくんを演じたのがアダム・ドライバーさんだったからこそ。 レイちゃんが意気投合しちゃったのも、だいすきなハン・ソロを殺したにも関わらず「しゃーないよね・・・」と一定の理解を抱いてしまったのも、むちむちの上半身で挑むビデオチャット(通信手段・フォース)に爆笑どころかキュンキュンしちゃったのも、みーんなアダム・ドライバーさんの魅力が為せる業だったのです。

・ 結論:アダム・ドライバーは存在が罪

・ ポー・ダメロンとはなんだったのか。

・ 腕はすごいし勇気も度胸もあるけど、人の話をきかない独善的なところのあるポーが、レイアに気に入られていたという理由だけで次期将軍に任命されるシステムの謎を解くため、われわれは未知領域の奥地へと向かった・・・!

・ 話をきかないといえば、ポーとフィンが人の話を聞かなさ過ぎてちょいちょいイヤになっちゃいましたね。 話しかけてくるのがレイ以外だった時に「あとでー!」ってシャットアウトしちゃうの、人としてどうなの? 大切なことをまっさきに伝えようとしたダーシー中佐、気の毒じゃね? 

・ あと、C-3POへの当たりが非常にキツイ。 もともとC-3POはそういう(空気を読まないおしゃべりを周りに注意される)役どころではあったけれど、もうちょっといたわりあうシーンが欲しかったです。 邪険にされ続けたC-3POが記憶を消される直前にポーたちを見つめた時でさえ、「なに見てんだよ」って言ってましたからね。 それを受けて「最後にもういちど友の顔を・・」って答えるC-3POの気持ち考えてみなさいよ。 ルークやソロたちとの間にあったような絆がなかった以上、ああいう感傷的なシーンを入れることの方が間違いだったとは思いますが、ほんとつらかった。

・ フィンはポーよりはマシな描写でした。(もちろん充分ではないけれど) フォースを持っていることもきちんと描かれていたし、なにかと「所詮血統主義かよ」と言われがちな『スカイウォーカーの夜明け』において、「だけじゃない」を伝えてくれたことがうれしかったです。

・ もともとわたしは、フォースとは「あらゆるところに存在しているもの」であり、遺伝もあれば突然発生もあるという認識でいたので、前作に出てきた奴隷の少年ブラッグくんもフィンもそれ以外にも、宇宙中にフォースを操れる者は少なからずいて、レイとレンくんはあくまでその中の一部だと思っているのですよね。 その割にはあのふたりが強すぎるじゃねえか!って? しょうがないじゃない!主役なんだから!!!(※ 身も蓋もない発言)

・ あまりすきになれないEP8の中でとても気に入っていたブラッグくんのラストシーンが全く活かされなかったのが、返す返すも残念ですね。 フィン以外にもフォースを感じさせるキャラクターいてよかったのになぁ。

・ で、「血統主義」と書いたので、ついでにその話も。

・ わたしは、レイが「スカイウォーカー」を名乗ったラストシーンに納得しています。 それは、パルパティーンという大物の孫が同じくスカイウォーカーという超大物の屋号を乗っ取ったのではなく、レンくんと結ばれてスカイウォーカー家に嫁入りしたのでもないと思っているからです。 

・ 死ぬほどのダメージを負ったレイを助けるため、自分の命を分け与えたレンくん。 これは臓器移植のようなものだと思うのですよね。 大切な人に生きてもらうための、命のリレー。 レイの中にはレンくんも存在している。 ふたりでひとつのジェダイ・ナイトになった。 だからレンくんは全て与えたあとジェダイとして消えた、消えることがゆるされたのではないでしょうか。

・ もうひとつレイの中に継承されたもの、それはルークとレイアの魂でもあります。 ほとんどやさぐれていただけのルークはさておき、宿敵パルパティーンの孫であることを知った上で、レイの資質を信じ、ジェダイとしての訓練を施していたレイア。 その気高さ、やさしさ、勇敢さはレイの中に確実に生きている。 わたしは、レイがタトゥイーンのラーズ家前で、ルークとレイアというふたりのマスターに見守られながら「スカイウォーカー」を名乗るシーンに涙が止まらなかったし、あえて大きな責任(スカイウォーカー)を背負うという困難な道を選んだレイを応援したいと思った。  あのシーンはレイの覚悟であり、レイがみんなの想いを受け入れた、とても美しい瞬間でした。 そして、せつないシーンでもありました。

・ あとね、レンくんが消えたと同時にレイアも消えたのもグッときましたよね。 レイアは自分のフォースをレンくんに送っていたんですよね。 エクセゴルでのパルパティーンとの闘いで、命をあらかた吸い取られ崖の下に放り込まれたレンくんが這い上がれたのは、レイアの支えがあったからなんですよ。 レイアもまた、レンくんと共にパルパティーンと闘っていたんですよ。 まぁね・・ 欲を言えば、もうちょっと(レンくんがあそこまでこじらせるよりも)早くフォースを送ってほしかった気もしますけどね・・・ ルークがしくじった頃にでもね・・・

・ レンくんの応援がレイアなら、レイちゃんのバックについているのはそう、ジェダイOB会のみなさんです。 

・ 若者のエキスをたらふく吸い込んで調子に乗ってるパルパティーンと、精根尽き果てそうなレイちゃん。 そこに駆けつけた歴代のジェダイ・マスターたち。 こういうイベントが大好物であろう緑のおじいちゃんはもちろんのこと、ジェダイ評議会のみなさんももれなく大集合。 クワイ=ガンもメイス・ウィンドウもアソーカもいたし、オビ=ワンなんかアレック・ギネスさんとユアン・マクレガーさん両方の声で話しかけてくるサービス過多っぷり。 どういうシステムやねん。 

・ 聞き覚えのある声たちが、よってたかってレイちゃんに「がんばれがんばれ」の大合唱です。 いやぁ、あがった!深作欣二監督版『里見八犬伝』のラストで、亡くなった七犬士が「行け!親兵衛!!行け!行け!!」って声援おくるシーンなみにあがるシーンでしたね!

・ だがアナキン、おまえはダメだ。(声援おくる相手ちゃうやろ)

・ それにしても、ベイダー卿にビリビリ跳ね返されて落下したはずのパルパティーン、誰が拾ってたんだろな。 あと、シス後援会のメンバー多すぎ。 30年そこそこでスター・デストロイヤー作りすぎ。 生産体制しっかりしすぎ。 工場どこやねん。 

・ なんかアレですな、エクセゴルのシス神殿にずらっと揃った後援会会員、『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』に出てくる死者の軍勢みたいでしたな。 骸骨ゴロゴロ出てこないのかな。

・ あと、援軍が来なくてレジスタンス壊滅寸前になり、ポー・ダメロンが本当の意味でダメロンになりかけた時、ランド・カルリジアンがヒャッハーしにくるの、めちゃくちゃ『アベンジャーズ/エンドゲーム』でしたね。 左から失礼!!

・ で、その声と共に宇宙を埋め尽くさんばかりに現れる名もなきヒーローたち! なにこれ。 どこのアベンジャーズ? ミラノ号も混じってたりするの?

・ ついでにいうと、パルパティーンが「わたしがシスのすべてだ」ってドヤるのを受けて、レイが「わたしはジェダイのすべてだ」と応えるのも「アイアム アイアンマン」みたいでしたね。 ディズニー節操ねえな!おい!!

・ 続三部作が作られ始めて5年間、わたしを取り巻く環境もいろいろと変わり、最初は拒絶しかなかったハン・ソロの死も、ルークの犠牲も、素直に受け入れられるようになりました。 大人はいつか、子どもよりも先にいく。 いきたくなくてもいく。 でも、それは仕方のないことだし、そうでなければならないことでもある。 大人が思っている以上に子どもは成長してくれるもので、先導していたつもりの大人は並走になり、いずれは見守るだけの存在になるべきなのだろう、と、ルークとレイアの姿を観ながらぼんやり考えました。 自分が何者かわからずただ可能性だけを武器に世界へと踏み出し、責任を負うことで失敗や苦しみや喜びを知り、そんな経験を次世代の子どもたちへ伝え、勇気をもって送り出す。 ルークたちの冒険は、わたしの冒険でもあったのです。

・ 長い旅を終えひとつの役目を終えたわたしの前には、またふたたび新たな旅へ続く道がひらけている。 今度はどんな冒険がまっているのか。 故郷を知らないジャナのような子どもたちが、希望をもって「ホーム」を見つける物語なのだろうか。

不安に負けず進んでほしい。 不安に負けず進みたい。 わたしのそばにいる彼らも、子どもたちのそばにいるわたしも消えることはないから。 

ありがとう、スター・ウォーズ。

フォースはわたしたちと共にある。 どんな時も。




過去の感想
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(エピソード7)
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(エピソード8)
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(エピソード4の前に起きていたこと)


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