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『アーミー・オブ・ザ・デッド』(Netflix独占配信)

2021年05月23日
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一部の人はだいすき、そのさらに一部の人はとってもだいすき、そのまたさらに一部の人はザックの作るものならなんでもどんなんでも多少アレなトコがあろうともだいかんげい、という愛され監督ザック・スナイダーさんの長編映画復帰作となる『アーミー・オブ・ザ・デッド』を観ましたよ!
映画ファンのみなさんは、ザックさんが『ジャスティス・リーグ』を降板せざるを得なかった当時の事情などはご存じでしょうし、改めてご説明する必要もないでしょうが、とにかく世界じゅうのザックファンはこの日がくるのを待っていました。
内容や代役監督によるハラスメントなどで、結局評価がパッとしなかった『ジャスティス・リーグ』を、ザックが再編集して本来の形でリリースするというニュースにも心躍りましたが、やはり観たかったのはオリジナル長編。
急がせる気はないけど、ザックの気持ちが落ち着いたらいつでもまた映画作ってね・・・みんな待ってるから・・・ という静かな願いが、「Netflix独占配信のゾンビ映画で戻ってくる」という吉報で満たされた日のことを、ファンは忘れないでしょう。
忘れないですよね? ・・・えっ?観るまではわからない? だって相手はザックだから?
あなたのよみはおおむねただしい!


あらすじ・・・
始まりはひとりだった。
アメリカ軍が厳重な警備のもと輸送していたコンテナ。 
その中に、それがいた。
不運な事故からコンテナが破損しそれが世に解き放たれた時点で、人類の命運は尽きていたのだろうか。
瞬く間に広がるゾンビ禍を食い止めようと、都市を火の海にするアメリカ軍。
しかし死者の群れには効果がない。 
死んでいる彼らは歩みを止めず、ただひたすらに目の前の肉を貪り食う。
人類は、彼らを囲うしかなかった。 
高い壁を築き、生きたものから隔離するしかなかった。
しかし、隔離されたのは本当に彼らだったのだろうか。
自由を奪われ、政府に監視され、生と死のあいまいな境で一日一日を過ごすしかないのは誰なのだろうか。
我々の命運は、やはりすでに尽きているのだろうか。


ゼウス
AKIRAっぽいマントのゾンビが出てくるよ!名前はゼウスだよ!


(※ 以下最後までネタバレしています)


いやぁ、観るまでわからないといいましたが、これが観たらさいこうにおもしろかったんですよね! 最初のオープニングが!
軍隊がコンテナを運び、コンテナから最初のひとりが外に出てあっという間に軍隊を全滅させると、その眼下にはきらびやかなラスベガスのイルミネーションが一面に広がる。
オッケーエブリワン、それでは聴いていただきましょう、ビバ・ラスベガス!
粋な音楽とともに描かれるのは、ザック印ともいえる美麗なスローモーションによるゾンビ禍。
そこから主な登場人物の紹介とラスベガス封鎖までを一気にダイジェストで魅せてしまうこのオープニングの、なんと贅沢でなんと濃厚なことか。
もうこの時点で、「おかえりザック!今回も優勝だね!」と思いましたよぼかぁ。
いや、この時点では。
なんでしょうね、ザックはね、いっつもオープニングだけなら優勝なんですよ。 
めちゃくちゃに状況説明がうまいし、はちゃめちゃにかっこいいし、どちゃくそワクワクするんです、オープニング。
ちがうちがう、それ以外がダメなんて言ってない。 むしろわたしはザックだいすきですからね。最初に書いたやつのなかだと三番目のアレですもん。
実際、べつに悪くはなかった。 オープニングからあとも、悪くはなかった。
鑑賞前にはおたのしみ倍増要素でしかなかった2時間半弱の本編時間が、観終わる頃には「中身薄々なのにどうしてこんなに長くなってしまったのか・・・」というマイナス要素に変わっていた哀しみがあったぐらいで。

まず、物語のエンジンである動機がうすい。
封鎖されてしまったラスベガスにカジノを所有していたブライ・タナカこと真田広之は、腕に自慢アリな人たちに声をかけ、地下の金庫に置いてきたままの現金2億ドルの回収を依頼します。
ちなみにこの2億ドルは保険会社で補償済みなので、別に回収しなくても痛くないんですよ。
ただ、存在しないことになっているお金なので、もし手元にあれば非課税だわ申告不要だわでウハウハじゃないですか。濡れ手に2億ドルじゃないですか。日本円で210億ぐらいじゃないですか。一億でいいからわけてほしい。わるいようにはしないから。

で、無事回収できたら4分の一の5000万ドルをくれるという話にのり、以前ラスベガスからのサバイバルに成功していた猛者たちが、ゾンビがうじゃうじゃいるかの地へと戻ることになるのですがおやこれなんか観たことあるな。
得体のしれないものどもがわんさかいる危険な場所に腕自慢たちが乗り込まされるやつ・・・あるじゃん・・ 対エイリアンとか対無法者とか対ゾンビとか対おばけとか・・・すげえありがちなやつじゃん・・・
まぁね!舞台はありがちでも、大事なのはそこに向かう理由ですからね!そこにドラマがあるわけですから!
よし、じゃあチーム猛者のごきげんなメンバーを紹介していくぜ!

猛者その1・ウォード(取り分1500万ドル)
ラスベガスを脱出してから飲食業でほそぼそやってたけど、あんまりやりがいないし私生活もどん底だし、たとえ回収に失敗して死んでもこのままバーガー焼いてるよりはマシだから。
猛者その2・ウォードの仲間のマリア(取り分1500万ドル)
ラスベガスではめちゃくちゃ人助けしてたから、たまには自分の一攫千金のために動いてもいいかなって。
猛者その3・ウォードの相棒のヴァンデルローエ(取り分1500万ドル)
せっかく命からがら脱出したラスベガスに戻ることの意味はわからないけど、同じ人間をゾンビというだけで殺しまくってきた自分の魂を浄化するチャンスかも。
猛者その4・ヘリ操縦士のピーターズ(200万ドル)
今の人生に心底うんざりしているし、大金があれば人生が一変するはず。
猛者その5・YouTuberのグーズマン(50万ドル)
ゾンビを撃ち殺す様子を動画配信してるけど、もっとお金がほしいから。
猛者その6・鍵屋さんのディーター(25万ドル)
超尊敬する金庫職人が作った伝説の金庫を開けてみたいから。
猛者その7・グーズマンの仲間のチェンバーズ(要相談)
グーズマンがお金をわけてくれるから。
猛者その8・カジノの警備責任者のマーティン(無給)
タナカさんの部下だから。
猛者その9・隔離区域に住むコヨーテ(不明)
ラスベガス真横に作られた隔離区域で暮らしていてかなりの事情通だから。
猛者その10・隔離区域の監視員のカミングス(2万ドル)
お金がほしいから。

理由うっすいな! っていうかこれほんとに猛者の集まり?最初の3人ぐらいしか猛者いなくない?こんな装備でだいじょうぶか?
あと、5000万ドルの割り振り方はウォードに一任されていたのですが、だいぶ気まぐれに決めとるな。 
ヘリが高額なのはわかるけど、金庫破るのも相当大役じゃないですかね。
観客はこの内訳を知っているので、あとあとこの偏りのある配分が猛者たちにバレてひと悶着起きるのではないか、いや、むしろ起きてほしいと心配で胸がワクワクしてしまいました。
(※ バレませんでした)

お金が欲しいというならそれだけで充分な気もしますし、仲間を失いながらもせっかく脱出できたラスベガスに戻るにはまったく足りない気もしますが、とりあえずヴァンデルローエさんの「自分の魂を浄化できそうだから」は完全に意味がわからん。自分でも「戻る意味がわからない」って言っちゃってるし。あれかな?一種の連れション感覚なのかな?友達みんな行くし・・・みたいな?

さてさて、「やばい、このままじゃあドラマが薄すぎる」、そうお考えのみなさんご安心ください。
ここからが本作一番のドラマ、いやむしろ本作唯一のドラマであり、きっとザックさんがもっとも伝えたかった部分ですよ。

ウォードさんには娘のケイトさんがいました。
ケイトさんはゾンビ禍で危機一髪のところをウォードさんによって救い出されました、が、その方法というのは「ゾンビとなり自分を襲おうとしていた母を父であるウォードが撃ち殺す」というとても非情なもので、しかもウォードさんは愛する妻を手にかけたショックと、妻に似ている娘を直視できないという理由から、脱出以降娘と距離を置くようになっていたのです。
本当なら、父親として、唯一の肉親として、母を失った娘をそばで支えるべきだったでしょう。
しかしウォードさんは弱さから逃げてしまった。 向き合うことを恐れてしまった。
現金回収作戦実行にあたり、死を覚悟していたウォードさんは自分の取り分をケイトさんに与える約束をします。
それは彼なりの罪滅ぼしであり、純粋に現金だけではなく彼の命がけの行為そのものが、親として子に与えられる最後の財産だと思ったからなのではないでしょうか。
正しいかどうかわからないし、誰に判断できるものでもない。 
命ある限りそばに居続けること、愛情や言葉やいろいろな記憶をともに作ることこそが、のちのちの財産になるのではないかとわたしは思いますが、ザックさんがこの父親に重ねた想いは理解できます。

クライマックス、劇中ほぼずっと反発していたケイトさんは、ゾンビに噛まれ瀕死の重傷を負ったウォードさんに駆け寄り謝罪しようとします。
しかしウォードさんはそれを遮り、彼女を肯定するのです。
「おまえは自慢の娘だ、愛しているよ。今まですまなかった。わたしは臆病だった」
この最後のやりとりは、ザックさんが娘さんにかけたかった、交わしたかった言葉だったのかもしれない。
ウォードが死ぬことを恐れなかったのは、主人公であるウォードが最後に死んでしまうのは、自分は死んでもかまわないから娘に生きていてほしかったというザックさんの悲しみのような気がして、とても胸がいたみました。

わからんではない。
その想い、その願い、わからんではないがザックよ、そういう方向にもっていきたいならもうちょっと、ケイトさんのキャラ描写にやりようがあったのではなかろうか、なあザックよ。
父から娘への悔恨の念、娘に託したかった未来は充分伝わってくるものの、いかんせんケイトさんの我が強すぎるんですよ・・・! マジで強い・・・! ぜんぜん取りつく島などなし!島があったとしても波が激しすぎて接岸不可!
支えてほしかった時、父親に避けられるというのは相当つらいと思いますが、かあちゃんとラブラブだったんだからとうちゃんもとうちゃんなりに落ち込んでるって想像してほしいし、謝って歩み寄ろうとしているとうちゃんにチャンスをあげてほしい・・・根は悪い人じゃないんだし・・・(※ あくまで想像)

初登場シーンから正義感の強さが全面に押し出されるのはいいものの、やりすぎて独善的になっちゃってるケイトさん。
シングルマザーの友達が、お金を集めにラスベガスへ忍び込んだまま帰っていないことを知った時なんて、案内役だったコヨーテさんをグーで殴り飛ばしますからね、問答無用で。 事前の質問など無論ない。 
ケイトちゃんはアレかな?考える前に拳が出るタイプなのかな?
子どもがいる人を危険な場所に案内したことを責めるケイトさんですが、のちにシングルマザー本人がコヨーテさんに「子どもはいない」と噓をついていたことが判明。
もちろん、コヨーテさんも子どもを残す可能性がある人を案内する気などありませんでしたからね。
よし、ケイトちゃん、謝ろう、謝っちゃおう、コヨーテさんめっちゃ血吐いてるし、下手したら歯も折れてるかもだし、勇気出して謝っちゃおう?
(※ 謝りませんでした)

現金回収に向かう父親に、自分も友達救出のためラスベガスに行くと宣言するケイトさん。
当然のことながら反対され、「友達の特徴を教えてくれたらオレが助けてくるから」と提案されますが、「信用できないから却下」とけんもほろろなお返事。
「お前が連れて行かないというならわたしはひとりで行くだろう。 ただしわたしがひとりで行ったらどうなるかわかるな? そこにあるのは確実な死だ。 守りたいか? 娘を守りたいなら一緒に行くしかあるまい」
言い方は遠回しですが、要するに「これは依頼ではない、命令だ」っていういつものやつですよね。 
ケイトちゃんはアレかな? アクション映画に出てくる政府高官なのかな?

選択肢を用意されないウォードさんは、渋々「ラスベガス内では絶対自分の目の届く場所から離れないこと」を条件にケイトさんの同行を許可するのですが、もちろんその後離れます。
なんつうか、ここにきてまたこれなのか、という失望がありましたよね。
過去に散々作られてきた「子どもを持ち上げたいのか落としたいのかわからんシリーズ」なのか、と。
またもや「言うことを聞かない生意気な子どもが大人たちの計画を狂わせ大惨事」のやつなのか、しかもそれがザックの新作なのか、と遠い目になりました。
弱い存在である子どもを助けて、未来ある存在である子どもに託すという物語に異論はないんですけど、本作の場合ケイトさんさえついてこなければ成功してた可能性大じゃないですか。
単独行動の末、生きたまま捕まっていた友達を見つけますけども、なんで生かされていたのかもわからない(その後捕まったカミングスはすぐ食べられちゃった)ですし、「助け出すために生きていた」だけ、必然性もなにもないただの「物語の都合上」じゃないですか。
実際、ケイトさんがお父さんの仲間の命を犠牲にして助け出した友達は、無事救出用のヘリにこそ乗り込むものの、結局ヘリ自体墜落してしまいあっけなく死亡。 
奇跡的に助かったケイトさんが友達の安否を確認する様子はなく、カメラも友達の生死をきちんと映しません。 
だってもう必要ないから。 友達の存在意義は「助け出した」時点でその役割を終えていたので、その後生き続ける必要がない。 
それはそうかもしれないけど、引き換えに失った命を思うとあまりに無意味すぎてゾっとしますね。

ということで、動機もうすい、キャラクターの掘り下げ方も浅い、既視感あふれる舞台設定の中、観たことあるような奮闘や犠牲がなんとなく繰り広げられ、これまた観たことあるようなオチで幕を下ろした『アーミー・オブ・ザ・デッド』。
冒頭のあたりで「オープニング以降もわるくはなかった」としたわりには、いまひとつな感想しか書いてきませんでしたが、マジでこれ多くの可能性に満ちた作品だったとは思うんですよ。
チーム猛者を集めるくだりなんかテンポよくて出てくる面々もかっこよくて期待があがりましたし、二種類のゾンビの描き分けも興味深かった。
日光を避けるほどの知恵がなく、とにかく肉を食うだけのゾンビ・通称シャンブラーが長年太陽にさらされた結果干からびていたり、日陰にいたやつも休眠状態に陥っているという設定なんていいじゃないですか。
しかも、その日干しのシャンブラーはひとたび雨が降ろうものならものの数時間で復活するそうですし。
これはきっと物語終盤雨が降るに違いない。 
やっとこさ動いてるやつをやっつけたと思ったら雨が降っちゃうんだ! ほんでめちゃくちゃな量のシャンブラーがムクムク起きだして万事休すになっちゃうんだ! たのしみだなぁ!
(※ 降りませんでした)

もうひと種類の知能を持つゾンビ・通称アルファ。
最初のひとりに噛まれることで、人はアルファになり、アルファが噛んだ人はシャンブラーになるというゾンビヒエラルキー、いいじゃないですか。
アルファは知能があるので、ラスベガスに忍び込む人間をゾンビ化したトラに監視させたり、生贄を捧げて従順さを示した人間にはある程度の散策を認めたりと、ラスベガスの秩序を保つ活動をしているんですよね。 すごいなぁ!食って寝るだけのシャンブラーとはわけが違う! もはやヒト!
で、最初のひとりはアルファを作る際、パルクール経験者とか格闘技経験者とかそういう人をスカウトしてるのか、とにかく彼らはものすごく俊敏で、普通に頭なぐっときゃ死ぬみたいな戦闘にならないんですよね。 クルクル回ったりすんの! 銃弾もよけるし!
必要とあらば統率された軍隊のように働くとされ、一度それらが始まれば地獄と評されたアルファたちですから、これはきっと物語の終盤には号令をかけられたアルファたちがザックの代表作である『300』ばりに総攻撃をかけるのだろうなぁ! 胸がおどるなぁ!!
(※ 『ドーン・オブ・ザ・デッド』程度でした)

アルファの生みの親である最初のひとりはゼウスといい、オリンポス(というホテル)に居を構えています。 
万能の神ゼウスはひとりのアルファを女王とし、彼女との間に子をもうけます。
死んでいるのにどうやって子をもうけたのか、もしかしたら子を孕んでいる女性を噛み、疑似家族になろうとしたのか。
コンテナから出てきたときには短かった髪がそこそこ伸びていたので、ゼウスはゾンビに感染させる要素をもつ特殊な生き物なだけかもしれません。
いかんせん、せっかく謎の特色の謎の生き物として出てきたのに、知能を駆使してヒトを欺くだとか、アルファを率いて頭脳戦をしかけるだとか、ゼウスだけは死なないだとかそういうかっこいいやつは無く、もっぱら嫁だいすき描写しか出てこないので実質ただの愛妻家でしたから、まあその、もったいなかったですね。 あ、そういえばゼウスだけ頭撃ち抜かれないように鉄のお面つけてた! すごいねぇ!ゼウスくんはかしこいねぇ!!!

多くの「可能性」を普通にバンバン殺して終わってしまったことが、正直残念です。
まさか続編狙っててその辺の要素温存してるんじゃないよな・・・
その答えになるかどうかわかりませんが、すでに前日譚はアニメーションと実写で準備中だったりするんですよね。 
前日譚とスピンオフなので、今回の要素がどこまで回収されるのかわかりませんが。


(※ アニメ版のテレビシリーズ)

アーミー2
(※ 実写の方。 ネトフリにタイトルだけはありました。 役名の中にグウェンドリンとあったので、ディーターさんの勤める鍵屋さんがメインになるのかな?)


ザック監督の作る映画はだいすきですし、復帰も大歓迎です。
ザック版『ジャスティス・リーグ』も首を長くして待っています。
本作がわたしにとってがっかりな部分の残る作品だったことも事実ですし、勝手に期待しすぎたのかもしれませんが、それでもおもしろい部分はオープニング含めありました。
景気のいい人体破壊も、人体の仕組みそんなんと違うやろ?というレベルで過剰に湧き出る血液もよかったです。
ゾンビ虎とゾンビ馬の、顔半分白骨化した造形のかわいいことよ・・・
ゼウスのビジュアルはAKIRAワナビーなのかな?ぐらいでいまひとつパッとしませんでしたが、女王の女王然とした面構えはすごくよかったですね。
全盛期の吉田沙保里さんをほうふつとするような重心の低さと股関節の柔軟さ、機会があったらぜひ真似したいものです。
充分な予算と権限を与えられてゾンビ映画が作られる状況は喜ばしい限りで、あくまでわたしにとって尻すぼみだっただけですので、本作を心から気に入る方が多ければいいなぁと思いますし、これからも変わらずザック監督を応援していきますよ!
なにはともあれ、おかえり、ザック!!



- 追記 -

・ 雨降らないのかよ!!(本日二度目)

・ 核爆弾で都合の悪いことを消し去るというバタリアン方式だったので、もちろん最後もバタリアン方式で雨が降ると思うじゃないですか! ちゃんとしてよザック!!

・ その作戦実行日を独立記念日(7月4日)に決めて、「究極の花火をぶちあげたるで~!」と発言しちゃうアメリカ大統領、相当ヤバい。 脚本を書いた人、誰か特定の人でも思い浮かべてたのかな? 髪の毛の分け方が独特な誰かかな?

・ で、さすがに人権団体の抗議活動が活発化しちゃうんですけど、計画を止められない前に実行したれ! とばかりに計画を大幅に繰り上げて、あと90分で爆弾が落ちます。 っておかしいやろ。アメリカの指揮系統おかしいやろ。 特定の誰かを思い浮かべてたとしてもはげしすぎるやろ。

・ アルファの説明の時、「最初のひとりに噛まれたらアルファになるんだけど、なぜだかオリンポスに連れていかれた人はみんなアルファになって出てくるのよね」って言ってたやつおったけど、なぜもなにもそれゼウスがオリンポスにおるってことやないか。 脚本を書いた人、疲れてたのかな・・・?

・ 金庫破りに成功し、みんなでお金をバッグに詰め大いに盛り上がっているさなか、突然ウォードさんにブチ切れるマリアさん。 「わたしはお金目当てでついてきたんじゃないわ!まぁお金ももらうけど・・・ わたしはあなたとの間に特別な何かを感じていたのよ!なのにずっと私を避けてたじゃない!」 

・ いや、気持ちはわかるけどなんで今キレた? 主人公との恋愛を匂わせたこのあとすぐゾンビに殺されちゃうので、エモさを醸し出したかったのかもしれないですけど、退場の仕方あんまりじゃない? 脚本を書いた人、疲れてたのかな・・・?

・ 実はマーティンはただの護衛ではなく、アルファの女王の血液サンプルを持って帰ることが目的で、コヨーテさんも隔離区域から避難キャンプに連行されていった仲間たちを救うのと引き換えに、マーティンに協力していたんですけど、捕獲した女王の首を切り落としたマーティンに「血だけだって言ったじゃん!」と怒ってて、いやそれ捕獲した時点でめっちゃ女王叫んでたし、なんだったら護衛のアルファもそばにおったし、仲間呼ばれて終わりじゃね? と小一時間問いたい。 脚本を書いた人、疲れてたのかな・・・?

・ 映像の作り方に贅沢さを度々感じた本作でしたが、もっとも贅沢だったのは真田広之さんの使い方だったかもしれません。 真田広之が、あの真田広之なのに、ソファーにガウンでテレビ見てるだけなんですよ? そんなことあります? いかにもケン・ワタナベがやりそうな、白スーツ着て前フリだけする謎の日本人をやらせて終わりだなんて。 ある意味すごいですよ、真田広之なのに。

・ 脚本を書いた人(略
 




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